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ややこしい話をする前に、ご存じの人はご存じであるが(当たり前)、知らない人は知らないだろう(当たり前)、雪渓の上に出来る模様のことを何と呼ぶかご存じだろうか?
まるで、アイスクリームをスプーンで削ったような模様だから「スプーンカット」という。数ある登山用語の中でも実に上手く表現している言葉なので雪渓を歩いたレコには是非とも使っていただきたい。ちなみに、冬山で出来る風紋を「シュカブラ」と言うのはご存じの通り。
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さて、ややこしい話の方であるが、上の左の図のように、岸の岩と雪渓との間にできる割れ目のことを日本では「ベルクシュルント」と呼んでいる。単に「シュルント」と言う場合もある。私たちも昔からそう言ってきた。
ところが、ドイツ語圏のアルプスでは、上の左の図のような場合は、「ラントクルフト」と言うのが正しいらしい。そのことを受けて、日本でも最近では「ラントクルフト」という登山用語を使う人が多くなってきたように思われる。
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氷河の割れ目のことをクレバス(crevasse)と呼んでいるが、これはフランス語である。英語も同じクレバス(crevasse)である。英語の場合はフランス語から輸入したので同じなのである。発音を正しく表記すれば”クレヴァス”の方かいいのかも知れないが…。
さて、モンブラン周辺のようなフランス語圏のヨーロッパアルプスでは「クレバス」でいいけれど、ドイツ語圏のアルプスだとクレバスのことを「シュルント(Schrund)」と言う。簡単に言えば、クレバスとシュルントとは同じである。単にフランス語とドイツ語の違いだけである。
ドイツ語の場合、シュルントが大規模になった場合の割れ目を「山」という意味の「ベルクBerg」を付けて「ベルクシュルント(Bergschrund)」と言う。氷河が流れ下りながら移動する時、段差などの地形でパックリ大きく割れたような場合に「ベルクシュルント」と言う。
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一方、最初にも書いたように、岸の岩と雪渓との間に出来た割れ目を、「ラントクルフト(Landkluft)」と言うのが本来は正しいドイツ語圏での登山用語だと思われる。Landが「陸 」でKuluftが「割目」である。先述の通り、日本ではこれをベルクシュルントまたはシュルントと呼んできた。
このように日本ではベルクシュルントとラントクルフトの使い方が混在しているので、この座学ではどうしようかと迷ったけれど、どうせなので、日本で言う「ベルクシュルント」を「ラントクルフト」として以下説明していこうと思う。(ややこしい話はおわり。)
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なぜラントクルフトが危ないのかと言えば、既にお分かりの通り、踏み抜いてしまう危険性が高いからである。
ラントクルフトは、ヒドンクレバス(隠れたクレバス)のように表面上は割れ目が見えない場合もある。岩や地肌が地熱であったかいので下の方でも雪渓が解けているわけである。
雪渓を歩いていて、対岸に渡ろうと雪渓の端っこに乗った瞬間に雪渓が崩れてしまうことがある。これは瞬間のことなので回避は出来ないのが普通である。余談であるが、酸欠の空間に入る場合も人間は瞬間的に倒れるそうである。「あ」も「う」も言わないうちに倒れるらしい。だから、鉄製のタンクの中は酸欠になっているので絶対に入ってはならない。
では、雪渓を安全に歩くにはどうしたらいいのかと言うと、大雪渓のような場所ではキチンとルートが取られている場合も多いからルートを外さないことが肝心だと思われる。対岸に休憩しやすい場所があるからと雪渓の端っこに寄るとラントクルフトに落ちる危険性がある。
雪渓の真ん中あたりを歩いていても、「スノーブリッジ」のように、下に空間が出来ている場合がある。雪渓の下はだいたい水が轟々と流れているので落ちたら最悪の事態になる場合もある。単独で雪渓を歩いていて雪渓の下に入って流されてしまうと、雪渓が解けるまで行方不明となるケースも想定される。剱周辺の雪渓は秋でもそういう状態なので非常に危ない。脅す訳ではないが、10年出てこないなどと表現することも何度も聞いたことがある。
雪渓の上は歩きやすい場合もあるが、危険性があるなら迷わず夏道を選ぶべきだと思う。また、雪渓の上を落石が音も無く滑ってくる場合もあるので要注意である。そういう危険予知と歩きやすさの判断をしながら雪渓を利用していただきたい。雪が完全に解けた地形をイメージすると雪渓の厚さや危険性などが分かることもあるだろう。
もしも、クレバスなりラントクルフトに落ちてしまったらどうするべきか?残念ながら助かったケースは殆どが途中で引っ掛かった状態であるので、正しい方法は分からない。イメージトレーニングとしては何としても水に流されないようにするしかないと思われる。植村直己は氷河を歩くときは長い竹竿を身に付けていたようである。
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今年の日本の山は残雪が多いらしい。
夏山の残雪の多さは冬に積もった雪の量ばかりではなく梅雨の時期の雨の多少に影響されると言われている。
いずれにしても、雪渓でのおかしな事故がないことを祈るばかりである。ちなみに、雪渓の上を尻セードやグリセードで滑るのは楽しいだろうが、スピードが付き過ぎて事故になるケースも多いので遊ぶ場合でも十分な注意は必要である。
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右の写真は、メール・ド・グラス氷河(フランス・シャモニー2009年5月)。
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おはようございます。
堕ちちゃったので、実際に残雪の沢の下から見ると、大きな石が柱のようになって、いくつもありました。そこは中世の建物のように柱と柱の空間が真ん中まであってヘッデンの光の届かない暗闇の空間がありました。
ちょうど大きな石と石がアーチを描きます。あれを見ると石の真ん中も危ないようですね。
でわでわ
uedaさん、落ちてしまったことは仕方ないにせよ、生きていることを山の神様に感謝しましょう!登山の知識をしっかりと身に付けてください。
雪洞というかイグルーとかカマクラで寝るとよく分かりますが、次の日は人が上をドンドン乗っても崩れないほど丈夫な面も雪にはあります。踏み抜いてしまうのは非常に薄くなっているということだと思います。確かに雪渓の端っこばかりでなくスノーブリッジ状になっていると中央部分も危険な場合があります。残雪期の雪渓は雪がない状態の地形をイメージして上に乗ることが必要でしょうね。
おはようございます。
何時も【座学】見て勉強させてもらってます。
大昔の記憶ですが、
岩場の取り付きで、どうしようもない時ありますよね。0ピッチを、ザイル確保で岩場に渡れる場所を探しました。谷川(幽之沢)とか剣(八峰・チンネ)の取り付きで、予定通り堕ちて、止めてもらいました。
沢筋の雪渓をつめるときは、雪渓幅の1/4と3/4のところをつめました。水音にも注意しました。割れたり、薄くなっている所は、水音が良く聞こえるので、岸に上がるか、注意しながら迂回して進みました。
グリでは、最初に、ひとりが、ゆっくり確認した後をガンガン滑ってました。先頭を越さない事がお約束でした。
BochiBochiさん、こんにちは。
谷川の幽ノ沢は私は入ったことがありませんが、ベルクシュルントという言葉を使った場合、剣沢周辺は絵に書いたようなベルクシュルントばっかりですね。こういう時のザイルは頼もしいですね。
BochiBochiさんのようないわゆる分かっている人しか入ることは少ないのでいいでしょうが、一般道でも雪渓は案外と危ないということで日記にしてみました。
夏山で雪渓があると無いとではアルプスの雰囲気は大違いですので私は雪渓大好きですが踏み外しの怪我も結構多いように思えます。でも、一般道で死亡事故までいくことは稀なんでしょうね。そう願う訳ですが。
コメントありがとうございました。
こんにちは!
雪渓は怖いです。
どんなに経験豊富な知識のある方でも、100%の安全はあり得ませんので。
大丈夫と判断した場合でもリスクは濃淡のあるグレーです。
上に乗る場合も下をくぐる場合も、まずは雪渓の足部分の厚み、雪渓そのものの厚み、岩との接地部分の安定度、当日および当日までの天候の推移(つまり雪渓そのものの安定度)、先が見通せるかどうか、上がる場所の安定度などをチェックしてから雪渓を利用します。
一番厚い部分(足の部分)をパーティー間の間隔を空けてそっと歩きます。
くぐる場合には一人ずつとっとと通過しますが、何べんやってもロシアンルーレット的で良い気持ちがしません
新人が珍しさからかチョンチョンなんて雪渓にいたずらしたりすると、やめてくれーと青くなっちゃいます
雪渓は全部崩壊するものから、一部が崩壊するもの、また剥離して崩壊するものもあります。(層になっていますので。)
雪渓といってもほとんどコンクリートみたいなもので、これが一部でも上から落ちてきたら人間なんか一発でペチャンコです
途中枝沢などが流入している地点は間違いなく薄くなっています
たいがいは滝のところでいったん切れています。
両端はもちろん薄くなっています。
問題は雪渓から降りたり、側壁に乗り移ったりするときです。
ひどいときは雪渓に支点を埋めての懸垂下降です(もう最悪〜
側壁に意を決して飛び移るなんてことも良くありますが、その側壁がまた悪くてスラブの上に泥が薄く乗っただけのジョリスラで、ブッシュもなくせいぜいウルイやウドの芽出しがホールドで、バイルをひっかけても空しいなんてことが度々で非常に危険です。
そんな雪渓がドッカーンと腹に響く大音響で崩壊したりするともうヒェ〜なのです
bunacoさん、こんばんは(^O^)/
bunacoさんのコメントは確実な経験に基づくものなので一語一句が生きていますね。おかげでbunacoさんのコメントだけでビールが1本増えました
uedayasujiさんのコメントでは「雪は丈夫な面もある」と書かせてもらいましたが、それは雪温の低い乾燥した雪の場合ですので夏山の雪渓では実際には2メートル厚の雪渓が鈍い音でドンと落ちる場合もありますね。前日が雨で雪が重く温度が上がっている場合は要注意ですね。
BochiBochiさんのコメントもありましたが、雪渓の上から側壁への取り付きは皆さんご苦労されているようですね。上手く取り付いても濡れている靴が岩を濡らして滑りやすくなる場合もありますね。取り付きの部分は隠れた核心部であることは確かですね。
コメントありがとうございました。
murren さん、今日は。
まだ若い時、剣岳の長次郎雪渓を登りました。山頂の下まで行くと、向こう側の岩と雪渓の間に1mちょっとのベルクシュルントがあり、山頂に行くには向こうの岩棚に飛び移るしか方法ありません。
先ずアイゼンを脱ぎサブリュックにしまい、リュックを放り投げました。次はピッケルを投げました。そして飛び移りました。その時はそれでうまく行き、自信を以ってやった積りでしたが、今でも強烈な印象が残っていて、思い出すとあまりいい気持ちではありません。
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