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長野県と富山県にそびえる北アルプスには、かって山岳ハイウェイが存在していた。その名は「信越連帯新道」。越中富山から信州まで牛を使って塩を運んだ道。距離にして、約54km。
およそ110年前の明治時代(明治11年)に作られた。しかし、雪崩等で修復費用がかかり、僅か2年で廃路になった様です。
明治時代、日本アルプスの美しさを世界に紹介した登山家のウェストンもこの道をたどり手記を残しているそうです。
■NHKの番組で辿るコース
長野県大町市野口地区 〜 扇沢(登山口)〜 針ノ木峠 〜 黒部湖 〜 平乃小屋 〜 刈安峠 〜 五色ヶ原 〜 ザラ峠 〜 富山市原地区
尚、番組のコースは、当時のコースを必ずしも通っていません。立山カルデラ等が原因で通れないところが有る為です。
■上の写真説明
左から、昔の地図 → 昔のコース → 番組のコース
また、番組を見ていて、たいへん興味深い映像を見ることが出来ました。
それは、現在の黒部湖の平ノ渡場が吊り橋だった時の映像です。これを見た時は思わず「これ!これ!これだよ~~~ッ!」と心の中で叫んでしまった。私も58年前の高校生の時にこの吊り橋を渡りましたので、大いに感動しました。
本日記では写真が3枚しか掲載出来ませんので、興味のある方は、私の58年前の過去記録(下記)をご覧ください。NHK番組で通った各ポイントの写真、昔の吊り橋の写真、信越連帯新道地図の拡大写真、現在の平ノ渡場等の写真を追加しておきました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-898411.html
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