仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳


- GPS
- 56:00
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 2,608m
- 下り
- 2,649m
コースタイム
- 山行
- 0:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:10
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 10:40
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:50
天候 | 9/2(金):晴れ 9/3(土):晴れ 9/4(日):晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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その他周辺情報 | 「カール」とは(ネットより抜粋) 日本語では圏谷というらしい。氷河の侵食によって造られた場所を示す。その様はまるでアイスなどをスプーンでけずったような状態とも表現される。 バス運行「甲府〜広河原線」「奈良田〜広河原線」http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/2016hirogawara.htm 南アルプス長衛小屋(北沢駒仙小屋)http://yama-goya.jp/minami-alps/minamialps-north/choeikoya.html 北沢峠こもれび荘(長衛荘)http://yama-goya.jp/minami-alps/minamialps-north/komorebisou.html 高砂湯(甲府駅徒歩6分)http://michiken.web.fc2.com/koufutakasagoyu.html |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
8/19〜20に白峰三山を縦走したが、中日は雨に当たり北岳、間の岳は散々だった。リベンジを誓ったものの、今回も同じコースでは面白みがないので、今回は甲斐駒ヶ岳・仙丈ケ岳を計画してみた。情報収集してみると、北沢峠の長衛小屋にベーステントを張れば合理的な山行ができることがわかった。軽装で動けるのが嬉しい。
事前の天気予報は余り良くなかったが、結果的に3日間晴れに恵まれた。中日の夜は雨がぱらついたが、その後、天の川が見える程回復した。2日目は甲斐駒、3日目は仙丈ケ岳に登ったが、時折、山頂がガスったが、全体的には素晴らしい眺望を得られた。仙丈ケ岳の山頂においては、ハイカーの会話がきこえてきた。「もうこの山には登らいない。」「何で?」「こんなにいい天気に恵まれることは、もうないから。」なるほどなーと感心してしまった。
駒ケ岳から鋸岳の尾根は山梨と長野の県境である。県境踏破を目指している自分にとって、それなりに下調べもしている。今回の駒ケ岳登山は一石二鳥であった。早目に駒ケ岳山頂に着いたので、往復1時間だけ鋸岳を目指すことにした。さすがにこの尾根を行くハイカーはほとんどいないため、ルートも不明瞭であり、ルートファインディングを楽しめる人のみが入れるところだろう。しかし、石仏、石碑もあり、さすが信仰の山である。また、景色も抜群だった。近いうちに是非、釜無川から登ってみたい。
長衛小屋のテン場に2泊お世話になった。100張り可能の広いテン場。地面もかなり整備されており、水場もトイレもいい。また、小屋は綺麗に整備されており、シャワー(500円/5分)あり、軽食あり、対応も良かった。個人的には、ディーゼル発電機の音が気になったので、次回は小屋から離れたところに設営しようと思った。
仙丈の登りで、後ろにピッタリくっついている健脚の御婦人二人がいた。楽しそうに話しながら歩いているのだが、すごいなまりだ。90%以上の確率で同郷だと思ったので山頂で声を掛けてみたら、やはり、青森と弘前から来たんだという。同郷のよしみで一緒に下山しようということになった。いろんな話しをした。実は、同郷の人と山の話しをするのは初めてで新鮮で愉快だった。田舎の山事情は余り良くない事を初めて知った。今月(9月)末に白馬に行き雪渓を登ると言ったら、「私たち、いっつも歩いてるから、興味ない」と一蹴された。実に楽しい二人だった。方言で話すと体がらくになる。癒された時間だった。また、どこかで会いましょう。
想定外の素晴らしい天気と眺望、そして出逢いに恵まれた良い山行だった。
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