御在所岳(本谷)〜鎌ケ岳(長石尾根)


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 1,041m
- 下り
- 1,047m
コースタイム
〜武平峠(11:50〜12:00)〜鎌ヶ岳山頂(12:45〜13:10)〜長石尾根のヌタ場(13:40〜13:45)〜尾根上の電柱
三滝川徒渉点(14:50〜15:10)〜スカイライン旧料金所(15:30)
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(この時期、7:30頃にはすでに車がいっぱいです) スカイライン旧料金所の路肩に約30台・蒼滝トンネル越え左手に約30台の駐車場有 |
コース状況/ 危険箇所等 |
御在所岳南に刻まれた本谷はナメ滝・不動滝・大黒滝・大黒岩と辿り一気に山頂を目指す谷として興味深いコースだ。 |
写真
感想
山の家から樹林の道を本谷沿いに行く。大岩を回り込むと空が開けて谷底へ下りる。
今日は捲き道へ逃げずに極力谷を遡ろう。 連日の天気続きのせいで今日は水量も少ないようだ。
大黒滝を過ぎて、ゴンドラを頭上に仰ぎながら谷底を詰めまで行くと正面は絶壁だ。
行きづまりを左の山腹に取り付き、ほぼ直登すると枝尾根上に出られる。ここで左折して大黒岩へ向かう。
誰もいない岩の上で昼食タイムにする。 絶好の展望岩場だが今日は次々とガスが湧いて何も見えない。
諦めて腰を上げ、山上公園を長者池へ向かう。 舗装された御在所山頂への道を過ぎ長者池手前を左へ
行くとやがて峠道へのコースへ出る。2年前の豪雨の為通行止めのロープが張られているが
峠道は歩けるとの情報なのでロープをくぐり樹林の中へ。
しばらく行くと右手が開ける。旧チロリン村のバンガロー跡だが今は放置されたままだ。 樹林の雨裂の中を
徐々に高度を下げ「指差し岩」を過ぎると花崗岩の岩場となる。正面に聳える鎌ヶ岳まではまだ遠いな。
岩場を降下し、ササの雨裂コースを通過し、峠谷側へ大きく崩れた崩壊地の縁を注意して過ぎるとやがて武平峠に。
十字に交差する峠だが、今はまだ湯ノ山温泉〜雨乞岳間は完全復旧に至らないため通行止めのままだ。
ひっそりした峠を今までの下りの勢いをそのままに、今度は鎌ヶ岳への登りだ。
最初の緩やかな登りもすぐに急登となり延々と続く。
やがて三ツ口谷への大崩のガレを左に見ると、長かった登りももう一息。
最後の岩場の胸突き八丁を、鎖を頼りに登りきると鎌ヶ岳山頂だ。
赤とんぼが乱舞する山頂は日差しが強い。日陰を求めて小休止とする。
汗をぬぐい、オレンジでのどを癒すと疲れも回復する。
腰を上げて長石尾根を下るべくケルンの脇から一気に下る。
木の根を踏んで、ザレを滑ってどんどん下ると明るく開けたザレ場に出ると三ツ口谷への最初の分岐となる。
分岐を左に見てそのまま樹林を行く。緩やかな尾根を快適に下ると第二の三ツ口谷への分岐となる。
右曲して進むと樹林の右手に汚れたヌタ場が現れる。脇には心細い踏み跡が伸びている。
犬星の滝を捲き長石谷に下るサブルートだと思う。
徐々に下り小さなコルに出ると分岐となり、左へ「スカイライン」とペンキ文字が見える。
私はそのまま緩やか直進する。尾根上の細い道が登りとなりやがて左にスカイラインのカーブを見る頃
ガレ場のコルへの降下になる。相変わらず細い木の根を踏む道を行くと尾根上のピーク「弥一ヶ岳」を過ぎ
やがて二本の電柱を抜け三本の電柱を過ぎて下る頃、右から長石谷の流れを耳にする。
山腹にからんで一気に下ると樹林越に堰堤が見え長石谷のルートに合流し、三滝川本流の徒渉点に出る。
長い尾根の下りも終わり下山終了。流れの畔で吹き出た汗を流しさっぱりとしてスカイラインへ戻る。
『コースタイム』 御在所山の家〜(2:00)〜大黒岩〜(0:25)〜長者池
長者池〜(0:40)〜武平峠〜(0:45)〜鎌ヶ岳山頂
鎌ヶ岳山頂〜(0:30)〜長石尾根のヌタ場〜(1:00)〜三滝川出会い
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