『風不死岳/北尾根コース/動画あり』


- GPS
- 05:48
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,637m
- 下り
- 1,621m
コースタイム
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 5:48
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
頂上少し手前の稜線には足場が崩落して危険な箇所がございました。初心者の方は十分に注意した方が宜しいと存じます。 |
写真
感想
【2016/08/11】北海道の「風不死岳(ふっぷしだけ)」に「北尾根コース」から登ってまいりました。「風不死岳」は標高1,102.4mの山でございまして、支笏湖の南東に位置します千歳市の山でございます。「支笏洞爺国立公園」に属してございまして、「樽前山」、「恵庭岳」とともに支笏三山の一つでございます。私は2012年07月19日にも反対側の北東お花畑コースからこの山に登ってございます。
「北尾根コース」の登山道の入り口は支笏湖湖畔を通ります国道276号沿いにございます。ここには10台ほど停められそうな駐車スペースがございます。こちらのコースは最初は作業道を歩きまして、「北尾根コース」と書かれた小さな案内板がございます分岐に進みます。これに気づかないで作業道をそのまま進まないことでございます。前半は湖畔からジグザグに、後半は尾根を淡々と登る感じでございます。見通しがあまりききませんが、たまに支笏湖が俯瞰出来る所で高度を体感することが出来ました。頂上少し手前の稜線には足場が崩落して危険な箇所がございました。初心者の方は十分に注意した方が宜しいと存じます。
この日は、制定されて最初の祝日『山の日』でございました。登る人が非常に多くて、私が登頂した時には既に10名様ぐらいの登山者が居られ、座って眺めを楽しむような場所は残ってございませんでした。下山する時も、次々と登って来られる20人ぐらいの高齢者の団体様と二度もすれ違い、おそらく今頃は頂上は大混雑で休憩するどころではない有様だろうと想像出来ました。皆様ご無事に下山されたことを願います。山の日、恐るべしでございます。
眼下に見えました支笏湖は長径13km、短径5kmのマユ型をした湖でございます。最大深度は約360mで日本最北の不凍湖でございます。太古にはこの辺りに巨大な火山がございまして、それが大爆発を起こして陥没し、巨大な円形のクレーターを形成致しました。そして、そこに淡水が溜まりましてクレーター湖が出来ました。その後、この湖を含む一直線の構造線上に「風不死岳」、「恵庭岳」、「樽前山」の順で支笏三山が生まれました。三山の中では「風不死岳」が最も古い山ということになります。円形でしたクレーター湖は、「風不死岳」と「恵庭岳」の誕生によってマユ型に変形して現在の支笏湖の元になったそうでございます。
今回は頂上の直前からカメラのスタビライザの部品が壊れてしまい、左右にブレた動画になってしまいました。帰宅してから部品は直しましたが、お見苦しい点をご容赦くださいませ。
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