【常念岳】行きはよいよい、帰りは…

2016年09月03日(土) [日帰り]

• GPS: 06:27
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,802m
• 下り: 1,791m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:37
• 休憩: 0:48
• 合計: 6:25

6:31 常念岳登山者用駐車場
6:45 6:54 一ノ沢登山口
7:01 7:01 山ノ神
7:32 7:32 王滝ベンチ
7:47 7:50 烏帽子沢
8:07 8:07 笠原沢
8:40 8:49 最終水場
9:17 9:17 常念小屋
10:05 10:21 常念岳
10:54 10:58 常念小屋
11:18 11:24 最終水場
11:47 11:47 笠原沢
12:01 12:01 烏帽子沢
12:12 12:13 王滝ベンチ
12:39 12:39 山ノ神
12:43 12:43 一ノ沢登山口
12:56 常念岳登山者用駐車場

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場：一ノ沢登山者専用駐車場（無料）

その他周辺情報

ほりでーゆー四季の郷（日帰り入浴：530円）
http://www.holiday-you.co.jp/

写真

9/3 6:33

早朝の一ノ沢林道。駐車場から溢れた車が待避スペースや路肩に駐車し始めている。数時間後にはさらにカオスな状態になっていることだろう。

9/3 6:38

舗装された林道を歩いて登山口を目指す。遠方に見える山影は…常念岳かな？

9/3 6:44

林道を歩くこと十数分で、一ノ沢登山口に到着。立派なトイレがあり、道路の右手側には登山相談所の建物がある。

9/3 6:54

ちょっとしたアクシデントがあり10分ほど時間をロスしてしまったが、気を取り直して…いざ、出発。

9/3 7:11

古池。木の枝などの沈殿物が多く、鬱蒼とした雰囲気。

9/3 7:19

登山道は何度となく谷筋を横切り、そのたびに一ノ沢の枝沢を渡る。なお、沢の渡渉地点にはもれなく丸太の橋が架けられていた。

9/3 7:34

登山道の中央に沢水が流れていることも。

9/3 7:48

この日は雲が多めながら、稜線はくっきりと見えていた。早く上に行きたい…

9/3 8:07

1時間ほど歩いて、笠原沢に到着。まだ標高2,000メートルにも達していない。

9/3 8:20

下から雲が上がってきているのか、時折真っ白な霧が視界を覆うことがあった。ちょっと気になる。

9/3 8:29

またしばらく歩いて、胸突八丁に到着。ここよりしばらくは急な階段道となる。

9/3 8:36

階段を登り切ると、崖に沿って細い桟橋の道が付けられていた。これが崩れたら先には進めないな…

9/3 8:46

崖沿いの道が終わると、登山道は勾配の緩い幅広の道となる。

9/3 9:11

やがて階段が現れ、稜線への最後の登りに差し掛かる。

9/3 9:14

霧の向こうに、威容を誇る常念岳。しかし、まだ山頂は見えない。

9/3 9:16

稜線に上がるとそこは鞍部で「常念乗越」という道標兼標識が置かれていた。それによれば、ここは標高2,460メートル地点のようだ。

9/3 9:17

鞍部には常念小屋があり、テントサイトには簡易トイレが設置されている。また、小屋前の広場にはたくさんの登山者の姿が見られた。

9/3 9:23

常念岳を見上げる。尾根が広いので、ゴロゴロした岩の道をジグザグを切って登っていく感じだ。

9/3 9:23

振り返って、横通岳方面。この山を越えて大天井岳へ向かう場合、ピークは巻いてしまう場合が多いようだ。

9/3 9:24

いつの間にやら一ノ沢登山口方面は雲海に埋め尽くされていた。確実にこちらに迫りつつある…

9/3 9:40

登りながら、常念小屋を見下ろす。標高が上がってきたので、少々息が切れる。

9/3 9:51

ジグザグを上り詰めると、ようやく山頂が見えた。もうひと踏ん張り！

9/3 9:51

視界の奥には穂高連峰。北穂高小屋の建物が見える。

9/3 10:08

最後は少しバテつつも、常念岳山頂に到着。標高2,857メートルピークで、三角点などは埋設されていない。

9/3 10:09

山頂からの景色は素晴らしいの一言。こちらは、大天井岳や燕岳方面。

9/3 10:15

奥穂高はなかなか雲が取れなかった。粘ってみたが山頂ではこれが限界。涸沢岳との鞍部に見えるのは穂高岳山荘。

9/3 10:25

景色を堪能したので、下山にかかる。往路では見落としていた、三俣への分岐の道標。

9/3 10:28

下りながらも視線は穂高連峰に釘付け。槍ヶ岳の穂先がちょこっと顔を覗かせる場面も。

9/3 10:30

おお！ついに奥穂高岳にかかっていた雲が消えた…しかしこれ以降、ほとんど写真を撮ることはなくなった。何故なら…

9/3 10:53

雲海が稜線に乗り上げ、あっという間に視界はゼロに。

9/3 10:59

登山バッチを買いに小屋に向かうも、霧が濃すぎて小屋が見えず、少しばかりウロウロしてしまった。

9/3 11:01

先程まで背景に美しい山並みを従えていたこの標識も、侘しいたたずまいに…

9/3 11:17

青空が見えなくなると、緑も輝きを失ってしまう。下山中はしばらくこんな景色ばかりだった。

9/3 11:46

沢筋まで下降してくると、次第に視界はクリーンに。

9/3 12:24

アキノキリンソウ。

9/3 12:25

ミヤマダイコンソウ。

9/3 12:34

苔の森。

9/3 12:36

青味がかった花弁が綺麗な花。

9/3 12:45

あっという間に下りてきてしまった。林道を歩けば、やがてカオスな駐車場に辿り着くだろう。

9/3 12:50

下界には陽射しが戻っていた。この後はほりでーゆーに寄って湯に浸かり、レストラン四季で遅めの昼食をとった。車に戻ってカーナビを起動すると、なんと上信越道は通行止め。長い旅路になりそうだ…

撮影機器：

Nikon 1 S2 ボディ ニコン

感想

NcStrafe

鳳凰三山以来、久しぶりの単独行。
最近他人のための登山ばかりだったので、フラストレーションを解放するために、少し長めの距離を歩けそうな山をチョイスしてみた。
駐車場が小さめなので登山者は少ないかと思ったが、予想に反して登山道は多くのハイカーで賑わっていた。
登山口へ向かう林道の途中でザックのポケットに入れておいたスパッツを落とし、数百メートルを走って往復するという（おバカな）アクシデントで開幕した今回の山行。
距離的には若干物足りなかったが、山頂からの眺望は素晴らしかった。
いつか家族を連れて再訪したいが、山小屋で1泊が無難かな？