日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)2016
- GPS
- 18:46
- 距離
- 68.3km
- 登り
- 4,826m
- 下り
- 4,806m
コースタイム
- 山行
- 10:45
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 10:59
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 7:38
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
夜間走行あり |
写真
感想
前年に引き続き4回目のハセツネ出場となった。
この大会は独特の雰囲気がある。
距離はそれほどでもないが、高低差が激しく
エイドは水のみであり、夜間走行で恐怖感がある。
前回のレースで肩を痛めて、約1か月。
シャツなどを着る際には、まだ痛みが出る。
70キロも走って、肩がどうなるか心配だった。
痛くなれば、途中棄権も止む無しで、行けるとこまで
行こうと覚悟を決めた。
今年は渋滞の影響を控えるために13時間のスタート位置
に並んだ。前半、渋滞で流行る気を静める。
もう少し前でも良かったかも知れない。
肩をかばいながらゆっくり進んだ。幸い、痛みはない。
なんとかなりそうだ。
でも転んだりしたら、右手を付いて、肩に痛みが走るだろう。
転ばないように、慎重に下った。
山に入ると霧が凄く、ライトの光が拡散して
足元すら良く見えない。黄色いセロファンを貼ったライトを
使用している選手も多かった。
ハセツネは国内のレースでは珍しくトレッキングポールの使用が出来る。
第一関門から使用し、登りはガツガツ登っていく。
大岳山の手前の岩場と鎖場でポールをザックに戻す。
ここは慎重に両手を使ってよじ登る必要がある。
ここを過ぎれば、下り基調になるので、もうポールは
必要無くなる。ゴールまでザックに付けたままでOKだ。
ちょうど、日の出山で日の出の時間を迎えた。
しかし、曇りで太陽は出てこなかった。
金比羅尾根で明るくなり、そのまま下る。
長いレースも終わりに近づいた。
肩は、なんとかなった。後遺症が出るほどの痛みはない。
注意したおかげで、1回も転ばなかった。
転ばなかったのは、初めてだろう。
ゆっくりいったぶん、タイムは落ちたが、
完走することが出来て、感無量だ。
途中の苦しさも、朝日を浴びたゴールに突入すると
その過程、全てが昇華される。
苦しさもキツさもなぜか、楽しかった記憶にすり変わる。
トレランの不思議な魅力だ。
この大会は、毎年出たい大会の一つになる。
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