聖岳(登頂できず手前で撤退)テント泊 芝沢ゲートから
- GPS
- 34:46
- 距離
- 31.5km
- 登り
- 3,035m
- 下り
- 3,035m
コースタイム
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 8:11
天候 | 2日とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレなし 芝沢ゲート先に道路の崩落2か所あり 高巻の迂回路あるが結構高くて狭くて暗いときに歩きたくない 西沢渡の仮橋は流されていて使用不可 渡渉が出来そうな場所が滝近くにあるが岩が滑りやすく危険 野猿は重くて中々進まない |
写真
感想
今年はどこの山も雪が少ないそう。
聖岳なら芝沢ゲートからテント泊で2日でいけるかと。
無理そうなら3日間でもOKの計画。
天気は2日とも申し分のない晴れ予報。
予報では風も穏やか。
しかし前々日の雨と春のような陽気が聖岳を氷の滑り台にしていました。
1日目
芝沢ゲートから西沢渡までは、ほぼ平坦な林道と危険な遊歩道歩き。
しかし西沢渡から小聖までは容赦ない登りが続きます。
西沢渡から薊畑までは崖の細い道や、倒木も多く、重いザックでバランスを取りながらトラバースしたり、しゃがんだり、跨いだり、踏み抜いたりと悪戦苦闘でした。
なんとか2300m地点でテントを張れました。
2200m〜薊畑までの方がテント適地が多いように思います。
2日目
テントからは、ワカンを履いて出発。
薊畑に出ると、まったくルートが分からない状態でしたがGPSと鹿の足跡を頼りに登り始めると何となくルートが見えてきた。
時折踏み抜くも森林限界へ到着。ワカンとストックをデポしてアイゼンとピッケルを装着。
小聖に到着して細尾根を慎重にわたる。
何か所かナイフリッジがあり慎重に渡る。風が強くなくて助かった。
聖岳の斜面に取りつくも氷に近い斜面。一歩ずつアイゼンを効かせながら歩く。
そのうちまっすぐ歩けなくなり、アイゼンの前歯とピッケルを斜面に刺して登るも段々とアイゼンが氷に刺さりにくくなってきたので危険と判断して下山。
細尾根を慎重に渡って小聖に戻ってきて一安心。
朝はテントから小聖までトレースの無い中を苦労して登ってきたのに下りはあっという間。
テントを撤収して下山開始。
帰りの西沢渡では野猿を使いたくないので渡渉場所を探すも良い場所が見つからず。
ダム近くの石が並んだ場所を試してみるが、滑るかもと思った石が案の定滑って左足がボチャン。心折れて野猿でのんびりと川を渡ることにしました。
帰りの危険な遊歩道と長い林道歩きのあと、なんとか明るいうちに駐車場に戻ってこれました。
今回は頂上には立てなかったけれど楽しくて、とても疲れた山行になりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する