ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 931481
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

大雪山(姿見→旭岳→間宮岳→中岳温泉→裾合平)

2016年08月01日(月) [日帰り]
 - 拍手
miyashi8315 その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:08
距離
11.6km
登り
896m
下り
889m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:20
休憩
0:47
合計
7:07
7:44
25
8:09
8:11
80
9:31
9:32
17
9:49
10:01
76
11:17
11:21
2
11:23
11:24
20
11:44
11:49
35
12:24
12:46
48
13:34
13:34
76
14:50
14:50
1
14:51
ゴール地点
天候 曇のち雷雨
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
旭岳ロープウェイはこの時期平日は朝6時半から15分ヘッドで運行されています。有料駐車場・無料駐車場あり。我々は宿泊していたホテルに駐車。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はなし。旭岳東側にコース上100m程度の雪渓が残っていました。視界不良時は読図必須。
その他周辺情報 旭岳ロープウェイ山麓駅周辺は旭岳温泉街です。
ロープウェイ山麓駅から旭岳を望みます。頂上付近ガスってます。
1
ロープウェイ山麓駅から旭岳を望みます。頂上付近ガスってます。
旭岳ロープウェイの施設は綺麗でした。
旭岳ロープウェイの施設は綺麗でした。
本日朝の時点での天候が表示されています。
本日朝の時点での天候が表示されています。
ロープウェイ車窓より南側にトムラウシを望みます。
1
ロープウェイ車窓より南側にトムラウシを望みます。
姿見駅が見えてきました。
姿見駅が見えてきました。
数日前に裾合平周辺でヒグマ目撃情報ありです。
数日前に裾合平周辺でヒグマ目撃情報ありです。
さて、ここからログスタートです!旭岳は頂上こそガスってそうですが、綺麗に見えています。
さて、ここからログスタートです!旭岳は頂上こそガスってそうですが、綺麗に見えています。
沿道にはハイマツとナナカマドです。標高1600m程度ですが、森林限界は既に超えています。
沿道にはハイマツとナナカマドです。標高1600m程度ですが、森林限界は既に超えています。
このあたり周遊路は非常に整備が行き届いています。
このあたり周遊路は非常に整備が行き届いています。
ミヤマリンドウ
イワブクロでしょうか?
イワブクロでしょうか?
水場近くにはバイケイソウ
水場近くにはバイケイソウ
姿見の池です。逆さ旭!
1
姿見の池です。逆さ旭!
ふと斜面を見るとお花畑
ふと斜面を見るとお花畑
ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマアキノキリンソウ
トムラウシを横目に登って行きます
トムラウシを横目に登って行きます
後ろを振り返ると一面の緑の絨毯
後ろを振り返ると一面の緑の絨毯
ハイマツもなくなり、火山岩を登って行きます
ハイマツもなくなり、火山岩を登って行きます
勾配がだんだんきつくなります
勾配がだんだんきつくなります
左手は地獄谷。ものすごい音とともに噴煙が上がっています。硫黄の匂いもします。
左手は地獄谷。ものすごい音とともに噴煙が上がっています。硫黄の匂いもします。
この先はガスエリアに突入です
この先はガスエリアに突入です
ガスの中を頂上目指します
ガスの中を頂上目指します
金庫岩はガスの中です
金庫岩はガスの中です
まもなく頂上
北海道最高峰、旭岳山頂に到着!
1
北海道最高峰、旭岳山頂に到着!
三角点ゲット
13℃です。
旭岳(2291m)ここで、食事をとります
2
旭岳(2291m)ここで、食事をとります
ほとんどの方がここでピストンですが、我々はさらに奥を目指します。
ほとんどの方がここでピストンですが、我々はさらに奥を目指します。
視界20mといったところでしょうか
視界20mといったところでしょうか
雪渓が見えてきました。今年は残雪が多いようです。
雪渓が見えてきました。今年は残雪が多いようです。
視界悪く、引き返すか少し躊躇しましたが、ツボ足でなんとかいけそうです(引き返していった人もいました)この状況、読図できない方は行くべきではないと思います。
視界悪く、引き返すか少し躊躇しましたが、ツボ足でなんとかいけそうです(引き返していった人もいました)この状況、読図できない方は行くべきではないと思います。
ホワイトアウトのような状態。奥で人の声がしたので、行ってみると先行されていた外国人の方が本来のルートより北に向かっておられました。
ホワイトアウトのような状態。奥で人の声がしたので、行ってみると先行されていた外国人の方が本来のルートより北に向かっておられました。
合流し、私のGPSで一緒に軌道修正し、間宮岳へのルートに合流。
2
合流し、私のGPSで一緒に軌道修正し、間宮岳へのルートに合流。
途中まで道が一緒だったので、一緒に間宮岳に登ることに
途中まで道が一緒だったので、一緒に間宮岳に登ることに
旭-間宮のコルにて後ろを振り返る。我々は右奥(旭岳)からきました。
旭-間宮のコルにて後ろを振り返る。我々は右奥(旭岳)からきました。
ガスが晴れて、熊ヶ岳がお目見え
ガスが晴れて、熊ヶ岳がお目見え
後旭岳方面は小さなゼブラ模様
後旭岳方面は小さなゼブラ模様
熊ヶ岳カルデラ
間宮岳広いはテーブルランドのようになっています。
間宮岳広いはテーブルランドのようになっています。
北海岳方面との分岐。我々は北(中岳分岐)へ向かいます
北海岳方面との分岐。我々は北(中岳分岐)へ向かいます
御鉢平、まだガスっていますが、ここから絶景が続きます。
御鉢平、まだガスっていますが、ここから絶景が続きます。
間宮岳ピーク
楽しい稜線歩き!テンションMAX!
楽しい稜線歩き!テンションMAX!
御鉢平のガスが晴れていきます
1
御鉢平のガスが晴れていきます
中央奥が黒岳、左が凌雲岳かな
1
中央奥が黒岳、左が凌雲岳かな
このあたり、お花もたくさん咲いています
このあたり、お花もたくさん咲いています
こんなところにも虫はいます。短い夏ですね。
こんなところにも虫はいます。短い夏ですね。
イワギキョウ
中央左は北海岳
中岳分岐に到着!
中岳分岐に到着!
ここで、豪雨が降り出します
ここで、豪雨が降り出します
御鉢平は決して入ってはいけません。有毒ガスが発生しているようです。
御鉢平は決して入ってはいけません。有毒ガスが発生しているようです。
スペインの方とはここでお別れ。北鎮岳に寄って、黒岳の方へ行かれるようです。
スペインの方とはここでお別れ。北鎮岳に寄って、黒岳の方へ行かれるようです。
お花畑、ハイマツ、雪渓のコラボ
お花畑、ハイマツ、雪渓のコラボ
土砂降りでわかりにくいですが、ライオンキングのような岩があります
1
土砂降りでわかりにくいですが、ライオンキングのような岩があります
雨もあがり、ハイマツの稜線上を西へ進みます
雨もあがり、ハイマツの稜線上を西へ進みます
目指す裾合平が見えてきました。絶景!
目指す裾合平が見えてきました。絶景!
旭岳頂上付近が見えてきました。この角度は姿見からは見えないはずです。
1
旭岳頂上付近が見えてきました。この角度は姿見からは見えないはずです。
稜線は終わり、谷の方におります。ここで、今から登るというパーティーにすれ違いました。すごい。。。
稜線は終わり、谷の方におります。ここで、今から登るというパーティーにすれ違いました。すごい。。。
ほどなく中岳温泉到着
ほどなく中岳温泉到着
ここからブクブク湧き出ています。めちゃくちゃ熱いイメージですが、触ってみるとおそらく60℃前後です。
ここからブクブク湧き出ています。めちゃくちゃ熱いイメージですが、触ってみるとおそらく60℃前後です。
思わず足湯、そして顔洗います。ものすごい硫黄の匂い。誰も来ない秘湯です。癒されました。
2
思わず足湯、そして顔洗います。ものすごい硫黄の匂い。誰も来ない秘湯です。癒されました。
一応看板もあります
1
一応看板もあります
沢沿いを下って行きます
沢沿いを下って行きます
エゾノリュウキンカと雪渓
エゾノリュウキンカと雪渓
ハイマツと旭岳
裾合平到着
ものすごいお花畑に言葉を失います
ものすごいお花畑に言葉を失います
コエゾツガザクラ
コエゾツガザクラ
様々な色があって綺麗です
様々な色があって綺麗です
こちらは白一色
チングルマパラダイス!
チングルマパラダイス!
エゾコザクラでしょうか
エゾコザクラでしょうか
チングルマと旭岳
チングルマと旭岳
途中気持ちのいい木道も整備されています
途中気持ちのいい木道も整備されています
沼ノ平への分岐
しかし、ここから雷雨が。ルートは川のようになっています。
しかし、ここから雷雨が。ルートは川のようになっています。
ナナカマド林。このあたりはヒグマの生息地です。
ナナカマド林。このあたりはヒグマの生息地です。
このような小さな雪渓を何度か渡ります。ツボ足で問題ありません。
このような小さな雪渓を何度か渡ります。ツボ足で問題ありません。
鈴鹿のカレンフェルトのような光景です。
鈴鹿のカレンフェルトのような光景です。
もはや靴はドボン状態。途中から諦めました。
1
もはや靴はドボン状態。途中から諦めました。
鏡池まで帰ってきました。
鏡池まで帰ってきました。
お疲れ様でした。
2
お疲れ様でした。

装備

個人装備
長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ ポール
共同装備
長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ ポール

感想

 今年は昨年の八ヶ岳遠征からもう少しレベルを上げて北海道に遠征です。2泊3日の弾丸スケジュールですが、もちろん大雪山は中日に設定しました。
 平日だったこともあり、登山道は比較的空いていました。とはいっても普段のマイナー登山の数十倍の人はいました。
<姿見から旭岳山頂>
 とても整備されたルートで、危険箇所はありません。後半は火山岩の急登が続き、浮石もあり、気をつけなければいけません。振り返れば姿見をはじめ、絶景が広がっています。右手はトムラウシを眺めながら登ることができます。天候がよければ、十勝連峰まで見えるはずです。八合目あたりからガスっており、先が見えなかったため、長く感じました。
<旭岳から間宮岳>
 旭岳から東はほとんど人がいなくなります。2、3のグループとすれ違う程度です。コルまではかなりの急斜面で、正規ルートは溝っぽくなっていますが、歩きづらかったため、その10m程北を下って行きました。下部は雪渓となっており、今回はガスも重なり、コンパス、GPSがなければどこを見ても真っ白で方角を失います。数人のパーティーが雪渓で諦め、引き返して来られました。また、1人、誤って熊ヶ岳の方の雪渓までいったと思われる男性の方が引き返して来られ、すれ違いました。今回、雪渓の前でやや躊躇していると、外国人のソロの方がスタスタと雪渓のガスの中に消えていかれました。気になりついていくと100m程いったところで、真っ白な中で地図を広げ、ルーファイされていたので、私のGPSでルートの修正し、少し南へ進路を変え、間宮岳へのルートに一緒に復帰しました。その後、ガスは晴れ、間宮岳までなだらかな上り坂をお互いカタコトの英語(スペイン人の方でした)で話しながら進みました。
<間宮岳から中岳温泉>
 最高の稜線歩きができました。このときばかりは天候もよくなり、御鉢平と周辺の大雪山系の山々を望むことができました。今回はこの1時間のために京都から来たと言ってもよいかも知れません。旭岳で引き返していたら、この絶景は一生見ることはなかったかもしれません。道はよく整備されています。
<中岳温泉→裾合平〜姿見>
 温泉はかなり秘境感がありますが、小さいので、裸になっても寝そべらないと入れません。今回は足湯にしました。温度は源泉と雪渓の雪解け水が良いバランスで混ざり、最高の湯加減でした。姿見まではよく整備された登山道で、何箇所か雪渓を渡りますが、気をつければ問題ありません。ただし、ヒグマの生息地となるため、熊よけは必須です。また、裾合平のお花畑と旭岳のコラボのスケールの大きさには感動しました。北の大地ならではの光景だと思います。裾合平の途中から雷雨となり、姿見までかなり長く感じましたが、天候がよければ気持ちのよい散歩道となると思います。

今回、寒さ対策としてアーマーの上にモンベルのクリマプロを着ていき、さらにユニクロのウルトラライトダウンも持参しましたが、ウルトラライトダウンの出番はありませんでした。帰りの雷雨もクリマトップ+カッパで十分保温できました。

達成感のある、満足のできる山歩きができました。下山後は旭川でジンギスカンを食べました。今日も山の神様に感謝。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:796人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 大雪山 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら