甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳&大仙丈ケ岳 ☆初テン泊\(^o^)/☆
- GPS
- 13:32
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,944m
- 下り
- 2,931m
コースタイム
- 山行
- 4:52
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 6:24
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 7:02
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝5時に到着するも既に駐車場は満車、案内されてやや離れた田んぼ脇の農耕車用道路の路肩に駐車。その後も続々と自動車が増え、さらに離れた道路わきの空きスペースなどに車があふれていきました。 駐車場から遠い場所の車については、下山時に送迎が行われていました。 紅葉の時期の三連休中日で、初日は天候いまいち、2日目に一気に人出が集中したようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般に特に危険な個所はありません。 甲斐駒ヶ岳:長衛小屋から仙水峠は普通の登山道で終盤ガレ場になります。 仙水峠から駒津峰は急な登り、上部は岩と砂礫の急登です。 駒津峰から六万石までの区間、急な岩場のアップダウンがあります。 六万石からの直登コースはいきなり岩尾根の急登、鎖や梯子は無く、岩にしっかり手がかり、足がかりを確保して登ります。 技術、体力のない方は無理しない方が無難です。 一方、迂回コースは滑りやすい砂礫の急な道です。 分岐から摩利支天も概ね同様の道です。 下り、駒津峰から双児山は岩場のアップダウンがありますが、ピークを過ぎると樹林帯の木の根の張った登山道になります。 仙丈ケ岳:大平山荘から藪沢新道は急な樹林帯をジグザグに進み、やがて藪沢沿いの道、上部はダケカンバの林になり馬の背ヒュッテに至ります。 馬の背ヒュッテからはダケカンバの林を縫い、鹿の食害防止ネットの間を歩いて、やがて樹林帯を抜けて藪沢カール、仙丈小屋に至ります。 仙丈小屋からは岩ザクの道を進んで簡単に稜線、地蔵尾根の分岐に出ます。 さらにハイマツ帯の中の気持ちよく進み、仙丈ケ岳に向かって最後の岩場を登れば仙丈ケ岳山頂です。 仙丈ケ岳から大仙丈ケ岳:急な岩場のアップダウンや岩場の痩せ尾根の上を慎重に進みます。 仙丈ケ岳から小仙丈ケ岳を経て二合目:下りで小仙丈ケ岳を過ぎたあたりから傾斜が急になりハイマツ帯に入ります。足元の大小の岩に注意を払いながら一気にかけ下りました。 樹林帯でも岩や木の根に足元の注意を払いながら急な道を下ります。 二合目は北沢峠とテントを張った長衛小屋への分岐です。 なだらかな林の中を進んでテン場へ戻りました。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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感想
昨年来、テン泊で山歩きしようと思いつつ2017年の夏山シーズンも終盤に近付いてしまった。
天気予報を見ながらふと思いついたのが「南アルプス北沢峠付近のテン場にテント張って、今シーズンまだ行っていない甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳に行こう!」だった。
こういうことはじっくり考えても決まらず、思い付きに従った方が良い。
ということで今回の山行が決まりました。
体育の日の三連休の中日にスタートということで、朝5時に南アルプス林道バスのターミナルにあたる仙流荘に到着するも駐車場は既に満車状態。
付近の田んぼ脇の路肩に誘導されました。
結局、始発から2時間遅れの8時過ぎのバスに乗車、これほどの人数が登山道にあふれているかと思うと、やや憂鬱な気持ちも湧いておりました。
テン場にたどり着いたときには既に満杯です。
一番奥まった部分に隙間を見つけて、何とか我が家を完成させ、登山に出発です。
こういう時は気持ちが焦るのがよくないですね。
歩き始めると朝の憂鬱な気分も消え登山に集中です。
樹林帯を抜けると、仙水峠に続くゴーロ帯脇の登山道で紅葉も出迎えてくれます。
稜線の上に真っ白い甲斐駒ケ岳、摩利支天の頂が姿を見せます。
以前に栗沢山から初めて見たときは、積雪かと勘違いしたほどの白さです。
仙水峠を過ぎると急登が始まりますが、この日はスイスイと進みます。
アタックザックで荷物が軽いこともあるのでしょうが、今年既に50回を超える山行で脚が慣れてきたせいかもしれません・・これは希望も入ってます。
快晴の下、美しい景色も力を与えてくれていたのだと思います。
とはいっても、甲斐駒ケ岳以外の山にはガスがかかり始め、遠望は翌日のお楽しみという感じではありました。
ところどころ軽い渋滞はありましたが、先行者さんに道を譲っていただきながら駒ヶ岳山頂にたどり着きます。
六万石からの直登コースも2度目ということでやや余裕がありました。
テン場に戻り、一日目の歩き納めは美味しい生ビール(大)900円でした。
グビー!っと最高\(^o^)/
テン泊は思ったより順調でしたが、季節に合った衣類の選択は経験が必要だと思いました。
明け方少し寒くなってダウンジャケットを着こみ再びシュラフに。
下半身用のダウン着用している方見受けましたが・・あれ欲しいなあ。
来年は、もう少し暑い時期からテン泊しようとも思った。
サンダルが便利だって聞いたから持って行ったけど、沢を越えないとたどり着けない場所にテント設営したので役に立ちません。
翌朝はテントの中でお湯沸かして朝食の準備。
コーヒー、フルグラとスキムミルク+蜂蜜で簡単に済ませ、アタックザックに入れたもの以外はザックにしまい込んで出発です。
大平山荘まで下り、藪沢新道スタートです。
樹林帯を抜け、藪沢沿いの登山道に出ると、紅葉や背後に甲斐駒ケ岳の姿。
良い雰囲気のダケカンバ林の先に馬の背ヒュッテ。
さらに稜線に出ると、一気に景色が広がり北アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、そして目指す仙丈ケ岳が目に飛び込んで来ます。
仙丈ケ岳山頂は既に多くの登山者さんツアー客と思しき団体さんが撮影待ちの行列。
富士山は北岳と並んでこちらを見ています。
No1と2のツーショット、さらに右にはNo3の間ノ岳も姿を見せています。
昨日から一転、360度の眺望最高です。
この後、大仙丈ケ岳に向かいます。
岩場のアップダウン、岩場の痩せ尾根、私好みの道を進むと誰もいない大仙丈ケ岳山頂です。
仙塩尾根に一歩踏み出したこの位置では北岳など白峰三山の稜線、鳳凰三山の姿がより近く鮮明に感じられます。
さらに先へと続く稜線も手招きしています。
最近稜線歩きの魅力にはまっている私には最高の景色です。
こんな大仙丈ヶ岳でさらにサプライズが用意されていました。
ひとりで山頂を満喫しているところへ現れたのは、友人のNさんでした。
すごい数の登山者さんがあふれているこの山域の中でのこの出会いは偶然の一言では表現しきれません。
ただでさえ楽しい山登りがさらに素晴らしいものになりました。
この後、小仙丈ケ岳を経てカールの美しい景色や360度の眺望にも後ろ髪惹かれつつ下山しました。
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