奥穂高岳（紅葉の涸沢＆奥穂からの雲海を満喫）
yucoco
その他1人 - GPS
- 55:58
- 距離
- 37.1km
- 登り
- 1,803m
- 下り
- 1,801m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
[タクシー]：沢渡駐車場(4:45)→→→(5:10)上高地BT
上高地BT(5:20)--明神館(6:05)--徳澤園(7:10)--横尾山荘(8:20)--本谷橋(9:55)--(11:45)涸沢ヒュッテ(12:15)--(15:35)穂高岳山荘
■2日目■
穂高岳山荘(7:30)--(8:25)奥穂山頂(8:35)--(9:00)穂高岳山荘(10:45)--(12:30)涸沢ヒュッテ(13:00)--本谷橋(14:35)--横尾山荘(15:40)--(16:45)徳澤園
■3日目■
徳沢圓(9:00)--(10:35)明神池(10:50)--(12:30)上高地BT
[タクシー]：上高地BT(14:30)→→→(15:00)沢渡駐車場
| 天候 | ■1日目■ くもり時々雨 ■2日目■ 晴れ ■3日目■ 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス タクシー 自家用車
足湯あり、トイレあり、 沢渡→上高地：タクシー（￥4000、5人乗り） 上高地→沢渡：バス（￥1200/人） |
写真
拍手
カメラは相棒にまかせて、登る事に集中してます。
ステーキがありがたい（涙）美味❤
ますます山が好きになりました。
感想
今シーズンの登山の締めくくり（のつもり？）
上高地、紅葉の涸沢、奥穂高へ行って参りました。
天気は週間予報から雨マークが消えなかったが、
1日目に少し雨がパラついた程度で、二日目三日目は快晴！
途中、バテたり、ヒザを痛めたり、腹痛を起こしたり…
とても体力的にきつい時を乗り越え、最高の穂高山行となりました。
途中で出会った方々とも、素敵な交流が持て、山を下りた後も交流が持てそうで、わくわくしてます。
（1日目）
車を走らせ約5時間、[0:30]に沢渡第二駐車場。
平日なので空いていました。
タクシーを[4:45]に予約してあるので、それまで仮眠………の予定が眠れず横になって過ごす。相方はいつも通り熟睡。[3:30]頃からダラダラと準備を始める。星空はキレイだ。このままいい天気でいてくれ。
タクシーは5人乗りなので、相乗りしてもらえそうなグループを探す、近くで車中泊＋テント泊をしていた70歳の3人組の方に声をかけると、快くOKして下さった。時間を繰り上げて相乗りして下さって有難うございました。
[4:45]にタクシー出発。
[5:10]。上高地へ一番乗り。
準備をしていると、バスが到着。準備体操をして、相乗りして下さった3人様に挨拶して出発。
まだ暗い森の道をテクテク歩き出す。
真っ暗な河童橋を通過。もちろん誰もいない。
明神館につくと、朝日で赤く輝く明神岳。
明神館の宿泊客の一団がカメラを構えて明神岳を狙っていました。
相棒お手製のおにぎり(ごま塩シーチキン)を頂く。うまし❤
徳澤園に近づく頃には、すれ違う人も大変多くなっている。
これから徳澤園を出る団体さん数組が準備体操していました。
明日は徳澤園に宿泊予定なので、着替えと缶ビールを預けて、先へ進む。
横尾山荘に到着。横尾橋を写真に収めて通過しようとすると、川を何かが横切った？お猿さんとのファーストコンタクトでした！橋を渡ると2匹のお猿さんが待ち受ける。「キャー」っと相棒。相棒は相当な動物嫌いなので、写真もゆっくりとらしてもらえない(笑)。さらに進むと、今度は6〜7匹のお猿さんが道の上、木の上、草の中にわんさかと。相棒は猿に「ウゥゥゥ〜」と威嚇行動をとっていました(笑笑笑)。道が少しずつ山道っぽくなってきますが勾配はまだほとんどない。屏風岩がとても綺麗に見えます。
すれ違う方が「涸沢最高でしたよ〜♪」、テンション上がります。
本谷橋では多くの人が休憩中。仮設の橋を渡り、少し腰を下ろして休憩。
ここから先は登りがきつくなります。
そして寝てない影響も少しずつ出だして、ペースダウン。写真を撮る元気もなくなる。さらに右股関節が痛みだし…(汗)。相棒にストックを借りて、ボチボチ登ります。
涸沢ヒュッテが目の前に現れた時は感動しました（涙）
涸沢ヒュッテでおでんを頂く。風が強くとても寒かった。
涸沢ヒュッテを後にして、涸沢小屋を経由してザイテングラードを目指す。
紅葉の中を歩き、しばらくして紅葉を抜け、ザイテングラードの取り付きへ。ここでストックをザックへなおし、両手を使い三点確保で進む。ザイテングラード後半はフラフラ。岩に書かれた「ホダカまで20分」の文字が活力を与えてくれた。
穂高岳山荘に到着したのは[15:35]。
コースタイムでは約9時間のコースに、休憩含めて10時間で登ってこれた。
チェックインを済ませ、二階の燕岳というお部屋の10番12番。これが我々の今夜の寝床。部屋にいた先客の方と話を交わし、5時から夕食。缶ビール(\600)を購入し乾杯！食べながらも少しウトウトしてしまった。相棒は大阪のおば様の話を聞いている。
夕食後に夕焼けを眺めた後、図書室で座っているといつの間にか寝てしまい。約1時間もそこで眠ってしまった。消灯時間前に布団に入って眠る。zzz…
（2日目）
まわりの人が動く気配で目が覚める。窓に目をやるとオレンジ色に輝いている。朝焼けが始まっているっ！相棒を起こして外へでる。とても寒い。岩の上にはところどころ氷がある。写真をひとしきり撮って、温かい山荘へ避難。そして日の出間近にもう一度外へ出る。空のグラデーションが毎秒変化してゆく。女性の声で「出て来た〜〜〜っ」という叫ぶような声が聞こえた。雲海の先の一点が黄金に輝いた次の瞬間、光の点は一瞬雲に沿って線のように横に広がって、すぐさま丸い光に変化した。ただただ感動（涙）。
朝食は山荘にたのまず、自分達で用意する。カップラーメンとホットケーキと鱒寿司。カップラーメンが美味かった❤
奥穂へ上がるかどうか決めかねていたが、山荘を出る人達を見ていると我々も行く事に決定する。水とカメラのみを持って、山荘を出発したのが[7:30]。クサリとハシゴをゆっくり超える。この奥穂への序盤の道が、今回で一番の恐怖感があった。登りながらどんどん目線が高くなり、遠くまで見渡せるようになってゆく。山頂では撮影会が行われており、私たちも混ぜてもらった。しばし絶景を堪能した。
私は腹痛を覚えたので、急いで山荘のトイレを目指す。ある意味この行程が一番厳しかった(涙)。山荘のトイレに座っている間に、だしているお尻が冷えたのか、しばらく腹痛が引かず、その間山荘に停滞する。この停滞の2時間弱がこのあとの行程を圧迫したが、しょうがない…すまない相棒。
トイレから離れるのが心細かったが、意を決して山を下る事に、この機を逃すと。今日中には徳澤園にはたどり着けない。服用した赤玉が効果したのか、その後は腹の調子も悪くなる事はなかった。
ザイテングラードを下る。目線がどんどん下がって行き、景色が変わる。青空の為か紅葉が昨日より鮮やかな色に見える。すばらしい。ザイテングラードを下り、パノラマコースで涸沢ヒュッテへ向かう。涸沢ヒュッテは昨日よりも人が多く、テラスに一つだけ空いていたテーブルで穂高岳山荘のお弁当を頂く。休憩時間は30分。すぐに徳澤園を目指す。
涸沢〜本谷橋では、たくさんの涸沢を目指す人とすれ違う。
途中、相棒の足首が痛みだしたようなので、テーピングで固定して進む。前回の立山から少し痛めてしまっていたようだ。しかしここからの彼女の頑張りは素晴らしかった。スピードは少し落としたが、もくもくと前に進む。
本谷橋に到着。本谷橋の階段を降りる際に、また少し右足を痛めてしまったようだ。だが彼女はまだがんばってくれた。大したものだ。しかしながら相棒も私も足のケアが今後の課題である。
一歩一歩近づいて来る徳澤園。彼女にとっては一番きつかった時間だろう。
[16:50]徳澤園に到着。喜びの表情も作れないほど、彼女は疲れている。でも良かった到着して。
チェックインを済ませた後、念願の念願の念願の…お風呂へ。お風呂のある宿を選んでよかったと心から思った。翌日、彼女の足が少し回復できたのもこのお風呂のお陰かもしれない。
お風呂では素敵な出会いがありました、昨日我々と同じ穂高岳山荘に泊まりそこからジャンダルムまでいったというKさんとの出会い。Kさんとは食事の後も、ラウンジでヒマラヤの話、チベット、登山部時代のお話と素敵なお話をたくさん聞かせて頂きました。
夕食は[19:00]から。関東からいらっしゃった素敵なカップルと会話をしながら頂きました。
ステーキがあるのがとても嬉しかった❤とても美味しい夕食でした。
彼女の右足の痛む箇所に湿布を施し、就寝しました。
相部屋と聞いてましたが、壁とカーテンに仕切られてプライベートが守られた、とても有り難い部屋でした。また泊まりたいなぁ。zzz…
（3日目）
[6:00]起床。
徳澤園周辺を少し散策をする。前穂・明神岳が朝日で輝いている。
朝食は[7:00]。米が美味い❤
朝食後ラウンジでコーヒーを頂いていると、向かいには昨日本谷橋の少し上ですれ違ったご夫婦が。ご夫婦は旦那様がアメリカ人。奥様は沖縄出身の日本人。旦那様はニュースを見たいようだが、日本のテレビの操作がわからない様子。操作を手伝ったあと、いろいろと会話をさせてもらい楽しい時間でした。なんと9時まで話し込んでしまった（笑）。
[9:00]徳澤園を後にして、歩き始める。
コースタイムでは2時間ほどだが、のんびりと景色を楽しみながら歩く。
明神池を経て、上高地へ着いたのが[12:30]。
河童橋は観光客でごった返している。
河童食堂で生ビールと山賊定食、梓川定食を頂き、その後、ビジターセンターや売店をめぐった。ソフトクリーム美味しかった❤
バスターミナルへ行くと沢渡行きの列がすごい事に…（汗）我々が並んだあとも列は伸びて行き70〜80人くらいは並んでいました。1台目を見送り、2台目の最後になんとか乗れました。
沢渡へ到着し、軽く着替えて、足湯へ。足湯が本当にありがたい（涙）
さあ帰るか…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★★★ベストフード★★★
�‘掻訓爐陵屡咫Ｊ討Δ泙掘�
��河童食堂の山賊定食。
��お手製おにぎり（ごましおシーチキン）
�ぅ競ぅ謄鵐哀蕁璽匹膿�べた干梅
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★★★ナイスビュー★★★
�（羚盂抻柿颪�らの雲海＆ご来光
��奥穂からの360°パノラマ
�９藩佞涙疎凜�ール
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★★★この旅の気付き★★★
◎ヒザにテーピングは必須
◎宿泊山行では湿布を持って来るべし
◎お風呂は精神的・肉体的な回復をもたらす
いろいろあったような気がするが忘れた……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
穂高岳の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する