甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根

2016年09月10日(土) 〜 2016年09月11日(日)

• GPS: 16:57
• 距離: 18.2km
• 登り: 2,749m
• 下り: 2,739m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:58
• 休憩: 1:43
• 合計: 8:41

5:57 尾白川渓谷駐車場
6:05 6:06 竹宇駒ヶ岳神社
7:47 7:48 笹の平分岐
9:07 9:09 刃渡り
9:25 9:25 刀利天狗
10:20 10:41 五合目小屋跡
10:45 10:47 屏風小屋跡
11:39 12:42 七丈小屋
13:37 13:50 八合目御来迎場
14:38 七丈小屋

2日目

• 山行: 7:23
• 休憩: 0:44
• 合計: 8:07

3:58 七丈小屋
4:45 4:45 八合目御来迎場
5:34 5:37 駒ヶ岳神社本宮
5:46 5:55 甲斐駒ヶ岳
6:10 6:10 駒ヶ岳神社本宮
6:49 6:50 八合目御来迎場
7:36 7:55 七丈小屋
8:37 8:40 屏風小屋跡
8:46 8:49 五合目小屋跡
9:30 9:32 刀利天狗
9:43 9:44 刃渡り
10:39 10:42 笹の平分岐
11:58 11:58 竹宇駒ヶ岳神社
12:05 尾白川渓谷駐車場

天候

10日：晴れのち霧
11日：晴れのち曇り・霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

最寄りIC：小淵沢IC

コース状況／危険箇所等

通常の登山道は、整備されており危険な場所はありません。クサリやハシゴの所は、一定整備されている状態なので、基本的な3点確保で気を付けて登れば大丈夫だと思います。お助けロープを出す程ではないと思います。

その他周辺情報

登山後は、尾白の湯へ入浴。利用料金は市民410円、市民以外は820円
食事も同じ施設で取りました。主観ですが、味は良いけどボリュームが若干少なめに感じました。

写真

9/10 5:49

キャンピングカーとミニバンの2台で
キャンピングカーでの仮眠は最高でした。

9/10 6:06

駒ヶ岳神社を通ります。
登山の無事を祈願して参拝

9/10 6:09

吊り橋を渡ります

9/10 6:10

渡るとこんな感じ

9/10 6:11

渡ると分岐が

9/10 6:24

尾根道への分岐

9/10 7:20

ほこらがありました。

9/10 7:44

登ります

9/10 7:47

笹ノ平分岐

9/10 9:02

長い八丁登りを登って一休みの場所
前屏風の頭かな？？

9/10 9:05

苔むしたところに入っていきます。

9/10 9:10

苔が多い

9/10 9:13

刃渡り
整備されているので特に危険な箇所はありませんでした

9/10 9:14

刃渡りを渡るメンバー

9/10 9:16

刃渡りを渡るメンバーその2

9/10 9:18

刃渡りから鳳凰三山方向を望む
ガスって見えません(T_T)

9/10 9:34

刀利天狗にて

9/10 9:35

刀利天狗に到達する前にクサリ場があります

9/10 9:35

刀利天狗に到達

9/10 9:51

苔むした登山道を歩きます。
雰囲気良し

9/10 9:56

苔むした登山道

9/10 9:59

めずらしキノコが生えてます

9/10 10:38

五合目小屋跡の大きな岩にリレーフと人工で掘った避難壕が

9/10 10:44

これから、ハシゴ、クサリが断続的に続きます

9/10 10:45

最初の長いハシゴ

9/10 10:48

急登をどんどん登ります

9/10 10:53

9/10 11:08

クサリ場

9/10 11:11

橋がありました

9/10 11:12

近づくとこんな感じ
昔作った下の橋が無残にも壊れています

9/10 11:16

ハシゴが続きます

9/10 11:17

屏風岩の垂直ハシゴへ

9/10 11:21

屏風岩をトラバースして垂直ハシゴへ

9/10 11:22

ハシゴを登ったところ
あぁ恐かった〜

9/10 11:24

厳しいクサリ場が続きます

9/10 11:24

厳しいクサリ場が続きます

9/10 11:37

やっと七丈小屋が見えた！！

9/10 11:38

利用料金が書いています。わかりやすい

9/10 11:38

メニューがでかでかと〜

9/10 11:40

今回宿泊した第二小屋
私達のパーティが、小屋泊では当日最初の受付の様でした。第一小屋には人が入っていない様でしたので、第二小屋から登山者を入れて行った様子。

9/10 11:51

第二小屋の中はこんな感じ
キレイに畳まれています。換気が良くないせいか若干カビ臭さはあるものの全体的には清潔感があります。窓は二重サッシ。定員は16名ですが、少し詰めることで18人までは泊まれそう。当日、受付の締切間際に一人入ってこられて、第一小屋にではなくここを増やして17人に。

9/10 11:57

調理は、室内NGなのでお外で。小屋の直ぐ横に土足厳禁の板の間の調理場があります。屋根や防風カーテンがあるので、思いの外快適でした。

9/10 13:01

お昼が終わって、8合目まで散策

9/10 13:32

ガスってます

9/10 13:33

ガスだらけ

9/10 13:37

8合目

9/10 13:44

取りあえず石碑の前で

9/10 13:45

少し晴れ間が見えてましたが、すぐガスで覆われる

9/10 13:56

8合目から下山

9/10 14:07

剣がありました

9/10 14:29

小屋到着

9/10 16:52

空き缶は、この道具でつぶしてゴミ箱へ

9/10 16:57

晩ご飯を食べに、第一小屋へ

9/10 17:03

小屋の晩ご飯。
レトルトカレーがメインで、カレーは3種類から選べます。見た目はともかく、お米は美味しく炊けてました。大きいエビフライが二匹も付いていましたが、何故か箸はなくスプーンだけなので手づかみで美味しく頂きました（笑）。小屋名物のきのこ汁は、確かに美味しかったけど、ぬるかったなぁ〜

9/10 17:40

第一小屋横のヘリポートで。
ナナカマドの実が赤く色づいていました。もうすぐ紅葉ですね。

9/10 17:56

旧トイレ
今のトイレは撮影し損ねましたが、キレイになっています。

9/10 17:58

水場

9/11 3:59

早朝から出発。ヘッドランプを付けて

9/11 4:49

こんな岩場も登ります

9/11 4:50

暗くて、ヘッドランプしか見えません

9/11 5:02

岩場を登っていきます

9/11 5:04

徐々に空けてきました
前の山は鳳凰三山

9/11 5:05

岩場をどんどん登っていきます

9/11 5:06

雲海に囲まれた鳳凰三山が、雰囲気良し

9/11 5:11

剣が刺された岩と鳳凰三山

9/11 5:15

鳳凰三山の奥には富士山

9/11 5:15

雲海の奥には八ヶ岳連峰が

9/11 5:15

9/11 5:18

左下に剣の岩と右上に鳳凰三山

9/11 5:22

奥に鋸岳が

9/11 5:26

どんどん登ります

9/11 5:26

鋸岳を観つつ登ります

9/11 5:28

雲海からの八ヶ岳

9/11 5:31

鳳凰三山

9/11 5:35

鋸岳
標高が変わると見え方が少しづつ変わります

9/11 5:35

山頂前の神社本堂

9/11 5:36

鳳凰三山の奥には富士山

9/11 5:36

駒ヶ岳神社 本社

9/11 5:36

甲斐駒ヶ岳山頂へ向かう

9/11 5:37

北沢峠に向かう分岐

9/11 5:38

鳳凰三山と北岳、間ノ岳

9/11 5:40

山頂

9/11 5:40

山頂についた！！

9/11 5:40

御来光をバックに

9/11 5:42

御来光！！

9/11 5:42

9/11 5:42

白峰三山

9/11 5:42

御来光！！

9/11 5:44

山頂にてパチリ

9/11 5:45

山頂からの鋸岳
奥には北アルプスが見える

9/11 5:46

山頂からの鳳凰三山と富士山

9/11 5:47

北岳、間ノ岳

9/11 5:49

山頂から御来光！！

9/11 5:49

八ヶ岳連符

9/11 5:49

鋸岳へ
でも今回は行きません

9/11 5:53

朝日を浴びた仙丈ヶ岳

9/11 6:07

下山します

9/11 6:09

9/11 6:12

9/11 6:25

9/11 6:25

9/11 6:28

9/11 6:49

8合目近くで
楽しかったありがとう

9/11 6:50

9/11 6:53

8合目

9/11 6:57

下山方向

9/11 6:57

9/11 7:28

七丈小屋に到着
準備して、下まで下山へ

9/11 8:07

ハシゴ

9/11 8:10

屏風岩のハシゴを下りる

9/11 8:11

剣と屏風岩のハシゴ

9/11 8:14

橋

9/11 8:25

苔むした登山道は、なかなか良い雰囲気です

9/11 8:58

良い感じでした。

9/11 9:19

白いキノコ？？

9/11 9:37

刃渡り

9/11 10:37

笹ノ平分岐まで下山してきました

9/11 11:53

橋までもう少し

9/11 11:58

駒ヶ岳神社の説明文

9/11 12:04

駐車所に到着。無事下山

9/11 12:16

売店が開いていました。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

COOLPIX AW130 ニコン

装備

個人装備

L1スキンメッシュVネックT&ボクサー(2組) スキンメッシュソックス(2組) アクティブスキンアームカバー フラッドラッシュパワーメッシュインナーグローブ L2シルクスピンムーブT&ボクサー L2メリノスピンライトT&ボクサー(予備) エバーブレストレイルグローブ メリノスピンソックスEXPレギュラー(2組) L3ドラウドセンサー L4ニュウモラップフーディ L5エバーブレスフォトンジャケット&パンツ カミノパンツ レイルオンキャップ&シェード ナノタオル ナノハンカチ 靴（FiveTen Campfour Mid GORE-TEX） ザック（オスプレイ50L） ザックカバー 非常食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 スマートフォン（GPS記録を兼ねる） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 時計 サングラス ストック カメラ エマージェンシーキット（細引き/予備靴紐/ろうそく/防水マッチ/三角巾/結束バンド/予備小型ライト）

共同装備

ツェルト1 ツェルト2ロング(2組) ガスカートリッジ コンロ コッヘル中 ライター 軍手

感想

climber_rm

滋賀の山仲間9人パーティで甲斐駒ヶ岳へ登ってきました。
今回のテーマは、日本三大急登の黒戸尾根から登ろうというもの。皆さんマラソンやスキー等、日頃からバリバリ身体を動かしているので、メジャーな北沢峠からの普通ルートでは満足してもらえない（笑）
滋賀から夜中に車移動で、尾白川渓谷駐車場まで4時間弱で3時頃に到着。2時間程仮眠して6時に出発。今回はキャンピングカーの持ち主と一緒に来たため、睡眠がしやすかったです。
1日目、駐車場から黒戸尾根を経由し七丈小屋に小屋泊しました。なが〜く地味に登りが続く八丁登りや断続的に続くクサリとハシゴを通りながら約5時間半、お昼前には小屋に到着。でも、なかなか登り甲斐のある尾根でした。お昼ご飯を食べても時間があったので、8合目まで登ってきましたが、ガスってほとんど眺望は望めませんでした。下山途中の登山者の方に確認すると、山頂は晴れてて景色が見えていたとのこと。下側だけガスってたのね。当日、小屋泊していたのは、私達パーティ含め17人。テントは4張りぐらいだったでしょうか。

2日目、朝3時に起きて、朝食を小屋の外で食べて、メンバーのほとんどは荷物はある程度デポして軽くし4時前には出発。CLの私は、共同装備もあるのでデポせずに出発。まだ暗いのでヘッドランプを付けての登山となりました。岩場登りはありましたが、皆さん怪我も無く順調に登山。段々と夜が明けると、雲海からそびえ立つ山の景色がなんともいえず美しい！！御来光前には山頂に到着。全方位で雲海からの景色が素晴らしく感動です！！
午後から天気が下り坂になる予報だったので、名残惜しみながら下山開始しました。途中の七丈小屋で荷物のパッキングと軽い食事だけして再度下山開始。クサリやハシゴ、なが〜い下り坂をなんとか通過し、お昼には下山できました。

※七丈小屋の名物オヤヂレポ
無愛想で且つ妙なオヤヂの対応に最初は「えっ！！」っと思いましたが、小屋自体は思いの外、快適でした。小屋の中は換気が良くないせいか少しだけカビ臭かったものの、トイレは意外と臭いは少なく、マイナーな（失礼）ルートの山小屋にしては予想外にキレイでしたから。小屋の整備から食事の提供、トイレ清掃、布団の用意等全て一人で切り盛りしていると思うと（それもハイレベルで）妙に納得してしまいます（笑）