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Yamareco

記録ID: 163041
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

雪を纏った南アルプスの女王 仙丈ヶ岳

2012年01月07日(土) 〜 2012年01月09日(月)
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MDfreak その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
06:04
距離
17.4km
登り
2,506m
下り
470m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7日 戸台7:55 → 赤河原分岐(丹渓荘跡)10:55 → 北沢峠13:15 → 北沢駒仙小屋小屋13:30
8日 北沢駒仙小屋7:15 → 大滝ノ頭9:05-小仙丈岳10:35 → 12:05仙丈岳12:20 → 大滝ノ頭 → 15:20北沢駒仙小屋
9日 北沢駒仙小屋7:10 → 赤河原分岐 → 戸台11:15
天候 7日、8日とも晴れ、9日曇りで雪がチラつく
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
戸台からの全行程中、細かにテープが配されているので北沢峠にまでのルートはかなり明確、ありがたいことです。
駒仙小屋への下り道は所々で完全凍結、アイゼン装着必須。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
朝7時過ぎ、2泊3日のテント泊装備を担いで戸台川の河原を歩き始める。
朝7時過ぎ、2泊3日のテント泊装備を担いで戸台川の河原を歩き始める。
しばらく行くと最初の堰堤が。川の水は凍っています。
しばらく行くと最初の堰堤が。川の水は凍っています。
鋸岳の連なりを眺めて歩み往きます。
鋸岳の連なりを眺めて歩み往きます。
丹渓荘跡。
この手前あたりから登りに転じます。
丹渓荘跡。
この手前あたりから登りに転じます。
幾度か渡渉も。凍っています。
幾度か渡渉も。凍っています。
北沢峠に到着。人気はなし。
北沢峠に到着。人気はなし。
駒仙小屋にて幕営。年末年始の営業は終了してます。
駒仙小屋にて幕営。年末年始の営業は終了してます。
ビールを調達するため、長衛荘まで。年末年始は9日まで営業しているとか。
ビールを調達するため、長衛荘まで。年末年始は9日まで営業しているとか。
8日早朝。
テン場から眺めやれるのは小仙丈ヶ岳
テン場から眺めやれるのは小仙丈ヶ岳
5合目大滝ノ頭
徐々に甲斐駒が見えてきたり。
徐々に甲斐駒が見えてきたり。
森林限界を越えたところで振り返ると、甲斐駒ヶ岳の全容が。視線を転じると、北岳や富士山も。
4
森林限界を越えたところで振り返ると、甲斐駒ヶ岳の全容が。視線を転じると、北岳や富士山も。
稜線上は強風が吹きつけてます。
2
稜線上は強風が吹きつけてます。
甲斐駒ヶ岳と鋸岳、その向こうには八ヶ岳が。
1
甲斐駒ヶ岳と鋸岳、その向こうには八ヶ岳が。
小仙丈ヶ岳に到着。
小仙丈ヶ岳に到着。
国内最高峰と2番目、4番目の揃い踏み。
国内最高峰と2番目、4番目の揃い踏み。
小仙丈カール
右端のピークが山頂。
1
右端のピークが山頂。
from 仙丈ヶ岳山頂
from 仙丈ヶ岳山頂
from 仙丈ヶ岳山頂
from 仙丈ヶ岳山頂
仙丈ヶ岳山頂
仙丈ヶ岳山頂
from 仙丈ヶ岳山頂
from 仙丈ヶ岳山頂
from 仙丈ヶ岳山頂
こちらが仙塩尾根と連なっているんでしょうか。
from 仙丈ヶ岳山頂
こちらが仙塩尾根と連なっているんでしょうか。
from 仙丈ヶ岳山頂
from 仙丈ヶ岳山頂
頂上直下から仰ぎみて。
頂上直下から仰ぎみて。
無事、テン場よりの登山口に。お疲れ様でした。
無事、テン場よりの登山口に。お疲れ様でした。

感想

本年初登りは南アルプスの冬季仙丈ヶ岳。
昨秋までに、周りの北岳、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山は済ませておいたものの、仙丈ヶ岳は初めて。

今回は私の個人テントを持込、先だって入手したスノーフライ初使用となった。というか寒いのなんのって。
年末の西穂山行では3シーズンのシュラフでも苦にはならなかったので、こちらの方が標高は低かろうと重くかさ張る冬用のシュラフを敬遠したのだが、これが大きな間違い。二晩とも、寒さで夜半幾度も目を覚ます。行動に支障をきたすことはなかったが、ずっと浅い眠りであった。

初級の雪山であるとはいえ、これより先の厳冬期、積雪量が増え、トレースもなく、本格的なラッセルが強いられるような状況であれば、私ごときに歯が立つものでなかろうことは歴然。なんといっても南アルプスの3000m峰ですからね。
なので、なおさら、この時期に登頂できたのは望外の喜び。先導いただいた会の先輩には感謝感謝であります。

雪山登山の基本を踏まえての事前準備が大前提、戸台口から北沢峠往復の行程を厭わず、時期を過たず(厳冬期を避ける)、人智のおよぶところではないけれど好天の恩恵に預かれれば、後は体力勝負か、最高の雪山を体感できるわけ。
冬季仙丈ヶ岳、そのスケール感は絶大でありました。

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5/5
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