ヨモギ尾根〜雲取山〜三条の湯
- GPS
- 08:19
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 2,199m
- 下り
- 2,194m
コースタイム
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 8:18
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・ヨモギ尾根は破線ルートであり、作業道の分岐が多く迷いやすいとされているが、要所要所に道標が立てられていたため安心して歩けた。 ・下半部は植林帯で道形は明瞭だが、稜線に乗ると自然林に変わり、踏み跡がややわかりにくい箇所がある。 ・終了点間近、奥多摩小屋の水場の手前に崩落箇所があり高巻いた。崩れて間もないのか、迂回のトレースは全くない。不安定な斜面なのでロープがあると安心だろう。私もロープは持参していたのだが、長さが足りず、より安全そうなルートを探したため、やや大きく巻いた。 |
写真
装備
備考 | 沢やバリエーションルートのときは長めのロープを持ってゆくのだが、今回は破線路だから大丈夫だろうと思い短い方にしたのが失敗。 |
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感想
雲取山には何度も登っているが、ヨモギ尾根は未踏なので、かねてからの懸案事項になっていた。一般道ではないので日帰りするにはヘビーではないかと懸念していたが、駄目なら引き返せばよいと見切り発車。毎度のように遅発ちだが、目標は雲取山頂14時、下山17時と設定した。
下半部は道の付き方が大きなジグザグだ。本来は植林の作業道なのだろう。破線路にしては歩きやすい道で、道標も完備されている。これなら下降路としても使えそうだ。
どこまで植林が続くのだろうかと思っていたら、1250mあたりで稜線に乗ってからはブナが多い美しい自然林となり満足した。稜線上はややトレイルが薄くなるが傾斜が緩く快適な尾根だ。
奥後山は展望がない。ここまで予想外に時間がかかったので、雲取を回ると明るいうちに下山できるがどうか不安になる。引き返すことも視野に入れつつ進むとわずかに展望が開け、ほど近いところに雲取山が望めた。これに勇気づけられ、登ってやろうじゃないの、と気合が入った。
上部は再びトラバース道となる(尾根筋にも踏み跡があったので次回はチャレンジしてみたい)。もうすぐ奥多摩小屋の水場だ、というところで道が崩れている。わずかな距離なのだが、滑落すると怪我をすること必至。沢床まで懸垂してから沢沿いに進めば簡単に登山道に戻れそうだが、今回持参したロープは一番短いやつで15mしかなく、ダブルにして回収できない。仕方ないので高巻く。安全に下れそうな凹角までトラバースし、ズルズルと滑るように下った。
奥多摩小屋からは勝手知ったるハイウェイだ。ペースを上げたが、雲取に着いたのは14時を回っていた。休憩もそこそこに三条の湯を目指して下る。途中、飛龍山がよく見える場所があった。立派な山容で好きな山だ。このあたりはどこを見ても美しい森で、日原川上流と並び奥多摩有数の深山の雰囲気が味わえるところだ。
三条の湯は登山者の姿がなく、一泊してのんびりしいところだったが、後ろ髪をひかれつつ下山。長い林道歩きを終え、まだ明るいうちに車に戻ることができた。
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