蝶ヶ岳・常念岳縦走（時計回りで1泊2日）

2020年08月28日(金) 〜 2020年08月29日(土)

• GPS: 13:44
• 距離: 22.4km
• 登り: 2,363m
• 下り: 2,353m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:20
• 休憩: 3:30
• 合計: 7:50

5:30 三股駐車場
6:07 6:17 ゴジラみたいな木
7:14 7:29 まめうち平
8:11 8:12 蝶沢
8:51 9:07 第二ベンチ
9:19 9:24 最終ベンチ
9:41 9:47 大滝山分岐
9:51 9:51 蝶ヶ岳
9:58 9:58 蝶ヶ池
10:03 12:20 蝶ヶ岳ヒュッテ
12:25 12:26 蝶ヶ岳
12:43 12:44 妖精の池
13:01 13:19 蝶ヶ岳
13:20 蝶ヶ岳ヒュッテ

2日目

• 山行: 6:12
• 休憩: 1:52
• 合計: 8:04

4:49 蝶ヶ岳ヒュッテ
4:55 5:03 蝶ヶ岳
5:06 5:08 蝶ヶ池
5:09 5:09 瞑想の丘
5:35 5:35 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
5:42 5:43 蝶ヶ岳三角点
5:49 6:16 蝶槍
6:52 6:59 2592ピーク
8:41 9:33 常念岳
9:39 9:39 三股への分岐点
10:17 10:26 前常念岳
11:16 11:16 2207標準点櫓跡
12:36 12:42 三股登山口
12:53 三股駐車場

天候

1日目：曇り時々晴れ、2日目：晴れ後ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・三股駐車場駐車（金曜日AM5時到着で空き数台で滑り込み）
・帰り（土曜日）は、第2駐車場の1km下くらいまで路肩駐車がありました。
・恐るべし人気の山！

コース状況／危険箇所等

・常念岳・前常念岳の2,400m以上は岩ゴロゴロなのでストックはしまいました。
・グローブ持参が良いと思います。

その他周辺情報

・ほりでーゆ〜・四季の郷　（蝶ヶ岳ヒュッテで割引券もらって450円。無料貴重品ロッカーあり。要マスク。ごろ寝休憩所あり）

写真

8/28 5:41

日の出とともに三股駐車場到着。既に満杯とあきらめていたが、ラスト5台での滑り込みセーフ！

8/28 5:55

登山相談所は閉まっていましたが、ポストに登山届を投函して出発。

8/28 6:09

グラグラ吊り橋

8/28 6:18

力水！うまい！

8/28 6:27

ゴジさんにご挨拶。よくできているなあ〜

8/28 7:19

常念岳・前常念岳がチラリ。（これ以降はガスで見えず…）

8/28 7:23

まめうち平で休息。丸太のベンチがありがたい。大汗〜

8/28 7:47

まめうち平から先はちょっと下って、さわやかハイキングロード♬

8/28 8:03

やれやれ、やっと半分。

8/28 8:33

2,000m以上はトリカブト祭り

8/28 8:33

ソバナかな？

8/28 8:46

整備されてありがたいが、きつく、長く続く階段（しかも急）
番号が振ってあるが、●分の△ではないので、数えるだけムダかも…

8/28 9:37

最終ベンチを通過。あと30分程らしいですが、既に疲れていました…

8/28 9:54

ながーい樹林帯を抜ける（大滝山荘分岐）と、お花畑と青空！待ってました！！！

8/28 9:59

リンドウ（つぼみ）

8/28 10:08

雲多いけれど、何とか穂高連峰の姿が見えた（今日はこれが限界）

8/28 10:12

本日のお宿にとうちゃーく。さすがに10時チェックインは早すぎで、11時まで外で休憩。

8/28 10:31

こんな時間から至福のいっとき。ツライけど、登ってきてよかったと思う瞬間。

8/28 12:13

「大部屋」で予約しましたが、個室っぽい1F客室に案内されました。

8/28 12:17

横の仕切りは壁。カーテンがあるので個室仕様。コロナ対策の所以かしら。

8/28 12:32

手入れの行き届いている屋内。コロナ対策もできています。

8/28 12:39

時間があるので山頂へお散歩。残念ながら眺望は×

8/28 12:58

徳澤園方面へ10分程下って「妖精の池」を探索。ぬーん。妖精というか、サンショウウオみたいなのがたくさんいた。

8/28 12:48

道中にはお花がたくさん。ハクサンフウロ

8/28 12:48

アキノキリンソウ

8/28 12:49

ぬーん。勉強不足でわからず。

8/28 12:50

チングルマの果穂

8/28 12:56

シナノオトギリ

8/28 13:05

イワギキョウ

8/28 13:15

テン場はこの後も続々と張られ、満杯になっていました。

8/28 17:43

♫夕食♫　ワンプレートになっていました。従来からするとちょっとおかずが寂しいですが今は仕方ない。ごはん・みそ汁はおかわり自由！！！（ご飯はおかわりのほうが暖くて美味しい）

8/28 18:10

コマクサも頑張って残ってくれていました。

8/29 5:06

（一晩明けて）美しい朝焼け

8/29 5:06

浅間山から噴煙が…

8/29 5:11

明神・前穂・奥穂

8/29 5:11

北穂高岳・大キレット・南岳方面

8/29 5:11

南岳、大喰岳、槍ヶ岳方面

8/29 5:13

奥穂高岳・涸沢岳・北穂高岳。ザイテングラートもはっきり見える。

8/29 5:38

黎明の穂高連峰

8/29 5:40

黎明の槍ヶ岳

8/29 5:44

八ケ岳ファミリー

8/29 5:59

蝶槍まであと少し。

8/29 6:00

トウヤクリンドウ

8/29 6:13

蝶槍で朝食。ヒュッテでお弁当を注文しました。（おかかおにぎり、わかめおにぎり、シウマイ、ウィンナー、たくあん）。おやまでたべるごはん美味しい！

8/29 6:21

一度は登ってみたいが、槍が岳山荘まではえげつないほどの急登だなあ…無理かも…

8/29 6:49

2462m標識。いくつものアップダウンは縦走の醍醐味だけれど、やはりツライ。

8/29 7:00

途中にあった池（名前不明）。特に生物はいなかったみたい。

8/29 7:13

振り返って蝶槍。ぴょこんとした山頂が可愛い。

8/29 7:14

かわいい標識の2592ピークを通過。平坦地に出るとホッとする。この先でおひとり様お猿さんに遭遇（クマじゃなくて良かった）

8/29 7:20

ウメバチソウ

8/29 7:44

常念岳への稜線ルート。圧を感じる稜線ルートに登る前から戦意喪失…

8/29 7:46

ずいぶん近くに見えた槍ヶ岳

8/29 7:59

ガレ、ザレ、岩ゴロゴロが行く手を阻みます。

8/29 8:27

見えているのになかなか近づかない山頂。かなりHP消費。

8/29 8:58

着きました〜。想定以上にハードでした。

8/29 9:31

ガスとが多かったけれど、抜ければこの絶景！

8/29 9:31

常念岳山頂。朝からたくさんの方が登頂しています。

8/29 9:57

さて、これから1,500mの下り。振り返って常念岳。

8/29 10:16

最近再開した常念小屋へのショートカットコース。上級者向けと書いてある。

8/29 10:18

前常念までの稜線は岩ゴロゴロ。ペンキマーク少ないですが、コースアウトするような場所はないので不安はありませんでした。

8/29 10:27

前常念岳山頂。標識は、棒みたいなものでした…

8/29 10:33

避難小屋。休憩ポイント

8/29 10:29

避難小屋は石室作りで、内部にはベニヤ板が敷かれていました。

8/29 10:35

前常念岳2,600m→2,400mまではゴロゴロ岩を下る。段差も大きいのでストックしまって手足をフル活用して慎重に！

8/29 10:59

いやあ、すごい景観だ。

8/29 11:08

森林限界境界となるアルミハシゴ(2,400m)。ここから標高差1,100mの下りはひたすら樹林帯。とにかく単調で長いので、転倒しないように黙々と歩きます。（根っこ注意）

8/29 12:53

蝶ヶ岳コースとの合流手前にある「オアシス」。汗でびっちょりの顔と腕を洗ってリフレッシュ！

8/29 12:55

分岐合流ポイント。転倒せずに済みました…

8/29 13:06

ゴール！！！！(最後の林道歩きも辛い) 何とか膝が悲鳴を上げずに済んだ。

8/29 14:24

ほりでーゆ〜・四季の郷で2日間の汗を流しました。下界は暑い！！！

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

感想

みきちゃん

・北アルプスの雄大な情景が見たくて、人気のある蝶ヶ岳、常念岳周回コースへ。
・皆さんのレコでは、「階段地獄」とか「常念岳からの下りは長くて大変」と言ったイメトレ段階で悶絶するようなコメントがたくさん載っていましたが、確かにその通りでした。
・三股〜蝶ヶ岳：まめうち平から先が階段＋急登
・蝶ヶ岳〜常念岳：アップダウン数回。常念岳稜線の光景は見事。山頂直近はストックより両手。
・常念岳〜三股：森林限界まではゴロゴロ岩の連続。森林限界から三股までは視界が開けないつづら折れの修行状態。一気に1,600mの下りは長くて単調。
・でも、それを凌駕する絶景、稜線歩きでした。
・意外だっだのは、日帰りで周回している方が多かったこと。自分には想定できませんでした。
・あいにく、ガス多めでしたが、視界が開けた時の風景は圧巻でした。快晴の日に再訪したくなるコースでした。

【蝶ヶ岳ヒュッテ】
・予約は1週間前の午前10時から。ジャストにかけたらずっとお話中でしたが、20分経過後に再度電話したら繋がりました。
・予約の際、大部屋・個室希望を聞かれました。大部屋を選択しましたが、実際には蚕部屋ではなく、両サイド壁、足元はカーテンがあり、個室感覚の間取りで快適でした。（枕カバーのみあり。インナーシーツ必要）
・宿泊者は20名位だったでしょうか。各所にコロナ対策が行なわれており、山小屋の姿勢がわかります。
・夕食は1回転で、ソシアルディスタンスを確保しての着席です。ごはん、自家製味噌の味噌汁はお代わり自由。朝食はパスし、おにぎり弁当を注文して蝶槍で穂高連峰見ながら美味しくいただきました。インスタント味噌汁などがあると良いですね。