羅臼岳
- GPS
- 11:12
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,481m
- 下り
- 1,460m
コースタイム
- 山行
- 9:47
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 11:06
ソロなら羅臼コース、2人なら宇登呂コースにしようと決めます
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
他に駐車車両は2台のみ 平日とは言え、この時期にこの台数は奇跡的 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大沢の登山道は、これまでの右側、土&火山灰のルートから反対側の岩の上を渡るルートに変更になっていました。昨年のダメージを考えると仕方のない措置でしょう |
その他周辺情報 | ホテル地の涯を利用しようと思いましたが、日帰り入浴時間が18時までで、あまり時間の猶予がなかったので「さっつるパパスランド」にしました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
サングラス
ナイフ
カメラ
ポール
携帯トイレ
|
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感想
全道的にイマイチの天気予報の中、斜里町だけが雨の予報がなく前日までは晴れマークもついていたので、今日は羅臼岳登山の予定でした。今回も初心者同伴のため、安全第一で宇登呂側(岩尾別温泉)から登ります。雪渓がどのくらい残っているか心配だったので、念のために軽アイゼンと12本爪アイゼンを持って行きましたが、どちらも全く不要でした。
午前4時、厚岸を出発した時は非常に濃い霧に覆われていたため、スピードを抑えて斜里町に向かいました。しかし、裏摩周展望台入り口を過ぎた辺りからガスは綺麗に晴れ、斜里岳山頂がクッキリと見えます。
「これは期待できそう!」
宇登呂の道の駅を経由して岩尾別温泉に向かいます。ホテル地の涯駐車場敷地外のスペースに車を停めましたが、先客は2組だけでした。平日とは言え、7月にここがこんなに空いているのは奇跡的です。木下小屋手前の駐車スペースにも管理人さんの車を含めて3台しか停まっていませんでした。
6時半過ぎに登山口を出発!
ゆっくりと登り始めますが、第1チェックポイントの「オホーツク展望台」まで花はほぼ全滅でした。クルマバソウもシャクナゲも終わっています。僅かにイチヤクソウが見られただけかな?オホーツク展望台直下の岩場には、毎年この季節にはタカネナデシコやオオタカネバラ(ハマナスに似ています)が咲いているのですが、昨年の雨で土砂ごと流されたのか、いつもの場所にはいつもの花が咲いていませんでした。ただし、少し場所を変えてタカネナデシコは確認できます。
しかし花が見られなかった分、意外な出会いがあります。
エゾライチョウが我々の前を歩いていたのです。しばらく我々を先導した後、藪の中に消えてしまいましたが、私がエゾライチョウを見かけたのはこれで3〜4度目になりますが、カメラに収めることが出来たのはこれが初めてです。
極楽平にはミヤマハンショウヅルが盛りを迎えていました。ツマトリソウやゴゼンタチバナ、マイヅルソウなど白系の花々も確認できます。徐々に高度を上げるにつれ、ウコンウツギやミヤマナナカマドなどが見られるようになります。
そして黄金色の?蛇も発見!
そして大沢入り口。
雪の少なさに驚きます。例年、この時期はまだ大沢は大雪渓でも不思議ではなく、今回は初心者も一緒なので軽アイゼンや12本爪アイゼンも念のために持って行ったのですが、全く不要でした。
と言うか、帰りに尻滑りしようと思って持って行ったヒップボードもウェアラブルカメラも出番はありませんでした。(笑
大沢は、大雪渓の方がむしろ登りやすいので、同行したSさんにはちょっと辛い登りだったかもしれません。羅臼平に到着し、山頂を見上げてSさん「あんなところに登れるのかなぁ」
大沢から上は、例年通りに高山植物の宝庫でした。何度も何度も足を止めて写真を撮る私。スピードが大幅にダウンします。(笑
しかしそのペースがSさんにはちょうど良かったようで、私にピッタリついてきます。岩清水から上は、天然の花畑。たわわな花房がそこかしこに見られます。
そして山頂!
薄曇りの空模様ではありましたが、空気の抜けは悪くなく、遠くまで見渡すことが出来ます。国後島はほぼ端から端まで見えました。爺爺岳の雄姿も確認できます。Sさんも感動してくれたようで、連れて来た甲斐があったなぁ!私も嬉しくなります。2人で独占の山頂でしたが、そこに2人連れの外国人カップルが登頂します。
「おや?見たことがある人達だぞ?」
2日前、西別岳登山時に、リスケ山山頂で会った2人でした。男性の特徴ある髭と、キュートな女性のカップルは一目見てすぐそれと分かる特徴がありました。先方も気づいてくれたようで、「大雪山やニセコ連峰でも会いましょう」と言ってくれます。
大雪はともかく、ニセコには今年行く予定はないけどね。(笑
と言うことで下山開始。
羅臼岳の山頂直下はしばらく岩場なので緊張しますが、それだけに注意深くなります。順調に下山・・・していたのですが、オホーツク展望台を過ぎ、先が見えた辺りでSさんの脚にお釣りがなくなります。予定時刻をちょっとオーバーしましたが、無事に下山できたことが何よりです。お互い大満足の登山を温泉で締めて帰宅します。
さて、今晩はカラオケクラブの日です。急いで帰って歌いまくるぞ!(笑
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