初秋の 大滝山〜棚横手山〜甲州高尾山

2016年10月21日(金) [日帰り]

• GPS: 09:11
• 距離: 15.4km
• 登り: 701m
• 下り: 1,447m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:59
• 休憩: 2:08
• 合計: 9:07

8:42 嵯峨塩鉱泉バス停
9:21 9:22 嵯峨塩深沢林道出合
9:32 9:41 1481m峰
9:51 9:52 嵯峨塩深沢林道出合
10:03 10:03 杣坂峠(源次郎岳方面分岐点)
10:05 10:06 かくれっ窪
11:09 11:52 境沢ノ頭
12:36 12:48 深沢峠(四っコンバ)
13:09 13:19 大滝山(宮宕山)
13:55 14:00 棚横手山(大富士見台)
14:37 14:41 富士見台
15:09 15:21 甲州高尾山手前の展望ピーク
15:27 15:27 甲州高尾山(深沢山)
15:30 15:31 宮宕山(剣ヶ峰)
16:13 16:13 柏尾山
16:38 17:07 大善寺(甲州高尾山登山口)
17:49 勝沼ぶどう郷駅

天候

晴後曇

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往：甲斐大和駅8:10→8:30嵯峨塩鉱泉BS
復：勝沼ぶどう郷駅から電車

コース状況／危険箇所等

〇嵯峨塩鉱泉BS〜嵯峨塩深沢林道出合〜1481m峰：昭文社地図にルート記載のある一般道。
〇嵯峨塩深沢林道出合〜かくれっ窪：ルート記載はありませんが、林道出合から500mほど林道を進んだところが杣坂峠の鞍部で、園地が作れらていて、富士山展望地です。園地の向かい脇から山に入ります。
〇かくれっ窪〜境沢ノ頭〜深沢峠〜宮宕山：バリルートです。樹幹に「伝説の地　かくれっ窪」、「三角コンバ→」の標識が架かっています。標識は右の尾根ルートを指していましたが、左のトラバース路を採りました。次第に踏み跡が薄くなってきた時点で尾根に取りつき、以後尾根通しに進みました。杣坂峠から境沢ノ頭まで、稜線が何度か屈曲しています。進んでいる途中で、境沢ノ頭が右稜に見えてアレッと思ったりしましたが、尾根が適当にやせていて迷うようなところはありません。
境沢ノ頭から深沢峠に行くルートは要注意です！三角点標石から10mほど来た方向に戻って、左側（西側）の藪を良く見ると、わずかな隙間があり、両脇の灌木の枝に黄色いテープが巻きつけてあります。深沢峠へ向かう時、林道に出た後のショートカットの山道の入口が分からず、そのまま林道を下りました。
深沢峠から大滝山の尾根への登り口は見つけたのですが、我々には急で登れそうになかったので、峠から林道を数10m歩いて登れそうなところから尾根に取りつきました。あとは尾根を背なりに登っていきます。右側は伐採跡で、左側より藪が薄いのですが、茨が生えていたり、残材が散乱したりしていて、かえって歩き難いくらいでした。ヤブと伐採跡を行ったり来たりしながら尾根の背を進んで宮宕山に到着しました。
〇宮宕山〜棚横手山〜甲州高尾山〜勝沼ぶどう郷駅：一般道です。大展望の明瞭なトレイルが続きます。

写真

10/21 8:04

上日川峠行の栄和交通バスは、10月11日〜11月22日間、平日も運行されます。でも、こ〜んなに並んでいるとは思いもしませんでした。

10/21 8:37

嵯峨塩鉱泉バス停の右に「源次郎岳入口」の標識があります。擁壁を直登しなくても、右に階段があります。

10/21 8:42

色づきかけたブナを見上げて、まずまずの天気です。

10/21 8:57

老木ですが、まだまだ上方にたくさんの葉を繁らせています。

10/21 8:58

秋を満喫しながら緩やかなに登っていきます。

10/21 8:58

この時節ならではの楽しみです。

10/21 9:24

嵯峨塩深沢林道を越えてちょっと行ったところにある「蛤岩」。

10/21 9:28

ちょうど一年前、Tさんと上日川峠〜源次郎岳〜恩若ノ峰と歩いたので、ルート繋ぎも考えたのですが、秋をゆったり愛でようということで、1481m峰で引き返すことにしました。

10/21 9:37

ツタの〜絡ま〜る・・・

10/21 9:51

嵯峨塩深沢林道に戻ってきました。

10/21 9:53

林道歩き数分で、あ〜たま〜をくも〜の〜上に出〜し〜、富士山が見えてきました。林道右手の高みに駆け上がります。左ぎざぎざはお坊山、トクモリ、米沢山、笹子雁ヶ腹摺山、

10/21 9:55

富士山ア〜ップ

10/21 9:58

林道脇のこんなところを歩いています。高いところが好きなのです。見晴らしもいい。

10/21 10:02

ノハラアザミ

10/21 10:02

林道に降りてきました。この少し先が杣坂峠の鞍部で、園地が作られています。富士山展望地です。園地の向かい脇に窪んだ場所があります。

5/17 9:35

「伝説地　かくれっ窪」、「三角コンバ→」の手製標識が樹に架かっています。踏み跡は標識の左右にあり、標識は右の尾根ルートを指していますが、我々は左のトラバース路を進みました。

10/21 10:33

進むうち踏み跡が薄くなり消え入りそうになった時点で尾根に取り付きました。緩やかな登りと、今日は時間もたっぷりという余裕で、秋を楽しみながら行きます。

10/21 10:42

本日最高峰1490m台の無名峰にあった道標。一息入れて先へ進みます。

10/21 10:48

うっとり

10/21 10:49

杣坂峠から境沢ノ頭まで、稜線が何度か屈曲しています。進んでいくと途中で境沢ノ頭が右稜に見えてアレッと思ったりしますが、尾根が適当に瘦せていて、迷うことはありません。

10/21 11:45

境沢ノ頭1459.9m。あまり展望はありませんが、ここでお昼にしました。最後にお汁粉を頂いてほっこりします。ここから深沢峠に行くルートは要注意です。三角点標石から10mほど来た方向に戻って、左側（西側）の藪を良く見るとわずかな隙間があり、両脇の灌木の枝に黄色のテープが巻きつけてあります。

10/21 12:05

はじめはかなり急で、灌木に掴まりながら下っていくことになりますが、やがて秋に耽ることができます。

10/21 12:26

林道に降りてきました。この後の深沢峠へのショートカットの山道が分からず、林道をそのまま下りました。

10/21 12:35

深沢峠。二本の車道で挟まれたこの正面の尾根に取り付けばよいのですが、我々には登れそうになかったので、そのまま林道を数10m歩いて、登れそうなところから尾根に取り付きました。

10/21 12:55

稜線から見える宮宕山、大滝山。右側は伐採跡で左側より藪が薄いのですが、茨が生えていたり、残材が散乱していたりして歩き難いでした。

10/21 13:09

宮宕山。

10/21 13:42

フデリンドウ

10/21 13:43

10/21 13:44

リュウノウギク

10/21 13:48

アキノキリンソウ

10/21 13:50

10/21 13:55

大富士見台（棚横手山）

10/21 13:56

棚横手山（大富士見台）

10/21 14:12

棚横手山から10分ちょっと行った展望地から、甲州高尾山と甲府盆地。

10/21 14:13

中央ギザギザはお坊山、トクモリ、米沢山、右に笹子雁ヶ腹摺山、お坊山の左、大鹿峠、左端は滝子山。手前は勝沼尾根。

10/21 14:22

林道に降りて、

10/21 14:23

林道を渡ったところの登山道を行きます。

10/21 14:33

ススキ越しに見えるのは富士見台

10/21 14:36

フデリンドウの群生

10/21 14:38

富士見台

10/21 14:38

残念ながら富士山は見えません。手前は勝沼尾根、その後方、左ギザギザのお坊山、米沢山、笹子雁ヶ腹摺山、腹摺山の後方は本社ヶ丸方面？右後方は御坂山塊になるのでしょうか。

10/21 14:38

越えてきた山々、真ん中が棚横手山。

10/21 15:09

甲州高尾山手前の好展望ピークでしばし休憩。

10/21 15:26

甲州高尾山山頂1,106m。ちょっと時間が押しているので急ぎます。

10/21 15:28

すると、あれが剣ヶ峰？あんまりらしくないんですけどぉ

10/21 15:31

甲州高尾山剣ヶ峰1,091m。

10/21 15:35

林道に降りてきました。

10/21 15:36

林道を渡った少し先に柏尾山への下山路があります。

10/21 16:33

ぶどう棚の脇を通り

10/21 16:35

鉄柵を開錠施錠して人間界に戻ってきました。山よ、さよなら、ごきげんよろしゅぅ。また来るときにも笑っておくれぇ

10/21 16:36

夕日を浴びた薬師堂の紅葉がきれいでした。ここまでくればもう大丈夫。着替えをし、エネルギーを補給、荷物を整理し直して出発です。

10/21 17:13

勝沼フットパスで勝沼ぶどう郷駅まで行くつもりでしたが、暗くなってきたので、車道沿いを行くことにしました。でも甲州街道から分かれた車道も真っ暗で、心細い思いをしました。

10/21 17:50

勝沼ぶどう郷駅のきらめきが見えてきたときは心に灯が灯ったようでした。17:49到着。売店も閉まっていたので自動販売機のジュースで乾杯しました。駅名からして、自動販売機にワインがあるといいのになぁと、つくずく思いました。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ7 パナソニック

PENTAX WG-3 ペンタックス

感想

naochan17

甲州高尾山は前から気になっていました。八王子の高尾山はいつ行っても混んでいるので、同じような感じの山なのかなもと思っていましたが、そうではないのでは、という印象を受けました。
ちょうど一年前、Tさんと上日川峠〜源次郎岳〜恩若ノ峰と歩き、それのルート繋ぎもあって、今回の山行となりました。当初は、嵯峨塩深沢林道を深沢峠まで歩くつもりでしたが、急遽現場で欲を出して、バリルートを行くことになりました。もちろん、諸先達のヤマレコ等を含む十分な事前調査をしていたことは申すまでもありません。心行くまで秋の山を堪能できましたことを皆様にご報告するとともに、皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。