高谷山(ドノコヤ峠〜団子沢山〜かんば平)

2011年02月06日(日) [日帰り]

• GPS: 07:41
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,876m
• 下り: 1,507m

コースタイム

9:07駐車地点-11:03ドノコヤ上-11:34ドノコヤ峠分岐-12:58ドノコヤ峠-14:42団子沢山-15:14かんば平-15:49高谷山-16:31南アルプス林道-16:47自動車に乗せてもらう

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

御勅使川沿いにあるドノコヤ峠入口から水平道の崩壊地までは標識もある道ですが、そこから先がやっかいです。僕は水平道崩壊地を避けて稜線まで登り上がりましたが、脆い岩や浮石が多いので気を付けて下さい。ドノコヤ峠から高谷山までは藪や踏み跡が判然としない箇所も多いです。あと最後の、夜叉神トンネル手前付近の斜面も判りにくいのでルートを見失わないよう注意が必要です。

写真

2/6 9:11

林道沿いに御勅使川の上流を目指す。

2/6 9:20

滝が凍っている。

2/6 9:20

2/6 9:26

2/6 9:28

1030m圏、右側は工事中の林道。西へ続いているようだ。

2/6 9:38

橋脚の残骸。

2/6 9:41

建設中の堰堤。

2/6 9:42

左岸が崩壊しているので、一旦、右岸へ渡る。

2/6 9:44

2/6 9:52

高巻きにロープが垂れ下がっているが、使わなくとも登れる。

2/6 9:56

1180m圏。

2/6 10:01

右岸へ渡る。

2/6 10:04

ガードレールを見て、かつて林道が通っていたことを知る。

2/6 10:19

1250m圏。ちょっと様子を探るため、ここから張り出した尾根に取り付くも、非常に足場が悪いためすぐに諦める。

2/6 10:42

1280m圏。凍った沢。やばそうな藪や崖だらけなので遡行を諦める。

2/6 10:50

1250m圏まで戻り、左岸の支沢にある堰堤を見る。

2/6 10:51

よく見ると梯子があった。

2/6 10:51

「施工地 芦安村ドノコヤ上」

2/6 10:52

不安定な梯子を登る。

2/6 10:59

なんとか尾根までもう少し。

2/6 11:02

崩壊寸前の痩せ尾根。とても無理なので撤退。

2/6 11:03

2/6 11:16

どこかで見落としがあったに違いないと思い、来た道を左岸に注意しながら戻ることにする。

2/6 11:18

登りより下りが怖い梯子。

2/6 11:34

1180m圏まで戻ると、張り出した尾根に目印を発見。

2/6 11:36

快適な尾根。

2/6 11:43

目印も沢山ある。

2/6 11:44

1270m圏にある金属の標識。「芦安」「ドノコヤ峠」と書いてある。

2/6 11:45

炭焼き釜跡?

2/6 12:01

1440圏。顕著な尾根を横切る地点にまた金属標識。

2/6 12:10

正面の山は、櫛形山の隣の裸山。

2/6 12:10

山腹にある白い部分。人工的な感じがする。

2/6 12:11

1520m圏。金属標識。この先に見える支尾根も横切るのか。

2/6 12:20

支尾根を越え水平道を進むと先が崩壊していた。水平道を行くのは諦め、支尾根から稜線まで登ることにする。

2/6 12:34

12:34。急な斜面を登りきり、稜線へ到着。

2/6 12:40

浮石だらけの尾根を南へ下る。

2/6 12:45

西側の展望。笹山〜白河内岳〜広河内岳〜農鳥岳。

2/6 12:56

ドノコヤ峠への痩せ尾根。

2/6 12:56

鞍部がドノコヤ峠。P1586方面が見える。

2/6 12:58

12:58。ドノコヤ峠へ到着。

2/6 12:58

「ドノコヤ峠」。銅之小屋峠が訛ったそうな。

2/6 13:00

P1586へ続く尾根は相当崩れてますが、峠は休むのに調度良い感じ。

2/6 13:00

それにしてもポカポカと暖かい日でした。

2/6 13:07

奈良田方面の様子。ガラガラと崩れる音がひっきりなし。

2/6 13:07

白河内岳。時間も無いので10分ほどでドノコヤ峠を出発。

2/6 13:33

P1683付近にワイヤーロープ。

2/6 13:37

P1683から少し東の展望地。高谷山の先に辻山や鳳凰山が見える。

2/6 13:37

良く見れば、甲斐駒(右)とアサヨ峰(左)を確認。

2/6 13:52

1620m圏。地形図でP1683の北西にある台地状のところは二重稜線になっている。この辺りから雪が深くなる。

2/6 14:01

団子沢山とその南東面の崩壊地が見える。

2/6 14:04

1750圏峰〜辻山〜大崖頭山〜千頭星山。

2/6 14:05

台地から少し下った1610m圏。

2/6 14:20

P1667付近。熊の糞。

2/6 14:28

団子沢山の崩壊地。

2/6 14:28

常に崩れている。

2/6 14:37

団子沢山の展望地からさっき通ったP1683が見下ろせる。その奥に櫛形山も見える。

2/6 14:38

裸山〜櫛形山〜P1971。

2/6 15:14

15:14。かんば平。

2/6 15:14

滝ノ沢頭山(左)と北岳(中央)。

2/6 15:15

広河内岳(左)〜大唐松山(中央)〜滝ノ沢頭山(右)

2/6 15:15

北岳〜アサヨ峰〜甲斐駒〜鳳凰山〜辻山。

2/6 15:15

鷲ノ住山の右、辻山の山腹に南アルプス林道が見える。

2/6 15:17

右端の山が目指す高谷山。

2/6 15:49

15:49。高谷山山頂。

2/6 15:49

「高谷山 1842M」。北岳が見える展望地。

2/6 15:49

北岳は雲の中。ボーコン沢ノ頭しか見えない。

2/6 15:50

「桃の木温泉 方面」

2/6 15:53

良い道。

2/6 16:07

「桃ノ木温泉」「高谷山」

2/6 16:08

16:08。「大骨山」「高谷山」。暗くなる前に林道へ出たいので、ここから夜叉神へ下ることにする。

2/6 16:18

1540m圏。林道が見えてきた。

2/6 16:18

ここは鹿の糞だらけ。

2/6 16:30

この右手の斜面を下ってきました。

2/6 16:30

林道は目の前。

2/6 16:31

16:31。林道へ出る。

2/6 16:31

夜叉神トンネルのシャッターが閉まっている。

2/6 16:32

撮影機器：

CX1 リコー

感想

hansode

初めて歩いた御勅使川源流。昔、芦安鉱山があったそうですが今は訪れる人も少なくまさに秘境の雰囲気でございました。最初、ドノコヤ峠入口が判らなくて河原をうろうろしてしまいましたが、それはそれで楽しかったです。ただもう少し早立ちが良いですね。反省。帰り道、南アルプス林道を歩いていると親切な方に声をかけて頂き、車に乗せて貰いました。ありがたや。今回の山行はとても気に入ったのでまた時期を変えて行きたいです。

コメント

snow_drop

ドノコヤ峠♪
hansodeさん、はじめまして♪
わ〜ドノコヤ峠へ行かれたのですね。
私も、昨年、行って来ました！
今では峠越えどころか、ほとんど人の入らない所のようなので、
hansedeさんの山行記録を拝見して、何だか、とても嬉しくなってしました。
付近の尾根が大きく崩落していたり大きな岩で行く手を阻まれたりと、なかなか険しい山歩きでしたが、静かな山中の小さな可愛い峠は、とても強く印象に残っています。
雪のある、この時期に歩かれたなんて、hansodeさん、すごいです！

hansode

最初、ドコノヤと読んでました。
どうもこんにちは、snow_dropさん。
いつも楽しく山行記録を拝見させて頂いてます。

そうなんです。先月ドノコヤ峠まで行ってまいりました。
今思えば本格的に雪が降る前でしたので、なんとかギリギリ行けたんだと思います。
snow_dropさんこそ、ドノコヤ峠から櫛形山へ行かれたなんて、すごく羨ましいです。
僕は峠から先の痩せ尾根を見上げて、あんなえらい所が続くのかと正直ビビりました。
しかし何故か心に沁みる場所でしたので、時期を変えてまた行ってみたいと思ってます。

snow_dropさんとは、何となく行く山が似ている気がしますので
どこかでお遭いできるといいですね。