横前倉山
- GPS
- 09:03
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 839m
- 下り
- 2,107m
コースタイム
0845 栂池高原スキー場ゲレンデトップ 1660m地点
0915 成城小屋 1830m地点
1020 天狗原 2150m地点
1045 唐松沢上部へ向けて滑走開始
1130 唐松沢上部 1700m地点 登り返し
1240 風吹大池手前 1830m地点
1400 横前倉山山頂着
1425 東面滑走開始
1545 南股沢渡渉地点着 880m地点 登り返し
1700 来馬集落着
北小谷駅まで徒歩開始
1750 北小谷駅着
1824 北小谷駅発(電車)
1845 南小谷駅着
1905 南小谷駅発(タクシー)
1935 栂池高原スキー場麓着
天候 | 曇時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
北小谷駅〜南小谷駅は電車(20分程度)200円 南小谷駅〜栂池高原スキー場はタクシー(30分程度) 2700円 電車は、本数が少ないので、事前に時刻表を確認するほうがよい |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆栂池スキー場〜天狗原 特に危険な点は無い。林道のショートカットを効率よく行けば楽。 ◆天狗原〜唐松沢上部 前半は特に危険な点は無いが、標高1700m地点に滝がある。この時滝滝壺がまだ埋まって無く、直径5m深さ7m程の穴が口を開けていた。 風吹大池までのアプローチは、稜線を行く手もあるが、沢滑走をして登り返した方が効率がよい。但し、沢滑走の為、滝などの危険は多い。十分な注意が必要 ◆登り返し地点〜横前倉山山頂 前半の登りは斜度は然程ないが、雪崩地形のトラバースがある。十分な注意が必要。 風吹大池手前は、シラビソが生息する森を横断。ツリーホールに注意 風吹大池は、この時期は完全に雪で覆われていてド真ん中を横切れた。 横前倉山の最後の登りは、岩菅山とのコルからアプローチ。反対の風吹岳に取り付くと困難必死。 ◆横前倉山東面滑走 上部は典型的な雪崩地形。雪の状態により危険は増す。この日は安定傾向にあった。上部は開けた斜面となっている為、エスケープルートはなかなか見当たらなかった。雪の状態が悪い時は、スキーカットをしながら落として行くしかない。 1900m〜1500m程はオープンな急斜面。その後1500mから下はブナの原生林となっている。1400mあたりで夏道と合流するように方向を考えて滑走する必要がある。 地形が複雑で沢が多いが、違う場所に滑り込むと沢を横切る必要がある。このエリアは温泉地の為、沢に雪が付かない事もあるらしい。そのような場合、沢も深くトラバースするのに難儀しそうなので絶えず居場所を確認する必要がある。 上手く夏道に乗れたら、あとは夏道に沿って滑って行く。880m地点で南股沢に懸かる橋を渡れば登り返しとなる 登り返し〜来馬集落 林道の登り返しは、途中スキーヤーズライト側から雪崩が発生しそうな地形あり。 また、日が暮れてくると体力の消耗が早くなるため、注意が必要。 |
写真
感想
念願だった厳冬期横前倉山スキーをしてきた。
荒れ予報だった三連休だったが、微かに晴れるであろうと予測して、ロングツアーに出掛けた。
山スキーを初めて5年程経つが、じょじょに自分が求めている山スキーのスタイルが見えつつあり、それを試すためにも絶好のプロジェクトだ。
横前倉山を滑る場合、2パターンあって、一つは来馬集落から登り、滑る事。もう一つは栂池から天狗原経由でアプローチし、来馬集落に滑る事。
冬は日が短い事から、効率的に行動できる後者のプランでやってみた。
栂池から天狗原までのアプローチは1時間30分程度。まあ、この辺は良く来るのでサクサク登れる。しかし、三連休初日なのに山に入る人が少ないの〜。
まあ荒れる予報になってたからな。。
天狗原から沢の滑走だが、未知数の為あんまし沢底を滑るのは避け、なるべく高度を下げないように滑って行くが、微妙に地形が入り組んでいて面倒臭い。スキーで良かったが、スノーボードは難儀しそう。スキー向きのコースだね♪
その後順調に高度を下げ1700mくらいになったところに滝があるのだが、、、
やっぱり滝壺健在!!!ここのトラバースが一番怖かった〜
なんとか無事通過してもっと標高落として近づくか、落とさずに遠目から登り返すか考え中。結果まあまあ落として登り返す事に。
途中、温泉地特有の硫黄臭い匂いにやられ、若干グロッキー状態(本当は相当バテテタ)
パートナーにラッセル頑張ってもらいなんとか風吹大池へ
池、完全に埋まってます!!!
という事でド真ん中をぶった切る!
これ出来る人はそうそう居まい(ニンマリ)。
最高のロケーションですわ。
横前倉山への登りは、風吹岳からは無理とわかってたので迷わず岩菅山とのコルへ。
バテつつも頑張って14時頃に山頂着!
栂池から実に6時間要しました。晴天の下、とはいかないまでも視界がまあまあ効く感じで周りが見渡せる。誰も居ないし最高の雰囲気ですな。
しかし、時間はあまり無いため、そそくさに滑りの準備をして滑りましょう♪
山頂直下の斜面、、、ほんっーーーまに良い斜面でした。
オープン良し、その後のブナのツリー良し、ロケーション良し、雪良し!
ってな感じで疲れも吹っ飛ぶわ。
滑り終えてからの登り返しで一気に疲れが吹き出すものの気合いで帰り18時前に何とか北小谷駅着。着いた途端悪寒しーのお腹グーグーなりーのでかなりギリギリの状態でしたが、無事プロジェクトをこなせて幸せでした。
ま、山と仲間に感謝ってやつです。
その他の写真はpicasawebにアップしてます。
https://picasaweb.google.com/nakaji1203/20110211BC#
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