日没にご来光! 笠ヶ岳


- GPS
- 28:21
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 2,255m
- 下り
- 2,282m
コースタイム
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 7:39
天候 | 1日目 午前中は快晴で、午後からはガスっぽくなり、雲が沸き立つ感じでした。雨は夕立含め、降りませんでしたが、小屋の方の話ではここしばらくは午前中は晴れで、午後はガスや雨(夕立)が続いていたそうです。風は無風または微風で、気温は高めでした。日差しはきつかったです。 2日目 午前中、快晴。ただし風がほとんどなく、気温上昇のペースが前日より高かった気がします。日差しもきつかったです。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新宿都庁前 2300発(前日8/5出発) 新穂高温泉バスターミナル 515着 復路:濃飛バス (890円) 新穂高温泉バスターミナル 955発 平湯温泉 1028着 濃飛バス (2370円) 平湯温泉 1110発 (特急 松本行) JR松本駅 1250着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆新穂高温泉バスターミナル〜笠新道入口 約3kmほど、舗装または簡易舗装の林道を進み、標高差300mほど稼ぎます。 笠新道入口には水場があります。 ◆笠新道入口〜杓子平 急登で標高差1100mほど稼ぎます。基本的にひたすら登りです。 ルートははっきりしており、迷う心配はありませんが、南に面し、かつ樹林が 疎らなため、槍・穂の展望はよいですが日差しがきついです。 足元はしっかりしていますが、ルート上に石が積み重なっている場所も多く、 注意が必要です。 ◆杓子平〜笠新道分岐(稜線) 杓子平でようやく笠ヶ岳に連なる稜線を見ることができます。 最初は比較的緩やかな傾斜で稜線に向かってとりつきますが、すぐに傾斜を増し、 高度を上げながら、標高差300mを稼ぎます。 足元はしっかりしていますが、稜線直下はやや急なので転滑落注意です。 なお、登りの時は問題ないですが、下りの時は登山道に並行している、涸れ沢に 誘い込まれる可能性があるため、注意が必要です。 ◆笠新道分岐〜笠ヶ岳山荘 稜線歩きとなりますが、若干のアップダウンがあります。ひたすら長いです。 足元はしっかりしていますが、稜線が細っているところや、ルート下が 切れ落ちているところもあるので、悪天候時は通行注意です。展望はよいです。 山荘直下のテン場直前あたりから、最後の登りがきついですが、それを 登り切れば、山荘に到着します。 山荘では売店もあり、コーヒー、ビール、すいかなどが販売しています。 水については補給可能ですが、雨水利用なので、それほど潤沢ではありません。 ◆笠ヶ岳山荘〜笠ヶ岳 標高差100mほど九十九折りにあがります。ルートは明瞭で傾斜もそれほど ありませんが、少々浮き石が多く、転倒には注意です。 山頂からは360度の展望が得られます。 |
その他周辺情報 | ◆新穂高温泉バスターミナル前には、新穂高センターがあり、観光案内所があり(登山届・下山届提出可)、トイレもあります。 ◆平湯温泉バスターミナル(アルプス街道平湯)には、土産物屋・レストラン・入浴施設があります。入浴施設は大人600円で利用可能です。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
ナイフ
カメラ
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備考 | ◆日焼け止めは必携です。 ◆水は、笠新道入口から3.5リットルを担ぎ上げました。 なお、消費は上下とも1.5リットルずつでした。 |
感想
笠ヶ岳は、もともと7月に計画していましたが、家庭の事情と天候不良でずれ込んでしまいました。しかも、今年は梅雨明け後も、天気がはっきりせず、やきもきしながら天気予報を眺めていましたが、ようやく天候が安定して、素晴らしい山行になりました。
何より、日没・日の出とも素晴らしい光景を見ることが出来、夏山の醍醐味を存分に味わうことができました。特に日没はガスガスの中を頑張った甲斐があり、素晴らしい雲の饗宴でした。
関東在住者からすると、上高地と違って、新穂高温泉はちょっと足の便が悪く、車で行くのは、往復の運転はもちろん、駐車場確保からして厳しい(実際、駐車場はどこも満車でした。前乗りでもしない限り普通に行ったら厳しいかと)ので、結局はバスで行くことに。自由度は落ちますが、結果的にはこの方が単独行では良かったです。
天気図も見ながら、予報晴れを確信したので、標高差1800mを考えて、軽量化を徹底し、靴もトレランシューズにしました。足首のホールドだけ心配でしたが、結果的には大した故障もなく下りてこられました。もっとも、雨が降ったら悲惨でしたが。
水は、山荘が天水利用ということもあり、万一を考えて、3.5リットルと多めに担ぎあげましたが、結果的には往復これでお釣りが来ました。
新穂高温泉から平湯方面へのバスは、おおよそ1時間に1本出ていますが、乗り継ぎがよい955発に間にあわせるため、途中から林道を走ることに。トレランシューズが思わぬ形で役に立ちましたが、さすがにきつかったです。もっともその甲斐あって、ギリギリ間に合いました。
諸事情により、なかなか3000m峰にホイホイ行けなくなっていますが、改めて山の素晴らしさを噛みしめることのできた山行でした。
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