(小規模ながら)雪崩に遭遇、、春の北穂高岳
- GPS
- 32:50
- 距離
- 45.6km
- 登り
- 3,577m
- 下り
- 3,574m
コースタイム
- 山行
- 8:54
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰りは上高地のターミナルで同じく乗り合いタクシーで4200円を3分割:1,400円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地〜横尾:夏道です。危険個所はありません。 横尾〜涸沢:途中まで雪と土のミックス。沢に入ると雪が多くなりますので滑り止め必要です。 涸沢〜北穂高山荘:雪道を直登します。午後は雪が緩んで雪崩が頻発。ステップも崩れるし、キツくて危険です。 逆に朝の時間帯は、凍結による滑落に注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 沢渡には日帰り温泉施設が幾つかあります! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
ポール
ヘルメット
|
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感想
今年の連休は北アルプスに行く、と決めていました。どこに行くか
色々迷っていましたが、最終的に北穂高へ行くことに。去年登った槍ヶ岳を
近くから見てみたい、と思いました。
ヤマレコや登った方のブログを見て、下調べをしておいたものの、
涸沢小屋からの登りは思った以上にキツくて、これはやばいな、、と思いながら
一歩ずつ登っていると、上から「雪崩だぞ〜!!!」の声が。
ええ? と上を見ると、棚状になっている所から雪の塊がどわっっと吹き出して
自分の立っているすぐ横を猛スピードで川のように流れていく。
横に逃げながら、下を見ると幅が広がった雪崩に巻き込まれて数十メートル
押し流される方が見えて、肝を冷やしました。
でも、小規模な雪崩だったので、流された方も大丈夫でその後一緒に登りました。
、、その方、私よりよほど早く登ってしまい、逆に自分の体力不足を思い知らされる
感じでした(汗
昼過ぎの雪なので、三歩進んで二歩下がる、をリアルに繰り返されて雪に怒りが
募ります、、先行した方のステップをお借りするのですが、そこが崩れたり
足がハマると、もう嫌になって引き返そうと何度思った事か、、!
でも、苦労して登った甲斐があって、山頂からの眺めはまさに絶景!
南側は奥穂高・前穂高にジャンダルム。逆を見ると槍ヶ岳が大キレットの向こうに。
ここまで歩いてきたことに自分でもびっくりです。
北穂高岳小屋は、山頂直下にあって皆さんとてもアットホームで嬉しかったです。
ひょっとしてここまで来れずに涸沢で泊まることに、、と思って
いたので素泊まりにしてしまいましたが、ご飯はとても美味しそうな香りに
アルファ米を食べる私は反省しきり。次は二食付きにします、、!
夕焼け、朝焼けは今一つ、、でしたが、それでもやはり、とても綺麗なものでして、
頑張った甲斐がありました。
ただ、林道歩きが長くて、雪山用登山靴だと靴擦れが、、痛い(汗
これは今後の課題です。慣れるしかないのか、もう少し歩きやすい靴に変えるか、、
下山後、穂高駅近くのビジネスホテルに一泊して、翌朝は
穂高駅・北アルプス展望美術館などを見て回ってから帰りました。
高校時代、輪行袋に自転車をしまって夜行電車で穂高まで来て、その後
松本〜美ヶ原高原〜ビーナスライン〜原町〜甲府〜河口湖〜山中湖〜道志〜横浜
の自宅まで、二泊三日で戻ったことがありまして、24年ぶりに穂高駅を見ることが
出来ました。そのころは、まさか自分があの北アルプスの峰々を歩くようになる
とは思ってもいませんでしたが、、
色々思い出す山行となりました。ただ、4日に奥穂高岳のルートで雪崩が発生、
一人亡くなったとニュースで見ました(滑落でもお一人、、)。
事故に遭った方達のご冥福をお祈り致します。そして、登山はそういった危険と
隣り合わせなのだということを改めて心に留め、出来る限り慎重に、安全に
山を歩きたいと思います。
当レコも見て頂き有難うございますm(_ _)m
Kaz0613さん、こんにちは。
41の写真、幻日と言うようです。
http://www.mo.atz.jp/prism/sun_dog/
太陽の両側にこんなにきれいに見えているのは珍しいかも。
背景もとてもきれいなので、幻日と言えばこの写真が引き合いにされるといいなあと勝手に思ってしまいました。
若き日の思い出をたどる旅もいいですね。
安曇野にはまたぜひお越しください。
yamamusumeさん、こんにちは!
幻日、御教示頂き有難うございます。
リンク先を拝見しましたが、確かに41の写真も大陽側が赤くなっていて、まさに幻日が現実に、、
いえ何でもありません(汗
今回の山行、ハードな雪山チャレンジをしたり、雪崩に遭遇したり、幻日を見て、
そして思い出の安曇野を散策できたり、本当に充実したものとなりました。
是非またお邪魔したいと思います。
有難うございます!
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