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Yamareco

記録ID: 98064
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ハイキング
奥多摩・高尾

道志山塊 (ほぼ) 縦走 (二十六夜山→綱子)

2011年02月05日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 神奈川県 山梨県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
26.1km
登り
2,135m
下り
2,294m

コースタイム

7:00戸沢登山口-7:30仙人水-8:15二十六夜山着-(小休止)-8:25二十六夜山発-9:15赤岩着-(小休止)-9:30赤岩発-9:50御座入山-10:00今倉山-11:15菜畑山-12:10ブドウ岩の頭-13:10赤鞍ヶ岳着-(小休止)-13:25赤鞍ヶ岳発-14:00ワラビノタタキ-14:40細芋の頭-14:55長尾山-15:10鳥井立-15:30厳道峠-15:55ムギチロ-16:15平野峠-16:40綱子峠-17:30綱子入口BS
天候 晴のち曇
気温は出発時に戸沢登山口で -4度くらい, 昼間の11時くらいで10度くらいまで上がった. その後, 曇ってからは 5〜8 度くらい. すっかり春の陽気.
過去天気図(気象庁) 2011年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
- 往路
富士急の始発で赤坂駅に向かう. 東京方面から向かう場合, 大月駅での乗り換え時間が 2 分しかないので要注意. 富士急の車内で JR 線の精算も可能. 乗り換え時間がないため精算は富士急車内で済ますように案内される.
赤坂駅からは前日に手配しておいた富士急タクシーで戸沢集落まで行く. 赤坂駅→戸沢で \2,180.

- 復路
綱子入口→やまなみ温泉のバスは \100 の乗車時払い.
コース状況/
危険箇所等
- トレイルの状況
よく整備されていて迷うようなところはない. 一部広い尾根の箇所もあるが目印テープを見つけていけば問題なし. 分岐や名のあるピークには道標が必ずある. 夏場はヤブが煩くなりそうな箇所もあるが, 現状は全く問題なかった.
コース上雪があったのは 20m くらいだけ. 現状, アイゼン, ゲイターともに不要. 道が異常に乾燥しているため急坂では砂のようになった表面の土に足を滑らすことがあった.

- トイレ
コース上にはなし

- 綱子峠からの直進路
綱子峠に行くと稜線を直進する方向に“大平山 奥牧野”と書かれた手書きの道標があった(最後の写真参照). 山と高原地図には全くない道であったが取り敢えず入ってみたところ, 200m 進んだところで先ず一つ目の小さなピークを急登で超え, 右に進むと突き当たりに左下を指した矢印の書かれた “大平山” のプレート. が, 左下に降りていく道がかなりの急坂で, 一度降りたら登り返すのが相当大変そうだったのと, いい加減暗くなってきたので, これ以上進むのをやめて来た道を戻ることにした.
登山口にある駐車スペース. 詰めれば 3, 4 台なら止められそう. 木でスロットが区切ってあるが, この向きで止めると相当林道にはみ出そう.
登山口にある駐車スペース. 詰めれば 3, 4 台なら止められそう. 木でスロットが区切ってあるが, この向きで止めると相当林道にはみ出そう.
二十六夜山山頂.
二十六夜山からの富士山
二十六夜山からの富士山
二十六夜山から御正体山
二十六夜山から御正体山
二十六夜山から南アルプス方面
二十六夜山から南アルプス方面
二十六夜山から禾生のリニア実験線が地上に出るところが見えた.
二十六夜山から禾生のリニア実験線が地上に出るところが見えた.
二十六夜山からの富士山アップ. 寒そう...
二十六夜山からの富士山アップ. 寒そう...
赤岩からの富士山
赤岩からの富士山
赤岩から南アルプス方面
赤岩から南アルプス方面
赤岩から八ヶ岳〜金峰山〜国師ヶ岳, 手前には小金沢連嶺が見える.
赤岩から八ヶ岳〜金峰山〜国師ヶ岳, 手前には小金沢連嶺が見える.
赤岩から八ヶ岳アップ.
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赤岩から八ヶ岳アップ.
赤岩から金峰山のアップ. 辛うじて五丈岩も. その右の鞍部が大弛水峠で更にその右が国師ヶ岳か ?
赤岩から金峰山のアップ. 辛うじて五丈岩も. その右の鞍部が大弛水峠で更にその右が国師ヶ岳か ?
赤岩から小金沢連嶺. 雁ヶ腹摺山や大菩薩嶺が見える.
赤岩から小金沢連嶺. 雁ヶ腹摺山や大菩薩嶺が見える.
赤岩から雲取山
赤岩から三ツ峠
赤岩から甲斐駒ケ岳アップ
赤岩から甲斐駒ケ岳アップ
赤岩から雁ヶ腹摺山アップ. 右端に大菩薩が入っている.
赤岩から雁ヶ腹摺山アップ. 右端に大菩薩が入っている.
今倉山山頂. 樹林に囲まれていて眺望はイマイチだが広く平らな山頂.
今倉山山頂. 樹林に囲まれていて眺望はイマイチだが広く平らな山頂.
今倉山〜赤鞍ヶ岳間で道志の道の駅が見えた.
今倉山〜赤鞍ヶ岳間で道志の道の駅が見えた.
赤鞍ヶ岳山頂. こちらも樹林に囲まれていて眺望はイマイチだが広く平らな山頂.
赤鞍ヶ岳山頂. こちらも樹林に囲まれていて眺望はイマイチだが広く平らな山頂.
赤鞍ヶ岳山頂の立派な木
赤鞍ヶ岳山頂の立派な木
赤鞍ヶ岳〜ワラビノタタキの間から見えた蛭ヶ岳のアップ.
赤鞍ヶ岳〜ワラビノタタキの間から見えた蛭ヶ岳のアップ.
ワラビノタタキ. 山頂は何もない.
ワラビノタタキ. 山頂は何もない.
ワラビノタタキの裏の雨量計の周りだけ雪が付いていた.
ワラビノタタキの裏の雨量計の周りだけ雪が付いていた.
鳥井立のテレビ中継施設
鳥井立のテレビ中継施設
厳道峠. 駐車スペースあり.
厳道峠. 駐車スペースあり.
綱子峠. 右に降りると綱子. 左に降りると安寺沢の林道方面に降りる(道標に手書きで“難路”と書いてある). そして地面に転がっている手書きの道標には直進すると大平山〜奥牧野に降りられるとある. 大平山ってどこ ???
綱子峠. 右に降りると綱子. 左に降りると安寺沢の林道方面に降りる(道標に手書きで“難路”と書いてある). そして地面に転がっている手書きの道標には直進すると大平山〜奥牧野に降りられるとある. 大平山ってどこ ???
綱子峠にある大平山を示す標識. 地面に転がっている...
綱子峠にある大平山を示す標識. 地面に転がっている...

感想

以前から気になっていた道志山塊だが, 花粉が飛び始める直前のタイミングを見計らって行ってきた. 本来なら山伏峠あたりから入って御正体山→道坂峠→今倉山と行くのが正しい経路のような気がするが, 私の脚力ではこの道程を一気に行くのは無理なので, 二十六夜山から入ることにした. ただ, コースを短くしたと言っても未だ距離があるため最終目的地の綱子に辿りつけるかどうか怪しかったため, 秋山方面への下山, 月夜野への下山, 奥牧野方面への下山など各方面のバスの時間を調べておいた.
二十六夜山まではがむしゃらに登ったが, 稜線に出てしまうととても気持ちいいコースが続いたため, ついついのんびり歩き. 帳尻合わせに後半は相当急ぎ足となり, 特に厳道峠以降は登りは可能な限り早足, 下りは小走りでなんとか日があるうちに綱子峠まで辿りついた. 後半の急ぎ足で通った道はいつかもっとゆっくりと歩き直したい. 無事綱子に降りるたときはほっとしたものだが, 綱子から綱子入口バス停への車道の登り返しがきつかった...

コースは山と高原地図ではヤブ深いと書かれていたため登山道も荒れているのかと思いきや, 全くそんなことはなく超快適な道であった. 稜線に出てからは一部大きなアップダウンを繰り返す部分 (菜畑山〜ワラビノタタキあたり) もあるが, 概ね快適な冬の低山の稜線歩きが楽しめた. 次回機会があれば, 一気に全てを歩くのではなく一部をのんびりと歩くのが楽しそう.

コース上一番景色が良かったのは二十六夜山と今倉山の間にある赤岩とよばれるピーク. ここは周囲 360 度の大眺望で景色がとてもいい. ありがたいことに, どの方向にどの山があるという立派な案内プレートまで設置されており, 不案内な方角も十分楽しめた. 冬の天気の空気の澄んだ日にここからの景色を目的にでかいカメラを持って登ってくるのもありだなと思った.

途中で出会った人は今倉山で道坂トンネル方面から登ってきた 2 人組, 水喰の頭で東側から来たトレランの人, 道志口峠で 5, 6 人の若者のパーティ. これ以東では時間が遅くなったこともあるが誰とも合うことなく, 土日とは思えない閑散っぷり.

最後に, 綱子峠にある稜線直進コース(大平山という山を経由して奥牧野に降りるとあるコース) がとても気になったが, これはまた今後機会を見て行ってみようと思う.

(追記)
綱子峠→大平山→奥牧野のコースはcellistさんが詳細に記録して下さっていました.
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-94365.html
渡渉あったり, 前川橋が通行止めだったりで薄暗くなってから突撃しなくてよかった...

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