初めての沢泊、バラエティに富む名渓 釜の沢東俣遡行
- GPS
- 14:54
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 2,169m
- 下り
- 2,244m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 6:53
天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れのち曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ナメ滝は滑りやすいので滑落注意 両門の滝の巻きが悪く、斜度もかなりあるので心配な場合はロープの使用を |
その他周辺情報 | 日帰り温泉:龍神閣(500円) |
写真
感想
今年の夏は沢登り多め、この夏3回目の沢登り。沢で泊まるのは初めてで今シーズンのハイライト的な感じです。今回は奥秩父の超人気の茗渓、釜の沢東俣です!
【1日目】
初日西沢渓谷の入り口から入渓して釜の沢出合いから東俣へ。最初は法螺貝のゴルジュなどを横に見ながらの大きな高巻きでやりすごし山の神から河原へ。ここから長い長い河原歩き、ゴロゴロした岩が多いので柔らかいフェルトソールだと足の裏が痛くなってきます。途中ナメとゴーロを繰り返しながら釜の沢のペンキの案内からようやく目的の沢へ入れます。それにしてもここは看板が多くて沢登りっぽさが薄いですねw 親切なので別にいいんですけど。
釜の沢に入るとナメ成分が濃くなってきて大きな魚留の滝を登りナメ床を歩くと初日のハイライト千丈のナメがお出迎え。こんな素敵な景色が静かにみられるのも沢登りならではの楽しみ♪みんなで記念写真撮っちゃいましたw 歩き始めて7時間ほどでキャンプ適地の河原に到着。みんな重い荷物で結構疲れていたのでえり好みはせず最初に見つけた良さそうな場所に決めて幕営開始でした。
沢泊の楽しみといえばタープ/ツェルト泊、焚火、宴会です。焚火も熾きて寝床の準備そこそこに沢で冷やした缶ビールを開けてカンパーイ!晩御飯は各自持ち寄りでベーコン、ハム、そうめん、ジンギスカン、バジルチキンと出てくる出てくる。酒も缶ビールどころか瓶のワインまで出てくる騒ぎ。さすが沢屋は宴会に命懸けなんですねw 夕立にも降られず快適沢宴会を楽しんで就寝でございました。
【2日目】
スタートは遅め。同じ宿泊地の団体さんを全部見送ってからのスタート。最初は登っていくと沢の流れが伏流になりルートを見ながらの登りとなります。河原は歩きにくいので尾根を歩くも風が抜けなくて暑い・・・。30分くらいで水の流れが出てくるので再度トレースして登っていきます。
途中からは斜度がぐっと上がりナメが出てきて滝の連続に。登攀系沢登ラーとして鍛えられた我々、滝登るのは得意なので滝を見ると燃えます♪思い思いのラインでよじ登ってどんどん次の滝へ。体も温まってシャワークライミングが気持ちいい温度でグイグイ登れます。
最後のほうは木賊沢との出合の尾根の急な踏み跡を辿ってルートを左俣に取り、最後のナメ床を登っていくと脱渓点の甲武信小屋のポンプ施設がありここで遡行終了。ここで沢装備を外してアプローチシューズに変更して小屋で休憩。
ここからは下山なんですが、甲武信ヶ岳に登ったことのないメンバーがいるのでせっかくなのでピークハント。我が家は去年の晩秋に続き2回目の登頂でした。山頂からの景色はちょっと雲が多くて残念、、特に富士山と金峰山の山頂が見えなかったのでまた来ましょうね♪
下りは徳ちゃん新道から・・・・ですが木賊山に登るルートがきつそうだったので巻き道を選んだものの登り系の巻き道で、結局木賊山ルートと変わらないんじゃないかという議論勃発w ここはまた次回検証したいと思います。分岐からは黙って下山・・・途中夕立に振られてビショビショになりましたがまぁ沢装備なので濡れても関係なし。3時半頃には渓谷まで下りてきて道の駅には4時ごろ到着。2日目は結局9時間近い行動時間でした。
初めての沢泊で充実感もすごいですが荷物が重たいので疲労感も半端ない!泊まりの沢登りハマっちゃいそうです♪
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