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Yamareco

記録ID: 1039017
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

タワ尾根〜長沢背稜〜三ツドッケ〜ヨコスズ尾根(酉谷山避難小屋泊)

2017年01月01日(日) 〜 2017年01月02日(月)
 - 拍手
motch その他1人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
12:29
距離
24.6km
登り
2,269m
下り
2,339m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:57
休憩
2:35
合計
9:32
6:26
5
東日原駐車場
6:31
6:36
7
6:43
6:43
8
6:51
6:04
51
6:55
6:55
8
7:03
7:14
58
8:12
8:12
31
8:52
8:52
32
9:24
9:33
29
10:02
10:02
38
10:40
10:50
24
11:14
11:14
15
11:29
11:29
14
11:43
11:43
39
12:42
12:42
3
12:45
14:29
13
14:42
14:58
13
2日目
山行
3:52
休憩
1:14
合計
5:06
6:21
6:21
41
7:41
7:41
5
7:46
7:54
12
8:23
8:35
15
8:50
9:36
28
10:04
10:04
57
11:01
11:01
2
11:03
東日原駐車場
天候 両日とも快晴
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東日原P 500円/日
コース状況/
危険箇所等
【コース状況】
タワ尾根は凍結なし。
長沢背稜は北斜面と日陰のみ若干凍結。
アイゼン使用せず。

【水場】
・酉谷山避難小屋前
 ちょろちょろ(1L/minくらい)。
 もう少し気温が下がれば枯れそう。
 常連さんが手入れしているので、むやみに触らないこと。
・一杯水
 枯れている(この時期は普通)

【酉谷山避難小屋】
相変わらずキレイ。
宿泊者は我々2人を含めて3人。
相変わらず立派な稲村岩。随分ご無沙汰ですけどね。
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相変わらず立派な稲村岩。随分ご無沙汰ですけどね。
小川谷林道は大震災以来相変わらず通行止めですが。。。
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小川谷林道は大震災以来相変わらず通行止めですが。。。
落石防止用のシェルタを建設中。ありがたいものです。
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落石防止用のシェルタを建設中。ありがたいものです。
タワ尾根の取付点である一石山神社で初詣。
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タワ尾根の取付点である一石山神社で初詣。
おじゃまします。今年もよろしくお願いします。
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おじゃまします。今年もよろしくお願いします。
ガサガサなタワ尾根へ入ります。序盤はかなりの急登です。
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ガサガサなタワ尾根へ入ります。序盤はかなりの急登です。
2017年の初日の出は、ダイヤモンド。。。ヨコスズ尾根。
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2017年の初日の出は、ダイヤモンド。。。ヨコスズ尾根。
最高の天気。いうことないですね。
1
最高の天気。いうことないですね。
相変わらず明るく開けた素敵な尾根。
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相変わらず明るく開けた素敵な尾根。
折れた樹に生える芽。何となくナウシカチック。
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折れた樹に生える芽。何となくナウシカチック。
相変わらず穏やかな長沢背稜の姿。実に1年以上ご無沙汰でした。
相変わらず穏やかな長沢背稜の姿。実に1年以上ご無沙汰でした。
枯葉絨毯もふもふ。
枯葉絨毯もふもふ。
金袋山(1,325m)。素敵な看板。
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金袋山(1,325m)。素敵な看板。
篶坂ノ丸(1,456m)。これまた風情のある古看板。
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篶坂ノ丸(1,456m)。これまた風情のある古看板。
石尾根方面。きっと賑わっているだろうなあ。
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石尾根方面。きっと賑わっているだろうなあ。
ウトウの頭への急登。もうひと踏ん張り。
ウトウの頭への急登。もうひと踏ん張り。
ウトウの頭の看板はウトウさんのお手製。
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ウトウの頭の看板はウトウさんのお手製。
もうひとつ、ヤギさんのお手製は陶器製。味わい深い。
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もうひとつ、ヤギさんのお手製は陶器製。味わい深い。
孫惣谷方面から上がってくるタワ尾根おなじみの木材運搬用トロッコのレール。これが出てくれば一安心。
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孫惣谷方面から上がってくるタワ尾根おなじみの木材運搬用トロッコのレール。これが出てくれば一安心。
終点。この看板が出たら、長沢背稜までもうすぐです。
終点。この看板が出たら、長沢背稜までもうすぐです。
モノレール終点から10分弱で長沢背稜へ合流です。タワ尾根は長い。。。
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モノレール終点から10分弱で長沢背稜へ合流です。タワ尾根は長い。。。
原生林の美をたたえる長沢背稜。いつきても癒されます。
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原生林の美をたたえる長沢背稜。いつきても癒されます。
しもしもさくさく。
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しもしもさくさく。
たまに見える秩父側も快晴。両神から浅間、遠くには谷川まで見えます。
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たまに見える秩父側も快晴。両神から浅間、遠くには谷川まで見えます。
無事に酉谷避難小屋着。実に2年2カ月ぶり。今回もお世話になります。
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無事に酉谷避難小屋着。実に2年2カ月ぶり。今回もお世話になります。
天井にも採光窓があり、とても明るい小屋です。利用する人々の良心が反映され、利用マナーが素晴らしい小屋。いつまでも登山者に愛される小屋でありますように。
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天井にも採光窓があり、とても明るい小屋です。利用する人々の良心が反映され、利用マナーが素晴らしい小屋。いつまでも登山者に愛される小屋でありますように。
酉谷避難小屋からは富士山も見えました。
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酉谷避難小屋からは富士山も見えました。
小屋から15分で酉谷山まで散歩。
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小屋から15分で酉谷山まで散歩。
酉谷山から秩父側の熊倉山方面。こちらからくる登山者は稀です。
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酉谷山から秩父側の熊倉山方面。こちらからくる登山者は稀です。
2017年最初の夕日が沈みます。
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2017年最初の夕日が沈みます。
茜空に映える富士。
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茜空に映える富士。
夕飯は用意してきた手打ち味噌煮込みうどん。至上のお節。
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夕飯は用意してきた手打ち味噌煮込みうどん。至上のお節。
翌朝もいい天気です。
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翌朝もいい天気です。
七跳山(ななはねやま、1,651m)。長沢背稜の夏道は基本的に東京側の斜面を巻いているので、稜線はほとんど歩かれません。しかし、秩父側からのルートはすべて稜線に出ますので、こうして少ないながらも人の手が入っています。
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七跳山(ななはねやま、1,651m)。長沢背稜の夏道は基本的に東京側の斜面を巻いているので、稜線はほとんど歩かれません。しかし、秩父側からのルートはすべて稜線に出ますので、こうして少ないながらも人の手が入っています。
三ツドッケはカクカクシカジカな理由で長沢背稜隋一の眺望を誇ります。もちろん巻かずに登ります。
三ツドッケはカクカクシカジカな理由で長沢背稜隋一の眺望を誇ります。もちろん巻かずに登ります。
三ツドッケに至るハンギョウ尾根。この左にもう1つ小ピークがあり、3つのピークが連なることから三ツドッケの名の由来があります。
三ツドッケに至るハンギョウ尾根。この左にもう1つ小ピークがあり、3つのピークが連なることから三ツドッケの名の由来があります。
三ツドッケ山頂の西側直下にあるハンギョウ尾根への下降点。
三ツドッケ山頂の西側直下にあるハンギョウ尾根への下降点。
三ツドッケ、別名天目山(1,576m)。前に丸い看板ついてたんですけど、壊れちゃったのかな?
3
三ツドッケ、別名天目山(1,576m)。前に丸い看板ついてたんですけど、壊れちゃったのかな?
ハンギョウ尾根の2番目のピークと1番目のピーク。3年前の冬に歩きましたが、結構ガッカリします(笑)。
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ハンギョウ尾根の2番目のピークと1番目のピーク。3年前の冬に歩きましたが、結構ガッカリします(笑)。
御前山と大岳山。
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御前山と大岳山。
稲村岩尾根と鷹ノ巣山。
2
稲村岩尾根と鷹ノ巣山。
手前から七跳尾根、タワ尾根、天祖尾根(削れた山のある尾根)、石尾根、石尾根の左に雲取、中央に芋ノ木ドッケと白岩山、そこから右下になだらかに伸びる長沢背稜。
手前から七跳尾根、タワ尾根、天祖尾根(削れた山のある尾根)、石尾根、石尾根の左に雲取、中央に芋ノ木ドッケと白岩山、そこから右下になだらかに伸びる長沢背稜。
蕎麦粒山と川乗山。
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蕎麦粒山と川乗山。
後ろ髪を引かれる思いで三ツドッケから一杯水避難小屋まで下り、まったりとコーヒータイム。粉末を濾して淹れたので、インスタントよりもずっと美味。
後ろ髪を引かれる思いで三ツドッケから一杯水避難小屋まで下り、まったりとコーヒータイム。粉末を濾して淹れたので、インスタントよりもずっと美味。
一杯水はカチンコチン。まあただでさえ細いので、この時期は枯れていない方が珍しい。
一杯水はカチンコチン。まあただでさえ細いので、この時期は枯れていない方が珍しい。
倉沢塩地谷。一昨年はここを詰めました。
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倉沢塩地谷。一昨年はここを詰めました。
蕎麦粒方面からきて一杯水避難小屋のこのシルエット、好きです。
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蕎麦粒方面からきて一杯水避難小屋のこのシルエット、好きです。
ヨコスズ尾根を快適に下山。
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ヨコスズ尾根を快適に下山。
滝入ノ峰の東側に伸びる倉沢見通尾根。かつて石灰岩採掘で栄えた旧倉沢集落へ繋がります。ここもなかなか面白いルートです。
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滝入ノ峰の東側に伸びる倉沢見通尾根。かつて石灰岩採掘で栄えた旧倉沢集落へ繋がります。ここもなかなか面白いルートです。
倉沢見通尾根下降点。
倉沢見通尾根下降点。
枯葉絨毯の道を一気に駆け下りてきました。
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枯葉絨毯の道を一気に駆け下りてきました。
そして日原の集落が見えてきました。楽しかった2日のお山生活も終わり。
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そして日原の集落が見えてきました。楽しかった2日のお山生活も終わり。
無事下山!5か月ぶりの山行、大好きな長沢背稜で最高のリフレッシュが出来ました。
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無事下山!5か月ぶりの山行、大好きな長沢背稜で最高のリフレッシュが出来ました。

感想

かつてないほど多忙だった2016年。
正月は少しだけ気持ちが解放されまして、
7月の常念乗越でのお手伝い以来の登山に行ってきました。
こんなに間が空いたのは、6年前の膝の術後リハビリ以来、記憶にありません。

2017年最初の日に登りましたるは、
奥多摩の奥にある地味〜な長沢背稜の地味〜な酉谷山です。
別に、酉年だから狙った、というわけではなく、
ただ単に好きなお山だからです。

アプローチが悪く、日帰りにはちょっとしたルートの工夫(チャリデポなど)や
ある程度の脚力が必要なのと、雑木林に囲まれて眺望も冴えないので、
訪れる人がまばらなこのお山、数年前に来訪して以来、
すっかりその魅力に取りつかれてしまい、
事あるごとに周辺山域を歩くようになりました。

多摩地域在住のぼくが、
昨年は何と1度も奥多摩に行っていないことに大晦日に気が付きました。
忙しいと色んなことを忘れるものですが、
よもや奥多摩のお山に行かない1年になるとは思いませんでした。

今年も、そう多くお山に登れるわけではありませんが、
行ける時期はありますので、その時にはきちっと登り、
お山での勘のようなものを維持しつつ、
自身の命題である登山の機能解剖学、運動学に関して
見地を深めていきたいものです。

今年も、皆さんが素晴らしいお山に会えますように。
そしてご安全に。

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コメント

お久しぶりで・・・
開けましておめでとうございます。お久しぶりですね〜。
昨年は、お天気も悪くあまり登れませんでしたが、今年はどうでしょう?

酉谷小屋は、40 年以上前のトタン張りの時に泊まっただけですが、とても綺麗になって良いですね。
「登山の機能解剖学、運動学」面白そう。論説、楽しみにしています

だんだん長距離が面倒になってきたので、短距離バリ中心になりそうです。
2017/1/4 14:55
Re: お久しぶりで・・・
misuzuさん

あけましておめでとうございます。ご無沙汰しております。
昨年は本当に悪天が多かったですね。
今年は正月から絶好のコンディションでしたので、
好天に恵まれる吉兆になればなあと思います。

昔の酉谷小屋は、現在の酉谷峠よりももっと下の小川谷林道側にありましたが、
相当前に潰れ、現在は土台しかありません。
現避難小屋は10年ほど前に建て替えられましたが、
快適な環境を保つために有志の方々が大変な努力を払っている、
素晴らしい小屋です。

「登山の機能解剖学、運動学」
人様に語れるようになるには数年かかると思いますが、
ここ1年、勉強しているうちに僅かながら近づいた手ごたえはあります。

ぼくも、今年も(あと3年くらい)は時間が取れないので、
遠征も控えて、短距離中心になりそうです。
ついに先秋は妙義に行けませんでしたが、
来春はまたどこかに登りたいと思います。
どっかいいとこないかなあ。
2017/1/5 0:36
どっかいいところ
行けば行くほど、困難度が上がってしまうのが痛いところですが、既存ルートを考えず、見た目で目指すというのもあると思います。あの上に立ってみたいとか、あの岩稜登ってみたいとか。そういう観点から見れば、まだまだ行けるところはあると思いますが、さすがに人が入っていないところは、無情報 & Hi Risk です。
星穴行ったときに、西岳南稜、登れそうな感じがしたので行って見ましたが、非常に緊張しました。先がどうなっているの全くわからないからです。となると、何でもできる装備が必要となり、それをソロでこなすというのは、相当なものになると思います。信頼できるパートナー、欲しいところですね。

西大星北西稜は、考えていますが、最後、本峰へ直接登攀なんていうの面白いかと。
灌木支点でなんとなく行けそうな予感はしていますが、行ってみないとわからないのがなんとも。星穴西の岩塔にも立ってみたいですが、こちらもかなり困難な様子です。

この山域、行き尽くした後、更に行くとなると、開拓クライマー領域になってしまいます。

まずは、金鶏縦走、星穴新道、行ってみてはいかがでしょうか。
2017/1/5 12:38
Re: どっかいいところ
misuzuさん

ありがとうございます。

相馬北稜を遂げてからというものの、
視点が少し変わったようで、難度よりも嗜好性を重視するようになった気がします。
ただ、地形図見て面白そうだなあという感覚ではあまりにリスクなので、
裏の御殿とか、地味なあたりがいいかなあとも考えています。

地形図見て、面白そうだなあというところと
リスクとのバランスが良いのはやはり両神ですね。

春は妙義のどこかにいくと思いますが、
冬のうちに辺見尾根か、秩父御岳からの
旧参道を歩きたいなあなどと妄想しております。
2017/1/6 23:22
すっかり、、
年が明けてしまいました、大変ご無沙汰しております
常念以来ですか、、忙しくされているようですね

お時間のあるときにまた遊んで下さい
2017/1/12 13:50
>1955さん Re: すっかり、、
本年もよろしくお願いいたします。
常念の時はありがとうございました。

ひとまず、年末年始から今月末にかけてが嵐です。
2月2日以降、ようやく解放されますので、お山に行けます。

そしたら、どっか行きましょう。
奥秩父のマニアックなお山がいいな。。。と個人的には。

それまでは、お山のことはしばらく忘れます。
2017/1/14 18:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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