遠き頂へ（美瑛岳〜オプタテシケ山〜美瑛富士）

2017年07月23日(日) [日帰り]

• GPS: 11:13
• 距離: 25.9km
• 登り: 2,340m
• 下り: 2,329m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:39
• 休憩: 0:35
• 合計: 11:14

4:51 スタート地点
5:12 5:13 吹上温泉分岐
5:38 5:41 十勝岳避難小屋
8:15 8:26 美瑛岳
8:36 8:36 美瑛岳分岐
8:59 8:59 美瑛富士分岐
9:46 9:47 石垣山
10:12 10:13 ベベツ岳
10:51 10:52 オプタテシケ山北西稜頭
11:07 11:20 オプタテシケ山
11:34 11:34 オプタテシケ山北西稜頭
12:11 12:11 ベベツ岳
12:40 12:40 石垣山
13:22 13:23 美瑛富士分岐
13:41 13:44 美瑛富士
13:54 13:54 美瑛富士分岐
15:51 15:51 吹上温泉分岐
16:05 ゴール地点

オプタテシケ山に行きたい。でも美瑛岳にも行きたい。なら両方行けばいいじゃない？

天候

晴れたりガスったり雨降ったり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

望岳台の駐車場に止めました。直前までの天気予報のせいか意外にも空いていました。周辺の道路脇にはキタキツネ多し。エサを求めて車に寄って危ないです。野生動物へのエサやりは厳禁です。

コース状況／危険箇所等

コースは岩場でも目印がハッキリしていてガスでも迷うことはないかと思います。美瑛富士は目印はないので濃いガスの場合は注意が必要です。下山時に凄いガスがかかり100m以上右に流されました。

その他周辺情報

砂川でラーメンを食べたいので時間がなく温泉は利用しませんでした。美瑛の丘は今が見頃かな？

写真

7/23 4:47

望岳台から見る十勝岳

7/23 4:47

美瑛岳

7/23 4:47

美瑛富士

7/23 4:54

富良野岳。天気はまずまず

7/23 5:31

まずは美瑛岳を目指します。いいかここを左だぞ！左に曲がるんだぞ！

7/23 5:42

何故か十勝岳避難小屋到着(笑)真横の左ではなく斜め左の道を歩いてしまったようです

7/23 5:55

30分ほどロスしましたが今日は長丁場、気を取り直して美瑛岳へ向かいます。ここはイワブクロが多かったです

7/23 6:00

エゾイソツツジは終わり頃

7/23 6:01

これからの花のミヤマアキノキリンソウ

7/23 6:01

ポンピ沢まではひたすらトラバース。ハイマツの回廊も被り気味。先行者がいるのか朝露はそれほどでもなかったです

7/23 6:12

雲の平を抜けて来ると美瑛岳や

7/23 6:12

美瑛富士が見えてきます

7/23 6:18

登山道は意外に花が多かったです。チシマギキョウ。イワギキョウとの違いはウィッキーさんに教えてもらいました

7/23 6:19

エゾコザクラの群落。ここはキレイでした

7/23 6:25

ポンピ沢渡渉後に待ち構える急登が見えます

7/23 6:26

ウコンウツギ

7/23 6:29

梯子ポイントは問題なかったです

7/23 6:47

ポンピ沢で休憩予定でしたが急登をこなしてからにしました

7/23 6:50

トラバースして来た道が見えます

7/23 7:15

急登を終え一休みします。この辺りはチングルマ終了のお知らせ

7/23 7:26

エゾウサギギクは見頃です

7/23 7:39

ここはヨツバシオガマも多かったです

7/23 7:58

頂上はもうすぐです。ガスが上がってきました

7/23 7:58

振り返って。下って行く美瑛岳ピストンのご夫婦

7/23 8:16

美瑛岳到着

7/23 8:26

一瞬のガスの晴れ間の十勝岳。雪渓の顔は去年より口がだらしないかな

7/23 8:35

ガスは美瑛側と新得側から湧き上がってます。

7/23 8:59

土の色が変わったところが美瑛富士分岐です

7/23 9:02

小さいヒマワリのような大きいエゾウサギギク

7/23 9:10

チングルマはほとんど終わっていたけど

7/23 9:10

この斜面だけは上から下まで圧巻の満開でした。ここだけ雪解けが遅かったのでしょうね

7/23 9:10

ミヤマキンバイとエゾコザクラ

7/23 9:12

キバナシャクナゲ

7/23 9:13

エゾヒメクワガタかな

7/23 9:20

石垣山が見えてきました。岩ゴロゴロです

7/23 9:26

美瑛富士避難小屋には寄らずに先に進みます

7/23 9:46

石垣山はピークを踏まず巻いて進みます。こちらも中々のお花畑

7/23 9:48

朝の早い時間には閉じているミヤマリンドウ

7/23 9:49

あれがベベツ岳かな？オプタテシケ山は奥かな？

7/23 10:02

途中にあったケルン

7/23 10:04

晴れていれば気持ちの良い稜線なんだけどなぁ

7/23 10:06

ハイオトギリの群落。花も大きく立派でした

7/23 10:09

守られているコマクサ

7/23 10:25

あれがオプタテシケ山の山頂かな？

7/23 10:51

と思ったら偽ピークでした。奥にうっすらラスボスがそびえていました（笑）

7/23 10:58

一瞬心折れましたが山頂の標柱も見えているので、岩場を懸命に登ります

7/23 11:08

やっと到着です。頂上にいた方やスライドした方は皆さん美瑛富士登山口からのようでした

7/23 11:13

今日は珍しくカップ麺

7/23 11:17

昼食時に一瞬見えた青空。1分くらいで再びガスの中です

7/23 11:56

下山開始。偽ピークを振り返る。オプタテシケ山は姿を見せてくれませんでした。もう来るな！と言われているのかな（笑）

7/23 13:00

ベベツ岳の上り返しで雨となりカッパを着ます。晴れ間も見えたりと不思議な天気でした

7/23 13:02

美瑛富士が見えてます。寄るつもりはなかったけど見えているなら上りましょうかね

7/23 13:15

本当にここのチングルマ斜面は素晴らしいです

7/23 13:22

ザックはデポします

7/23 13:23

さすがに空荷は楽ですね

7/23 13:32

南斜面はコマクサが多かったです

7/23 13:43

ここはサクッと登頂

7/23 13:43

西側のピーク。下界は晴れているんだろうなぁ。さて望岳台に戻ります

7/23 14:05

去年も残っていたチングルマ。今年も見られました

7/23 14:12

エゾコザクラは雨で下向き

7/23 14:37

美瑛岳分岐までのハイマツ帯はかなり被ってます。雨の後だとハイマツよりもナナカマドがかなり鬱陶しいです。雨よりもそれでビチャビチャになりました

7/23 14:44

ポンピ沢までのとんでもない急登を下ります。最後の難所です

7/23 14:55

ポンピ沢でカッパを脱ぎました。ここでお湯を含めた4Lの水も切れました。気温はそれほどでもないので大丈夫かな

7/23 15:13

晴れてきたのでコザクラさんもちょっと復活

7/23 15:13

花があると退屈な下山道も楽しいですね

7/23 15:15

それにしてもとんでもない急登だわな。私の歩いた中では一番厳しい登山道です

7/23 15:19

7/23 15:19

エゾノツガサクラも少しありました

7/23 16:00

望岳台が見えてきました。無事下山です

撮影機器：

α NEX-5T SONY

Xperia Z1 SO-01F SONY

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ ポール

感想

kaminarijima

いずれ目標としている日高山脈に向けての長時間縦走。今まで10時間以上歩いた経験がないので、自分の足に覚えさせておく必要があると考えました。

今回は睡眠時間を5時間ほど取れたので体調はいつも以上に良かったです（いつも登山前はよくて3時間くらい）その割に序盤はペースが上がりませんでした（笑）
一番きつかったのはやはり美瑛岳かな？ポンピ沢からの直登にかなり足を削られました。石垣山の上りも中々にハードです。ベベツ岳の上り返しは案外大丈夫でした。

先週の雨竜沼から暑寒別岳と距離は同じですが、標高差があるせいか数段厳しかったです。途中転倒した際に足が少し攣り模様だったので芍薬甘草湯飲みました。オプタテシケ山からの復路は足が心配だったのでポールを使ったおかげか、それ以降は下山まで足の状態は良好です。

生憎の天気でしたが想像以上に素晴らしい登山道で、天気の良い日に再チャレンジしたいですね。