中年初心者が行く、心が折れた「唐松岳」初縦走のつもりでしたが・・・
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,136m
- 下り
- 1,136m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
去年は無料だったのに、今年はしっかり有料。1日600円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
しっかり整備されており、危険箇所は特にありません。 |
その他周辺情報 | 周辺に多数あり。 |
写真
感想
当初、今シーズンの締めに「唐松岳〜五竜岳」の初縦走を計画していました。
吉祥寺のマムートショップで、白馬・岩岳・栂池で使えるゴンドラ&リフト往復無料券が当たってしまったので、無駄にしたくないと言う事もありいろいろ考え、最終的に片道しか使わないけど縦走しようと考えていたのですが、当日朝から気力・体調共にイマイチで、出発が1時間遅れ、更に途中で眠気に勝てず30分の仮眠を取ったため、八方の駐車場に到着したのが9時になってしまいました。
この時点で縦走は諦め、気持ちは日帰りにかなり傾いていました。
気乗りしないまま登り始めましたが、登っても登っても気持ちは萎えたまま。
体調もイマイチで改善の兆しも無い。
結局頂上山荘に到着しても、一休みして帰ろうかどうしようか迷っている始末。
コーヒーを飲みながら山頂と牛首を眺め、真正面の立山&剣の迫力に圧倒され、ようやく「今回はのんびり1泊ピストンにしよっと」と決定。
宿泊の受付をし部屋に荷物を置いて、少し休憩してから山頂を目指しました。
山頂はガスガスでかなり寒い。
20分程で手がかじかみ、30分で我慢も限界。
で、下りたらガスが綺麗に晴れると言うお約束のパターン。
この後は、部屋で休んだり夕焼け写真を撮ったりしながらマッタリしました。
夕食の前には居眠りこいてしまい、同室の方に起こしてもらってしまいました。
夕食後も食堂と外を行ったり来たりしながら、真っ赤に焼けながら唐松岳の向こう側に沈んでゆく夕日に感激し、金沢の夜景と大観峰(小屋のお姉さんに教えてもらってビックリ!)の光に驚き、寒さで芯から冷えと山頂の夕闇を満喫しました。
翌朝のご来光は、上空の雲が邪魔をして登りきるところは見ることが出来ませんでしたが、刻々と変化する空の色と表情に感動。
振り返れば、ピンク色に染まり始めた剣と立山に驚き、右には八つと富士山のシルエット。
もうこれだけで1泊して良かった、帰らなくて良かったと大満足。
帰りには、大池でお話をさせていただいた地元のお兄さん一押しの「信濃スィーツ」を道の駅で買って帰りました。(小玉5個で550円、でもずっしり重かった)
小粒でしたが、シャキシャキで甘くてとっても美味しいりんごでした。
諏訪Pでは、大玉3個で1300円くらいで売ってました。
とっても得した気分。
ということで、今回初の縦走は出来ませんでしたが唐松岳を満喫できてホントに来て良かったと思える1泊2日の唐松岳でした。
唐松岳は、本当に素晴らしい山だと思います。
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