横岳〜赤岳 (杣添尾根)
- GPS
- 06:50
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,460m
- 下り
- 1,451m
コースタイム
天候 | 麓は晴れ 稜線は断続的にガスに覆われ、風も強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
「富士見岩遊歩道」という標識が至る所にあり、そこを進んで行くと、途中から登山道が分岐する |
写真
感想
今シーズンの雪山初めは横岳と赤岳へ。
アイゼンを新調した(と言っても山を育休中の妻のアイゼンをもらった)ので、岩と
雪のミックスしているところで試してみた。
R141から海ノ口自然郷へ入り、登山口へ。8,9年ぶりに来たが開発が進んでいる気が
した。以前は登山口も分かりにくかったが、今は標識も設置してあって分かりやす
かった。
登山口駐車場まであと200mほどというところでスタッドレスが空回りを始めたので
仕方なく、適当に路肩に駐車。別荘地のこの日は朝の気温は-12℃ほど、最高気温も
氷点下だった。
別荘地を抜けて登山口へ。登山口からしばらくはうっすらと雪がある程度。
週末のトレースが残っており、その跡を追って黙々と登って行く。以前はあまりテ
ープも無かったが、今は結構貼ってあった。
徐々に雪が増えていき、2200mを過ぎるくらいになると脛くらいになる。上の方から
は轟轟という風の音が聞こえてくる。
森林限界付近では木々にも雪が多く付いており、すっかり雪山の風情。またこのシ
ーズンが来たんだなあと思う。
森林限界を抜けると背後には秩父山群がきれいに見える。目の前には横岳(三叉
峰)。近いのですぐかなと思ったが、ここが結構大変だった。積雪は膝上で、しか
もモナカ雪となっているところも多く、体力を消耗する。
息を切らしながら登って行くとやがて三叉峰の山頂に到着。
登り始めた時は良く晴れていたのだが、稜線に着く頃にはすっかりガスに覆われて
いた。強い風が吹いており、断続的にガスが流れてくる。さすがに寒い。
赤岳もガスの中で全く姿が見えない。積雪期に10回近く登っているので、今更登頂
という感じでもないが、シーズン初めに風に叩かれておくのも良い訓練になるだろ
うと思い、強風の中赤岳に向かった。
三叉峰の次が石尊峰。石尊峰からは一旦西側に下りて、次の鉾岳を巻く。ガスで視
界が無く、風が強い中、鎖場を下りて行くのはちょっと恐い。
鉾岳を巻き終わると再び稜線に出て、次の日ノ岳を東から巻くとルンゼ状のところ
を鞍部に向かって下りて行く。ここも鎖場となっているが、鎖が雪で埋まり、斜面
がクラストしていると危険度が増す。4月に来た時は、かなり緊張したところだ。
鞍部に下りた後に赤岳まで一気に登る。横岳ほど風が強くないので特に苦労するこ
ともなく、山頂へ。ガスの切れ間から時折見える眺めを楽しみながら休憩を取る。
あとは同じルートを引き返すだけ。横岳での強風に耐えながら、帰路につく。
yoshi629さん、こんにちは。
早速厳しい寒さの洗礼だったようですね
昨年、同時期に登ったときも、yoshiさんと同じ場所の
モナカ雪で苦労しました。
バッテリー切れは残念でした。。。
しかし、感想を拝見すると、赤岳からは少し展望が得
られたようですね。
そろそろ八ヶ岳に行きたいです
youtaroさん、こんばんは。
今シーズンの雪山が始まりました
直前まで北八ツにするか、杣添尾根にするか、悩んだの
ですが、アイゼンをガシガシ使ってみたかったので、こ
ちらにしました。
杣添尾根上部のモナカ雪には参りました
以前、1月と4月に行った時は特に問題なく、あっさりと
いう感じだったので、予期せぬところでの労力は精神的
に参りました
今回はGW以来の高峰だったので、高山病っぽい感じで
息が上がりやすく、きつかったです。夏の間、ずっと
沢で低いところばかりなので、いつも雪山シーズン最初
で苦労している気がします
寒いですね。今年は伊豆へは行かず、山陰の山に行きます。この寒波で、大山も雪が多いかも。完全冬山装備で、すべて、日帰りコース。無理せず時間見て下山。あとは温泉です。
やはり寒いですよね〜 カメラは残念でしたね
杣添尾根はまだ通った事ないんですが、よさそうなルートですよねー。
真教寺もいきたいけど、冬は厳しそうです。
正月どこにいこうか迷ってます(笑)
杣添尾根など八ツの東面は西面と比べて、人が少なくて
静かで良いですよ
私も真教寺尾根には惹かれています。
面白そうですよね。
正月、というか1月は、御嶽山とか赤石岳に行けたら良
いな〜と思っています
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