北岳・間ノ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 2,052m
- 下り
- 1,382m
コースタイム
10/30 広河原2:30-7:30 二股10:20-30 八本歯のコル13:15 北岳山荘14:40
10/31 北岳山荘6:40 中白峰7:20-25 間ノ岳8:20-40 北岳山荘9:50-10:15 北岳11:50-12:30 肩ノ小屋13:00-10 二股14:40 広河原16:30
アクセス |
---|
写真
感想
北 岳(3192m)・ 間ノ岳(3189m) 1993.10.30-10.31
10.29(金) 自宅発21:30
10.30(土)雨 広河原P 02:30-07:30 二俣 10:20-10:30 八本歯のコル 13:15 北岳山荘分岐 13:50 北岳山荘 14:40
天気が悪くなることを気にしながら出発。山梨に入るころから雨
駐車場には先着の車が10台ほどあった。少し安心する。 寝過ぎてしまった。雨の中出発する。泊まり組では最後のスタートみたいであった。二俣まで道は歩きやすい。二人組のパーティ二組と単独行の人に出会う。下山してきた人に八本歯のコルへの道の状態を聞く。問題はなさそうである。 途中ガレ場を通るところが左岸に道が付け替えられていた。 一時稜線が見え、北岳が黒々と姿を見せたがすぐ雲の中に隠れた。 草付き道を行くか考えていたが、迷わず八本歯のコルへの道をとる。この道は初めての道
雪渓が少し残っていたが、夏道を快適に登る。
前後していた二人に抜かれると、あとはどんどん引き離された。強い風の中コルに到達する。一刻も早く小屋に着きたいと思っていた。靴の中に水が入ってしまい足が浮いているようだ。 裕子は風で 飛ばされて尻を打ったそうだが、気がつかなかった。
岩場にかかった梯子を何回か登ると、やっと山荘への分岐に出た。
視界は全くない。吹き上げてくる風を避けながら、トラバースの道を行く。
岩場の箇所には梯子がつけられており慎重に行動する。
小屋の屋根がガスの中に見えたときはホッとした。予定した時間よりも早く着けた。山荘には先着の人たちが、自炊場で食事をしていた。食堂のストーブで靴下を乾かす。二人のパーティと単独の人とでストーブを囲む。偶然なことに一人は東所沢で、一人は所沢の久米の人であった。午後五時に食事。焼肉といものてんぷら。まあまあの食事。従業員はスキヤキのようであった。裕子は疲れたのでくだんの如く就寝。毛布を五枚掛けて寝る。私は下で靴下をストーブに火あぶりにして乾かす。七時半消灯。寝るしかない。 前線の通過で風音が強い。午前一時目が覚めて夜明けまでうつらうつらした。
10.31(日)快晴 (23回目の結婚記念日) 北岳山荘 06:40 中白峰 07:20-07:25 間ノ岳 08:20-08:40 北岳山荘 09:50-10:15 北岳 11:50-12:30 北岳肩ノ小屋 13:00-13:10 小太郎尾根分岐 13:30 二俣 14:40 広河原P 16:30
午前五時すぎむりやり裕子を起こす。食事は六時。
明けの明星が美しく、富士山のシルエットがくっきり見え、朝焼けである。
快晴であるが風音は強い。ロープを忘れてしまったので、選択物を干すのに使う簡易ロープを利用して裕子につけて登る。ひっぱり上げる役目もある。
富士山の雪がまったくとばされて夏富士のようである。間ノ岳がどっしりと、また濃鳥岳、塩見岳が見えてくる。山頂は風が強く、休む場所もない。写真を撮る。赤石や荒川三山が見える。仙塩尾根を行くという山荘で一緒だったパーティが来た。風が強すぎるため十分に眺望を楽しむ暇もない。途中岩角で頭を打った。予定よりも早い時間で山荘に帰る。トイレ休憩をし、息をととのえて北岳に向かう。
北岳への稜線の道を行く。昨日トラバースした道はかなり稜線に近い。登りがきつい。
ゆっくりゆっくり休みをとりながら登る。まわりは誰もいない。仙丈岳と甲斐駒が目の前に大きい。鳳凰三山もきれいだ。
吹き飛ばされそうな風をついて山頂に到着。若い夫婦のパーティが先着していた。
我々の到着してすぐ下山していった。かわりに単独行の人が来たので写真をとってもらう
風をさけて陣取る。風の影響がないので、昼めしにする。用意したラーメンとうどん。柿も食べる。
風がなければ実にゆったりできるのに、なごり惜しいけれど下山する。
30分で小屋に着く。昨日あった単独行の写真を撮りに来ている人と出会う。
二俣まで逸機に下ることにして歩く。第一お花畑で休憩。バットレスが覆い被さる途中二人の人に抜かれたが、二俣に着く。日陰になっていて風がつめたい。一回だけ休んで、広河原のPをめざして歩く。
予定どおりの時間に着く。北岳の山頂付近はすっかり黒雲に覆われていて、広河原は風が強烈であった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する