鈴鹿縦走(春の嵐に閉じこめられて)

2011年04月19日(火) 〜 2011年04月22日(金)

• GPS: --:--
• 距離: 60.1km
• 登り: 4,588m
• 下り: 4,510m

コースタイム

写真に記載

天候

曇のち嵐、曇ー晴れー曇

アクセス

利用交通機関：

電車

JR東海道本線、柏原駅
三岐鉄道、大安駅ー近鉄

写真

4/19 8:42

”本日はご乗車ありがとうございます”
今回の出発点は、JR東海道本線、柏原駅
8:42

4/19 9:08

霊仙山登山口
9:08
小雨が降ってきた・・

4/19 9:14

城跡の石柱があった。

4/19 9:14

ここか!

4/19 9:19

分岐、標識とは逆の左
”いまず道”を行きます。
9:19

4/19 9:42

倒木で塞がれてたりします。
とっ、この時分、微かな空気の震えと
低い波動感じる。
なんだろ?

4/19 9:50

沢に入り込んでしまった。
登れそうな所を探しながら
進みます。

4/19 9:54

登る途中
こんな所来たら”ヤカン”!

4/19 9:55

急な壁みたいな所を
何とか登る。

4/19 10:11

やっと尾根道に復帰
だいぶロスしたな。
10:11

4/19 10:36

天神458Mの表示あり
10:36
ドロドロと遠くで雷鳴音がします。

4/19 10:54

笹がいっぱい
左奥に林道が見えます。
10:54

4/19 11:01

林道に合流
快適な道です。

4/19 11:05

鹿垣。

4/19 11:15

立派な二本杉

4/19 11:16

ここが登山コースとの合流です。
11:16

4/19 12:01

4合目避難小屋
12:01

4/19 12:02

ここで昼食の予定でしたが
思ったよりボロく先に進みます。

4/19 12:06

ゼブラーー

4/19 12:46

河内道分岐12:46
雷鳴音がだんだん近くなってきます。
あれが来たら・・ぞっとします。

4/19 12:52

継子穴(ドリーネ)
12:52

4/19 12:54

”落ちたら死ぬぞ!!”
など書いてます。

4/19 12:55

底まで怖くて見えませんでした。
ドリーネを撮りーね。

4/19 13:01

残雪のコースっとその時”ドーーン・ゴロゴローーッ”
”きたーーー!!”
13:01

4/19 13:09

バラバラとひょうが降ってきます。

4/19 13:14

またたく間に真っ白に!!

4/19 13:15

一気にガスに取り巻かれて

4/19 13:20

耐えながら登ります。
(先に小屋があるので、無かったら撤退。)

4/19 13:31

嵐の中、やっと小屋に到着
13:31

4/19 13:46

琵琶湖
麓はそうでもないようだ。

4/19 13:51

遅い昼食13:51
この時間、状況からここに泊することに

4/19 14:11

晴れたーー

4/19 14:12

明日の行き先
”ソノド”

4/19 14:13

天国の様な晴れ間に誘われて
山頂アタックーー

4/19 14:21

経塚山
14:21

4/19 14:22

お虎ケ池方面。

4/19 14:23

右が山頂、左が最高点

4/19 14:33

分岐

4/19 14:34

吹雪が戻ってきた・・・

4/19 14:43

霊仙山最高点で”礼”
(りょうぜんって読むんだけれどね^^)
14:43

4/19 14:44

あれが今夜の天空の宿
”寒そーー)

4/19 14:52

横殴りの雪

4/19 15:07

小屋に帰還15:07
しまった!!晴れに誘われノコノコとカッパを脱いで防寒着を濡らしてしまった。

4/19 17:16

あっという間に窓に着雪
外は一面に積雪。
ほぼ一日嵐で動けず。

4/20 4:55

風で壁の節から水が侵入。
でも、とにかく防寒着を乾かさなければ
今夜が乗り切れない・・・

4/20 5:06

すること無いので、酒のみ。
でも、不味かった。
何とか防寒着を乾かして、就寝。

4/20 5:31

朝が来た!!
一晩中吹き荒れた風は一向に収まる気配なし
5:31

4/20 8:15

夜中のドシャ降りで雪はすっかり無くなってる。
が、風が強く行動不能

4/20 10:43

必殺!!ボウシ鍋
(炊飯(蒸らし中)の鍋で色んな物が乾かせる。

4/20 11:02

朝昼兼用の黒チャーハン11:02
食事中に団体さん到着。
麓はそう荒れてない様だ。

4/20 12:14

で出発。12:14
かなり風も弱まった。

4/20 12:20

山の薄ピンクの微妙な色

4/20 12:27

八合目まで戻る。
12:27

4/20 12:52

ここらから登る。
踏み後ほとんど崩壊。

4/20 12:57

尾根の植林帯に出る。

4/20 12:57

谷山992,8M
12:57

4/20 13:01

雪で鹿柵が潰れてる。
”大変だな。こりゃあ”って
実はもうコース外してます^^。

4/20 13:13

踏み後見つからず、
この斜面を降りる。
13:13

4/20 13:21

下に林道が見える。
(ここは、さっさと林道に降りるべきだった。)

4/20 13:22

天気良ければ、良さそうな道

4/20 13:26

いばら付きのブッシュと鹿柵に阻まれる。
柵に添って左に
13:26

4/20 13:37

ブッシュを漕いで苦労して、
結局林道に降りる。

4/20 13:42

この正面が尾根道らしいが
ブッシュを嫌い右の林道に
13:42

4/20 13:45

あのもっこりの先だろう。
ブッシュの無さそうなところまで
林道を行こう。

4/20 13:46

なみなみの岩
化石発掘なども楽しそう。

4/20 13:58

林道行き止まり
13:58

4/20 14:50

ソノド
14:50
風つよし。

4/20 14:50

踏覇

4/20 15:05

下りで痛恨のミス!!
尾根を間違えた。
あの長尾根を下りたかった・・・・・・・・・

4/20 15:15

こんなところ

4/20 15:20

この山は山火事に遭って
現在のように灌木になったようだ。

4/20 15:24

急斜面を下る。
(ここらで、ザックの横に付けてたマットをお供えしたようだ。)

4/20 15:43

頑張ったが谷に降りる。
(もっと早く降りた方がここは良かったのだ。)

4/20 16:14

林道に合流
16:14

4/20 16:32

稼働中の炭焼き

4/20 17:03

車道に合流
17:03

4/20 17:04

山は・・・カラフルだっ。

4/20 17:15

そうか。

4/20 18:36

ビールにありつけるかも・と色気を出して
ズルズル長い車道歩きをしたが、ありつけず!!

4/20 18:40

烏帽子岳、細野登山口
疲れた。
18:40

4/20 19:19

途中で収穫した山菜で山菜鍋で一杯。
至福の時

4/20 19:33

締めにラーメン

4/20 19:57

今夜は風がまだある。

天気の良かった唯一の日

4/21 5:18

風と保温対策にこんな状態で寝てました。

4/21 5:46

朝食は山菜丼

4/21 6:57

やっとカッパなしで出発!!
6:57

4/21 7:18

花芝
(田舎の呼び方です。)

4/21 7:19

色づいた”ゆづりは”

4/21 7:19

まちゅ

4/21 7:20

標識も整備されています。

4/21 7:24

椿も綺麗です。

4/21 8:04

程良く整備された登山道
”お見事”

4/21 8:34

コースが別れます。
8:32

4/21 8:34

展望岩コースを行きます。

4/21 8:37

カタクリ

4/21 8:41

イワウチワ
美しい。

4/21 8:43

展望よし
伊吹山と左は白山か?

4/21 8:48

御岳と北アルプスか?

4/21 9:04

烏帽子岳9:04

4/21 9:16

4/21 9:33

鈴北から御池
”うそーー雪・・やだな・・”

4/21 10:27

三国岳まえの急登

4/21 10:41

三国岳10:41
気温高く、一日充分もつ500mの飲料が
もう空です。”やばいーー”

4/21 11:23

4/21 11:29

焼尾山
11:29

4/21 11:37

鞍掛峠11:37

4/21 11:51

昼食
水をなんとかしなきゃあ・・

4/21 12:44

雪を入れて
溶けたら飲むぞ!!さくせーーん

4/21 13:06

鈴北が近づいてキタ

4/21 13:25

給水中。

4/21 13:31

数分で鈴鹿山脈のちべたい天然水ゲット
これで、懸念が消え勇気リンリン

4/21 13:54

タテ谷分岐
13:54

4/21 13:59

鈴北岳
13:59

4/21 14:08

去年ここらで苔に見とれてコケた。
気お付けなければ。

4/21 14:19

御池分岐
14:19

4/21 14:26

ぐっちゃぐちゃの登り

4/21 14:42

鈴鹿山脈の最高峰
御池岳
14:42

4/21 14:57

奥ノ平
14:57

4/21 14:57

目指す未踏の大地

4/21 14:58

結構広い。

4/21 15:01

まだ先

4/21 15:06

ドリーネ状のへこんだ所多し

4/21 15:08

池で何かが大勢で鳴いていたが
確認できず

4/21 15:19

本当に広い。
牧場ができそう

4/21 15:25

この辺から急斜面を設定どうりに降りる。
(雪が無くて良かった)

4/21 15:30

ほぼ降りた風景。
こんなになってます。

4/21 15:33

振り返る。15:33
右側はずーーと断崖で侵入不可。

4/21 15:39

土倉岳(あぜくらたけ)15:39
嬉しかった。

4/21 15:44

4/21 16:02

jinnzaの手が入った植林帯を行く
(私の中では、林業者=jinnzaです。)

4/21 16:09

名も無きピーク

4/21 16:20

裏からみた鈴鹿

4/21 16:30

ダムの連続した谷
(この時は知らなかったがここを明朝登る事になる。)

4/21 16:41

きれいなライン入りの石

4/21 16:45

行き過ぎてしまった茨川分岐
16:45

4/21 16:53

ここから明日の治田峠までは、
アドベンチャブルなコースです。

4/21 17:21

いばらかわに降りたが橋などは無い。
17:21

4/21 19:02

夕食はたまご丼
ここ茨川は地図で「水」マークがあるが
どうやら川の水のようだ=ちょっと無理

今日も天気と信じて早立ちで勝負に出たのだが・・・・

4/22 5:02

又しても、予定より遅くなって5:02出発
(今朝は寒かった。)

4/22 6:21

治田峠6:21
一気の急登でキツカッタ

4/22 6:25

縦走路に戻る。

4/22 7:13

銚子岳7:13

4/22 7:25

もう、朝からガスで意気消沈。

4/22 7:46

ガスの縦走路

4/22 8:09

静ヶ岳8:09

4/22 8:09

4/22 8:13

ガッスガス

4/22 8:35

朝食8:35
寒いのでタンタンミャーーン

4/22 8:50

大きな池がある。

4/22 8:57

ここは季節を選べば、たおやかで美しい所に違いない。

4/22 9:04

まだまだ厚い雪が残ってます。
9:04

4/22 9:10

4/22 9:17

ササこいし

4/22 9:20

治田峠分岐9:20
ここがひとつのターニングポイント。
考え中!!

4/22 9:21

このまま、ガスから雨になるのだろう。
それでは、楽しく無いから
下山!!決定。

4/22 9:36

雪どけでぐっちゃぐちゃの下山道。

4/22 9:39

そう言えば、前に来たときは灼熱の夏だった。今回は、傷心の春か・・い・いかん暗くなってはいかん。こういうときは一発捨てゼリフを景気よく。

4/22 9:48

”おぼえてやがれ--!!”
よし。
これで後は下山後のビールだけを考えて。

4/22 10:33

丸太橋まで戻る。
10:33

4/22 11:28

裏登山口
11:28

4/22 11:37

ここが最適な給水ポイント
おみやの水を詰める。

4/22 11:41

怪しげな地下基地
(きっとロボットのような物を作ってるにちげえねえ。)

4/22 11:42

地球征服拠点と看板を・・

4/22 11:53

宇賀渓、11:53
カフェ「こなら」の”やせうま麺”とビールは最高でした。マスターに駅まで送って頂きました。
最後にわっはっはと楽しかったので、良い旅でした。

撮影機器：

FinePix F70EXR 富士フイルム

感想

きみどり

晴れの日が休日に変更して山行きを計画したが、天気予報が不安定になって
えいや。と決行。
　春は天候悪化で冬戻る危険性を知識として持っていましたが、今回身を持って
体験。幸い小屋に避難して事なきを得ましたが、もし縦走中の逃げ場がない状況でしたら、命に関わる凄さでした。
　これからの計画や装備を考える上で、貴重な体験を得ました。

縦走は良い天気の日が、3・4日続くなければ、楽しくないです。
で、途中で止め、帰ってきました。予想道理あとの2日は雨でした。
鈴鹿はエスケープが簡単にでき、奥もありバリエーション豊富に楽しめます。

前回33Lザックで一泊二日したので、一泊できれば三泊は可能だろうと
やってみました。
結果、33Lで気候が良ければ、4〜5泊の山行きは可能ですが、
温度はもう少し高くなければ無理があります。
防水の基本装備はやはり大事ですね。

使用したガス約130g(暖房用に少し使用)

嵐をご一緒に(15秒です。)↓↓↓これを一日中聞いていました^^)

コメント

katatumuri

サバイバル登山
こんにちは
凄すぎです！！！！
ゴーゴー、嵐の音
部屋のパソコン前なんでのんびり聞きました。
でもこれが山の中なら耐えられませ〜ん。
ロングトレイルお疲れさまでした。

きみどり

katatumuriさん
こんばんは。
この季節の天候悪化はやはり想像以上でした。

もっと気温が高くなって、食材現地調達可能になれば
サバイバル登山にも行きたいな。
いけるうちに。人生短いのだから・

utaoto

スゴイ･･･
鈴鹿山脈の地図眺めながら写真見てました。

ここ数日の天候で鈴鹿の縦走、さぞ過酷だったのでしょうね･･･

私など先日強風の中では麓に停めた車の中でさえ不安でしょうがなかったデス。
もし山の中でって考えたら･･･

とにかくお疲れ様でした。
下山後のビールは格別だったのでしょうね

きみどり

utaotaさん
風だけで雷のようなカリカリって音出るんですね。
小屋の陰に隠れて撮りましたが、それでも
揺さぶられました。

やっぱ山は　楽しくなければね

---------

私より
意外に長かったのね

きみどり

aragenさん
いえいえ
そんなに長く無いです。

鼻毛。

ビールを求めて、さまよった車道がちと長かったかな？