佐久の明峰 御座山
- GPS
- 06:15
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 971m
- 下り
- 965m
コースタイム
天候 | 晴れ予報だったけど山の上には雪雲が |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
小海方面から御座山の標識があったので南相木方面へ進んだ。 栗生登山口までは道路の崩落で入れないのでゲートの手前の路肩に。たまたま地元の方がいらっしゃったので停めて大丈夫場所を聞いた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
まず登山口までの林道が崩落していて車は入れないので歩き。フカフカの雪道でした。崩落箇所は注意。 栗生登山口からは前半はひたすら沢沿いを登って行きます。沢の左岸を歩いて行きますが崩れているところもあったり、雪で道がわからなくなっているところもありますので慎重に。無雪期はそんなことないのかもしれませんがぼ〜っとしてるとルート外します。 不動の滝から先は比較的道は分かりやすかったけどトラバース細かったりなかなか急だったり倒木あったりとします。終始雪道でしたが滝の付近だけは日当たりが良い場所が多く雪がありませんでした。 2000m辺りから鎖場があります。 岩と薄雪の結構急な鎖場だったのでここからアイゼン履きました。 鎖場が終わるとこれまでの落葉したブナやカラマツの森からコメツガ等の針葉樹の樹林帯。森が綺麗でした。雪の量が増えます。 御岳神社の祠のあるピークから一旦下ります。 この区間雪も多く、踏み固まって無いのでちょっと嫌な感じでした。痩せ尾根や急な登り(鎖の支点があったので鎖場だったと気付きましたが雪に埋もれてました) 北相木からのルートと合流するコルから一登りで小屋。 小屋から先は岩場で5分程度で山頂です。 細く両サイドが切れ落ちた岩場で雪がついているので緊張感はあります。 |
その他周辺情報 | 南相木温泉滝見の湯。 450円でした。 休憩所がなかなか良かったです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
半袖インナー
ソフトシェル
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
わかん
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
コンパス
笛
計画書
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
ポール
テントマット
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感想
今シーズンの冬はいったいどこへ?
冬山っぽい雰囲気が全然ないまま一月も半ばが過ぎました。
数日前にようやく各地で雪が降り、ほんの少しだけ冬型の天気が続きました。
これでようやくと思いきや今週も週中から来週にかけて雨予報。
雪が積もるまで待とうと思ったけど、こりゃぁいけるときに行かないと雪山は楽しめないかもな。
ようやく雪が降り、その後つかの間の晴れが二日ほど続きます。
休みがうまいこと重なったので雪山を楽しめそう。
候補の山をいくつか絞って朝起きた時間で行くとこ決めよう。
と、風呂あがって酒飲んで寝ようと思ったら山友が黒戸尾根行くと…。
行こうと思ったけど酒飲んじゃったから運転できないし早起きしても間に合わないかな?
翌朝一応追いかけようと向かってみるも出発が8時近くになりそう。
この時期も何度か登ってるけどさすがに日帰りでその出発時間はなぁ…
諦めて元々考えてたいくつかの候補に進路変更。
佐久の名峰、200名山の御座山へ。
気にしてた山ではあるけどこの辺のエリアはあまり来たことが無いのでちょっと楽しみ。
奥秩父とかと近い雰囲気かな?
登山口までの道が昨年の台風で崩れているとの事なので手前に車を停めて林道歩きから。
車を停められそうな場所を探してたら地元の方がいてお話をしたら上手いこと良い場所に停められました。
歩き始めから雪道で先行のトレースが1つ。
平日の山奥でも入ってる人いるんだな。
登山口までの林道はフカフカの雪で気持ちよく歩けましたが崩れているところはなかなか酷く道が無くなっちゃってるから車は無理だね。
しばらく歩いて栗生の登山口。
山の中に入って行くとトレースが消えました。
あれ?山登る人じゃなかったか?
しばらくは沢沿いを歩いて行きますが雪と崩落で道が分かりにくく気を付けないと間違えちゃいそうな感じです。
地図を見れば滝が出てくるまでは沢の左側を歩く感じなので崩落したとことかを避ける時に間違えないようにすれば何かしら道標や踏み跡が出てきます。
不動の滝は水量は少ないけどそれなりに見応えがありました。
滝の先から斜面をトラバースしながらジグザグに登って行きます。この辺は日当たりがよく雪も溶けている場所が多いので登山道は分かりやすい。
標高が上がってくると鎖場登場。
結構急で距離もそこそこ。
岩の上に薄く雪がついていて滑るのも嫌だなと思ったので剥き出しの岩が多いですがアイゼン履きます。
鎖場が終わるとコメツガ等の針葉樹の森。
前半は落葉広葉樹やカラマツが多かったから雰囲気がガラッと変わりますね。
標高が上がったのと雲の流れからか一気に気温も下がり雪の量も増えます。
真っ白な森が素敵でした。
少し歩いて御岳神社の石宮。
そこから山頂までの間は一旦コルまで下って登り返すんだけど雪で道は消え、結構急なとこや、痩せ尾根も歩くから注意が必要。
無雪期ならどうってことないかもしれないけどサラサラの崩れる雪で道が消えてると厄介。
鎖場あったみたいだけど支点があったから鎖を掘り出したけど見つからなければただの雪壁でした。
コルは北相木からのルートとの合流点でそこから登り返せば避難小屋。
後で寄るとしてまず山頂へ。
小屋からはすぐだけど、両端が切れた細い岩場で雪が付いてるからちょっと緊張感あります。
山頂からは360°の眺め...とはいかなかったけど雲の切れ目から時々周囲の山が見えました。
風も少しあって寒いので小屋まで戻り昼食。
食後のコーヒー飲んでたら後続の方が一名。
京都から来た方で朝のトレースはこね方のだったけど道が分かりにくく途中で間違えてしまって引き返し、ボクのトレースを追ってきたそう。思ったより難しいですよね〜なんてお話ししながら一息。
後でもう一回山頂晴れないかな?と行ってみたけど残念ながら真っ白なままでしたので下ります。
下山は割りとさらっと下っちゃいましたが、この山紅葉も良さそうだし石南花がたくさんあったので春も良さそう。
再訪したいです。
下山後は温泉でのんびりして、甲斐駒下ってる友人に会いに黒戸尾根を少し登って来ました。
今日はなかなか苦労したみたいで疲れていましたが無事下山して少しだけど話せて良かった。
なかなか充実した1日でようやく雪山っぽい雰囲気で良かったです。
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