白山 反省と感謝の山登りでした

2016年08月14日(日) [日帰り]

• GPS: 11:30
• 距離: 21.2km
• 登り: 1,582m
• 下り: 2,033m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:54
• 休憩: 3:35
• 合計: 12:29

距離 21.2km 登り 1,605m 下り 2,043m

6:29 別当出合
7:06 7:22 中飯場
8:01 8:02 別当覗
8:36 9:01 甚之助避難小屋
9:22 9:30 南竜分岐
10:17 10:41 黒ボコ岩
10:47 10:53 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
11:13 12:25 白山室堂
12:59 13:08 白山
13:36 13:50 白山室堂
14:01 14:02 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
14:07 14:08 黒ボコ岩
14:43 14:54 殿ヶ池避難小屋
15:49 15:55 別当坂分岐
17:15 17:36 別当出合
18:55 市ノ瀬
18:58 市ノ瀬ビジターセンター
18:58 ゴール地点

殿ヶ池避難小屋まではおおよそ平均的なコースタイムと思われます。
それ以降は天候・登山道の状況によりペースダウンしています。
別当出合→市ノ瀬ビジターセンターは途中車に乗せていただいたので+30分位かかると思われます。

天候

くもり時々晴れのち小雨、雷

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

登山シーズンピーク時はマイカー規制が実施され登山口の別当出合まで入ることができません。
手前の市ノ瀬で駐車（無料）しシャトルバス（有料：片道大人500円）で登山口へ向かいます。

石川県HP白山マイカー規制
http://www.pref.ishikawa.lg.jp/hakusan/tozaninf/peak.html
シャトルバス（北鉄バス）
http://www.hokutetsu.co.jp/tourism-bus/hakusan
※シャトルバス下山の最終便は別当出合17：00発デス！！
※タクシー基本はありません（事前予約で最短勝山までの設定はあるようですが詳細は確認していません）

コース状況／危険箇所等

砂防新道（登りに利用）：よく整備された道です。途中2ヶ所（中飯場・甚之助避難小屋）にトイレ、要所要所にベンチなどもあります。
十二曲がり下付近に落石注意（約100mの区間）の看板があります。

観光新道（下山に利用）：黒ボコ岩で分岐し最初は斜面に広がる高山植物の花畑を見ながらなだらかに進みますがその後は急坂・大きな段差が出てきます。
別当坂分岐からしばらく急で少し荒れた道が続きます。

登山届は別当出合休憩所、市ノ瀬ビジターセンターにあります。

白山登山情報
http://www.kagahakusan.jp/index.html
白山砂防
http://www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/hakusansabo/index.html

写真

8/14 5:42

朝5：30頃市ノ瀬駐車場に到着しましたがすでにたくさんの車が停まっています。
広い駐車場ですがガードマンさんが誘導してくれるのでスムーズに停められました。

8/14 5:45

市ノ瀬ビジターセンター5：55分発のシャトルバスに乗車、所要時間約20分です。
かなりゆっくり走ってくれますが、すし詰め状態なので車酔い注意

8/14 6:27

別当出合からいよいよ登山開始です。
殆どの方が奥の吊り橋（砂防新道）に向かわれました。

8/14 6:29

結構高くて揺れる吊り橋

8/14 6:56

夏休みということもあり家族で登られている方が多かったです。
私たちが息を切らして尾根に向かって登っている横を子供たちはスイスイと抜いていきました。

8/14 6:59

砂防工事用の索道が見えます。
あれ以上登らないといけないと思うとちょっと気がめいります(笑)

8/14 7:04

登り出して約30分、中飯場に到着
急登の連続で汗ぐしょぐしょです。

8/14 7:37

中飯場を出ると少し緩やかになります。
また、少し見晴らしがよくなり別当方面が見渡せます。

8/14 7:47

白樺をバックにミヤマシシウド

8/14 8:07

ハクサンアザミ
登山道沿いには奇麗な花が沢山咲いています。

8/14 8:11

先程見えていた索道の鉄塔と同じぐらいの高さまで登ってきました。

8/14 8:12

甚之助谷の崩落が見えます。

8/14 8:24

ハクサンボウフウ

8/14 8:25

ハクサントリカブト
奇麗な花だな〜って見てましたがまさかトリカブトだったとは…

8/14 8:27

時折見せる青空に花々も映えます。

8/14 8:28

お食事中の蝶
私も休憩中

8/14 8:31

山の上の方を見るとだいぶガスがかかってきました。

8/14 8:36

約2時間、甚之助避難小屋に到着
避難小屋の裏側（山側）にもたくさんベンチがありました。

8/14 9:01

ニョキニョキとサラシナショウマ

8/14 9:27

霧に霞むナナカマドの実

8/14 9:37

南竜分岐を過ぎたあたりからガスが濃くなってきました。

8/14 9:44

ハクサンフウロ

8/14 9:45

霧の中だとやはり色の付いた花が目立ちますね

8/14 9:57

少しガスがとれてきました。

8/14 9:57

斜面一面に色々な花が咲いています。

8/14 9:59

十二曲がりとその上の黒ボコ岩が見えてきました。

8/14 10:04

十二曲がり下部から
ここを越えれば弥陀ヶ原の高原が待っていると自分に言い聞かせて登り始めます。

8/14 10:12

名前の通りくねくねと登っていきますが

8/14 10:14

奇麗な花が沢山咲いていてそんなに苦になりませんでした。

8/14 10:15

十二曲がり上部付近から

8/14 10:17

ミヤマキンポウゲ

8/14 10:19

花を楽しみながら登り切ると黒ボコ岩です。

8/14 10:21

絶妙なバランスでとどまる巨岩
この下を登ってきたと思うとちょっと怖いですね。

8/14 10:35

弥陀ヶ原にでるとガスがとれて室堂・御前峰がはっきり見えます。

8/14 10:42

木道を進み五葉坂を登り切れば室堂です。

8/14 11:04

五葉坂途中より右が歩いてきた砂防新道からの木道、左がエコーライン

8/14 11:10

登り始めて4時間半ようやく室堂到着です。

8/14 11:20

途中ガスっていたので山頂の景色は諦めていましたが、一時的にガスがとれ青空も！

8/14 12:52

昼食を終え荷物を室堂にデポし御前峰アタック
※本来は山小屋泊の予定でしたが翌日が雨・雷雨の予報になったため山小屋をキャンセルし当日下山に変更しました。

8/14 13:01

約30分で山頂神社に到着

8/14 13:03

山頂に着いたらありがたいことにガスがとれ迫りくる雲をバックに室堂が見られました。

8/14 13:04

白山最高峰 御前峰2702m

8/14 13:04

裏側に回ると大汝峰、紺屋ヶ池？、剣ヶ峰が見れました。

8/14 13:07

つかの間の晴れ間でラッキーでした。

8/14 13:31

時間がないので急いで室堂に戻ります。

8/14 13:34

室堂に戻ったらまた山頂付近はガスってしまいました。

8/14 14:08

下山は黒ボコ岩から観光新道で下山します。
出だしは花畑の斜面を名前の『観光新道』らしくなだらかに下って行きます。

8/14 14:13

蛇塚

8/14 14:20

ガスっていますが晴れていれば一面の花畑が奇麗に見れるところです。

8/14 14:31

馬のたてがみ付近から急な下りとなり殿ヶ池避難小屋へと下りていきます。

8/14 14:40

真新しい殿ヶ池避難小屋
トイレはありますが水はありません

8/14 15:26

殿ヶ池避難小屋から歩くこと約30分仙人窟です。
このあと別当坂分岐寸前で雷鳴があり雨も降り出し最終バスとの時間の戦いで写真はありません

8/14 17:14

で…時間との戦いに敗れ最終バスが過ぎ去り静まり返った別当出合に無事？下山
いえ、まだ下山は続くのです…

8/14 17:37

他にも7〜8人別当出合に取り残された方がおられました。
代表の人が下の市ノ瀬に車を取に行かれる方、グループ・家族全員で市ノ瀬まで下山される方…
私たちは車道で市ノ瀬へ下りることにします。

8/14 18:58

車道を歩くこと1時間、周りは薄暗くなりトボトボ歩いていると1台の車が私たちの横に止まり市ノ瀬まで乗せてくださいました。
大変ありがたく助かりました！感謝感激です！！
で、なんとか19時前に市ノ瀬ビジターセンターに無事下山です。

撮影機器：

iPhone 5s Apple

PENTAX K-S2 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

やぎにゃん

今回は反省と感謝の山登りとなりました。

事前の計画では室堂山小屋に1泊して2日間のスケジュールで予定しており時間に余裕を持たせたものでした。
しかし、天気予報が徐々に悪化し最終的に2日目の天気予報が雨・雷雨（当日昼に室堂ビジターセンターにて知る）になってしまい宿泊をキャンセル
ここで下山バスの最終時刻を考慮し御前峰を諦め室堂から引き返せばよかったのですが2日間の基本スケジュール（さすがにお池巡りは諦めた）を当日昼から1日で詰め込めこんでしまいました。
また、下山コースに関しても当初計画通り観光新道で下山したのですが、砂防新道で下りた方が約30分（標準タイム上）早く、登りで通っているのでペースがつかみやすく選択を誤ってしまいました。
別当出合に下山したのは17：15、最終バスは17：00でした。
結果、別当出合から市ノ瀬まで車道を下山することになりました。
また、1日目の天気予報が午後からにわか雨・雷雨の予報だったのに2日目のスケジュールの尾根伝いの観光新道で下山してしまい雷に遭遇、別当坂分岐寸前だったので逃げ込むように別当出合への斜面に駆け込みましたが選択ミスでした。

最後に最終バスを逃がし別当出合から市ノ瀬に向かって下山途中に乗せていただいたプリウスの登山者様、見ず知らずの私たちに声をかけていただきありがとうございました。