心残りだったユニ石狩岳へ（石狩岳から周回）

2018年08月13日(月) [日帰り]

• GPS: 09:15
• 距離: 20.0km
• 登り: 2,039m
• 下り: 2,074m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:46
• 休憩: 0:30
• 合計: 9:16

5:34 スタート地点
7:59 7:59 シュナイダーコース分岐
8:26 8:29 石狩岳1,966mピーク
8:37 8:53 石狩岳
9:03 9:04 石狩岳1,966mピーク
9:23 9:23 シュナイダーコース分岐
10:08 10:16 音更山
11:12 11:12 ブヨ沼
11:55 11:56 十石峠
12:14 12:14 十石峠
12:41 12:41 ユニ石狩岳
13:09 13:10 十石峠
13:42 13:42 水場
14:29 14:29 十勝三股コース登山口
14:50 音更川二十一ノ沢出合登山口

シュナイダーの正しい攻略方法

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

通行止めの十六の沢林道入り口から三国峠側へ7kmほど進んだ所に林道入り口があります。林道は砂利の深い場所もあります。距離も長いので45分〜1時間くらいが目安。

コース状況／危険箇所等

シュナイダーコースからは笹が被り気味で足元が見えづらいので、一歩一歩掻き分けながら進みました。音更山の岩場はガスが出ると迷いそうです。以前はピンクテープがあったのですが、今はケルンと立てた枝だけが目安です。音更山〜十石峠間はたまにテープがある程度。笹、ハイマツ等が登山道に被ってます。かなり前に切り払われたハイマツの枝や幹が突き出してかなり危険。慎重に歩いてください。

その他周辺情報

真っ直ぐ帰宅したので温泉は利用しませんでしたが、東大雪を歩いた後はやはり糠平源泉郷が良いと思います。

写真

8/13 5:21

駐車場から見上げる今日歩く稜線。天気予報はくもりでてんくらはA→B。てんくらさんには例によって手首ねじ切ってもらいましょうかねぇ

8/13 5:34

駐車場の右手から登山口に入ります。下の方は笹狩りされてます

8/13 6:04

シュナイダー尾根の取り付き口

8/13 6:05

九十九折りの急登を繰り返して尾根に取り付きます

8/13 6:25

尾根に取り付いてからしばらくは緩やかです

8/13 6:31

足元が見えない笹の道もあります。急いで歩かず一歩一歩掻き分けて進めば問題ないです。朝露もなく濡れずに済みました

8/13 6:40

脚に昨日の疲れが残っているので笹や木の根っこ、幹、枝、岩など掴める物は何でも掴んで腕の力で体を引き上げて脚力温存に努めます

8/13 6:52

しかし人生のチャンスは掴めなかった模様

8/13 7:04

昨日歩いたニペソツが見えています。やはりこの角度の二ぺはカッコイイ

8/13 7:22

上の稜線が近くなってきました。ここまで全く息が切れてない。平地をゆっくり歩いてる感覚なんだが、意外にも良いペースで歩けてる

8/13 7:44

雲が流れてる時間もありましたが

8/13 7:58

肩に到着時にはすっきり抜けました。石狩岳が大きいです

8/13 8:03

雲はニペソツ側に流れてるみたいです

8/13 8:03

肩でオニギリ補給して山頂へ。今日は4個あるから大丈夫だろう

8/13 8:18

東斜面のお花畑はコガネギクが主役だが、もう終わりそうな感じです

8/13 8:22

もう秋が近づいていますね

8/13 8:29

8/13 8:30

登頂ですが私にとっての山頂はここではありません

8/13 8:38

数分歩いて南峰へ。誕生年標高だからね。ここで休憩しました

8/13 8:42

これから歩く音更山方向

8/13 8:44

こちらは沼ノ原への縦走路。上級者向きでしょうね

8/13 9:12

ガスると厄介なので晴れてるうちに音更山へ向かいます

8/13 9:22

まだ咲いていたキバナシャクナゲ

8/13 9:26

ガスさえなければ快適な稜線です

8/13 9:27

西斜面にはコガネギクがたくさん

8/13 9:30

石狩岳を振り返る。雲が出てきてるがまだ低くはない

8/13 9:54

ケルンを目印に歩きます

8/13 9:56

こちら側からだと上るだけだからいいが、反対側の場合はガスると変な方向に下りそうでちょっと怖いですね

8/13 10:09

ガスが出る前に無事登頂。この先の激下りに備えて休憩します

8/13 10:16

その前におやつも食べとこ。袋の膨れ具合が登山してる感があって良いよね

8/13 10:18

鳥のようなただの大きい石

8/13 10:24

奥のピークへは行かずに下ります。うっすら踏み後はあるみたいだけど

8/13 10:27

急転直下っといった感じの斜面です

8/13 10:43

コルまで一気に下りて見上げてみる。とてもこちら側から上ろうと思わないです

8/13 10:55

上り返しの途中から振り返るとこんな感じ。ホンマとんでもない斜面やで

8/13 11:53

十石峠に着く頃には晴れ間もありニペソツの雲が抜けてました。てんくら掌クルクルー

8/13 12:14

廃道？となっている由仁石狩林道の登山道を少し下りてみる。もの凄い藪でした（笑）途中でユニの方へ上る道があると思ったんだが…余計な体力使いました（私ってほんとバカ）

8/13 12:14

正規は標識のあるこちら側です。あの道は元々ここまで上って折り返すようですね。仕切り直してユニへ

8/13 12:27

さっき歩いた藪の道が見えている

8/13 12:42

ユニ石狩岳登頂。待たせたね。一昨年は雨が降りそうだったので断念したんだよね

8/13 12:43

歩いてきた石狩岳。手前左が上り返してきた第2ピーク、その右が第1ピーク

8/13 12:43

音更山。左の低いのが第1ピークです

8/13 12:44

第3ピーク、第4ピーク、十石峠。今日歩いてきた道がほとんど見えてます

8/13 12:44

十石峠からはあの稜線の奥の斜面を使って下りて行きます

8/13 13:12

十石峠からの下りで撮影。エゾライチョウかな？

8/13 13:41

ひたすら笹の樹林帯を下ります

8/13 14:14

歩きやすいのだが斜度がなくなってからが長い。あまりに長いので間違ったかと思いGPSで確認したくらいです

8/13 14:29

やっと林道到着です

8/13 14:47

先の方が駐車場ですが台風でこの辺りまでダメージがあった模様

駐車場は河原になり以前より広くなってます。後片づけをしてたら雨が降ってきました

8/13 15:39

国道からの林道入り口はこの標識が目印です

撮影機器：

α NEX-5T SONY

Xperia XZs SO-03J docomo SONY

感想

kaminarijima

東大雪二日目は石狩岳です。勿論石狩岳のピストンではなく周回が目的。一昨年にユニをスルーしているのがずっと気になっていました。今年こそはと。
車中泊ではほとんど寝られず昨日の疲れも残ったままのスタートです。このままでは最後のユニの上りの体力が残らないと思い、序盤は脚を温存することにしました。シュナイダー尾根を上り切るまではとにかく脚に負担をかけないように、積極的に手を使い体を引っ張り上げます。そして息の切れないペースでゆっくりと。ただ休憩はほとんど無しです。これが自分に合っているのか、一昨年よりも速いペースで歩いています。ちょっと目から鱗が落ちる思いです。肩に着いた時に全く疲れてない自分に驚きました。

石狩岳、音更山、十石峠と順調に歩いて最後にユニ石狩岳です。体力と時間に余裕があったせいか悪い好奇心が出てしまい、意味のない藪漕ぎをしてしまいました。まあ日高の藪漕ぎ練習と思えば、後々役に立つかもしれないが(ヾノ・∀・`)ナイナイ
ユニ登頂の瞬間は感慨深かったです。思ってたよりここへ立つことにこだわっていたのかもしれませんね。

次の日は林道が復旧したニセカウの予定でしたが、天気がかなり悪そうなのでそのまま札幌に帰りました。充実した東大雪の二日間でした。