記録ID: 1248392
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
槍ヶ岳（槍沢大曲りから東鎌尾根ルート）
2017年09月03日(日) 〜
2017年09月05日(火)
choukaisan
- GPS
- 34:23
- 距離
- 34.6km
- 登り
- 2,329m
- 下り
- 2,435m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 10:43
2日目
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 9:00
16:06
ゴール地点
9月3日（GPSの記録無し）：沢渡駐車場→上高地BT→横尾山荘
沢渡駐車場からシャトルバスで上高地入り。13時30分に上高地バスターミナルを出発し、16時頃、宿泊した横尾山荘に着く。
9月4日：横尾から槍ヶ岳山荘まで水平距離9.2km、登りの累積標高は約1736m
横尾発→槍沢コース→エスケープ路→表銀座コース→槍ヶ岳山荘
※槍沢コース：横尾≪5.9km/149分≫槍沢大曲り
※エスケープ路：大曲≪0.8km/69分≫水俣乗越
※表銀座コース：水俣乗越≪2.4km/210分≫槍ヶ岳山荘
槍ヶ岳山頂往復：槍ヶ岳山荘≪0.1km/24分≫槍ヶ岳≪0.1km/21分≫槍ヶ岳山荘
9月5日：槍ヶ岳山荘から上高地BTまで水平距離20.3km、下りの累積標高は2278m
槍ヶ岳山荘→槍沢コース�、�天狗池往復→槍沢コース�□�上高地BT
※槍沢コース� Я筌�岳山荘≪2km/77分≫天狗原分岐
※天狗池往復：天狗原分岐≪0.8km/30分≫天狗池≪0.8km/39分≫天狗原分岐
※槍沢コース�◆�天狗原分岐≪16.7km/288分≫上高地BT
16時25分上高地BT発沢渡行のシャトルバスに乗車
沢渡駐車場からシャトルバスで上高地入り。13時30分に上高地バスターミナルを出発し、16時頃、宿泊した横尾山荘に着く。
9月4日：横尾から槍ヶ岳山荘まで水平距離9.2km、登りの累積標高は約1736m
横尾発→槍沢コース→エスケープ路→表銀座コース→槍ヶ岳山荘
※槍沢コース：横尾≪5.9km/149分≫槍沢大曲り
※エスケープ路：大曲≪0.8km/69分≫水俣乗越
※表銀座コース：水俣乗越≪2.4km/210分≫槍ヶ岳山荘
槍ヶ岳山頂往復：槍ヶ岳山荘≪0.1km/24分≫槍ヶ岳≪0.1km/21分≫槍ヶ岳山荘
9月5日：槍ヶ岳山荘から上高地BTまで水平距離20.3km、下りの累積標高は2278m
槍ヶ岳山荘→槍沢コース�、�天狗池往復→槍沢コース�□�上高地BT
※槍沢コース� Я筌�岳山荘≪2km/77分≫天狗原分岐
※天狗池往復：天狗原分岐≪0.8km/30分≫天狗池≪0.8km/39分≫天狗原分岐
※槍沢コース�◆�天狗原分岐≪16.7km/288分≫上高地BT
16時25分上高地BT発沢渡行のシャトルバスに乗車
| 天候 | 9/4：晴れ 9/5：快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
沢渡バスターミナルに隣接の松本市営第三駐車場を利用：600円/日 沢渡大駐車場と上高地間はシャトルバス 片道1250円、往復割引あり 9月3日午後に上高地を出発し奥上高地自然探勝道で横尾へ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポストは上高地バスターミナルにある上高地インフォメーションセンター前にある。 東鎌尾根は、第一展望台から第三展望台間はガレ場の稜線、丸太梯子、鉄梯子が続く急登なので注意が必要。第三展望台から先は主に岩稜歩きだが、巻き道が多く急登は無い。しかし、疲れのピークで差し掛かるので注意が必要。 ただし、雨天時の東鎌尾根はスリップ・転倒の危険性が増大するので避けたほうが無難。 |
写真
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9月3日13時30分に上高地バスターミナルを出発し16時10分頃に横尾山荘に到着し宿泊。
9月4日の朝。横尾山荘前で前穂高のモルゲンロートを堪能後、午前6時前に出発。
槍沢大曲りに到着し小休止。この先で槍沢コースは左に大きく曲がる。この時間帯、ほとんどが槍沢ルートを進み、水俣乗越へは、自分含め、僅か4名。
9/4 8:51
槍沢大曲りに到着し小休止。この先で槍沢コースは左に大きく曲がる。この時間帯、ほとんどが槍沢ルートを進み、水俣乗越へは、自分含め、僅か4名。
槍沢大曲りから水俣乗越間へは、距離は約0.8km＆標高差は約380mで、南アルプスの急登箇所の様で疲れた。途中、すれ違ったのは、ご年配のご夫婦一組のみ。
9/4 10:10
槍沢大曲りから水俣乗越間へは、距離は約0.8km＆標高差は約380mで、南アルプスの急登箇所の様で疲れた。途中、すれ違ったのは、ご年配のご夫婦一組のみ。
水俣乗越から北側を見る。正面に針ノ木岳、その手前には高瀬ダムが見える。一緒に休憩していた二人組は北鎌尾根を目指して北側の天上沢に下りて行った。
9/4 10:12
水俣乗越から北側を見る。正面に針ノ木岳、その手前には高瀬ダムが見える。一緒に休憩していた二人組は北鎌尾根を目指して北側の天上沢に下りて行った。
休憩中、西岳方向から下りてくる登山者が十数名いた。話した方の前泊は大天井岳。写真は水俣乗越から槍ヶ岳への最初の登りで槍ヶ岳までの標高差は710mだ。
9/4 10:12
休憩中、西岳方向から下りてくる登山者が十数名いた。話した方の前泊は大天井岳。写真は水俣乗越から槍ヶ岳への最初の登りで槍ヶ岳までの標高差は710mだ。
最初の岩場を登りきると第一展望台までは緩やかな登りとなる。この先、槍の姿・形、周りの景色は見事で前後左右を見ながらゆっくり進む。
9/4 10:48
最初の岩場を登りきると第一展望台までは緩やかな登りとなる。この先、槍の姿・形、周りの景色は見事で前後左右を見ながらゆっくり進む。
第一展望台着。この先、少し下ったところにガレ場の稜線、その先には梯子帯があり、険しい東鎌尾根ルートの登場だ。この辺りからシャリバテ症状が現れ、頻繁に休憩＆行動食。
9/4 10:53
第一展望台着。この先、少し下ったところにガレ場の稜線、その先には梯子帯があり、険しい東鎌尾根ルートの登場だ。この辺りからシャリバテ症状が現れ、頻繁に休憩＆行動食。
第一展望台からの北鎌尾根。広角レンズじゃないと全体が収まらない。次の写真とセットにした。
山座同定、合ってるかな？
山座同定、合ってるかな？
第一展望台からの北鎌尾根・・・前の写真の続き
山座同定、合ってるかな？
山座同定、合ってるかな？
第一展望台から先に進む。少し急な梯子を通過すると、再び、この写真のガレ場の稜線があり、その先に傾斜の緩い梯子帯がある。
前の写真に写る左側小ピークから見た槍沢大曲り付近。写真の上方が上高地方面で、かすかにババ平が見える。ここまでの梯子は丸太梯子で、濡れていたら滑りそう。
9/4 11:06
前の写真に写る左側小ピークから見た槍沢大曲り付近。写真の上方が上高地方面で、かすかにババ平が見える。
ここまでの梯子は丸太梯子で、濡れていたら滑りそう。
ここまでの梯子は丸太梯子で、濡れていたら滑りそう。
同じ所から進行方向を見る。
第二展望台と第三展望台の間は梯子が連続する急登区間。
第二展望台と第三展望台の間は梯子が連続する急登区間。
小ピークの先、真下に切れ落ちる岩壁に三連鉄梯子があり、写真は最初の鉄梯子から下を覗いたもの。東鎌尾根ルート中、一番、恐っと思った場所で二つ目の鉄梯子では足を掛けるのを躊躇。
9/4 11:19
小ピークの先、真下に切れ落ちる岩壁に三連鉄梯子があり、写真は最初の鉄梯子から下を覗いたもの。東鎌尾根ルート中、一番、恐っと思った場所で二つ目の鉄梯子では足を掛けるのを躊躇。
第二展望台の少し先から見た三連鉄梯子。全体の長さが約20m、写真で見るより遥かに急だ。降り立った所は「窓」と呼ばれ、両脇が切れ落ちており、三連鉄梯子とセットで高度感たっぷり。
9/4 11:36
第二展望台の少し先から見た三連鉄梯子。全体の長さが約20m、写真で見るより遥かに急だ。降り立った所は「窓」と呼ばれ、両脇が切れ落ちており、三連鉄梯子とセットで高度感たっぷり。
第二展望台と第三展望台の間は急登。第三展望台への取り付きに丸太梯子があり登った先には写真の鉄梯子がある。傾斜はきつい。この鉄梯子の先にもジグザグの丸太はしご帯が続く。
9/4 11:41
第二展望台と第三展望台の間は急登。第三展望台への取り付きに丸太梯子があり登った先には写真の鉄梯子がある。傾斜はきつい。この鉄梯子の先にもジグザグの丸太はしご帯が続く。
第三展望台到着。ヒュッテ大槍まで40分の道標有り。
写真は第三展望台から南側の景色：前穂高、奥穂高、北穂高が並んで見える。
写真は第三展望台から南側の景色：前穂高、奥穂高、北穂高が並んで見える。
第三展望台から東鎌尾根を振り返る。第二展望台、三連梯子、第一展望台が一望できる。この先、ヒュッテ大槍までは二つのピークを超えなければならない。
9/4 11:52
第三展望台から東鎌尾根を振り返る。第二展望台、三連梯子、第一展望台が一望できる。この先、ヒュッテ大槍までは二つのピークを超えなければならない。
ヒュッテ大槍への最初のピークに到着。シャリバテが甚だしくここでも休憩。北穂高岳（3106m）をズームアップ。憧れの北穂高小屋、滝谷の絶壁が見える。
9/4 12:16
ヒュッテ大槍への最初のピークに到着。シャリバテが甚だしくここでも休憩。
北穂高岳（3106m）をズームアップ。憧れの北穂高小屋、滝谷の絶壁が見える。
北穂高岳（3106m）をズームアップ。憧れの北穂高小屋、滝谷の絶壁が見える。
同じく前穂高岳をズームアップ。本峰（�機銑景�）、�己�、�絞�、�妻�・・・のつながりが見事。
ヒュッテ大槍への最後のピーク（ガブリ岩）が目の前に見える。シャリバテなのでこの程度の登りでも堪える。
ガブリ岩を巻いた。もうすぐヒュッテ大槍。写真は北東側に見えるの表銀座ルート（燕岳から大天井岳）。
ヒュッテ大槍の手前。東鎌尾根を振り返ると、常念岳がドーンと構え、その横に横通岳、東天井岳も見えてきた。
ヒュッテ大槍の槍ヶ岳側展望。槍ヶ岳山荘に向かう東鎌尾根登山道と殺生ヒュッテへの登山道が見える。槍ヶ岳山荘までは0.9km、標高差196mだが、疲れていたので十分な休憩をとる。
9/4 13:06
ヒュッテ大槍の槍ヶ岳側展望。槍ヶ岳山荘に向かう東鎌尾根登山道と殺生ヒュッテへの登山道が見える。槍ヶ岳山荘までは0.9km、標高差196mだが、疲れていたので十分な休憩をとる。
ヒュッテ大倉で、昼食と休憩で約50分費やし、シャリバテから回復。出発前にヒュッテ大槍横で記念撮影。いい感じだ。
ヒュッテ大槍からは岩稜帯のマークを見ながら進む。左の岩稜は左側から巻いて越える。その先には緩やかな岩場の登りが待っている。
槍沢側に目を向けるとジグザクの登山道を沢山の登山者が登っているのが見える。
殺生ヒュッテ分岐付近：岩場を登り終えたところでヒュッテ大槍を振り返る。巻道の様子が分かる。
殺生ヒュッテ分岐付近：登山道の北側を展望。北鎌尾根の独標の先には立山、後立山が見える。
山座同定、合ってるかな？
山座同定、合ってるかな？
殺生ヒュッテ分岐の道標付近：この岩稜帯を抜けるとザレ場の緩やか登山道に変わり、槍ヶ岳山荘近くで槍沢ルートと合流する。
殺生ヒュッテ分岐の道標付近：登山道の南側には穂高連峰の3000m級の山々が一望できる。この様な場所は少なかった気がする。
殺生ヒュッテ分岐の道標付近：北鎌尾根のP13とP14の間をズームアップ。裏銀座コースの後方には立山、剣岳が見える。山座同定、合ってるかな？
9/4 14:14
殺生ヒュッテ分岐の道標付近：北鎌尾根のP13とP14の間をズームアップ。裏銀座コースの後方には立山、剣岳が見える。
山座同定、合ってるかな？
山座同定、合ってるかな？
殺生ヒュッテ分岐の道標付近：北鎌尾根の独標をズームアップ。その先には後立山の山々が見える。
山座同定、合ってるかな？
山座同定、合ってるかな？
最後の鉄梯子を登り切る。振り返るとヒュッテ大槍からの登山道が良く見える。この先、槍ヶ岳山荘まではガレ場の緩やかな登りだ。
槍ヶ岳山頂の下を通過。空荷で槍ヶ岳山荘と槍ヶ岳山頂を往復する登山者が見える。その数60数名。
槍ヶ岳山荘にチェックインし横になって約30分休憩。15時30分過ぎに山頂へ向かう。やはりこの時間帯の登頂者は少ない。写真はアルプス一万尺、小槍の上で・・・の小槍。
9/4 15:43
槍ヶ岳山荘にチェックインし横になって約30分休憩。15時30分過ぎに山頂へ向かう。やはりこの時間帯の登頂者は少ない。
写真はアルプス一万尺、小槍の上で・・・の小槍。
写真はアルプス一万尺、小槍の上で・・・の小槍。
万一の滑落に備え、間隔を空けて登る。手掛かり・足掛かり・鉄杭を頼りながら登る。登りでは殆ど鎖を使わなかった。
下に見えるのは槍ヶ岳山荘、高度感あります。あららぁ〜西側からガスってきた。
山頂で記念撮影。山頂には全部で8名。ゆっくりと景色を堪能するはずだったが、ガスが湧いてきたので10分で下山。
槍ヶ岳山頂からの東鎌尾根。この尾根を登ってきたんだ！
北・西・南側の山々は雲が掛かっており展望はイマイチ。
北・西・南側の山々は雲が掛かっており展望はイマイチ。
夜明け前。槍ヶ岳山荘前から南東方向を望む。雲海の上には富士山と南アルプス。
いよいよご来光。日の出前に山頂へのヘッドライトの列が見えた。山頂は混雑しただろうなぁ？
槍ヶ岳山荘の北西側の景色：西鎌尾根の先に双六岳、更に、その後方には黒部五郎岳が連なる。
山座同定、合ってるかな？
山座同定、合ってるかな？
槍ヶ岳山荘の北西側の景色2：前の写真の少し北側（薬師岳から立山まで）。
山座同定、合ってるかな？
山座同定、合ってるかな？
槍ヶ岳山荘からの山頂。昨日はガスって良く見えなかったが、今日はバッチリ。早朝に登頂しようと思っていたが時間の関係で断念。
槍ヶ岳山荘の南西側の景色：笠ヶ岳がそびえ、そして、その遥か彼方には白山が見える。
槍ヶ岳山荘、お世話になりました。
泊まった部屋は「山鳩」、大きな布団1枚に二人だった。
弁当を受け取って出発。
泊まった部屋は「山鳩」、大きな布団1枚に二人だった。
弁当を受け取って出発。
天狗原分岐に到着。ツバメ岩、中岳はそびえ立つも、もう槍ヶ岳は見えない。
逆さ槍のベストポイントを探し、さざ波の収まりを待つ。
ここだ！収まった！
ここだ！収まった！
天狗池の逆さ槍：雲一つ無い青空をバックに槍ヶ岳、こんな良い条件で見れるなんて！
天狗原の北東側：東鎌尾根の先に表銀座コースの西岳、大天井岳、燕岳が見える。
天狗原から槍ヶ岳をズームアップ。個人見解だが、槍ヶ岳の景色は、ここがベスト・ポイントだ。
大曲りの中間点付近から槍ヶ岳方向を写す。ツバメ岩、中岳、大喰岳が並んでる。あの稜線、南岳まで歩いてみたいなぁ〜。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ヘルメット
|
|---|
感想
初めての北アルプスだが、昨年から今年にかけて山梨県の百名山等を登り準備していた。予報で9月3日からの三日間は安定した天気だったので槍ヶ岳行きを決めた。
9月3日は朝7時に畳平を出発し3時間をかけて乗鞍岳剣ヶ峰を往復、その後、上高地に入り横尾山荘に宿泊する事にした。
横尾山荘は予約無しだったが二段ベット式の畳1枚分が使えた。「きれい・風呂あり・食事良し」。
9月4日は、景色が楽しめる東鎌尾根を登る事にし、槍沢大曲りから水俣乗越に向かった。大曲まで沢山の登山者を見かけたが、ほとんどの登山者が槍沢ルートを進み、このルートを採ったのは自分含め僅か4名。購入した登山ガイドに載っていし・・・。
水俣乗越では西岳からの登山者十数名と会った。立ち話した方曰く、前泊は大天井岳、西岳からの下りがすごかった。
東鎌尾根は正面（西）に槍ヶ岳、後ろ（東）に西岳と常念岳、南北は高度を上げる毎に景色が変化する。天気も良く飽きることが無かったが、最も景色が良いと思ったのはヒュッテ大槍付近。
第二展望台の手前に両側が切れ落ちた「窓」と呼ばれる鞍部がある。これに掛かる三連鉄梯子の高度感がすごかった。東鎌尾根ルートの核心部との事。
丸太梯子やガレた稜線が多いので雨天時だったら危ない。絶対避ける。
槍ヶ岳山荘から山頂に向かったのは15時30分過ぎ。登頂者は少なかった。山頂への登り方は本に書いてある通りだと思うが、それを覚えていなくても手掛かり・足掛かり・鉄杭を頼りながら登る事が出来る。でも、暗がりでヘッドランプを点けての上り下りは怖くてできない。
残念な事に山頂に着いたら南・西・北方向は雲が湧いていた。晴れていれば山頂からの景色は圧巻だろう。
この日、残念だったのはシャリバテ。横尾山荘で弁当を頼むべきだった。行動食の回数と量を増やしたが結果として間に合わなかった。よって、翌日の下山時は槍ヶ岳山荘で弁当を頼んだ。
9月5日は槍沢コースで下山。途中、コースを外れて天狗池に立ち寄った。9時頃到着したが、天狗池に立ち寄る人は思っていたより少なかった。
逆さ槍のベストポジションを探し、池のさざ波の収まりを待って写真をとった。天狗池に映る槍ヶ岳、雲一つ無い青空をバックにそびえ立っている。こんな良い条件で逆さ槍を見れるなんて！
晴れていて良かったぁ〜。天狗池からの槍ヶ岳は絶景です。
大曲りの中間点まで下り、槍ヶ岳から南岳への主稜線とお別れ。次は、あの稜線を歩いてみたいなぁ〜。そして、東鎌尾根の見納め。昨日はあの尾根を登って行ったんだ！と感慨にふけった。
あぁ〜素晴らしい三日間だった。
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中房温泉から上高地まで表銀座ルート縦走 燕岳（合戦尾根） 大天井岳（表銀座） 西岳（喜作新道） 槍ヶ岳(東鎌尾根)
利用交通機関：
電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
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