赤岳-赤岳展望荘泊-阿弥陀岳

2016年09月01日(木) 〜 2016年09月02日(金)

• GPS: 32:00
• 距離: 18.5km
• 登り: 1,789m
• 下り: 1,789m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:10
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:50

6:50 八ヶ岳山荘
7:40 7:40 美濃戸山荘
9:40 10:10 行者小屋
11:10 11:10 地蔵の頭
12:00 12:10 赤岳
12:40 赤岳天望荘

2日目

• 山行: 5:40
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:20

6:40 赤岳天望荘
7:20 7:20 赤岳
7:50 7:50 文三郎尾根分岐
8:20 8:30 中岳のコル
8:50 9:00 阿弥陀岳
9:30 9:40 中岳のコル
10:20 10:30 行者小屋
12:20 12:20 美濃戸山荘
13:00 八ヶ岳山荘

天候

1日目：快晴のちガス
2日目：快晴

アクセス

利用交通機関：

バス

毎日あるぺん号にて美濃戸口から

コース状況／危険箇所等

大きい道迷いの心配はありません
岩場では手でつかむとグラつく部分も少なくないので注意

その他周辺情報

下山後は美濃戸口の「J&N」にて入浴・食事

写真

八ヶ岳山荘にて仮眠して6時起床。平日だからかひっそりとしている

パンを食べて6:50いざ出発

美濃戸は「do」で美濃戸口は「to」。ややこしや

やまのこ村付近から阿弥陀岳？少し雲が多いか

南沢ルートをチョイス

苔に萌える

気持ちがいい

勾配はゆるやかなものの南沢2時間はちょっと飽きてくる。気分転換に苔を観察

9:40 行者小屋に到着。目指す赤岳が雄々しい

行者小屋からの阿弥陀岳。赤岳からの写真ばかり見ていたのでこの山容は意外だった

ソフトドリンク400円。コーラはペプシ

インドカレー。ほどよい辛さ

10:10 カレーを食べてる間に雲が…

地蔵尾根の階段

たいしたことなさそうに見えるけど実際は…と危惧していた個所。たいしたことなかった(笑)

振り返っても高度感はそれほどでもない

御地蔵様その1

がっちり整備されているので安心

鎖場も難易度は高くないので楽しいです

どことなくシン・ゴジラを彷彿とさせる質感

11:15 地蔵ノ頭に無事到着。

目指す赤岳展望荘と赤岳は…

眺望は期待できないが初めての赤岳なのでとりあえず山頂へ

岩場が続く。落石を起こしてしまわないか心配

12:00 赤岳山頂。モノクロ写真ではありません

赤岳展望荘にチェックイン。朝夕のバイキングで有名だが昼のメニューは少々さみしい

天気は悪いがビールともつ煮で乾杯。味もボリュームも申し分ないが欲を言えば大根人参こんにゃくも入っていると嬉しい

食堂や談話室のコンセントは適当に使っていいとのこと。充電器は各自持参されたし

16:00前にごえもん風呂。話のネタに一応入っておくかくらいの気持ちだったが、あまりの気持ちよさに呻き声が止まらず。最初だけ熱く感じる程度の適温でした。シャワーもあるよ☆尚、貴重品は各自管理でロッカー等なしとのことだったのでジップロックに入れて風呂に持ち込みました

夕食のバイキング。きのこ三昧

ほろほろの角煮

トマト煮？

フルーツが嬉しい

炊き込みご飯と豚汁も。どれも美味しく食べ過ぎはいかんと思いつつもおかわり

18:00 夕食後外に出ると一時的にガスが晴れていた。険しそうな横岳方面

次回は横岳も行くか…怖そうだなぁ

赤岳の姿も。登りたくなるが日没間近なのでさすがに止めておく

18:10 あっという間に赤岳が見えなくなる。登りに行かなくてよかった…

05:00 夜明け前。富士山と赤岳のシルエット

だんだんくっきり見えてくる富士山。シルエットが美しすぎて絵みたい

窓に映る朝焼け

日の出前のワクワク感がたまらない

5:23 雲の厚み分少々遅れたか？

おはようございます！

赤く染まる赤岳。展望荘のロケーション最高！

この光景を見に来たといっても過言ではない

天気が良いうちに登りたくてうずうず

朝食もバイキング

いやぁいい姿だ

赤岳を登りつつ北を振り返る。ラインがきれいな双耳峰の東天狗西天狗

山の特定は苦手だが硫黄・天狗・蓼科は特徴的で間違えようもなく

7:20 赤岳登頂！気持ちのいい青空

雲に浮く富士山

赤岳から南アルプス。肉眼のほうが分かりやすかったが左の方にオベリスクが

回り込むように中岳方面へ下る。岩場が続くがさほど危険ではない

中岳とその奥に阿弥陀岳

まずは中岳を越えなければ

中岳から阿弥陀岳。垂直に近いように見えるのですが(怖)

中岳のコルから阿弥陀岳。山頂まで30分弱だから集中して乗り切れる！ハズ！

このあたりは見た目ほど怖くない。足場はしっかりしていた

右側を直進しようとして行き詰まる。左側に安全そうなルートがあることを後続の方に教えていただく。危なかった…

その先で振り返るとルートが3つほどあったのが分かる。直進でも行けなくもなかったのかもしれないが自分には難しかったです

8:50 阿弥陀岳山頂から中岳とその奥に赤岳。バスの時間がなければもう一度赤岳まで戻ってもいいかと思えるほど気持ちのいいルート

赤岳以上に360度のパノラマ。南アルプス〜中央アルプス〜御岳〜乗鞍〜北アルプス〜　写真には残してませんが

いつの間にか雲が増えてきた。雲に浮かぶ諏訪富士こと蓼科山もまた良し

赤岳の雄姿を惜しみつつ下山

阿弥陀岳は実際登るとそこまで高度感はありませんでした。登りの時に気づかなかったこの箇所は落ちたらアウトで怯みましたが

中岳のコルから行者小屋を目指す。進行方向に横岳、右に赤岳を見つつ。良い道です

10:20 行者小屋に到着。赤岳展望荘以来のトイレ。頂上山荘でも行っておけばよかった…

13:00 美濃戸口にゴール！下りが苦手で遅いせいもあろうが南沢は長くてうんざりですよ。毎日あるぺん号に八ヶ岳山荘の入浴券がついていたけれど、新しそうでオシャレなJ＆Nが気になったのでトライ

現状ロッカー等ないとのことなのでここでもジップロック作戦で入浴。狭いけどきれいなお風呂でした。…写真の中にワンコおるやんけ！気付いてなかった…

湯上りに生ビール小(500円)とサービスのサラダ。銅？のマグがおしゃれで冷たくて美味しい！

カプレーゼ(700円)。盛り合わせのフルーツのように見えるのはすべて種類の異なるトマト。ちょっと量が多いかと思われたが一人でペロリ

期間限定のステーキプレート(1700円)。ガーリック醤油のソースに食欲をそそられる。そそられすぎて写真撮る前に2切食べてしまった…

料理が非常に美味しく満足。帰りのバスまで時間もあるしイケイケでスイーツとコーヒーも注文。はぁ満足

15:45 帰りの高速から南八ヶ岳。今日は一日天気に恵まれたのかな

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

sato-yama

初めての赤岳＆阿弥陀岳。
高所恐怖症気味なので初めての山はいつも心配なのですが、
ここ最近意識して鎖場(伊豆ヶ岳・岩殿山・十二ヶ岳)に行っていたせいか、
岩尾根で有名な地蔵尾根その他もろもろ思いのほか順調にクリアすることができました。
もう一度行くことがあれば無駄に緊張することなくより楽しめるはず
・・・が、もう一度行くなら初の横岳・硫黄岳も組み込んでまた緊張するんでしょうな(苦笑)
それはそれで達成感もひとしおなので良いのですが。

帰りの南沢は長くて足や膝に負担はかかるし辟易しましたが、
美濃戸口のJ＆Nという山小屋？の食事が気に入ったので、
次回はそれを目指してがんばれるかもしれません。

それにしてもいつの間にか次の台風が発生していたとは…
9月前半のどこか平日に未消化の夏休みを使ってと計画していたので、
行けるときに行っておいて良かったです。