私も今回の連休は、西穂高岳から焼岳への山行を計画しましたが、結果としましては、西穂高岳にはなんとかピストンできましたが、夜からの雨で計画を中止して下山しました。
【山行記録】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-739111.html
「女心と秋の空」 なんて昔から言われますが、今回の連休の天気もいい教訓になるのかなぁと思い日記にしました。
(専門的な教育を受けた訳ではないので、あくまで経験則、私感です。)
【9日、前日の天気】写真左
翌日からの山行のため、行くか止めるかを決める段階の天気図がこんな感じでした。台風も通過して、太平洋上の高気圧のなごりでなんとか晴れてるのかなといった感じ。半島あたりの低気圧が、元台風に引きずられて大陸の高気圧が張り出してきたら好天の可能性も…(ただし西高東低の寒気は覚悟)
不安要素は、南シナ海あたりが不安定…というより隠れた(弱い)低気圧があるような…。これがもし発達して西進すると荒天するのだろう。週間予報で10日くもりの原因になりそうな予感も…
結論は「五分五分」。まぁ翌日の1日くらいは行けそうだったので、大阪を出発。
【10日、当日の天気】写真中
山行初日の朝、確認した天気図はこんな感じ。前日の不安要素が勝ってしまった まわりの気圧の中心の狭間で小康状態なのだ。
そしてここまで来て、現地での目視も含めて考えると、曇ってはいるものの雲はまだ薄く、高度も高く、西の空も明るめだったので今日の1日はなんとかなりそう…ただし夕方以降は…。
10日の予定は山頂への往復で、西穂山荘テント泊予定。もし下山となってもひとまずロープウェイ駅まで行ければ…(強風で動かない場合もあるが)
結果、山頂を往復してテン泊
【11日、天気の予測】写真右
参考の11日の天気図は実況とあるが、10日夜に見た予想図も概ねこんな感じ。
二つ玉の低気圧は、確実に荒れる。寒冷前線もあり、しかも等圧線が南北気味に…。これは大陸からの寒気が流れ込む予感も
前日の夜、山荘の主人の翌日の天気のアナウンスによると「天候は午前中を中心に雨または雪、風が強く、日中の方が気温も下降気味、秋山の特性「濡れによる低体温症」に十分配慮を」のアドバイスもありました。
結果、下山
すでに天候の不順を予測して日帰りで帰られた方も多かったようで、山荘での宿泊者は少ないようでした。ちなみに下山後、新穂高ビジターセンターには「奥穂高は吹雪」と…自宅に帰ってニュースを見ると「富士山が初冠雪」となってました(>_<)
【以前書いた日記「天気予報について思うこと」】
http://www.yamareco.com/modules/diary/94098-detail-94441
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する