白馬大雪渓！ 白馬岳から白馬大池の稜線歩き

2012年07月21日(土) 〜 2012年07月22日(日)

• GPS: 30:23
• 距離: 16.5km
• 登り: 1,995m
• 下り: 1,386m

コースタイム

7月21日
猿倉6:05-7:11白馬尻小屋7:33-9:13岩室跡9:25-11:15白馬岳頂上山荘11:25
-11:45白馬山荘

7月22日
白馬山荘6:00-6:20白馬岳6:27-7:01三国境7:07-7:57小蓮華山8:06
-9:35白馬大池山荘9:52-10:18乗鞍岳10:25-11:14天狗原11:25-12:07栂池自然園

天候

21日　雨　晴れ　曇り　雨　曇り
22日　曇り　晴れ　曇り　雨

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

八方第二駐車場（無料）
八方→猿倉　タクシー2,700円
栂池高原→八方　タクシー2,700円

コース状況／危険箇所等

猿倉に登山ポストあり。
登山相談所の係員に登山届を手渡す際、コース説明がありました。

大雪渓は落石に注意して進みます。
落石の際は、音がするので落石方向を確認してから退避（登山口でのアドバイス）

天狗原の雪渓は急斜面なので、慎重に。
雪渓は軽アイゼンと姿勢保持のストックが必要となります。

写真

7/21 6:05

雨の中、猿倉を出発します

7/21 6:30

鑓温泉への分岐。
いつかは行きたい雲上の湯です＾＾

7/21 6:31

雨が上がって青空が見えてきました♪

7/21 6:41

ガスが晴れて山並みが見えます。

7/21 6:44

迫力あるダムからの落水

7/21 7:11

おつかれさん！白馬尻小屋に到着です。

7/21 7:11

降ったり止んだりの雨で、みなさんレインウェアに着替えて雪渓に向かわれます。

7/21 7:20

白馬尻小屋から眺めた大雪渓！
ワクワクしますね〜♪

7/21 7:21

白馬尻小屋の軒先で雨宿り。
お天気雨です。

7/21 7:33

白馬尻小屋から大雪渓まで15分。

7/21 7:36

桟道の登山道がいい感じです＾＾

7/21 7:45

大雪渓の手前でアイゼン装着です

7/21 7:57

いざ！大雪渓へ

7/21 8:05

落石に注意しながらひたすら雪渓を上ります。

7/21 8:21

支沢との合流部分は落石が多いです。

7/21 8:33

トレースもしっかりついているので登りやすいです。

7/21 9:02

緑と雪渓の組み合わせがきれいですね〜

7/21 9:02

遠くにゴールが見えてきました。

7/21 9:02

振り返ると長い登山者の列です。

7/21 9:02

落石ごろごろ

7/21 9:02

遠くでからからから。。。と落石の音

7/21 9:13

大雪渓終了！

7/21 9:16

アイゼンを外す人でいっぱいです。
その下には登山者の列が続いています。

7/21 9:28

葱平

7/21 9:28

大雪渓も見納めです

7/21 9:28

お花がきれい

7/21 9:30

奥に見えるのは杓子岳かな〜

7/21 9:46

雪渓の中に存在感ある大きな岩

7/21 9:52

7/21 10:05

小雪渓の取り付き

7/21 10:13

小雪渓のトラバース

7/21 10:16

小雪渓と杓子岳

7/21 10:21

小雪渓の後はなだらかな登りです

7/21 10:21

避難小屋が見えてきました

7/21 10:40

ガスに隠れる杓子岳。
この後雨が降ってきましたよ。

7/21 11:01

お花畑に到着です。

7/21 11:05

お花がいっぱい♪

7/21 11:13

ホワイトボードに書かれたお花の名前です。

7/21 11:19

特別天然記念物に指定されている高山植物に雷鳥

7/21 10:41

お花畑から見上げるは白馬岳頂上宿舎です。
見えてからが遠いんです。これが＾＾；

7/21 10:51

でかぁ〜！迫力ある巨岩です。

7/21 10:56

この木の階段がきつかったです〜＞＜

7/21 11:07

白馬岳頂上宿舎前の最後の雪渓です。
もう少しだぁ〜

7/21 11:14

白馬岳頂上宿舎です！
ここまでがきついの何の。。。

7/21 11:14

白馬岳頂上宿舎の前のベンチに到着です。
座ると動けないほど疲れましたよ＾＾；
でもまだまだ進まなくちゃいけません。

7/21 11:30

重たい足を動かして、稜線の分岐までやってきました。

7/22 5:21

今日のお宿、白馬山荘に到着！
写真は翌朝のものです。
到着時は雨でとても撮る気がしませんでした。

7/22 5:21

白馬山荘　1号棟とレストラン棟
山荘標高は2,832m
収容人数は800人！でかいです！

7/22 5:22

白馬山荘の受付。中は広々でした＾＾

7/21 12:49

白馬山荘　2号棟、3号棟

7/22 5:21

3階建てなのです。

7/22 5:18

特徴的な構造体

7/21 12:11

レストラン スカイプラザ白馬

7/21 13:57

3階の一般室で泊まりましたよ。
敷布団2枚に掛け布団4枚、枕は3つ。

7/21 13:58

自炊室です。
こちらの水は飲料可。

7/21 13:59

談話室からみた食堂。

7/21 13:59

夕食時間と朝食、弁当の情報が出ています。

7/21 17:02

夕食です。
高山病で食べれず。。。
横になるんじゃなかった＾＾；

7/22 5:03

朝食です。
夕食の分もモリモリ食べましたよ＾＾

7/22 5:19

旭岳がくっきり！
朝食後、短い時間でしたがガスが晴れました。

7/22 5:21

杓子岳に鑓ヶ岳でしょうか

7/22 5:15

眼下には頂上宿舎

7/22 5:22

再びガスの中へ。。。

7/22 5:59

出発前のみなさんで賑わっていますね〜。

7/22 6:01

白馬岳に出発〜。
ガスガスです。

7/22 6:08

松沢貞逸顕彰碑

7/22 6:15

白馬岳山頂です！

7/22 6:21

三角点タッチ！

7/22 6:21

方位盤に硬貨がいっぱい突き刺してあります。

7/22 6:22

山頂のすぐ側は断崖絶壁！
ガスで怖さは半減ですが＾＾

7/22 6:24

山頂で写真撮って頂きました。

7/22 6:29

お花と雪渓

7/22 6:41

慎重に下っていきます

7/22 6:44

ガスで何も見えないやぁ〜

7/22 6:45

馬の背の急な下り

7/22 7:01

三国峠

7/22 7:02

7/22 7:14

きれいですね〜

7/22 7:31

ガスが晴れてきました〜！！
白馬岳が見えてきましたよ。

7/22 7:37

みるみる晴れてきますよ＾＾

7/22 7:33

わ〜い！晴れたぞ＾＾

7/22 7:39

同じく、わ〜い！

7/22 7:38

小ピークを目指して展望を楽しんじゃおう♪

7/22 7:38

雪倉岳かな〜？

7/22 7:41

7/22 7:42

どんどん歩きたくなっちゃいます

7/22 7:52

雲が足元だよ

7/22 7:53

青空が気持ちいい〜

7/22 7:53

稜線を境に雲がモクモク♪

7/22 7:57

小蓮華山の鉄剣

7/22 7:58

小蓮華山から白馬大池が見えましたよ

7/22 7:58

瀬戸川の沢には残雪が所々残っています

7/22 7:58

雲と山のなす景色もいいもんです＾＾

7/22 8:03

小蓮華山から見た雪倉岳

7/22 8:23

お天気最高です

7/22 8:26

気持ちがいい稜線歩きが続きます。

7/22 8:27

行く先はひたすら尾根道！
最高っす！

7/22 8:30

白と緑と青のコントラストがきれい！

7/22 8:30

見飽きないですね〜

7/22 8:31

歩きやす道です

7/22 8:32

夏山！って感じです＾＾

7/22 8:35

雲の陰影もいいもんです

7/22 8:35

どんどん進みましょう♪

7/22 8:37

7/22 8:47

百合も見事です

7/22 8:55

船越ノ頭

7/22 9:00

7/22 9:01

コマクサ

7/22 9:17

雷鳥の親子

7/22 9:28

白馬大池まであと少し！

7/22 9:34

白馬大池山荘

7/22 9:46

栂池は小屋の横を通って行きます。

7/22 9:58

白馬大池と山荘

7/22 9:58

白馬大池が鏡見たいです＾＾

7/22 10:02

雪渓にゴロゴロした岩道

7/22 10:04

安山岩の岩の上を登ります。

7/22 10:18

乗鞍岳山頂です。

7/22 10:43

急こう配な雪渓の下り！
慎重に下ります。

7/22 11:07

小川と岩で出来た道

7/22 11:14

天狗原分岐です

7/22 11:15

湿地帯の桟道はお散歩気分♪

7/22 11:15

水芭蕉

7/22 11:10

天狗原を通過すると雨に。。。

7/22 12:07

おつかれさまでした〜

撮影機器：

EOS Kiss デジタル X CANON

IXY DIGITAL 900 IS CANON

感想

simasima

7月21日

登山口の猿倉は雨。
長雨を覚悟しての出発です。
しばらく歩くと雨が上がり青空が見えてきました〜♪
わぁ〜白馬の山並みが雲の合間から垣間見えますよ。
果然、テンションが上がってきます！

白馬尻小屋までは前半は林道歩き、後半は木桟道の緩やかな登りです。
小屋が近づくにつれ急勾配になってきます。

白馬尻小屋に着くと雪渓が目に飛び込んできました！
遠くには雪渓を歩く登山者の列が見えますよ。
ワクワク♪

山荘から大雪渓まで15分ほど。
軽アイゼンを装着していよいよ大雪渓に踏み出します。

曇り時々雨でしたが、心配していたガスもたいして無く助かりました。
レインウェアは着たままでしたが、大雪渓の上はひんやりしていたのでちょうど良かったです。

大雪渓はコースの雪が赤くマーキングがしてあります。
落石を避けるコースどりでしょうか。
コース以外の雪渓の上には落石がごろごろありました。
こんな落石に当たったら一発でおだぶつです。

落石の音がしたのは道中一回だけ。
雪渓には岩は落ちてはこずに一安心。

四本爪アイゼンは雪の食いつきがイマイチなので、ツボ足とストックで登って行きました。
トレースがしっかり着いているのでなんとかなりましたが、やっぱり六本爪のほうがいいですね。

落石の恐れがあるので休憩も短めにとりました。

大雪渓が終わる岩稜帯にたどり着くとほっとしました。
アイゼンを外して休憩する人達で混み合ってましたよ。

振り返ると後ろには登山者の長い列。
続々とみなさん登ってきます。
これが夏の風物詩、白馬の大雪渓なんですね〜♪

長いようで短く感じた大雪渓。

またしばらく登ると今度後は小雪渓です。
小雪渓は雪が切ってあるのでアイゼン無しでも大丈夫でした。
ただし急傾斜の雪渓のトラバースなので滑落にはご注意下さい。

避難小屋を通過すると、あたり一面お花畑です♪

お花畑から白馬岳頂上宿舎までの階段がきつかったですね。
一歩一歩踏み締めて頂上宿舎に到着です。
山荘のベンチに座り込むとしばらく動けません(-.-;)
長いこと座っていると本当に動けなくなりそうだったので、気合いを入れ直して出発です。

踏み出した足が重いです〜(＞Σ＜)
ガスの稜線をノロノロと進んで行きます。
白馬山荘までが実に長く感じましたよ。
山荘が見えてからは本降りの雨につかまりました。
程なくして今日の宿泊地である白馬山荘に到着。

白馬山荘は受付スペースが広くて土足で上がれるのが有り難かったですね。

この日はガスが晴れることもなかったので山荘から出ずに過ごしました。


7月22日

早朝一時だけガスが切れて展望が開けました。
わぁ〜こんな景色だったんだ^^
出発時には再び真っ白な世界に。。。

白馬岳山頂もガスの中で全く視界が効かなかったので、早々に立ち去りました。
うぅぅ 残念です。
こんな時はお花畑をじっくり鑑賞出来ちゃいますね＾＾

やや急な岩場を下り、三国峠で小休止です。

峠を出てしばらく歩くと、徐々にガスが晴れてきましたよ。
モノトーンの世界がみるみる色彩豊かな世界に変わっていきます。
青空と雪渓と山の緑のコントラストが実に綺麗！

先程登った白馬岳も全容を表しました。

素晴らしい景色を眺めながらの稜線歩きは最高ですね〜♪
来てよかった〜(-^〇^-)

歩いている足元から雲がもくもく生まれていきますよ！
稜線を境に長野県側に雲が発生しています。

小蓮華山からの大展望は素晴らしかったです。
行く先には白馬大池が見えてきました。

船越ノ頭を越えた後は大池まで下り道です。

ケルンが沢山ある辺りで雷鳥の親子連れを発見！
雷鳥の子は可愛いかったですね〜＾＾
雷鳥の鳴き声を初めて聞きましたよ。
母鳥が子供達に遠くに行き過ぎないように呼びかけているようでした。

ちょっとした雪渓を越えると白馬大池に到着です。
白馬大池の湖面は波一つ無く、まるで鏡のようでした。

雪渓が残る白馬大池の湖岸を歩き、岩とハイマツの乗鞍岳を一気に登ります。
飛び石の上を歩いているとついハイペースになっちゃいます。

乗鞍岳はガスの中。
稜線より長野県側はどんよりとした曇り空ですね。

次の目的地である天狗原を目指します。
再び雪渓です。
雪渓のトラバースはツボ足で下りましたが、岩場の先の雪渓はかなりの傾斜です。
さすがにアイゼン付けましたよ。
ストックで姿勢保持しながら足場を確認しながら慎重に下ります。

補助のトラロープが張ってありますが多くの人がつかまっているので危なく感じました。
ロープにつかまりながら転倒する人続出です(°□°;)
なのでロープを使わないで下りましたよ。

天狗原は湿地帯の中を木桟道の歩き。
家族連れで散策するのに良い感じでしたよ。

天狗原を抜けると栂池まで樹林帯のジグザクの下りです。
降り出した雨の中、ぬかるんだ下り道を慎重に下りてゴール！

栂池でお昼を食べた後はロープウェイとゴンドラを乗り継いで一気に山麓へ。
これは楽です♪

雨で始まり雨で終わった山行でした。
道中は晴れ間もあり来てよかったです♪

（by　simasima）