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Yamareco

記録ID: 940999
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳 平湯尾根往復

2016年08月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
KOJIC その他1人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
14:00
距離
26.0km
登り
2,216m
下り
2,204m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
13:01
休憩
0:59
合計
14:00
4:16
203
7:39
7:41
56
8:37
8:38
15
8:53
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38
9:31
9:33
32
10:05
10:07
6
10:13
10:15
6
10:29
10:30
8
10:38
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6
10:44
11:03
8
11:11
11:12
32
11:44
11:45
6
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24
12:16
12:20
1
12:21
12:22
5
12:27
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30
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13:11
2
13:13
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9
13:22
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4
13:26
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2
13:34
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6
13:40
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25
14:05
14:08
15
14:23
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19
14:42
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55
15:37
15:39
157
18:16
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
平湯の森キャンプ場から300mくらい離れた駐車帯に駐車しました。
コース状況/
危険箇所等
おおむね危険箇所はありませんが、一部登山道が細かったり、草で隠れているが路肩が切れ落ちているところがあります。
その他周辺情報 ひらゆの森。寄ろうと思いましたが、混雑しすぎていて断念・・・
スキー場途中で明るくなってきました
スキー場途中で明るくなってきました
平湯スキー場中級コースを進みます
平湯スキー場中級コースを進みます
スキー場から登山道へ。ここにも羊の糞が・・・
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スキー場から登山道へ。ここにも羊の糞が・・・
立派なこぶ
きのこがそこかしこに
きのこがそこかしこに
ガスの中時折日が差します
ガスの中時折日が差します
水場まで来た。夏場でもう枯れていると思い、下まで降りていませんが水音はしなかったです。
水場まで来た。夏場でもう枯れていると思い、下まで降りていませんが水音はしなかったです。
雲海の上から笠が顔を出しています
雲海の上から笠が顔を出しています
このあたり、以外と道が狭く踏み外すと危険
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このあたり、以外と道が狭く踏み外すと危険
乗鞍権現社。前の広場には焚き火の跡が。祭礼をしたのかな?
乗鞍権現社。前の広場には焚き火の跡が。祭礼をしたのかな?
権現社前の広場から。剣が峰から四つ岳まで良く見えます。
権現社前の広場から。剣が峰から四つ岳まで良く見えます。
チングルマはもう完全に穂になっています
チングルマはもう完全に穂になっています
見えにくいですが、ブロッケン。こんなところで見られるとは意外。
見えにくいですが、ブロッケン。こんなところで見られるとは意外。
ハイマツ帯を硫黄岳へ
ハイマツ帯を硫黄岳へ
雲海に浮かぶ笠〜穂高連峰。視界がとてもクリアでした。焼岳も少し頭を出しています。
雲海に浮かぶ笠〜穂高連峰。視界がとてもクリアでした。焼岳も少し頭を出しています。
斜面を登るガスがいい感じ
斜面を登るガスがいい感じ
これから行く道がずっと縦走路のように見えています。
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これから行く道がずっと縦走路のように見えています。
目で見るより実際の高低差は少なく感じました
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目で見るより実際の高低差は少なく感じました
砂礫地にコマクサが。このあたりのは咲いてから少し時期がたっているようでした。
砂礫地にコマクサが。このあたりのは咲いてから少し時期がたっているようでした。
登山道脇のちょっとしたところに咲いているので、あまり腰を下ろしての休憩はできません。
登山道脇のちょっとしたところに咲いているので、あまり腰を下ろしての休憩はできません。
ほんと気持ちいい夏の縦走路って感じですね。
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ほんと気持ちいい夏の縦走路って感じですね。
四つ岳と鞍部の姫が原。姫が原までなら点線ルートで降りられるようですが、分岐は立入禁止でした。
四つ岳と鞍部の姫が原。姫が原までなら点線ルートで降りられるようですが、分岐は立入禁止でした。
シナノオトギリ
ウサギギク
ヨツバシオガマ。ぼけてる
ヨツバシオガマ。ぼけてる
イワギキョウ
オンタデ
ハクサンボウフウ?
ハクサンボウフウ?
コウメバチソウ
乗鞍スカイラインに出ました。空が蒼い。
乗鞍スカイラインに出ました。空が蒼い。
桔梗が原は一面ハイマツの海
桔梗が原は一面ハイマツの海
車道脇にもいろいろ咲いていました。トウヤクリンドウ
車道脇にもいろいろ咲いていました。トウヤクリンドウ
イワギキョウ
ヤマハハコ
イワツメクサ
大黒岳へ再び登山道になります。中心にわかりづらいですが白いコマクサが咲いています。教えてもらいました。
大黒岳へ再び登山道になります。中心にわかりづらいですが白いコマクサが咲いています。教えてもらいました。
このあたりのコマクサはまだ元気
このあたりのコマクサはまだ元気
大黒岳へ伸びる道。付近はコマクサだらけ
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大黒岳へ伸びる道。付近はコマクサだらけ
畳平を見下ろします
畳平を見下ろします
ここから先は長野県、エコーライン
ここから先は長野県、エコーライン
富士見岳は巻くことにします
富士見岳は巻くことにします
このあたりはまだそんなに混雑していない
このあたりはまだそんなに混雑していない
肩の小屋内。きつねうどんで昼食。
肩の小屋内。きつねうどんで昼食。
剣が峰へ。なんか斜面に行列が・・・
剣が峰へ。なんか斜面に行列が・・・
行列の中剣が峰へ到着。摩利支天方面
行列の中剣が峰へ到着。摩利支天方面
穂高方面は雲の中
穂高方面は雲の中
何とか御嶽山
山頂は写真撮影で混雑
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山頂は写真撮影で混雑
肩の小屋まで下山。コロナ観測所。雲がきれいでした
肩の小屋まで下山。コロナ観測所。雲がきれいでした
位ヶ原。連なるバスが面白い
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位ヶ原。連なるバスが面白い
帰りは大黒岳はスルー、車道を戻ります
帰りは大黒岳はスルー、車道を戻ります
夏空に烏帽子岳
白いコマクサをもう一度
白いコマクサをもう一度
桔梗が原。冬は一面雪原でしょうね。
桔梗が原。冬は一面雪原でしょうね。
トウヤクリンドウの株。秋の花が多かったですね。
トウヤクリンドウの株。秋の花が多かったですね。
平湯尾根登山道入り口まで戻ってきました。
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平湯尾根登山道入り口まで戻ってきました。
スキー場最上部
羊がまだごはんを食べています
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羊がまだごはんを食べています
お疲れ様でした

装備

共同装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 行動食 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ
備考 虫除けを持っていったがあまり効き目を感じられず・・・ハッカ油の方が良かったかも。

感想

積雪期に乗鞍高原スキー場から剣が峰へ行ったことはありましたが、今回は以前から気になっていた平湯尾根を使ってみました。距離が長いので時間切れなら帰りはバスにするつもりでトライ。

上り始めの平湯スキー場はまだ暗い時間。とりあえずゲレンデを登ろうとすると柵があります。放牧している羊の脱走防止用で、扉を開けて中に進みます。

ゲレンデは予想通りというか、羊のふんだらけでテンションが落ちつつも、単調な登り。日が差す時間帯は相当つらいでしょうね。ところどころに乗鞍岳登山道を示す看板が立っています。

スキー場トップからしばらく進むと登山道入り口。ここからようやく糞地獄から開放され、平湯尾根に入ります。ところどころ立派なきのこが生える歩きやすい道をしばらく進むと、白猿ヶ池が林の中にひっそりとたたずんでいます。さらに進むと水場の標識。標識は熊にかじられてぼろぼろで「夏場は枯れます」の文字。水音もしなかったのでスルーして、金山尾根へ入ります。

金山尾根に入ると斜度も増しますが、笹はちゃんと刈られていてきちんと整備されている印象です。途中草地斜面のトラバースの道がかなり細く、気を使いますがじきに乗鞍権現社。社の前は開けた広場で、乗鞍山上部が一望できます。これから進む硫黄岳も見えます。遠いですね・・・

乗鞍権現社から一度下り、尾根伝いに進みます。ガスを抜けたおかげで思いがけなくブロッケンも見たりしながらハイマツ帯に入ると、背後には十石山の背後に北アルプスが。笠〜穂高がくっきりと、焼岳も雲海から顔を出しています。硫黄岳に向けて高度を上げます。

このあたりになると雰囲気がまさしく北アルプスの縦走路という感じになって、テンションがあがります。ハイマツ帯にずっと続く道、桔梗が原から切れ落ちた断崖を流れ落ちる滝、雲海に浮かぶ北アルプス、そして青い空・・・想像していた以上の絶景でした。登山道脇にはコマクサも咲いていて、高山の雰囲気に満ち満ちています。しばらく展望の尾根道を楽しみます。

乗鞍スカイラインに出るとここからは車道歩きですが、ここも意外通るのはバスと関係者の車くらいなので、平坦な気持ちの良い道が続きます。自転車のヒルクライムの人も多いですね。

車道脇には秋の花々がたくさん咲いていて、トウヤクリンドウやイワギキョウは今が見ごろという感じでした。特に地元の関係者の方?から教えてもらった白いコマクサには驚きました。淵だけうっすらピンクでとても可愛らしい、高山の姫君とでも言ったら良いでしょうか。初めて見ました。

車道から分かれ、大黒岳への上りもコマクサ最盛期でたくさんの株が。乗鞍にここまでコマクサがたくさん咲いているとは知りませんでした。大黒岳を過ぎ、畳平から先は多くの観光客や登山客に混じり、途中肩の小屋で腹ごしらえして剣が峰往復です。登山道から山頂からどこも渋滞・混雑。さすが晴天のお盆ですね。

さて時間も余裕あるので予定通りピストンで平湯尾根を下ることにします。桔梗が原の一面のハイマツがきれい。帰りもヒルクライムの自転車とすれ違いましたが皆さん笑顔で「こんにちは」と挨拶されながら上っていきます。この天気の中爽快でしょうね。

再び車道から分かれ、登山道を下っていきます。暑い時間帯ですが、風が吹いていて心地よい。スキー場トップまで順調に下りますが、最後のスキー場は足場が悪いのと糞が気になるので消耗しました(笑)。

今まで乗鞍は夏季は畳平からしか行ったことがありませんでしたが、今回ここまで充実した山歩きが出来るとは思ってもみませんでした。そして何より人が少ないこと。平湯スキー場から乗鞍スカイライン合流点までですれ違った方は一人だけで、お盆の最盛期の晴天の中ほぼ絶景独占状態でした。

距離が長く、なかなか知られていない道かもしれませんが、とても良い登山道でした。また紅葉の時期にも行ってみたいです。難点としては羊の糞と、あと虫刺されがひどいことくらいです(笑)

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