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Yamareco

記録ID: 1346604
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念岳(東尾根)

2017年12月30日(土) 〜 2017年12月31日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
20:03
距離
24.7km
登り
2,283m
下り
2,292m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:48
休憩
0:00
合計
7:48
6:36
49
スタート地点
7:25
7:25
17
東尾根取り付き
7:42
7:42
72
送電線
8:54
8:54
187
1328
12:01
12:01
120
1955
14:01
14:01
23
2178
14:24
2180付近幕営地
2日目
山行
9:47
休憩
2:28
合計
12:15
6:20
11
2180付近幕営地
6:31
6:31
105
2210付近森林限界
8:16
8:25
61
9:26
9:44
34
10:18
10:27
103
12:10
13:44
0
2180付近幕営地
13:44
14:02
61
2178
15:03
15:03
83
1955
16:26
16:26
80
1328
17:46
17:46
10
送電線
17:56
17:56
39
東尾根取り付き
18:35
ゴール地点
天候 12月30日(土):快晴!
12月31日(日):高曇り→雪
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
須砂渡ゲート前の駐車スペース(5〜6台/無料/先客なし)
 
コース状況/
危険箇所等
●コース全般
・ワカンは行きは1820m付近から、帰りは1170m付近まで使用
・アイゼン&ピッケルは2180mの幕営地から上で使用
・2日間誰とも会わず

●須佐渡ゲート〜東尾根取り付き
距離およそ2.8kmの林道歩き。林道はほぼ雪に覆われていました。
「高瀬川線NO.63」の看板から送電線巡視路に入り、
500mほど巡視路を進んで送電鉄塔の下へと至ります。
ここから東尾根に取り付きます。

●東尾根取り付き〜森林限界
送電鉄塔から進路を東に変えて、笹薮の中を進んで行きます。
1170m付近の尾根の合流点まで標高を上げると
別の送電線巡視路らしきルートと合流。
ここからは正規の登山道のようにキレイに刈り払われた尾根を辿ります。
ただし、この1170m付近の尾根の合流点(分岐点)は下りでは分かりづらく、
かなり用心していないと南に延びた尾根に付いた作業道に引き込まれると思います
(現に間違えて強引に東尾根に復帰しようと思いましたが藪に阻まれ
結局、間違えた地点まで引き返しました)。
1170mからしばらくは緩斜面が続きますが、
1400mを過ぎると尾根は斜度を増し始めP1955まではしっかりとした登り。
標高1850m付近の植生が変わるところまではリボン&テープが
頻繁に付いていましたが、ここを境にパタッと目印類はなくなりました。
また、ここから針葉樹林帯に入るため、
顔やザックに枝が引っかかってかなりストレスでした。
P1955からは再び尾根は緩やかになり、幕営適地も随所にあります。
テントは森林限界直前の2180m付近で張りました。

●森林限界〜常念岳
森林限界を超えると、前常念岳までは雪の量はあるものの軟雪で
ラッセル&踏み抜きの連続。
5〜10歩に一度は踏み抜きがあり、腰上までゴボることもしばしば。
特に帰りは一歩足を踏み出すことがコワくなって精神的にやられました。
P2260を過ぎると岩稜となります。
前常念岳まで顕著な岩場が2〜3箇所ありましたが西側を巻きました。
このトラーバスの際にアイゼンの効きが悪く不安定な足場が続き、
落ちると眼下の一ノ沢まで止まらなさそうで、特に下りは緊張を強いられました。
前常念岳から緩やかな稜線を辿ります。
常念乗越から続く常念山脈の主稜線と合流して、
もうひと登りすると常念岳山頂に到着です。

 
その他周辺情報 【温泉】
ほりでーゆー四季の郷(530円)
 
【12月30日 1日目】
須佐渡ゲートよりスタート
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【12月30日 1日目】
須佐渡ゲートよりスタート
林道を歩き始めるとすぐに目指す真っ白な常念が見えてきました
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林道を歩き始めるとすぐに目指す真っ白な常念が見えてきました
常念と手前右は1955かな
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常念と手前右は1955かな
林道はほぼ雪に覆われていました
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林道はほぼ雪に覆われていました
林道歩きの距離はおよそ2.8km
林道歩きの距離はおよそ2.8km
「高瀬川線NO.63」の看板から送電線巡視路に入り…
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「高瀬川線NO.63」の看板から送電線巡視路に入り…
500mほど巡視路を進むと送電鉄塔の下へと至り、東尾根に取り付きます
1
500mほど巡視路を進むと送電鉄塔の下へと至り、東尾根に取り付きます
取り付きからは笹藪の中を進んで行きます
1
取り付きからは笹藪の中を進んで行きます
樹林の間から見えているのは大滝山かな
樹林の間から見えているのは大滝山かな
序盤は緩斜面を登って行きます
序盤は緩斜面を登って行きます
正規の登山道のようにキレイに刈り払われた尾根を辿ります
1
正規の登山道のようにキレイに刈り払われた尾根を辿ります
ちょっと休憩
樹林の隙間から常念岳。まだまだ遠いなぁ
2
樹林の隙間から常念岳。まだまだ遠いなぁ
1400を過ぎるとしっかりとした登りになります
1
1400を過ぎるとしっかりとした登りになります
(photo komemame)
ザック下ろして付けるのが面倒で、延ばし延ばしにしていましたが1820m付近でたまらずワカンを装着
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ザック下ろして付けるのが面倒で、延ばし延ばしにしていましたが1820m付近でたまらずワカンを装着
ラッセルします
1850付近から植生が変わります
1850付近から植生が変わります
1955を過ぎると再び緩斜面が続きますが…
1955を過ぎると再び緩斜面が続きますが…
標高が増すごとに雪が増えてきます
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標高が増すごとに雪が増えてきます
ちょっとした段差に苦戦
2
ちょっとした段差に苦戦
そんなこんなでボチボチいい時間になり幕営適地を探しながら進み…
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そんなこんなでボチボチいい時間になり幕営適地を探しながら進み…
森林限界直前の2180m付近でいい場所を見つけ…
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森林限界直前の2180m付近でいい場所を見つけ…
本日の我が家を上棟しました
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本日の我が家を上棟しました
夜は鍋。豚肉&鶏肉に鶏団子と野菜は白菜、舞茸、長ネギ。アクセントに厚揚げ。この日はいつになく熟睡して、目覚ましが鳴ってしばらくは家のベッドにいるのかと思い込んでました
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夜は鍋。豚肉&鶏肉に鶏団子と野菜は白菜、舞茸、長ネギ。アクセントに厚揚げ。この日はいつになく熟睡して、目覚ましが鳴ってしばらくは家のベッドにいるのかと思い込んでました
【12月31日 2日目】
幕営地から7〜8分ほどで森林限界を超えました。振り返ると黎明の安曇野
8
【12月31日 2日目】
幕営地から7〜8分ほどで森林限界を超えました。振り返ると黎明の安曇野
前方には黎明の空に浮かび上がる前常念
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前方には黎明の空に浮かび上がる前常念
予報では天気は下り坂。なんとか保ってくれることを願いながら進みます
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予報では天気は下り坂。なんとか保ってくれることを願いながら進みます
(photo komemame)
雪稜を進みます
灌木帯の上に乗った雪でゴボりまくり
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灌木帯の上に乗った雪でゴボりまくり
標高を上げると岩稜帯へ
3
標高を上げると岩稜帯へ
横通岳。カッコイイ
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横通岳。カッコイイ
横通岳を眺めながら
4
横通岳を眺めながら
前常念と常念へと続く稜線
3
前常念と常念へと続く稜線
常念乗越と横通岳
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常念乗越と横通岳
振り返ると東の空が焼けてきました
3
振り返ると東の空が焼けてきました
浅間山方面
振り返って眺めていると…(photo komemame)
6
振り返って眺めていると…(photo komemame)
一瞬でしたが空全体が燃えました
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一瞬でしたが空全体が燃えました
しかし雲が多くてこれから進む山々を照すまでには至らず
1
しかし雲が多くてこれから進む山々を照すまでには至らず
徐々に尾根も細くなってきました
1
徐々に尾根も細くなってきました
歩いてきた東尾根を従えて(photo komemame)
4
歩いてきた東尾根を従えて(photo komemame)
(photo komemame)
おっ、富士さん
富士山アップで(photo komemame)
6
富士山アップで(photo komemame)
前常念まで1400〜1450付近と1550付近の2箇所に目立った岩峰があります
2
前常念まで1400〜1450付近と1550付近の2箇所に目立った岩峰があります
1400〜1450mの岩峰
踏み抜きがタイヘン
踏み抜きがタイヘン
よっこらせ
うーん、横通岳はイイな
6
うーん、横通岳はイイな
横通岳の東尾根の先には頸城山塊と北信五岳
3
横通岳の東尾根の先には頸城山塊と北信五岳
1450付近の岩峰
北側を巻きます
なかなか雪が締まってこなくて…
1
なかなか雪が締まってこなくて…
ストレスがたまります
ストレスがたまります
前常念が近づいてきました
3
前常念が近づいてきました
雪壁を急登します
1
雪壁を急登します
富士山の左は八ヶ岳、右は南アルプス
2
富士山の左は八ヶ岳、右は南アルプス
雪と岩のミックス地帯に入ります
2
雪と岩のミックス地帯に入ります
(photo komemame)
富士山と南ア。左から甲斐駒〜白峰三山〜塩見かな
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富士山と南ア。左から甲斐駒〜白峰三山〜塩見かな
富士山アップで(photo komemame)
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富士山アップで(photo komemame)
八ヶ岳アップで。右から編笠〜権現〜阿弥陀〜赤〜横〜硫黄(photo komemame)
4
八ヶ岳アップで。右から編笠〜権現〜阿弥陀〜赤〜横〜硫黄(photo komemame)
南ア北部アップで。左から甲斐駒〜白峰三山(photo komemame)
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南ア北部アップで。左から甲斐駒〜白峰三山(photo komemame)
前常念に近づくに従い風も出てきました
前常念に近づくに従い風も出てきました
カッポレカッポレと…
1
カッポレカッポレと…
2550の岩峰を登ります
2550の岩峰を登ります
横通岳東尾根の先に燕、餓鬼、そして奥に鹿島槍と後立山の白い稜線
6
横通岳東尾根の先に燕、餓鬼、そして奥に鹿島槍と後立山の白い稜線
岩峰は北側(右側)をトラバースして進みました
岩峰は北側(右側)をトラバースして進みました
徐々に天気が悪くなってきました。逸る心となかなかはかどらない行程にヤキモキ
徐々に天気が悪くなってきました。逸る心となかなかはかどらない行程にヤキモキ
横通岳と常念乗越と一ノ沢。ようやく常念乗越と同じ目線に
5
横通岳と常念乗越と一ノ沢。ようやく常念乗越と同じ目線に
雪の踏み抜きと岩峰の処理
雪の踏み抜きと岩峰の処理
歩いてきた東尾根を振り返って
2
歩いてきた東尾根を振り返って
まだまだゴボります
まだまだゴボります
思ってたよりも時間を費やして…
思ってたよりも時間を費やして…
前常念に到着。穂高の姿がかろうじて見られました。前穂〜吊尾根〜奥穂〜白出のコル
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前常念に到着。穂高の姿がかろうじて見られました。前穂〜吊尾根〜奥穂〜白出のコル
アップで前穂〜吊尾根〜奥穂(photo komemame)
3
アップで前穂〜吊尾根〜奥穂(photo komemame)
蝶ヶ岳と右に蝶槍。奥は霞沢と乗鞍
5
蝶ヶ岳と右に蝶槍。奥は霞沢と乗鞍
アップで霞沢〜乗鞍(photo komemame)
5
アップで霞沢〜乗鞍(photo komemame)
前常念山頂を振り返ります
3
前常念山頂を振り返ります
前穂〜吊尾根〜奥穂〜白出のコル〜北穂も見えました。大キレットは雲の中
2
前穂〜吊尾根〜奥穂〜白出のコル〜北穂も見えました。大キレットは雲の中
前常念まで登ってようやく常念岳本峰の堂々とした姿が見られます
3
前常念まで登ってようやく常念岳本峰の堂々とした姿が見られます
前常念からはそれまでよりは若干雪が締まってくれていて助かりました
前常念からはそれまでよりは若干雪が締まってくれていて助かりました
しかし風が強くなります
しかし風が強くなります
いやぁ〜こりゃたまらんですたい
6
いやぁ〜こりゃたまらんですたい
穂高連峰の全体像
3
穂高連峰の全体像
ときおり雪煙が舞います
3
ときおり雪煙が舞います
なんとかガスで隠れませんように
1
なんとかガスで隠れませんように
そればかり考えながら進みました
そればかり考えながら進みました
迫る常念岳本峰
ときおり強風に晒されながらも…
1
ときおり強風に晒されながらも…
着実に一歩一歩足を運んで…
2
着実に一歩一歩足を運んで…
ここを登り切ると山頂は目と鼻の先
2
ここを登り切ると山頂は目と鼻の先
常念岳山頂
前常念から歩いてきた稜線を振り返ります。眼下には安曇野が広がります
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前常念から歩いてきた稜線を振り返ります。眼下には安曇野が広がります
いつの間にやら横通岳の標高を追い越し大天井岳が見えました
6
いつの間にやら横通岳の標高を追い越し大天井岳が見えました
縦位置で横通岳と常念乗越。常念小屋の赤い屋根も見えています
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縦位置で横通岳と常念乗越。常念小屋の赤い屋根も見えています
風で雪が吹き飛ばされた痩せた尾根を辿って常念山脈の主稜線と合流
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風で雪が吹き飛ばされた痩せた尾根を辿って常念山脈の主稜線と合流
ここから夏道に沿って…
ここから夏道に沿って…
ひと登りすると…
1
ひと登りすると…
山頂が見えてきました
山頂が見えてきました
(photo komemame)
常念岳山頂に到着
16
常念岳山頂に到着
なんとか降られる前に(photo komemame)
13
なんとか降られる前に(photo komemame)
蝶へと続く稜線
辿ってきた前常念〜東尾根
4
辿ってきた前常念〜東尾根
岩陰に隠れてちょっと休憩
2
岩陰に隠れてちょっと休憩
さて、下山です
下山開始と同時に急激に雲に覆われてきました
1
下山開始と同時に急激に雲に覆われてきました
前常念へ向かって戻ります
2
前常念へ向かって戻ります
これから戻る尾根。そんな分かりにくくはないと思うけど下りなので視界が悪くなるとちょっと心配
2
これから戻る尾根。そんな分かりにくくはないと思うけど下りなので視界が悪くなるとちょっと心配
あれれ…
雪が降ってきたよ
雪が降ってきたよ
前常念まで戻りました
1
前常念まで戻りました
前常念の石室の赤い屋根
1
前常念の石室の赤い屋根
雪の中の前常念からの下りが…
雪の中の前常念からの下りが…
今回一番堪えたなぁ
2
今回一番堪えたなぁ
行きに付けたトレースはなくなり…
1
行きに付けたトレースはなくなり…
雪質最悪のトラバースの連続
1
雪質最悪のトラバースの連続
ようやく1400〜1450の岩峰を通過。この辺り視界が悪くて何度も下る尾根を確認しながら戻りました
1
ようやく1400〜1450の岩峰を通過。この辺り視界が悪くて何度も下る尾根を確認しながら戻りました
灌木帯に入ると激ズボり
灌木帯に入ると激ズボり
フツーに腰上までハマります
2
フツーに腰上までハマります
特に先行していたdanyamaは、一歩を足を踏み出すことが途中でコワくなって精神的にやられました
3
特に先行していたdanyamaは、一歩を足を踏み出すことが途中でコワくなって精神的にやられました
ようやく樹林帯が見えてきました
2
ようやく樹林帯が見えてきました
雪にピン
樹林帯に入るとすぐに…
樹林帯に入るとすぐに…
テントに到着
簡単に食事してからすぐに撤収
簡単に食事してからすぐに撤収
降雪が樹林帯をまっさらにしてくれました
降雪が樹林帯をまっさらにしてくれました
雪でレンズ曇りまくり暗く前に林道に出るべく頑張って戻ります。
1
雪でレンズ曇りまくり暗く前に林道に出るべく頑張って戻ります。
しかし、この後、1170付近で痛恨のルートミスをして40分ほどロス
しかし、この後、1170付近で痛恨のルートミスをして40分ほどロス
暗い中広い笹藪の尾根を下る羽目に
1
暗い中広い笹藪の尾根を下る羽目に
須佐渡ゲートに到着。お疲れ様でした。ほりで〜ゆが近くて幸せ
3
須佐渡ゲートに到着。お疲れ様でした。ほりで〜ゆが近くて幸せ

感想

12月は忙しかったり風邪を引いたりして、
年末の休みに入ってようやく山に行く時間を取ることができました。
しかし、年末年始は天候があまり芳しくなく好天が長続きしない感じです。
当初は上越エリアを計画していましたが、
このエリアは麓でもずっと大雪の注意報や警報が出るほどの悪天続き。
目を転じると、北アはかろうじて1日半ほど比較的良い天気が続くタイミングがありそう。
ということで、常念岳の東尾根を1泊2日で目指すことにしました。
ホントは2泊欲しいところでしたが天気優先です。

森林限界上の踏み抜き&ラッセル、そして不安的な雪質、
特に下りの腰上まで埋まる踏み抜きの連続にうんざりして、
途中で足の踏み出し恐怖症になりそうにでした(笑)。

でも、2日間誰にも会わず静かな山行を楽しめたし、
何とか1泊2日で仕上げることができてよかった。
 

12月は元気なくせに1回しか山に行かなかったし、
年末は飲んでばっかりで、だらっとしていたから、
もはや山に行く気がしないというか、
山にいる自分が想像できないくらいで、
このまま冬休みが終わるんじゃないかと思っていた、、

けれど、しまいこんでいたザックを引っ張り出し、
荷物を詰めていたら、少しずつ気持ちが戻ってきました。

1日目は最初から最後まで誰にも会わなくて、
ひたすら樹林帯を登るのみ。
体力かなり落ちてるかと思ったけど、
重い荷物でも意外と歩けるものです。
けど、やっぱり疲れたなぁ〜。
一度も目覚めることなく、目覚ましがなるまでぐっすり眠りました。
目覚まし鳴った瞬間、家のベッドにいる感覚で
「きょうの予定なんだっけ?」とアワアワ慌てました。
ここが山の中であることに気づくのに5秒はかかったと思う。

山頂に向かうときは天気がよかったけど、
予報通りだんだんと雲行きが怪しくなっていって
早く、早くと思うのだけど、埋まるのでなかなか早く歩けません。
山頂までとても遠く感じました。
下山時はけっこう早く降りられるかと思ったら、
吹雪いて前が真っ白になったり、ずぼずぼ埋まって時間がかかりました。

最後、道を間違えたときは、絶望的だったけど、
降りてしまえば、いつもどおり達成感があって、とても気持ちが良かった。
帰りによった温泉もため息が出るくらい極楽でした。
重い腰をあげて行ってよかった。

おしまい。

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コメント

ゲスト
踏み抜きおつかれさまでした!
danyamaさま、komemameさま
いつも詳細な情報ありがとうございます。
レコを拝見しているうちに雪の情念に興味がそそられました。
夏も行ったことはないのですが…
参考にさせていただきます。
2018/1/4 23:19
Re: 踏み抜きおつかれさまでした!
taka69さん

こんにちは。

雪の常念は残雪期になると一ノ沢から手軽に登れますが、
それだとおそらくtaka69さんには物足りないと思いますので、
ぜひ、ウンザリするくらい長大な東尾根から登ってみてください。

それにしてもtaka69さんの記録を拝見してると
雪の季節になるとなんか、生き生きしてますね。いいですね〜。
今シーズンもまた上越国境あたりでお会いできそうな気がしていて。
楽しみにしてます!

コメントいただきありがとうございます。
2018/1/5 12:00
長〜い東尾根、凄い記録ですね
danyamaさんkomemameさん明けましておめでとうございます。
しばらくレコが上って来なかったので、どうされたのか心配してました。

今回は常念の東尾根ですか
この長い尾根をたった二人で1泊でやってしまうとは!
いつもながら凄いパワーとガッツですね。
また昔の話しで恐縮ですが、私は学生の頃5人で3泊でした。
冬山は条件によって全く変わってしまいますが、雪の締まって無いこの時期本当に大変だったと思います。

今年も色々な山のレコ、素晴らしい写真楽しみにしています。
2018/1/5 18:41
Re: 長〜い東尾根、凄い記録ですね
yamayaさん

あけましておめでとうございます。
コメントいただきありがとうございます。

感想にも書きましたが、
最近はそんな状況でなかなか山に行けずでした。

今年は雪が早くて多いようです。
でも、あくまでここ数年の寡雪と比較すると、というだけで、
5年以上前と比べると全体的には減っている気がします(←あくまでも個人的見解)。
だから今回1泊が可能だった訳で、
yamayaさんが学生だった頃だと(というのも失礼ですが・笑)、
1泊で仕上げるのは難しかったのではないかと思います。

yamayaさんの今年の目標は30回40日ですか。
ボクたちは3年ほど前がピークでここ数年は毎年山行日数が減っているので、
負けないよう頑張ります!

今年もよろしくお願いします!
2018/1/5 19:24
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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