記録ID: 961133
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ハイキング
赤城・榛名・荒船
妙義山・相馬岳に登る
2016年08月23日(火) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 1,377m
- 下り
- 1,379m
天候 | 晴れ後曇り 午後雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
群馬県 妙義山 相馬岳(1104.0)に登る 期日:2016年8月23日(火) コース:道の駅 みょうぎ〜妙義神社(〜大の字往復)〜中間道〜タルワキ沢出合(〜相馬 岳往復)〜中間道〜妙義神社〜道の駅 みょうぎ メンバー:単独(広島市より) 妙義山ももちろん初めてで奇岩が連なる岩山位のイメージしか持たず、どこをどのようにして登るのかその概要さえも掴んでいなかった。その全容を初めて見たのは車中泊した道の駅みょうぎからで、雰囲気的には広島の三倉岳と似ていた。 ルートは岩稜沿いに登る超ベテランコースと誰でもが簡単に登れる山腹のトラバースコース(中間道と呼んでいる)とに大きく二つに分かれるようだ。そしてその中間コースとして妙義神社から「大の字」(山中に巨大な大という文字が建てられている場所)を経て見晴までを往復するものや中間道のタルワキ沢の出合から表妙義の最高峰である相馬岳(1104.0)を往復するものがある。 今回の予定では妙義神社より「大の字」を経て見晴(みはらし)まで往復し、別ルートで中間道まで下る。そして中間道を西に向かって歩きタルワキ沢の出合から相馬岳を往復し、再び中間道に戻ってさらに西に進んで東屋経由で道の駅みょうぎに戻るもの。 ところが実際歩いてみると昨日の運転の疲れ(福山I.C〜松井田妙義I.C.まで単独運転)と登山初日が重なったためか体が重くて中々前進しない。この調子だととても見晴まで行けそうにない(コースタイムによれば「大の字」から往復70分)。そのため「大の字」の辻から登ったのとは別ルートで中間道へ下ろうとした。 妙義神社すぐ下の小さな水神社が見晴や岩尾根への登山口となっていた。はじめ沢沿いの急登が5〜6分続くと最初の沢(水あり)に出くわし、これを右岸から左岸へと渡り小尾根に取っ付いた。その後再び沢に出て沢を渡ったり沢沿いに登ったりする。するとそのうち7〜8mの新しい鎖が現れるが、岩と木の根っことの斜面で鎖はなくとも登れる。 その後水量少ない滝を見下ろしながら登ると傾斜の緩い大きな岩の斜面に出くわす。新しく取り付けられた長い鎖(20m位)が続き、これを登りきると「大の字」の辻だった。 辻は三差路になっており、左に行けば別ルートの中間道へ降りる道だと思い、左に進んだ。するとじき岩峰に出くわし、鎖を使ってよじ登った。足場はしっかりしているものの 結構ハードな岩登りで、今回の鎖の中では一番難しかった。岩峰の頂上に達すると道の駅 から見えた鉄製の大きな大の字があった。それにしてもよくも狭い岩の上にこれほど大きな大の字を取り付けたものだと感心しながら、下降路を探すが一行に見あたらない。展望台としても抜群だが、どうもここで行き止まりのようだ。あらためて鎖を使って「大の字」の辻まで戻った。 するとよく見ると反対方向に山の上の方にむかっているもう一本の踏み跡があった。これこそが中間道へ下る別ルートだと思って辿ってみた。ところが登っても登っても別ルートらしき踏み跡に出くわさない。「大の字」の辻から15分登っても出くわさない。このまま登り続けると直接見晴に向かうのではないか。となれば時間的にも体力的にも無理だと判断し、登ってきた道を妙義神社まで引き返した。 そして妙義神社の一番奥から左(西)に向かって少し歩くと中間道の入口だった。中間道は樹林帯の中の登山道で危険箇所は全くない。中間道ほぼ平坦な巻き道が続くのかと期待していたが、所々急な上りもあって、疲れた体には結構こたえた。ちょっと歩いては休み、休んではちょっと歩きの繰り返し。そしていくつかの沢を横切るうちに中間道入口から1時間23分(うち休憩30分)もかかってようやっとタルワキ沢の出合にたどり着いた(12:51)。 何とか南妙義山の最高峰である相馬岳への登山口に着いたものの、相変わらす体は重い。 時間が時間だし果たして明るい内に帰ってこれるかどうか不安は募るばかり。しかしここまで来て引き返す訳にも行かない。明日改めてとも思ったりするがとなれば一日が無駄になる。遅い昼食を取っている内に荷物を軽くして出かけてみたらという気持ちになり、650ccのペットボトル1本とコンパクトカメラを詰め込んだウエストポーチだけで登って見る事にした。ほぼ空身に近い状態である。荷物がなくなるとこれほどまで違うのかと思える位、ウソのように体は軽くなった。 ルートははじめ水のない小沢を詰める。ほぼ直登に近い。踏み跡もしっかりしているが所々不明瞭な所がある。そんな所には白や黄色のペンキが付いているので見落とさない事。ペンキ印が見えなくなったと思ったら、早めに引き返す事。中間道の相馬岳登山口から40分近く登ると鎖場が3ヶ所続く。最初の鎖は岩の側面をトラバース状に登っているが、滑りやすいので注意が必要。ここを登りきればあとの2ヶ所は簡単。 最初の鎖場から25分近く登ると稜線鞍部であるタルワキ沢のコルへ。コルから相馬岳への稜線はヤセているが、両側の斜面は樹木が密生しているので心配には及ばない。10分近く登ると最初の小ピークに達し、相馬岳と間違いやすいが、さらに10分ちかく登ったところが本当のピークである。山頂は狭いが展望は良さそうだったがあいにくの俄雨でほとんど展望はきかなかった。下山は登って来た道をそのまま引き返したが、汗でびしょ濡れになったシャツやズボンは雨のため返って気持ちよかった。 (参考タイム) (1)道の駅 みょうぎ第2駐車場(0.02 車道歩き)妙義神社大鳥居(0.12 石段上り) 妙義神社(0.01)水神社(0.50)「大の字」の辻 (2)中間道入口(0.18)第一見晴分岐(0.24)第二見晴分岐(0.09)タルワキ沢出合(1.06) タルワキ沢のコル(0.18)相馬岳 |
その他周辺情報 | 道の駅 みょうぎのすぐ上にもみじの湯(510円)があり、露天風呂から登ったばかりの相馬岳をはじめ表妙義や裏妙義の山々までが見えたのは感動ものだった。、 |
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