殆どの方が使わない装備の代表ではないだろうか?
これを多少(かなり)ハードにしたものにオールウェザーブランケットなるものがある。こちらはテントの銀マット代わりに、レジャーシート代わりにと色々と使い道があるので装備されている方も多いと思う。
このマットをプラティパスと組み合わせると何かと便利なので、いまさら何をと思われる方も多いと思うが、2・3紹介したい。
1)凍らせたプラティパスと組み合わせて保冷庫に
マットをプラティパスが入る長い封筒状に畳み、銀面部分の奥に保冷したい生鮮食品を入れる。凍らせたプラティパスを奥まで入れ(写真参照)、マットをさらに二つ折りにする。ザックのトップリッドの下のザイル固定用のベルトで絞めつければかなり大きな装備をザックの主室の外に置けるので中型ザックでも幕営1泊くらいはいける。主室内を結露で濡らす心配も減る。途中でキンキンに冷えた水を飲めるのも嬉しい。
ポイントは季節と登山時間に合わせて凍らせ具合を調整すること。以前8月に笠新道でテントを担ぎあげた際に、前日新穂高口での車中泊ということもあり、思い切り凍らせたら、天場(ご承知の通り殆ど山頂)まで半分ほど氷が残り、道中で水不足で苦しい思いをしたことがある。
2)山から帰って、プラティパスの乾燥機として
プラティパスは昔のポリタンクの様に臭いもつかず、大変便利ではあるが、使用後の乾燥に難渋している方も多いのではないだろうか。
オールウェザーブランケットはプラティパスの乾燥にも便利である。写真の状態からブランケットを二つ折りし(丁度大判封筒の形状)、中にキャップを外したプラティパスを多少膨らませて入れ、南向きの窓に立てかける。
部屋の日当たりや温度によって差はあると思うが、小生の場合、夏なら1日、冬でも二日もあれば乾く。事前に水を良く振り切っておくとは言ううまでもない。
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