屋久島「宮之浦岳・黒味岳・縄文杉」縦走

2012年05月08日(火) [日帰り]

• GPS: 13:00
• 距離: 21.7km
• 登り: 1,039m
• 下り: 1,820m

コースタイム

4:55淀川登山口-5:35淀川小屋5:50-6:45高盤岳展望所-7:07小花之江河-7:15花之江河-7:35黒味岳分岐-8:05黒味岳8:10-8:35黒味岳分岐8:45-10:45栗尾岳-10:30宮之浦岳11:00-11:30平石展望台-12:15第一展望台-新高塚小屋-13:40高塚小屋-13:50縄文杉14:00-14:55ウイルソン株15:00-15:30大株歩道入口-16:35楠川分れ-17:00小杉谷休憩舎17:05-17:55荒川登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー

宿(安房)〜(タクシー)(レンタカー)〜屋久杉自然館(レンタカー駐車・無料)〜(タクシー)淀川登山口
荒川登山口〜(タクシー)〜屋久杉自然館〜レンタカー〜宿(尾之間)

コース状況／危険箇所等

淀川登山口に登山ポストがある。
登山道はよく整備されており、特に危険な場所はなかった。

写真

5/8 4:53

5時前に淀川登山口に到着。すでに2、3組の登山者が準備をしていた。
登山届を投函し、いざ出発。

5/8 5:02

ヘッドランプの明かりをたよりに登山道に入る。

5/14 22:08

世界自然遺産登録地域に入るころには、明るくなってきた。

5/8 5:38

淀川小屋に到着。昨夜泊まった2組の登山者に会う。男性登山者は、ネズミに悩まされたらしい。

5/14 22:08

ここで、宿で手配した朝食弁当。
3時に起きたので、数分で平らげる。

5/8 6:07

登山道は、南国らしき樹木に囲まれていた。
この先、大きな屋久杉も。

5/8 6:44

高盤岳を望む。

5/8 6:44

ズームでみると山頂に「トウフ岩」。

5/8 7:07

小花之江河。
日本最南端の高層湿原。天候続きのせいか流れる水が少ない?

5/8 7:08

立ち枯れの白骨樹。屋久杉は腐りにくいので、長い時間をかけて風化していくそうだ。

5/8 7:17

続けて、花之江河に到着。
木道がよく整備されている。

5/8 7:35

出発から2時間半で黒味岳分岐に到着。
ザックを置いて、往復1時間の黒味岳山頂を目指す。

5/14 21:55

黒味岳山頂。巨岩の上に、人がいる。

5/8 8:06

黒味岳山頂からの展望。絶景の一言。

5/8 9:30

投石平付近

5/8 9:49

湿地帯も木道が整備され、歩きやすい。

5/8 9:59

携帯トイレブース。(小屋の中に腰掛がある)

5/8 9:58

持参の携帯トイレは、汗をたくさんかいたせいか、結局、一度も使わなかった。

5/8 10:00

モアイ像のような巨岩。

5/8 10:00

ひとの顔にも見える。屋久島は花崗岩の奇岩がいっぱいあり、目を楽しませてくれる。

5/8 10:00

翁岳山頂付近。

5/8 10:00

なぜ落ちないの?岩を見ているだけでも飽きない。

5/8 10:18

栗生岳。宮之浦岳直前の小さなピーク。

5/8 10:36

宮之浦岳(九州最高峰1936m)登頂。
山頂には、20名位の登山者がいた。

5/8 11:02

永田岳を望む。

5/8 11:38

簡単に昼食を済ませ、下山。後半戦の縄文杉を目指す。

5/8 12:03

ヤクシカさんこんにちは。

5/8 12:05

ヤクシマシャクナゲ。まだ、つぼみ。

5/8 12:32

5〜6匹のヤクザルくんのお出迎え。
近づいてもなかなか逃げない。

5/8 12:44

新高塚小屋。ここでトイレ休憩。

5/14 21:25

縄文杉。

5/8 14:03

迫力満点。

5/8 14:26

夫婦杉。

5/8 14:29

大王杉。

5/8 15:05

ウイルソン株。

5/8 15:03

切り株の中から見上げると、ハート型ならぬ、ダイヤ型?。

5/8 15:15

翁杉。

5/8 15:30

大株歩道が終了。(振り返って)

5/8 15:31

トロッコ道の始まり。

5/8 15:47

線路は続くよどこまでも♪・・・長すぎるー。
時間も遅いので、前後誰もいない。

5/8 16:12

唯一会えたのはヤクシカ。

5/8 17:04

小杉谷集落跡。

5/8 17:05

トロッコ道は、何度か安房川を渡りながら続く。

5/8 17:10

欄干のない鉄橋を渡る。ちょっとスリルあり。

5/14 20:29

切り通し。

5/8 17:50

使用済みトロッコ。

5/14 20:38

トンネルを抜けて荒川登山口に到着。

撮影機器：

COOLPIX P510 ニコン

感想

ozuka09

　屋久島へは鹿児島から空路で入った。5/7〜9の2泊3日で、1日目は白谷雲水峡を歩き太鼓岩からの絶景。2日目に淀川登山口から黒味岳〜宮之浦岳〜縄文杉〜トロッコ道を辿って、荒川登山口まで縦走。3日目は、西部林道など屋久島をレンタカーで一周した。
　
　2日目の宮之浦岳と縄文杉登山は、一般的には、それぞれ日帰り往復か縦走の場合は避難小屋に1泊するようだが、ヤマレコの記録などを参考にして、自分たちの体力と相談しながら、好天を条件に日帰り縦走に決定した。一番心配だった天候にも恵まれて、屋久島を満喫できた。
　朝食と昼食の弁当は、宿のチェックイン時に予約、当日4時にフロントで受け取った。事前に予約したタクシーは、一旦宿に来てもらい、私たちはレンタカーを屋久杉自然館駐車場に駐車(1日無料)。淀川登山口までタクシーに乗車した。(6000円)
　登山ルートは標識があるので迷うようなこともなかった。花崗岩も滑らず、湿地帯や歩きづらい岩続きの場所は木道が整備されている。
　ヤクシマシャクナゲはまだ蕾で開花時期には早かった。森林限界を超えるとヤクシマクマザサが繁り、南国の島にいることを忘れさせるようだった。登山道でヤクシカとヤクザルに出会いこれも感激。歩行時間12時間、行動時間13時間と長丁場だったが、トラブルもなく、無事下山できた。