もう山での喧嘩はコリゴリ!「皇海山」
- GPS
- 19:48
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 2,319m
- 下り
- 2,292m
コースタイム
- 山行
- 3:23
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 4:48
- 山行
- 11:30
- 休憩
- 2:31
- 合計
- 14:01
天候 | 9/10(土)天候:晴れのち曇り 気温:登山口20℃ 9/11(日)天候:曇り 気温:避難小屋18℃ 山頂14℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
銀山平の登山者専用駐車場を利用したが、かじか荘先にも駐車可能な場所あり ≪カーナビで設定するなら以下参照≫ 【名称】国民宿舎かじか荘 【住所】栃木県日光市足尾町5488 【電話】0288-93-3420 【URL】http://www.kokumin-shukusha.or.jp/annai/ken/totigi/209041.html 【台数】約20〜30台 【注意】沼田方面から根利方面に向かう県道沼田大間々線において、 9月7日からの大雨災害の影響により、一部通行止めで迂回が必要です。 【URL】http://www.city.numata.gunma.jp/kanko/sukai/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼登山ポスト 登山口かじか荘にあります。 ▼水場 庚申山荘より200mほどあがるとあります。 ▼電波 接続率ドコモ 16.4% ▼注意点 ・熊出没注意の看板がありました。熊鈴を携行した方が良いようです。 ・この山域の正規の目印は赤/黄のプレートのみ。 ピンクリボンの目印は所々変な場所にあり、迷わせてくるので注意が必要。 地形図を必ず持参しましょう。 【庚申山 - 鋸山】 所々不明瞭な所あり。地形図と実際のルートに多少のズレあり。 【鋸山 ー 六林班峠】 笹薮の中を進むルートになる。背丈以上の笹薮の中を進む場所も多い。 不明瞭な所が多く、多数の倒木が横たわっており足元にも十分注意が必要。 【六林班峠 ー 庚申山荘】 笹道のトラバースと渡渉、崩落箇所が続く。 笹は刈られて谷側へ倒れており、高度感ある細道のため歩きにくい。 所々不明瞭な所あり。地形図と実際のルートにズレてる場所多数。 |
その他周辺情報 | ▼庚申山荘 【受付】かじか荘 【料金】2050円 【設備】寝具あり利用可 【備考】かじか荘は朝8時頃OPENのため、早出の場合は後払いでもOKとのこと。 受付の際に登山計画書の提出を求められる。帰りに一声かけてとのこと。 ▼温泉 お風呂は口コミでも人気の「かじか荘」を利用。 【営業】10:30〜20:00 【料金】610円 |
写真
感想
<9月10日(土)>
皇海橋からだと4〜5時間で往復できてしまうようなので、クラシックルートで登ることに。
CTだと12.5時間。急がないとという思いから危険な場所もなかったので先に行ってしまった。
僕の姿が見えなくなったことで相方も急ぎ沢筋に入ってしまったようだ。
途中で道を間違えたことに気づき、地形図を確認し登山道に戻ったようだが、
僕は手前の鏡岩で待っていたためすれ違いに。
出合うまでに1時間ほど時間を要し、この日に登頂をするとなると
下山が20時過ぎになってしまうため諦めた。
見晴らし台に足を運んだりのんびり昼寝をしていると、
庚申山荘の管理人夫妻+ワンコがやってきた。
月に何度か来ては清掃や整備などしているらしい。
お話し好きな夫妻+ワンコのお陰で楽しい時間が過ごせた。
<9月11日(日)>
翌朝暗いうちに出発。
庚申山までは不明瞭な所もあり、暗い中ルートを探すのに少し手間取った。
庚申山から先は破線ルートになる。鋸山までの尾根は「鋸尾根」と呼ばれ、
11のピークを越えていく。
鎖場や梯子があるが、足場も良いので慎重に行けば特に問題ない。
最後の急登を登り終え山頂に到着するが、ガスっていて何も見えやしない。
前日登れていたならBlue Skyが広がっていただろう…。
下山は六林班峠を経由して庚申山荘を目指す。
鋸山から六林班峠まで背丈以上の笹薮が続き、多数の倒木や穴など足元にはトラップ付きだ。
朝露に濡れた笹薮の中を半袖1枚で歩いていたため、水場に着く頃には身体はビショビショで震えが止まらなかった。急いで温かいご飯と飲み物をとり回復してひと安心。
六林班峠から先も笹道のトラバース、渡渉、崩落個所が嫌というほど続いた。
笹は刈られて谷側へ倒れており、高度感ある細道のため歩きにくい。
この山域の正規の目印は赤/黄のプレートのみとなり、
ピンクリボンの目印は所々変な場所にあり迷わせてくる。
地形図と実際のルートにズレてる場所も多く、何度もルートを間違えそうになった。
先週の笠ヶ岳のクリヤ谷に続き、当分藪漕ぎは遠慮したい。
<まとめ>
どんな場所であれ姿が見えなくなるほど先に進んではいけないと猛省した。
また、朝露に濡れた笹藪の中を歩き続けることで低体温症になりえることも身を以て知った。
相方は半袖で歩いてても暑いようだったが、体脂肪6%となると身体事情も異なるみたいだ。
皇海山はよく言えばルートファインディングを楽しむことができ、
鎖、梯子、岩場、藪漕ぎ、渡渉など変化に富んだルートでもあった。
ただ帰りの車中でも前日のことで険悪になってしまい、苦い山行となってしまった。
先週六林班峠経由で頂上目指して登りましたが、小屋から峠までも大変だったのに、さらに峠から先の首が埋まる濡れた笹藪と、足元のトラップに精神を使い果たして撤退しました。六林班峠から小屋までは迷い易く危険個所が何か所もあり片時も安心できなかったと思います。特に細い谷を越えた時に道の続きがわからず迷いました。「友達と来てたら絶対に揉めていた」と思いました。
地獄の精神修行の場から生還されたことに敬意を表します。
コメントありがとうございます。
帰宅後、通ったルートを再度調べてみると過去に何度も遭難事故が起きてるようですね
ホント迷いやすい場所が多く、地形図・GPSなど持参していて良かったです。
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