常念・蝶の稜線を堪能

2016年11月04日(金) [日帰り]

• GPS: 11:15
• 距離: 19.4km
• 登り: 2,176m
• 下り: 2,166m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:48
• 休憩: 1:27
• 合計: 11:15

4:05 スタート地点
4:16 4:23 三股登山口
7:48 8:01 前常念岳
8:51 9:07 常念岳
11:26 11:40 蝶槍
11:46 11:52 蝶ヶ岳三角点
11:57 11:58 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
12:24 12:26 蝶ヶ岳ヒュッテ
12:30 12:44 蝶ヶ岳
12:47 12:48 蝶ヶ岳ヒュッテ
12:49 12:49 蝶ヶ岳
14:06 14:12 まめうち平
14:48 14:54 ゴジラの木
15:10 15:11 三股登山口
15:20 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

pm7時頃の駐車は5台程度、下山時午後3時半頃も10台程度でした。
三股登山口（駐車場）への林道烏川線は車両交通規制（時間通行止め）中です。
http://www.city.azumino.nagano.jp/soshiki/30/31133.html
ノーマルタイヤで行きました。私が通行したのは、11月3日pm7時、4日pm3時半頃でしたが、凍結箇所や積雪は一切ありませんでした。

コース状況／危険箇所等

森林限界から上はミックス状態でした。しかし、新雪だったのか凍結箇所は無かったように私は感じました。数人の方とすれ違い、出会いましたが、ノーアイゼン＞12本爪アイゼン＞軽アイゼンでした。私は、ノーアイゼンでした。チェーンスパイクを持参しましたが装着せず。12本爪アイゼンは、車中に置き忘れ・・・。

その他周辺情報

スーパーはベイシア。大きなスーパーです。
日帰り温泉は、しゃくなげの湯。新しく広く清潔感あります。数種類の湯船ありました。長野県外の一般大人700円。
http://syakunagenoyu.info/

写真

11/4 4:18

登山届は、ヤマレコから提出済みです。

11/4 4:19

以前に蝶ヶ岳から周回した経験がありますので、今日は常念岳からの周回にします。

11/4 5:55

2000メートルあたりに雪が薄っすらと（-4℃程度でした）

11/4 6:05

日の出時刻を過ぎているはず

11/4 6:24

2200メートルあたりは、薄っすらですが一面雪でした。凍結はありません。多分ですが、昨晩降った雪と思われます。

11/4 6:56

前常念が見えてきました。

11/4 6:58

ハシゴ好きです！変化のある山歩きは楽しい。

11/4 6:59

ガスが切れて蝶槍と蝶ヶ岳に朝の挨拶。

11/4 6:59

安曇野方面はご覧の通りです。

11/4 7:03

部分的につららを確認しましたが、岩の表面の凍結を確認することはありませんでした。

11/4 7:04

前常念直下、森林限界を過ぎ、ガスも切れ、絶景への期待が膨らみます。

11/4 7:29

岩と雪のミックス。滑らないように慎重にあるきました。

11/4 7:30

ガスが切れ、前穂高と奥穂高にも朝の挨拶。

11/4 7:56

前常念の避難小屋。小屋の中がどうなっているのか興味があり、覗くと・・・テントが1張ありました。（-6℃程度でした）

11/4 8:09

前常念からは、傾斜が緩くなりましたが、北側からの風が強かった。

11/4 8:09

燕岳方面

11/4 8:16

11/4 8:29

新雪だったので、ノーアイゼンの私でも歩けましたが、凍結などがあるとアイゼン必要ですね。

11/4 8:35

常念への稜線は、北側からの風が強くオブジェができていました。自然の芸術には感動します。

11/4 8:41

自然は、小エビの尻尾もつくっていました。こちらは、南側斜面でした。

11/4 8:42

槍ヶ岳にもご挨拶。

11/4 8:43

燕岳からの稜線も歩いてみたいルートです。気持ち良さそう！

11/4 8:44

常念小屋との分岐点に着きました。常念小屋は11月3日が最後の泊りだったそうです。8名でゆったり過ごしたと出会った方から聞きました。西風が強くでシェルを着ました。（-8度程度でした）

11/4 8:52

常念岳の頂上にはもう少し・・・

11/4 8:54

常念岳山頂です。絶景でした。

11/4 8:55

おなじみのランドマーク、槍ヶ岳。

11/4 8:56

こちらは穂高連峰です。寒いので、さっさと蝶ヶ岳を目指して出発。

11/4 9:00

先行者の後を追う。

11/4 9:01

前常念にかかるガス。

11/4 9:08

東側には、自然の悪戯でガスが沸いています。でも綺麗！

11/4 9:26

標高2600程度まで降下し穂高を望む。西側は、スッキリ晴れ！途中でシェルを脱ぎました。

11/4 9:27

富士山同様に、見間違えることの無い槍。もスッキリ見えました。

11/4 9:28

角度によって岩がクロスしているように見えます。

11/4 9:33

次のピーク2512を望む。

11/4 10:00

2512ピーク手前から振り返って常念岳。

11/4 10:04

2512ピークから次の2592ピークを望む。樹林帯は、風もなく暑いです。（-5度程度）

11/4 10:09

すっかり雪山。

11/4 10:14

すっかり雪山。日差しの照り返しがゴイスー。

11/4 10:32

三股から来ましたが、あなたは5股？

11/4 10:34

2592ピークは、すぐそこ！まるい形している。

11/4 10:35

2592ピーク到着。

11/4 10:36

次の蝶槍を望む。

11/4 10:44

多くの方がアップする池は、雪に覆われていました。

11/4 10:45

11/4 11:21

意外にしんどい・・・

11/4 11:28

蝶槍から望む穂高岳

11/4 11:29

蝶槍と槍の共演。

11/4 11:29

蝶槍から望む常念岳。

11/4 11:30

体力的に結構辛いけど、蝶ヶ岳に向けて歩みを進めましょう。

11/4 11:42

なだらかですが、辛い・・・

11/4 11:47

2664ピークには、蝶ヶ岳の三角点があるんですね。

11/4 11:48

蝶ヶ岳へ向かいます。

11/4 11:58

横尾との分岐点。

11/4 12:04

蝶ヶ岳が遠い・・・辛い・・・

11/4 12:19

瞑想の丘。迷走しないための方位盤？

11/4 12:20

安曇野は晴れているようですね。

11/4 12:21

方位盤と穂高岳。

11/4 12:21

方位盤と槍ヶ岳。

11/4 12:22

方位盤と常念岳。

11/4 12:24

蝶ヶ岳ヒュッテの冬季小屋入口。一度お世話になってみたい。

11/4 12:28

蝶ヶ岳への最後の登り。

11/4 12:32

到着！

11/4 12:32

蝶ヶ岳から望む常念岳。

11/4 12:33

11/4 12:33

11/4 12:33

11/4 12:47

さて、下山しましょう。

11/4 12:49

安曇野へ向けて！

11/4 12:50

今回のルートで一番の積雪量でした。

11/4 12:56

蝶ヶ岳下の東斜面は、雪が多いですね。

11/4 13:36

蝶沢。水は凍結していません。

11/4 13:37

常念岳。

11/4 13:47

2000メートルまで降下すると雪も少なくなりました。

11/4 14:06

まめうち平。

11/4 14:24

コケも雪化粧。何れは雪に埋もれるんですね。

11/4 14:47

ゴジラみたいな木？

11/4 14:48

撮影するなら、この角度です！

11/4 14:49

ゴジラみたいな木の後姿なり。

11/4 14:55

力水。コップもありました。

11/4 15:02

11/4 15:09

11/4 15:10

11/4 15:11

11/4 15:12

無事に相談所まで着きました。

11/4 15:13

体力的に辛かった。ふと時間を確認してみると・・・。
pm3:30までは通行可能！間に合う！！。走って駐車場に戻り、下山したそのままの格好で車を発進させました。閉鎖時間10分前でした。今回の山行で初めて走りました！

撮影機器：

PowerShot S3 IS CANON

装備

個人装備

チェーンスパイク（12本爪アイゼンは車の中に・・・）

感想

zve01117

常念岳への登りで、心が折れそうになり「常念岳ピストン」も頭をよぎりましたが、前常念からの稜線に出てその気持ちは、強風と共に消え去りました。
私にとっては、歩く価値のあったルートでした。
雪あり、岩場あり、景色あり、緊張感ありのここでしか味わうことのできない時間を過ごしました。
三股から常念への登りは、今シーズン最後のチャンスだったんだと思います。今回の雪は、凍結し且つ、積雪量も増し、自分にとって来シーズンまで登ることが困難な状態になってしまうような気がします。
でも、困難だからこそ「その先にある景色を観たくなる」「その厳しさを乗り越えたくなる」から”行きたくなる”んですよねぇ。勉強や仕事では、このような気持ちにならない私は一体・・・。
安全第一で臨んでも危険は一杯。家族は勿論、仲間や会社、社会に迷惑をかけないように楽しく安全な山行をこれからも心がけたいものです。
冬山シーズン到来！今年はどのような雪山にしようかなぁ。楽しみです。