記録ID: 954653
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂
富士山ご来光登山(吉田ルート)
2016年09月03日(土) 〜
2016年09月04日(日)


体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 22:35
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 3,267m
- 下り
- 3,274m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 5:22
距離 10.7km
登り 2,124m
下り 978m
11:03
16分
スタート地点
16:25
2日目
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 6:27
距離 16.8km
登り 1,138m
下り 2,274m
9:38
ゴール地点
行きは高山病対策も兼ね、無理せずコースタイムよりゆっくりを心がけてスローペース登山。
帰りは一気に下りました。
帰りは一気に下りました。
天候 | 【1日目】霧、晴れ【2日目】雨、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
6:13 地元駅発 (電車) 8:35 富士山駅着 9:00 富士山駅バス停発 (バス) 10:05頃 吉田口5合目バス停着 【帰り】 10:30 吉田口5合目バス停発 11:20頃 河口湖駅バス停着 13:49 河口湖駅発 17:03 地元駅着 ■吉田口5合目への行き方■ ・東京方面に住んでる人は新宿から5合目直行のバスを使うのが楽&安い (ただし予約はすぐ埋まる模様) http://bus.fujikyu.co.jp/highway/detail/id/2 ・大月から富士急行線で向かう場合、行きは富士山駅で降りて登山バスに乗ると始発に乗れて座れる(河口湖駅まで行ってしまうとたぶん座れない) 5合目までは約1時間かかるのでこの差はデカい |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はかなりきれいに整備されている。吉田ルートは登山道、下山道も分かれている。 各小屋や売店での食料や水も豊富で、お金に糸目をつけなければ全ての補給物資は手に入る。 トイレも山にありがちな汚い、臭いトイレではなくかなり綺麗で数も豊富。 |
その他周辺情報 | 【御来光館】 http://www.goraikoukan.jp/ 今回お世話になった小屋。頂上にある小屋を除いては一番頂上に近い場所にある。 泊まり場所は二段ベッドで大人一人が寝られる程度のスペースが与えられる。 かなり大きな?小屋で大部屋に100人以上は寝ていると思われるので、イビキや多少の物音は我慢。 小屋での食事は初めてでしたが、夕飯で温かいお茶とご飯とおかずが食べられるのはありがたい。分量は足りないと思うので(写真参照)自分でパンやおにぎりを持って行っておくのが無難。 自分の小屋泊の経験は2回目ですが、元登山部の友人曰く登山小屋はこんなもんだそうです。 【溶岩温泉】 http://www.yougan.com/dayuse/ 今回の温泉。河口湖駅から徒歩15分かかるが送迎がある模様。 日帰り入浴は1000円。ただし靴のロッカーと脱衣所のロッカーはそれぞれ100円。 (しかし靴のロッカーは鍵かけなくていいよと係のおばちゃんが言っていた) 貸しタオルは200円、貸しバスタオルは200円の模様。 湯船は二つあり普通の熱さのものと結構熱めのもの。洗い場は3〜4人程度が使う広さ。 ・ドライヤーあり(威力小) ・扇風機あり(小型) 【お食事処 巻狩】 http://www.yougan.com/dining/index.htm 溶岩温泉併設のお食事処。溶岩の遠赤外線効果でじわじわ肉を焼くっぽい。 焦げなくていいなーと思います。おいしい。 |
予約できる山小屋 |
頂上富士館
江戸屋
胸突江戸屋
日の出館
本七合目鳥居荘
白雲荘
|
写真
これは7合目あたりのトイレです。とても綺麗です。4か国語で注意書きもバッチリ。
なぜここにいるのかというと、6合目過ぎたあたりから腹痛を起こし、次のトイレである7合目付近のトイレに駆け込混ざるを得なかったからです。
耐える限界は突破寸前でしたが、6合目〜7合目には野に放てる場所もなく(というか富士登山道にはそんな場所は存在しない。標高2500mあたりだと紙代わりとなる草もありません)必死に7合目の小屋まで戦うという選択しかありませんでした。
昨今は町にコンビニ等の施設があふれ、腹痛に見舞われればすぐにトイレに駆け込むことができます。
しかし、富士山はトイレが豊富にあるとはいえ、登山中に腹痛に見舞われればトイレ以外に逃げ込む場所はありません。
腹痛によく効く薬を持参するか、5合目でしっかりトイレに行っておくことを強くお勧めします。
なぜここにいるのかというと、6合目過ぎたあたりから腹痛を起こし、次のトイレである7合目付近のトイレに駆け込混ざるを得なかったからです。
耐える限界は突破寸前でしたが、6合目〜7合目には野に放てる場所もなく(というか富士登山道にはそんな場所は存在しない。標高2500mあたりだと紙代わりとなる草もありません)必死に7合目の小屋まで戦うという選択しかありませんでした。
昨今は町にコンビニ等の施設があふれ、腹痛に見舞われればすぐにトイレに駆け込むことができます。
しかし、富士山はトイレが豊富にあるとはいえ、登山中に腹痛に見舞われればトイレ以外に逃げ込む場所はありません。
腹痛によく効く薬を持参するか、5合目でしっかりトイレに行っておくことを強くお勧めします。
腹痛も収まりスッキリすると食欲が。
持参したチーズケーキの袋が気圧でパンパンです。
ほかの消費期限短めのパンはパンパンに(!)なっていなかったので、密封されてはいないのかなぁと思いました。
持参したチーズケーキの袋が気圧でパンパンです。
ほかの消費期限短めのパンはパンパンに(!)なっていなかったので、密封されてはいないのかなぁと思いました。
17:00には夕飯。
標高が高く風が強いのですでに冬くらいの寒さを感じています。
温かい飲み物や食べ物はとてもありがたいです。
夕飯後、18:00過ぎには就寝して1:30には頂上へ向かう段取り。
標高が高く風が強いのですでに冬くらいの寒さを感じています。
温かい飲み物や食べ物はとてもありがたいです。
夕飯後、18:00過ぎには就寝して1:30には頂上へ向かう段取り。
幸いにほとんど雨に降られず、渋滞も大したことはなく、4:30頃には頂上へ到着。
日の出は5時過ぎですが、雲の向こうは明るくなり始めています。
だんだん明るさが増していく過程がとても幻想的ですが写真では伝わらないので是非現地で。
日の出は5時過ぎですが、雲の向こうは明るくなり始めています。
だんだん明るさが増していく過程がとても幻想的ですが写真では伝わらないので是非現地で。
装備
備考 | ■持っていけばいいなと思ったもの ・サングラス 太陽がかなりまぶしい ・トレッキングポール 下山がかなり楽になりそう |
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感想
初めての3000m超えの登山。行動指針は「いのちをだいじに」
【高山病】
一番心配でしたがひどい症状にはならず。
軽い頭痛と吐き気は少しありました。
【小屋睡眠】
夕飯後、18:00過ぎに就寝。しかし19:00頃に一回目覚めてしまい、その後は0時まで眠れず。人が多いとその分、声やいびきや物音も多く・・
1:30に起きたので実質2時間程度しか寝てませんが、2日目疲労はほとんどなかったので体を横にして目を瞑っているだけでもかなり違うと思いました。
【空気の薄さ】
標高3000m近くになると明らかに空気の薄さを感じ、歩いているだけですぐ息が上がってしまいました。
普段より意識して深く呼吸すると少し楽でした。
【風の強さ】
標高が高くなるにつれて風がとても強くなりました(風速10〜20m/sくらい?)
体感温度はかなり下がる・・・
【天気】
二日目は2:00頃に小屋を出る予定でしたが、台風のような激しい雨と風だったので、しばらく様子見をしていました。
止んだ瞬間を見計らって出ようと思っても、リアルに2分〜3分で状況が変わるので、行動の判断は難しいと感じました。
逆に強い雨でもすぐに止んだりするので、雨天時は無理に行動せずやり過ごすのも手だと思いました。
富士山は登りたいという人も多く、そんな人たちを案内して上りたいと思うと同時に、自分自身いろいろなルートで登ってみたいと思ったので来年もチャレンジしたいと思います。
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