富士山(富士スバルライン五合目→剣ヶ峰→下吉田駅)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 1,557m
- 下り
- 3,109m
コースタイム
↓ - 1:47
22:37 花小屋(標高2700m)
↓ - 1:23
01:17 元祖室(標高3250m)
↓ - 0:43
02:00 本八合トモエ館(標高3400m)
↓ - 2:00
04:00 久須志神社(標高3715m)
↓ - 1:15
05:15 御来光
↓ - 0:13
05:28 お鉢巡り開始
↓ - 0:30
05:58 浅間大社奥宮
↓ - 0:21
06:19 剣ヶ峰(標高3776m)
↓ - 0:41
07:00 久須志神社(標高3715m)
↓ - 1:58
08:58 安全指導センター(標高2390m)
↓ - 1:02
10:00 佐藤小屋(標高2230m)
↓ - 1:00
11:00 馬返し(標高1430m)
↓ - 1:13
12:13 中の茶屋(標高1100m)
↓ - 0:51
13:04 北口本宮冨士浅間神社(標高850m)
↓ - 0:50
13:54 小室浅間神社(標高850m)
↓ - 0:16
14:10 富士急行 下吉田駅(標高735m)
天候 | 晴、風有り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
車が無いので交通手段は電車かバス 新宿発の高速バスは、9月に入るとの本数が激減し、1日2本に しかも遅くても五合目に12:05着なので却下 富士山駅からハイキングバスを利用することにしました。 ただ、この路線も9月に入ると便数が減ってしまう。 http://bus.fujikyu.co.jp/line/jikokuhyo/10.html 【往路】 14:30 JR 新宿 ↓ JR特急かいじ111号(14:30〜15:32) 15:38 JR 大月 ↓ 富士急行・河口湖行(15:38〜16:28) 16:50 富士急行 富士山駅 ↓ 富士急行ハイキングバス http://bus.fujikyu.co.jp/line/jikokuhyo/10.html 17:50 富士スバルライン五合目(標高2305m) 富士山駅 http://www.fujikyu-railway.jp/forms/info/info.aspx?info_id=22393 【復路】 14:37 富士急行 下吉田 ↓ 富士急行(14:37〜15:23) 15:47 JR 大月 ↓ JR中央本線(15:47〜16:31) 16:37 JR 新宿 富士急行 下吉田駅 http://www.fujikyu-railway.jp/forms/info/info.aspx?info_id=4060 |
予約できる山小屋 |
里見平★星観荘
|
写真
感想
■詳細1【登り〜お鉢めぐり】
富士吉田市「富士登山ガイド」 ルートマップ
http://www.city.fujiyoshida.yamanashi.jp/forms/info/info.aspx?info_id=307#chapter1
【五合目〜山頂(頂上久須志神社)】
五合目の2305m着くとヒンヤリ
Tシャツだと寒いので早速身支度だけ整えました。
食事と高所順応のために2時間ほど休憩してからのスタート
山頂(頂上久須志神社)までの標高差は1410m
登りのコースタイムは5時間30分
だが実際には7時間10分かかった。
夜間登山ということで下を見ると
それは綺麗な夜景が広がってました。
※三脚もってかなかったので手持ちではこれが限界でした、、、
夜景を見ながらの登山てもの悪くないですね〜
途中、
・佐藤小屋方面
・ブルドーザー道
・山頂からの下山道
などの分岐がいくつかあるんだけど
間違えてる人がたびたび見られました。
暗かったり、登ることに一生懸命で標識が視界に入ってないこともあるんだろうけど、、、
中には立ち止まって確認してるのに間違えててる人もいたり。
日の出の時間と高山病の事を考え、標高100m上がるのに30分と
意識的にゆっくりペースにしました。
ところが3250mにある元祖室を越えたあたりから
ゆっくりペースからさらにペースダウン
明確に「頭痛い」とか「気持ち悪い」というのは無いんだけど、
3250m以下とペースを出そうと思うと苦しくなる。
これが高山病ってやつですか?
「しっかり空気を吐く」ことを意識して常に深呼吸してる感じだった。
2週間前にアルプス行ったことは高所順応に効果があったのだろうか?
行ってなかったらもっと苦しかったのかな?
さてさて、
標高3370までヒーヒーいいながら登ってくると八合目トモエ館
営業している小屋はここが最後でした。
トモエ館の一つ下の富士山ホテルでは小屋前のベンチで休憩してると
小屋の人に声をかけられ
・1,000円 1時間休憩
・ワンオーダー 15分休憩
だそうな。
今回のルールとして「山小屋での休憩・補給は禁止」
と決めていたので丁重にお断りした。
小屋を出てから山頂(頂上久須志神社)までが長かった、、、
この辺から人が徐々に人が増えてきて、
同じくらいのペースの人達数名と列になりながら登る感じ
途中2、3回、道の脇で休憩しました。
4時くらいに山頂(久須志神社)に到着
※到着した時は真っ暗でした
9月ということと小屋泊まりの人達と当たらなかったことで
渋滞になるようなことはなかった。
山頂についてから1時間半近く建物の影で風を避けながらうずくまってました。
横になってみるも一睡も出来ず。
つねに風がビュービューいって砂を巻き上げて
全身砂まみれ
ザックをちょっとの間開けっぱなしにしてるだけでも砂が入っちゃう感じ。
途中、味噌汁作って飲んだけど、ちょっと砂が混じってしまった(^^;
砂のせいか、下山する頃には喉がへんな感じになってた、、、
・マスクすると良いかも。
・あと携帯に防水カバーつけるとかした方が良い
・目を保護出来るものがあると良い
・砂まみれにしたくない物はスタッフサックなり袋に入れる
■詳細2【お鉢巡り】
御来光を見たところで、お鉢巡りスタート
頂上久須志神社から時計回りに一周
コースタイムは1周 1時間30分
大日岳にちょっと登って頂上久須志神社方面に振りかえるとこんな感じ
みんな太陽に夢中
眼下には最高の景色が広がっています。
剣ヶ峰への道はこんな感じ
ツララもありました。
浅間大社奥宮
この辺にはテントを張ってたとおぼしきパーティーがちらほら。
水たまりは凍ってました。
馬の背
砂利道でちょっと滑りやすいけど、長くないからなんてことはない。
剣ヶ峰でパチリ
撮影待ちで列が出来てたけど数名だったのですぐに撮れました。
剣ヶ峰から浅間大社奥宮方面
剣ヶ峰から先に少し済んだところで富士山の影が見られました。
さりげなく自分撮り
7時に頂上久須志神社 到着
5時半に出て7時も着いたからコースタイム通りでした。
■詳細3【3000mの下り】
休憩は8合目の小屋でトイレ休憩しただけでチョイ急ぎめのペースで降り。
高度を下げるごとに体が足取りが軽くなっていくのを感じたから
酸素不足の影響って大きいんだな〜と実感
ダウンを脱いで下山してたけど
8合目のあたりに来るともう暑くて暑くて
ジャケットもレインパンツも、フリース脱いで半袖になってました。
下山する人達を見ると
太陽が出て暖かくなったことへの安堵感と
まだ下山が残ってるんだ、、、という疲れが感じられました。
ゆっく〜り歩く人や
膝が痛いのか片足をかばうように歩く人
満身創痍で仲間に肩を借りる人
元気満々で駆け降りる人
6合目付近から山頂を仰ぎ見る
山頂から五合目までのコースタイムは3時間45分のところ
安全指導センターまでで約2時間でした。
ほぼ砂利道で滑り易く歩きにくかった〜
ローカットシューズだったけどスパッツを付けていたので
砂は入ってたけど小石が入ることはなかった。
安全指導センターのちょい手前が富士スバルライン五合目と吉田口の分岐になってます。
こっちが吉田口方面
すぐに森の中に入っていきます。
馬返しまでの道は気持ちいい里山歩きで
いつもの山歩きに戻った感じ♪
下って少しの所にある「経ヶ岳」の手前で
左に曲がるべきところで右に行ってしまい進むこと2〜30メートル
行った先が祠があって行き止まり。
10メートルくらい戻った所から細い道もあったけど、、、
これはおかしいと地図を見る。
そして分岐のところまで戻り正しい道を発見。
佐藤小屋を越えてからが同じような道が延々と続くので
さすがに疲れもあってちょっと飽きてきますね〜
馬返しから中の茶屋までは、コンクリート
中の茶屋から下吉田駅まではアスファルト
もう苦行ですね。
コンクリートはこんな感じ
写真を見せるまでもないと思うけどアスファルト道はこんな感じ
普通に道路です。
とにかく延々と微妙な下りで水平距離が長い
山道じゃないから足にこたえる、、、
ちなみに中の茶屋から北口本宮富士浅間神社までは
吉田遊歩道というハイキングコースが平行していたようです。
そっち歩いた方が足には優しかったかも?
北口本宮富士浅間神社に到着
無事に登頂・下山できたことに感謝しつつ参拝
富士山駅付近の金鳥居
バックに富士山が見えます。
あんなところから下りてきたのかと感慨ひとしお
このまま富士山駅から帰りたい、、、とゆう気持ちを振り払い
更に進みます。
下吉田駅近くにある小室浅間神社でも参拝
14時10分頃 下吉田駅に到着
駅のホームから富士山が見えました。
7時に山頂を出て14時に着いたので7時間かかりました。
けっこうかかったな〜
6合目〜下吉田駅がどんな道か知りたかったので
始めての富士山でしたが頑張って歩き通しました。
が、正直もう一回やろうとは思わないです。。。
普通に五合目往復が適度な疲労感で気持ちよく終われるでしょう。
■装備
【上】
Tシャツ1 (フラッドラッシュスキンメッシュ M'sロングスリーブ)
Tシャツ2 (ARC'TERYX ETHER COMP CREW SS)
フリース (GOLITE VERMILLION THERMAL FULLZIP JACKET)
ジャケット (GOLITE PHANTASM JACKET)
【下】
シューズ (メレル カメレオン2ストーム)
靴下1 (フラッドラッシュスキンメッシュ ソックス)
靴下2 (smartwool トレッキング ヘビークルー)
パンツ1 (フラッドラッシュスキンメッシュ M'sボクサーショーツ)
パンツ2 (HOGLOFS ACTIVES COOL BOXER)
タイツ (フラッドラッシュスキンメッシュ M'sタイツ
タイツ (icebreaker BODYFIT260)
ズボン (The NORTH FACE VerbPant
寒くなってきたら着たのが
レインパンツ (HOGLOFS STORM 2 PANT)
化繊ダウン (ARC'TERYX ATOM SV HOODY)
ペースを100m30分とゆっくり目にしたので汗はじんわり滲む程度だったこともあり
休憩してると汗が無くなり終始濡れ感無く過ごせた!
一番中に着るベースレイヤーのお陰もあるかん?
人によってはこんなに切る必要ある?て思う人もいるかもだけど
だいぶ寒がりなんです。
この日の山頂の最低気温は1.6℃
八合目トモエ館から化繊ダウン、レインパンツを着用
上半身はじっとしてても暖まっていくけど、
下半身(特に靴)はレインパンツを穿いても熱が奪われていく感じ。
気温的には全然快適に過ごせるはずなのだが、
8合目より上はビュービュー風が吹いてたため、より寒く感じられた。
山頂についてから1時間半近く建物の影で風を避けながらうずくまっていたが
後半は震えるくらいになってた、、、
レインパンツも暖かタイツも穿いてたの何故だろう?
靴が良くなかったのかな?
【昼食】
なし
【夕飯】
オニギリ ×2(サケ、こんぶ)
肉まん ×1
味噌汁 ×1
アミノバイタル ×1 http://www.aminovital.com/products/pro/index.html
【登り中】
肉まん ×3
アンパン ×1
ワンセコンドBCAA ×1 http://www.glico.co.jp/info/pwr_pro/1sec.htm
【山頂】
味噌汁 ×1
アミノバイタル ×1 http://www.aminovital.com/products/pro/index.html
【下山中】
PowerBar Gel ×1 http://www.powerbar.jp/products/gel.html
アミノバイタル ×1 http://www.aminovital.com/products/pro/index.html
ランチパック ×1/2 http://www.yamazakipan.co.jp/lunch-p/lineup-gallery/detail.php?product_id=518
クリームアンパン ×1
【飲み物】
アクエリアス1.7L
【持って行ったけど、食べなかった飲まなかった】
ランチパック ×1/2
ローズネットクッキー ×1
アクエリアス300ml
水500ml
8合目あたりまでは休憩毎に何かしら食べてたんだけど
それより上に行くと食欲がない。
下山に際しては全然馬返しを越えた辺りでやっと食欲が出て
クリームアンパン1個食べたくらい。
昼食食べてない事を考えれば前半バクバク食ってたのは食べすぎとは言えないだろうし、
動き続けてることを考えれば後半の食べる量が少なかったな〜
あまり汗かかなかったのと、寒かったこともあって
水分の摂取量は2.3Lといつもより少なめ
あと水分ももっと摂るべきだったかな〜
食欲なくても摂取出来るパワーバーとかエネルギージェルって便利だな〜
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する