記録ID: 965631
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
朝日・出羽三山
摩耶山（山形県）
2016年09月22日(木) [日帰り]
Ssakana
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:45
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 835m
- 下り
- 831m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:17
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 4:44
鶴岡市南部にある三百名山の摩耶山。秋分の日は午後から降水確率が上がる天気予報なので，午後遅くならないうちに下りて来るつもりでこの山をチョイス。
越沢登山口の駐車スペースには先に1台の車が停まっており，私のすぐ後にもう1台の車が来た。私の後に来た方は，山登りではなく渓流釣りの下見だったようだ。登山道に入ってすぐに下りて来たトレールランっぽい若者とすれ違った。後で登山口の下山記録ノートをみると，2時間半ほどで行って戻ってきたようだ。
山頂では倉沢コースから登ってきた40歳くらいの男の人3人組がおられた。この日は摩耶山に来た人はこれですべてだった可能性が高い。
途中で雨がぱらつく時間帯も少しあったが，雨に遭わずに下りて来ることができた。下山後，車を運転し始めてほどなく本降りとなってきたので登山のタイミングは結果的に良かった。ただ，弁財天の夫婦滝の前で沢の中に転びこんだので半身ずぶぬれになるハプニングがあった。
登ろうと思い立つまでこの山の存在もよく知らなかったが，標高の割には急な登りがある。滝や頂上の岩峰の景色も楽しむことができるので登って良かったと思える山であった。
越沢登山口の駐車スペースには先に1台の車が停まっており，私のすぐ後にもう1台の車が来た。私の後に来た方は，山登りではなく渓流釣りの下見だったようだ。登山道に入ってすぐに下りて来たトレールランっぽい若者とすれ違った。後で登山口の下山記録ノートをみると，2時間半ほどで行って戻ってきたようだ。
山頂では倉沢コースから登ってきた40歳くらいの男の人3人組がおられた。この日は摩耶山に来た人はこれですべてだった可能性が高い。
途中で雨がぱらつく時間帯も少しあったが，雨に遭わずに下りて来ることができた。下山後，車を運転し始めてほどなく本降りとなってきたので登山のタイミングは結果的に良かった。ただ，弁財天の夫婦滝の前で沢の中に転びこんだので半身ずぶぬれになるハプニングがあった。
登ろうと思い立つまでこの山の存在もよく知らなかったが，標高の割には急な登りがある。滝や頂上の岩峰の景色も楽しむことができるので登って良かったと思える山であった。
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
国道345号線から摩耶山越沢（こえさわ）登山口へ。ここから砂利道を駐車スペースまで自家用車で入ってゆく。
国道345号線脇の摩耶山登山口への入口。この先の摩耶山林道は砂利道が荒れているところもあるが，車で行ける。
国道345号線脇の摩耶山についての説明板。神戸の摩耶山信仰がこの地にもたらされ，釈迦の生母・摩耶夫人（まやふじん／まやぶにん）を祀る霊場となったという。
9/22 7:30
国道345号線脇の摩耶山についての説明板。神戸の摩耶山信仰がこの地にもたらされ，釈迦の生母・摩耶夫人（まやふじん／まやぶにん）を祀る霊場となったという。
登山口までの林道脇に「都岐沙羅柵（つきさらのさく）」守護神摩耶山神社の標が立っている。
「都岐沙羅柵」守護神摩耶山神社の標。説明文が書かれているが，説明文は標柱の裏側にも続いているようだ。
ツリフネソウ（釣船草，吊舟草）。ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草。別名：ムラサキツリフネ（紫釣船）。
ミゾソバ（溝蕎麦）。タデ科タデ属またはイヌタデ属に分類される一年草。
カメバヒキオコシ（亀葉引起こし）。シソ科ヤマハッカ属の多年草。別名：カメバソウ。
カメバヒキオコシ（亀葉引起こし）。カメバ（亀葉）は亀の甲羅から尻尾が出ているような葉の形ということで，ヒキオコシ（引き起こし）はその薬効成分で病から体を引き起こすという意味。
9/22 8:01
カメバヒキオコシ（亀葉引起こし）。カメバ（亀葉）は亀の甲羅から尻尾が出ているような葉の形ということで，ヒキオコシ（引き起こし）はその薬効成分で病から体を引き起こすという意味。
越沢登山口の駐車スペースの手前に摩耶山林道の表示看板。駐車場の先からも，もう少し林道は続くようだ。
駐車場の左側，摩耶山林道に沿う沢。沢の名前は名畑沢のようだ。釣りの下見に来た人がこの沢に下りていた。随分と小さな沢だが，やはりイワナがいるのだろうか。
9/22 8:03
駐車場の左側，摩耶山林道に沿う沢。沢の名前は名畑沢のようだ。釣りの下見に来た人がこの沢に下りていた。随分と小さな沢だが，やはりイワナがいるのだろうか。
サワアザミ（沢薊）。北海道から福井県までの日本海側の山地に多い。東京都奥多摩町でも確認されているという。
越沢登山口の登山者記帳所。ノートに住所，名前，入山時刻，下山時刻を記入することになっている。
越沢登山口の登山者記帳用のノート。記帳所ボックスの中に入っている。
キバナアキギリ（黄花秋桐）。シソ科アキギリ属に分類される多年草。
歩き始めてしばらくして両側が切り立った崖の間を通る。右の崖を鵜の巣の倉，左の崖をカジ倉と呼ぶようだ。説明板を見たときは何のことかよくわからず，登山道から崖もよく見えなかった。
9/22 8:17
歩き始めてしばらくして両側が切り立った崖の間を通る。右の崖を鵜の巣の倉，左の崖をカジ倉と呼ぶようだ。説明板を見たときは何のことかよくわからず，登山道から崖もよく見えなかった。
ミズヒキ（水引）の小さな花はコンパクトカメラでピントを合わすのが難しい。何枚も写真を撮ってピントがまともな写真はない。ある程度ピントが合ったものも少ない。
9/22 8:20
ミズヒキ（水引）の小さな花はコンパクトカメラでピントを合わすのが難しい。何枚も写真を撮ってピントがまともな写真はない。ある程度ピントが合ったものも少ない。
カメバヒキオコシ（亀葉引起こし）。東北南部から本州中部まで分布。
登山口から摩耶山沢を右に見ながら歩いてきたが，ここで摩耶山沢を渡る。
摩耶山沢を渡るところ。アルミ板が置かれている。渡る前に手前に咲いているツリフネソウやジャコウソウの花の写真を撮る。
クジャクシダ（孔雀羊歯）。ホウライシダ科ホウライシダ属の夏緑性のシダ植物。ホウライシダ属のシダは日本には8種自生するという。
サラシナショウマ（晒菜升麻，更科升麻）。キンポウゲ科サラシナショウマ属 の多年草。
歩き始めて30分くらいの地点。このあたりでトレイルランの若者が1人下山してきたのにすれ違った。
ミヤマセンキュウ（深山川芎）。セリ科ミヤマセンキュウ属の多年草。
オクトリカブト（奥鳥兜）。キンポウゲ科トリカブト属の多年草。中部以北から北海道南部に自生。陸奥（みちのく）に多いことからの命名。
9/22 8:37
オクトリカブト（奥鳥兜）。キンポウゲ科トリカブト属の多年草。中部以北から北海道南部に自生。陸奥（みちのく）に多いことからの命名。
カヤタケ（茅茸）の仲間か。カヤタケはキシメジ科カヤタケ属のキノコ。
オクトリカブト（奥鳥兜）。トリカブトは，ドクウツギ，ドクゼリと並んで日本三大有毒植物の一つとされる。
オクトリカブト（奥鳥兜）。トリカブトの仲間は日本に約30種自生していると言われる。
小浜の茶屋跡は「滝登りベテランコース」と「初心者コース」の分岐。
シラネセンキュウ（白根川芎）。セリ科シシウド属の多年草。別名：スズカゼリ。セリ科の種の同定は難しい。葉の形から，シラネセンキュウが近いように思う。
9/22 8:41
シラネセンキュウ（白根川芎）。セリ科シシウド属の多年草。別名：スズカゼリ。セリ科の種の同定は難しい。葉の形から，シラネセンキュウが近いように思う。
ムラサキシメジの幼菌か？ コムラサキシメジ，ムラサキシメジモドキ，ムラサキアブラシメジモドキなど写真でみただけでは見分けるのが今のところ難しい。
9/22 8:46
ムラサキシメジの幼菌か？ コムラサキシメジ，ムラサキシメジモドキ，ムラサキアブラシメジモドキなど写真でみただけでは見分けるのが今のところ難しい。
小浜の茶屋跡から「滝登りベテランコース」に入ったあたり。踏み跡がいくつもあり，どこが歩きやすいのかよくわからない。沢からいったん離れる踏み跡をたどる。
9/22 8:48
小浜の茶屋跡から「滝登りベテランコース」に入ったあたり。踏み跡がいくつもあり，どこが歩きやすいのかよくわからない。沢からいったん離れる踏み跡をたどる。
小浜の茶屋跡から「滝登りベテランコース」に入ったあたり。ルートが不明瞭で歩きにくい。しかしこの日の摩耶山のコースは全体としては道がはっきりしていて歩きやすい。
9/22 8:49
小浜の茶屋跡から「滝登りベテランコース」に入ったあたり。ルートが不明瞭で歩きにくい。しかしこの日の摩耶山のコースは全体としては道がはっきりしていて歩きやすい。
ツルタケ（鶴茸）の一種か。ツルタケはテングタケ科テングタケ属のキノコの一種。カッパツルタケかカバイロツルタケかも知れない。
キノコのいろいろな写真を見ていて似ているのはチチタケ（乳茸）かと思うが．．．
小浜の茶屋跡から「滝登りベテランコース」に入ったあたり。道がわかりにくかったところはすぐ終わり，この後は道ははっきりしていた。
オヤリハグマ（御槍白熊）。御槍（おやり）は葉の先の鋭い様子を槍先に見立てたもの。白熊（はぐま）とはヤクの尾の毛で作った飾りで，兜，槍の白い飾りや僧が使う払子に使われた。細長い花びらの様子を白熊に見立てたもの。
9/22 8:55
オヤリハグマ（御槍白熊）。御槍（おやり）は葉の先の鋭い様子を槍先に見立てたもの。白熊（はぐま）とはヤクの尾の毛で作った飾りで，兜，槍の白い飾りや僧が使う払子に使われた。細長い花びらの様子を白熊に見立てたもの。
アズマヒキガエル（東蟇蛙）。繁殖期になると雄は黄褐色になり皮膚のイボも消失し，雌は焦げ茶色になる。
アズマヒキガエル（東蟇蛙）。繁殖期になると雄は黄褐色になり皮膚のイボも消失し，雌は焦げ茶色になる。
アズマヒキガエルはニホンヒキガエルの亜種とされ，東北地方から近畿地方，島根県東部までの山陰地方北部に自然分布する。
アズマヒキガエル。ニホンヒキガエルより鼓膜が大きいとされる。写真のヒキガエルは焦げ茶色なので，繁殖期の雌ということのようだ。
弁財天の夫婦滝のすぐ手前で沢を渡る。濡れた石に足を置いて渡ろうとしたら，思った以上に滑りやすく，沢の中に転げ込んでしまった。腰から左足，背中のリュックがびしょ濡れ。
9/22 9:00
弁財天の夫婦滝のすぐ手前で沢を渡る。濡れた石に足を置いて渡ろうとしたら，思った以上に滑りやすく，沢の中に転げ込んでしまった。腰から左足，背中のリュックがびしょ濡れ。
ミヤマガマズミ（深山莢蒾）の実。ミヤマガマズミはレンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木。
弁財天の夫婦滝の左にもう一つ小ぶりの滝がある。この滝と合わせて「夫婦滝」ということなのかも知れない。滝横の説明板では滝壺の形からの命名だと書かれている。
9/22 9:02
弁財天の夫婦滝の左にもう一つ小ぶりの滝がある。この滝と合わせて「夫婦滝」ということなのかも知れない。滝横の説明板では滝壺の形からの命名だと書かれている。
滝の横の鉄梯子に左側から近づくときに濡れた石伝いに歩くが，この石も本当によくすべる。今度は転ばずに通過できたが靴底が滑って危うかった。
9/22 9:03
滝の横の鉄梯子に左側から近づくときに濡れた石伝いに歩くが，この石も本当によくすべる。今度は転ばずに通過できたが靴底が滑って危うかった。
弁財天の夫婦滝の説明板。滝壺が婦女の体躯に似ているために夫婦滝という名になったと書かれている。
ツヤウチワタケ（艶団扇茸）。サルノコシカケ科ツヤウチワタケ属のキノコ。
ムラサキフウセンタケ（紫風船茸）。フウセンタケ科フウセンタケ属の菌類。
ホツツジ（穂躑躅）。有毒植物。花粉にも毒成分が含まれ，蜂蜜に混入して食中毒を起こすことがあるという。
ツルアリドオシ（蔓蟻通し）の赤い実。ツルアリオオシはアカネ科ツルアリドオシ属の地面を這う常緑蔓性の多年草。
イタチタケ（鼬茸）。ヒトヨタケ科ナヨタケ属と分類されている記述もある。
クロハツ，ニセクロハツ，クロハツモドキのどれかといったところか。
クロハツ，ニセクロハツ，クロハツモドキのどれかといったところか。
クロハツ，ニセクロハツ，クロハツモドキのどれかといったところか。
キホウキタケ（黄箒茸）か。キホウキタケはラッパタケ科ホウキタケ属のキノコ。
キホウキタケ（黄箒茸）か。類似の種が多数報告されていて，細かな分類はまだ完全になされてないらしい。
中尾根の標高730m付近。ここまで急坂を登ってきたが，道がやや右に曲がってゆきながら一時的に勾配がゆるやかになる。さらに先の稜線も見えてきた。
9/22 9:52
中尾根の標高730m付近。ここまで急坂を登ってきたが，道がやや右に曲がってゆきながら一時的に勾配がゆるやかになる。さらに先の稜線も見えてきた。
今まで急な斜面で尾根の上が見えなかったが，ここで頂上方面の山稜が見えた。標高740mの小ピーク付近。
ツエタケ（杖茸）か？ ヌメリツバタケ（滑鍔茸）か？ モリノカレバタケ（森枯葉茸）か？
ツエタケ（杖茸）か？ ヌメリツバタケ（滑鍔茸）か？ モリノカレバタケ（森枯葉茸）か？ 柄につばがないのでヌメリツバタケではなさそう。
9/22 10:02
ツエタケ（杖茸）か？ ヌメリツバタケ（滑鍔茸）か？ モリノカレバタケ（森枯葉茸）か？ 柄につばがないのでヌメリツバタケではなさそう。
ツエタケ（杖茸）か？ ヌメリツバタケ（滑鍔茸）か？ モリノカレバタケ（森枯葉茸）か？
ツエタケ（杖茸）か？ ヌメリツバタケ（滑鍔茸）か？ モリノカレバタケ（森枯葉茸）か？
タムシバ（田虫葉）の果実。タムシバはモクレン科モクレン属の落葉小高木。
タムシバ果実は袋果が集まった集合果でコブシの果実に似ている。タムシバの果実はコブシに比べるとやや小型で，形も捻じ曲がらないという。
9/22 10:06
タムシバ果実は袋果が集まった集合果でコブシの果実に似ている。タムシバの果実はコブシに比べるとやや小型で，形も捻じ曲がらないという。
クロバナヒキオコシ（黒花引起し）。シソ科ヤマハッカ属の多年草。
クロバナヒキオコシ（黒花引起し）。北海道および本州の近畿地方以北の日本海側に分布。
クロバナヒキオコシ（黒花引起し）。同属のヒキオコシと同様，薬草として利用される。薬効成分は葉に多い。
クロバナヒキオコシ（黒花引起し）。ヒキオコシ（引起し）の名の由来は，弘法大師が病で倒れた旅人にこの草を煎じて飲ませたところ，その病人が起き上がったという伝説からという。
9/22 10:16
クロバナヒキオコシ（黒花引起し）。ヒキオコシ（引起し）の名の由来は，弘法大師が病で倒れた旅人にこの草を煎じて飲ませたところ，その病人が起き上がったという伝説からという。
朽ちかけているが，ヒトヨタケやキララタケの仲間のように見える。
ドクツルタケ（毒鶴茸）の幼菌。ドクツルタケはハラタケ目テングタケ科テングタケ属の猛毒のキノコ。
ドクツルタケ（毒鶴茸）。シロタマゴテングタケ（白卵天狗茸）との見分けが難しいが柄にささくれがあるのがドクツルタケ。
ドクツルタケ（毒鶴茸）。シロタマゴテングタケやタマゴテングタケとともに猛毒キノコ御三家と言われる。欧米では「破壊の天使（Destroying Angel） 」とも呼ばれるらしい。
9/22 10:27
ドクツルタケ（毒鶴茸）。シロタマゴテングタケやタマゴテングタケとともに猛毒キノコ御三家と言われる。欧米では「破壊の天使（Destroying Angel） 」とも呼ばれるらしい。
ドクツルタケ（毒鶴茸）。シロコドク（秋田県），テッポウタケの地方名がある。同じく猛毒のシロタマゴテングタケの秋田県での地方名はイチコロ。
9/22 10:27
ドクツルタケ（毒鶴茸）。シロコドク（秋田県），テッポウタケの地方名がある。同じく猛毒のシロタマゴテングタケの秋田県での地方名はイチコロ。
中尾根と呼ばれる尾根の急な登りがずっと続くが，頂上手前で稜線に出る。ここで東側からの倉沢コースと合流。
稜線に出ると鉾ヶ峰（右手前），鑓ヶ峰（左後方）の岩峰が見える。
稜線に出たところから左側が倉沢登山口からのコース。見えている岩峰はソリクラ。
稜線に出たところから右前方に鉾ヶ峰（写真右手前），鑓ヶ峰（写真左後方）の岩峰
ツツジ科スノキ属と思われる木の葉の紅葉。ナツハゼ，スノキ，ウスノキ，クロウスゴのいずれかだと思われる。
摩耶山から北東方向。こちらが歩いてきた方向。見えている岩峰はソリクラ。
摩耶山山頂の方位盤。佐渡の方向が真西よりも北西側に描かれているので実際の方向とはずれがあるように思う。
摩耶山山頂の三角点。国土地理院による現在の摩耶山の標高は1019.8m。
摩耶山山頂より粟島。佐渡が見えているものと現場では思っていた。粟島までは約40km，佐渡までは約100km離れている。この日は佐渡までは見えなかったようだ。
9/22 10:42
摩耶山山頂より粟島。佐渡が見えているものと現場では思っていた。粟島までは約40km，佐渡までは約100km離れている。この日は佐渡までは見えなかったようだ。
摩耶山山頂より南東方向。この方向に以東岳が見えるはずだが，山頂部が雲に隠れて見えない。朝日岳は以東岳と重なる方向にあり，天気が良くても見えないようだ。
9/22 10:43
摩耶山山頂より南東方向。この方向に以東岳が見えるはずだが，山頂部が雲に隠れて見えない。朝日岳は以東岳と重なる方向にあり，天気が良くても見えないようだ。
摩耶山山頂より東側を見下ろす。倉沢コースはこの方向から登ってくるようだ。
摩耶山山頂より東南東方向を見下ろす。荒沢ダムのダム湖の湖面が見えているようだ。
摩耶山山頂より南東側，鉾ヶ峰と鑓ヶ峰のさらに向こうには朝日連峰。天気が良ければ以東岳などが見えるはず。
摩耶山より下山開始。下りは初心者コースと書かれていたコースを戻るべく，まずは西側の関川コースへの道をとる。山頂からすぐのところに倉沢コースへ下りられる道の分岐あり。
9/22 10:48
摩耶山より下山開始。下りは初心者コースと書かれていたコースを戻るべく，まずは西側の関川コースへの道をとる。山頂からすぐのところに倉沢コースへ下りられる道の分岐あり。
ここまで水分補給なしできたが，下山を開始したところでペットボトルの水を半分くらい飲む。この日の水分補給は結局これだけで終了。
関川コースを下り始めてすぐに「厩山の奥の宮」（厩山神社奥宮）がある。
キララタケ（雲母茸）。ナヨタケ科キララタケ属のキノコ。六体地蔵尊近くの枯れ木に群生。ヒトヨタケ（一夜茸）とよく似ているが，幼菌の傘の表面が雲母状の鱗片に覆われている。
9/22 11:01
キララタケ（雲母茸）。ナヨタケ科キララタケ属のキノコ。六体地蔵尊近くの枯れ木に群生。ヒトヨタケ（一夜茸）とよく似ているが，幼菌の傘の表面が雲母状の鱗片に覆われている。
キララタケ（雲母茸）。ヒトヨタケの仲間の傘は自己消化により液化し，最後は柄のみ残して一夜で溶けて黒インクのような液になる。英語ではこのキノコを "ink caps"（インクの傘）と呼ぶ。
9/22 11:01
キララタケ（雲母茸）。ヒトヨタケの仲間の傘は自己消化により液化し，最後は柄のみ残して一夜で溶けて黒インクのような液になる。英語ではこのキノコを "ink caps"（インクの傘）と呼ぶ。
キララタケ（雲母茸）。ヒトヨタケ同様，酒類を飲む前後に食べると中毒を起こす。体内のアルデヒド脱水素酵素を阻害するため，アセトアルデヒド血中に残って悪酔い症状となる。
9/22 11:01
キララタケ（雲母茸）。ヒトヨタケ同様，酒類を飲む前後に食べると中毒を起こす。体内のアルデヒド脱水素酵素を阻害するため，アセトアルデヒド血中に残って悪酔い症状となる。
アメリカセンダングサ（亜米利加栴檀草）。キク科センダングサ属の1年草。別名：セイタカタウコギ（背高田五加木）。北アメリカ原産で日本では大正時代に確認された帰化植物。
9/22 11:04
アメリカセンダングサ（亜米利加栴檀草）。キク科センダングサ属の1年草。別名：セイタカタウコギ（背高田五加木）。北アメリカ原産で日本では大正時代に確認された帰化植物。
ツルリンドウ（蔓竜胆）。リンドウ科ツルリンドウ属の多年性のつる植物。
追分分岐から越沢口へと下り始めたあたりの足元。ここには花崗岩ではなく泥岩が出ている。
ドクベニタケ（毒紅茸）。毒きのこ。よく似た種も多いらしく，このキノコもドクベニタケに似たものかも知れず，確証はない。
ニカワホウキタケ（膠箒茸）。アカキクラゲ科ニカワホウキタケ属のキノコ。
ハタケシメジ（畑占地/畑湿地）か？ ハタケシメジはシメジ科シメジ属のキノコ。
スギヒラタケ（杉平茸）。東北・北陸地方では食されていたようだが，2004年以降は毒キノコとされる。
足元に転がっている石。風化した岩石は表面をみるだけではよくわからないので，割ってよく見る必要があるが，泥岩のようだ。
小浜の茶屋跡のすぐ上まで来た。小浜の茶屋跡の小さな滝となる枝沢を渡る。
小浜の茶屋跡のすぐ上の枝沢を渡る。滑って転ばないように慎重に渡った。
リョウメンシダ（両面羊歯）。オシダ科カナワラビ属の常緑多年性のシダ植物。
リョウメンシダ（両面羊歯）の葉の裏側。リョウメンシダの名は葉の裏表が同じように見えることから名づけられたらしい。英名は upside-down fern。
9/22 12:17
リョウメンシダ（両面羊歯）の葉の裏側。リョウメンシダの名は葉の裏表が同じように見えることから名づけられたらしい。英名は upside-down fern。
小浜の茶屋跡に戻り，往路の登山道と合流。小浜の小屋跡の標高は約370m。
ヒメベニテングタケ（姫紅天狗茸）の幼菌。テングタケ科テングタケ属のキノコ。
シシガシラ（獅子頭）。ミヤマシシガシラやオサシダと似ており区別が難しい。
カタバミ（酢漿草，片喰，傍食）。カタバミ科カタバミ属の多年草。
瀬戸橋より下の沢を見下ろす（上流側）。沢の名は名畑沢のようだ。
瀬戸橋。瀬戸橋を渡った向こうを右に入って行くと摩耶山の登山道。登山道に沿う沢は摩耶山沢。
オクトリカブト（奥鳥兜）。越沢登山口から国道345号線までの摩耶山林道脇にて。
オクトリカブト（奥鳥兜）。塊根を乾燥させたものは漢方薬や毒として用いられ，烏頭（うず）または附子（生薬名は「ぶし」，毒に使うときは「ぶす」）と呼ばれる。
9/22 13:07
オクトリカブト（奥鳥兜）。塊根を乾燥させたものは漢方薬や毒として用いられ，烏頭（うず）または附子（生薬名は「ぶし」，毒に使うときは「ぶす」）と呼ばれる。
オクトリカブト（奥鳥兜）。本来「附子」は，球根の周り着いている「子ども」の部分。中央部の「親」の部分は「烏頭（うず）」，子球のないものを「天雄（てんゆう）」と呼んでいた。
9/22 13:07
オクトリカブト（奥鳥兜）。本来「附子」は，球根の周り着いている「子ども」の部分。中央部の「親」の部分は「烏頭（うず）」，子球のないものを「天雄（てんゆう）」と呼んでいた。
下山してからスマホとカーナビで近い温泉施設を検索。結局，鶴岡市熊出のかたくり温泉ぼんぼで入浴。入浴料1人430円。サウナあり（サウナ室にテレビなし）。
1
9/22 14:57
下山してからスマホとカーナビで近い温泉施設を検索。結局，鶴岡市熊出のかたくり温泉ぼんぼで入浴。入浴料1人430円。サウナあり（サウナ室にテレビなし）。
秋田まで帰ってはなまるうどんのオープンして間もない秋田川元店へ。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ（ジェットボイル）
地図（地形図）
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
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