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Yamareco

記録ID: 162231
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

冬本番・遠足尾根より竜ヶ岳(ホワイトアウトで山頂は断念)

2012年01月14日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.2km
登り
816m
下り
819m

コースタイム

駐車場(7:00)〜遠足尾根主稜に出る(7:40)〜大日向(8:20/8:30)〜新道分岐ピーク(8:40/8:50)〜紛らわしい尾根合流(9:05)
〜笹の尾根(9:25)〜ホタガ谷分岐のコル(10:20/10:25)〜治田峠への分岐(10:40/10:50)〜ホタガ谷分岐のコル(11:05)
〜馬酔木の尾根:昼食(11:35/11:55)〜新道分岐ピーク12:20/12:35)〜新道経由鵜の巣休憩所(13:30/13:40)〜駐車場(14:00)
天候 雲が低く垂れ込め、視界の悪い一日。
(山頂部はホワイトアウト)
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
宇賀渓有料駐車場を利用
桑名IC〜宇賀渓間はノーマルタイヤで大丈夫でした。
コース状況/
危険箇所等
北河内橋〜遠足尾根主稜〜大日向手前までの積雪はうっすらと白い程度。
大日向からは本格的な積雪になります。(アイゼンより輪カンが有効?)
尾根頂上部からの積雪は膝上60cm〜1mになります。
遠足尾根新道(木端谷左岸尾根)はひどいぬかるみです。

帰路から見る鈴鹿連峰のピークはどれも低い雲の中だった。
末端の枝尾根を直登
2012年01月14日 17:35撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1/14 17:35
末端の枝尾根を直登
主稜に出ると傾斜がゆるむ
2012年01月14日 17:35撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1/14 17:35
主稜に出ると傾斜がゆるむ
大日向の三角点は雪の下
2012年01月14日 08:24撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1/14 8:24
大日向の三角点は雪の下
新道分岐のピーク
2012年01月14日 08:41撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1/14 8:41
新道分岐のピーク
快適な尾根が続く
2012年01月14日 08:57撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1/14 8:57
快適な尾根が続く
新町へ延びる尾根が
東から合流
2012年01月14日 09:14撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1/14 9:14
新町へ延びる尾根が
東から合流
尾根合流点に立つ
遠足尾根指標で西へ向かう
2012年01月14日 09:14撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1/14 9:14
尾根合流点に立つ
遠足尾根指標で西へ向かう
馬酔木の尾根から開けた笹の尾根に出る
2012年01月14日 09:32撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1/14 9:32
馬酔木の尾根から開けた笹の尾根に出る
広大な尾根が延びる
2012年01月14日 09:50撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1/14 9:50
広大な尾根が延びる
尾根頂上部の樹氷
2012年01月14日 09:51撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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尾根頂上部の樹氷
雲が流れわずかに青空が
2012年01月14日 10:04撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/14 10:04
雲が流れわずかに青空が
雪稜を振り返る
2012年01月14日 10:07撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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雪稜を振り返る
雪庇が発達している
2012年01月14日 10:08撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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雪庇が発達している
広大な雪原が広がる頂上部:1
2012年01月14日 10:09撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1/14 10:09
広大な雪原が広がる頂上部:1
広大な雪原が広がる:2
2012年01月14日 10:11撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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広大な雪原が広がる:2
トレースを振り返る
2012年01月14日 10:14撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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トレースを振り返る
広大な雪原が広がる:3
2012年01月14日 10:16撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1/14 10:16
広大な雪原が広がる:3
ホタガ谷分岐のコルから
眺める尾根頂上
2012年01月14日 10:22撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1/14 10:22
ホタガ谷分岐のコルから
眺める尾根頂上
カールのようなホタガ谷
2012年01月14日 10:22撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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カールのようなホタガ谷
一瞬、藤原岳と孫太尾根
の展望が
2012年01月14日 10:27撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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一瞬、藤原岳と孫太尾根
の展望が
空が青いと素敵なのに
2012年01月14日 10:36撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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空が青いと素敵なのに
雪に埋もれた治田峠分岐指標
(今日はここで断念して戻る)
2012年01月14日 10:46撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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雪に埋もれた治田峠分岐指標
(今日はここで断念して戻る)
クラの樹氷を抜けて戻る
2012年01月14日 10:59撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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クラの樹氷を抜けて戻る
ぬかるんだ遠足尾根新道を
下る。
2012年01月14日 12:40撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1/14 12:40
ぬかるんだ遠足尾根新道を
下る。
新道展望地点より
吹雪く竜ヶ岳方面を
2012年01月14日 12:50撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1/14 12:50
新道展望地点より
吹雪く竜ヶ岳方面を
白滝吊橋からホタガ谷を
眺めて帰る
2012年01月14日 17:42撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1/14 17:42
白滝吊橋からホタガ谷を
眺めて帰る

感想

年が変わり本格的な冷え込みが続いている。
積雪期の遠足尾根の広大な雪稜を歩いてみよう。

風花の舞う中、北河内橋から取付き末端から遠足尾根を辿る。
展望の無い杉の植林帯を、ジグザグでひたすら高度を稼ぐ。
主稜に向かって突き上げるように狭まった辺りでは、中央左寄りが歩きやすい。
やがて杉の枯葉が薄くなり、土がむき出しになる頃やっと傾斜が尽き主稜に出る。

傾斜が緩んだ快適な尾根が北西へ向きを変え、傾斜が増すとやがて大日向の三角点に出る。積雪も30cm程になってきた。
絶えず風花が舞っているが、木立ちが風を遮り汗をかくほどに暑い。

大日向からわずかの登りでピークに出て新道が合流する。
ここは岩場になっているので、先に備えて腰を据えて輪カンを装着する。

トレースも無い新雪の尾根を一番乗りで足跡をつけて行く。
尾根に絡んだ急登が尽きると、紛らわしい尾根が北東から合流するので要注意だが指標が左を(西)指している。

馬酔木?に囲まれた痩せ尾根を過ぎ、左手、西面が開けた笹の尾根に変わるといよいよ頂上部の登りとなる。

広大な雪原は(60cm〜1mほどの積雪か)雪がしまって爽快なスノーハイクのようだ。
頂上部の途中で一瞬だが雲が流れ今日初めて、青空と雪原のコントラストを見る。
尾根筋は左回りで西へ伸びるが、広い斜面の馬酔木を目印に雪原を横切る。

頂上部の尾根に出ると快適な雪稜となるが、雪庇を避けて樹林寄りに下ってホタガ谷分岐のコルに出る。

わずかの間だが姿を見せた藤原岳をカメラに収めてクラのピークへ登り返す。
金山尾根合流のピークを目指して急登すると、笹が完全に埋もれた平坦な雪原になる。
視界が悪い雪原をクラの樹林を目標に独り旅だ。

クラの樹氷を抜けて治田峠への分岐に出ると、完全なホワイトアウトに。
竜ヶ岳へ向かう尾根のトラバースコースがわからない。
地図を広げ磁石で確認中に強風で地図が飛ばされてしまった。

全く視界を閉ざされた状態で途方に暮れたが、山頂は断念して引き返す事にする。
自分がつけたトレースを再び踏んで一気にコルへ下る。
コルから遠足尾根頂上部に出た付近で5,6人のスノーシューを楽しむグループに出会う。
浮力も有り快適そうでした。(輪カンの私はちょぴリ嫉妬)
相変わらず回復しそうの無い天気の中、雪原を下り馬酔木の尾根手前でおそい昼食にする。
パンとコーヒーの昼食を終え往路を戻り、新道から下る。

急斜面を下ると間もなく雪が消え、ぬかるんだ道になる。
靴を泥で汚しながら林道に出た後、鵜の巣休憩所に寄ってゆっくりとおやつタイムにしよう。

ザックを整理して駐車場に戻るが、とうとう一度も竜ヶ岳は姿を現さなかった。
今度は青空の下で、雪原歩きをしてみたい。

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