仙丈ヶ岳・間ノ岳・農鳥岳・笹山（地蔵尾根↑笹山尾根↓）

2020年09月20日(日) 〜 2020年09月22日(火)

• GPS: 44:50
• 距離: 52.1km
• 登り: 4,530m
• 下り: 4,569m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:01
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:01

17:21 市野瀬公民館バス停
18:08 18:08 地蔵尾根駐車場
22:22 松峰小屋

2日目

• 山行: 12:40
• 休憩: 1:27
• 合計: 14:07

0:59 松峰小屋
5:16 6:07 仙丈ヶ岳
8:21 8:21 伊那荒倉岳
9:50 9:50 野呂川越
12:55 13:22 三峰岳
14:09 14:18 間ノ岳
15:06 農鳥小屋

3日目

• 山行: 8:15
• 休憩: 0:56
• 合計: 9:11

5:00 農鳥小屋
5:41 5:41 西農鳥岳
6:11 6:19 農鳥岳
6:49 6:49 大門沢下降点
7:20 7:34 広河内岳
8:27 8:27 大籠岳
9:00 9:08 白河内岳
9:58 10:08 笹山北峰
10:15 10:19 笹山 南峰
12:14 12:14 水場入口
12:21 12:33 水場
12:43 12:43 水場入口
14:11 奈良田バス停

天候

1日目：曇り　2日目：曇りのち晴れ　3日目：晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

行き：バスタ新宿→伊那バスターミナル…伊那市駅→高遠駅（バス停）→市野瀬公民館
帰り：奈良田温泉→飯富→バスタ新宿

コース状況／危険箇所等

地蔵尾根：
　2000m付近まで林道と何度も交差。道標を辿れば問題なし。
　柏木登山口と1780m点に水場。松峰小屋の水場は確認できませんでした。
　なお、地理院地図の松峰小屋の位置はずれていて斜面をだいぶ下った位置に。
　松峰小屋以降は徐々に岩々した道。
仙塩尾根：
　2700mより下は樹林帯になり三峰岳手前まで眺望は少ない。
　高望池は干上がり中。
大門沢下降点〜白河内岳：
　高低の少ない大展望の岩場歩き。ペンキとテープはたくさん。
白河内岳〜笹山〜奈良田：
　白河内岳をすぎるとすぐ樹林帯。
　笹山から水場分岐まで木の根がとても滑りやすく注意。

その他周辺情報

西沢食彩館通り町店：伊那市駅最寄りのスーパー、日曜定休で利用できず。
A・コープ伊那中央店：線路と川を越えて徒歩10分。
高遠駅：バスターミナル。待合室、トイレ、自販機あり。
市野瀬公民館バス停：自販機あり。
農鳥小屋：水場休止中。このルートでは地蔵尾根〜笹山尾根間水場なし。
奈良田温泉女帝の湯：泉質はとろ湯。550円。
鍵屋：女帝の湯から少し上った所にある古民家カフェ。甘味からシチュー、ピザなど。
飯富バス停：セルバみのぶ店など高速バスでの飲食物はこちらで。

写真

9/20 14:02

朝発の高速バスで少々渋滞に巻き込まれ午後の伊那バスターミナル

9/20 15:20

駅近のスーパーが日曜定休でちょっと足を伸ばして買い物して

9/20 17:24

さらにバスを乗り継いで秋葉街道は市野瀬から地蔵尾根へ

9/20 18:11

登山口の水場は水量豊富

9/20 22:09

松峰小屋をそっと覗くと既に先客がいらしたので分岐に戻って仮眠し

9/21 1:53

1時過ぎに行動再開
このあたりから徐々に岩々してきます

9/21 4:03

未明に森林限界を突破すると雲海

9/21 5:08

日の出前に仙丈ヶ岳についたものの

9/21 6:07

朝方は雲が広がっていました

9/21 5:58

遠くに槍穂様

9/21 6:41

仙塩尾根へと向かいます

9/21 8:00

尾根は2700前後で樹林帯に

9/21 8:28

高望池はすっかり空でした

9/21 9:50

仙丈ヶ岳から下ること700mで野呂川越
ここから登り返し900mスタート

9/21 10:41

樹林の隙間から空はいつの間にか晴れ

9/21 12:05

岩場を上がると通ってきた尾根を一望できます

9/21 12:11

尾根から見上げる三峰岳はなかなかの風格

9/21 13:14

三峰岳から見る白峰三山は間ノ岳が主峰のよう

9/21 13:40

綺麗なアーチを描く間ノ岳〜農鳥岳の稜線

9/21 13:52

ミブ…？（三峰岳の読みを初めて知る）

9/21 14:10

今ルート最高峰、間ノ岳到着
北岳はやや雲の中

9/21 14:09

雲海からてっぺんだけ富士山

9/21 14:24

農鳥小屋を目指し下ります

9/21 15:06

（門限オーバー）

9/21 15:17

今期水場は設置されていない模様

9/21 16:56

雲海を眺めつつ夕食をいただきます

9/22 1:42

夜半に目を覚ますと空は満天の星

9/22 4:06

朝方にはテントに結露が凍り付き

9/22 4:18

4時を過ぎてもまだまだ暗い季節になりました

9/22 4:59

5時に出発し

9/22 5:21

振り返り間ノ岳

9/22 5:32

5時半過ぎに日の出となりました

9/22 5:35

直後ガスが出て幻想的な風景に

9/22 5:41

西農鳥岳と

9/22 6:11

農鳥岳はガスに包まれ

9/22 6:38

少し下ると展望が復活しました

9/22 6:41

いつもは大門沢下降点から奈良田に下りる所

9/22 6:48

今回はこの先に進んでみます

9/22 7:27

ハードな道を覚悟していましたが
これがなかなかどうして快適な縦走路

9/22 7:32

360度パノラマはこちら

9/22 8:07

足元も要所要所にテープとマーキングがあり

9/22 8:11

こんな日は安心して歩けました

9/22 8:27

大籠岳で北岳がちらり

9/22 9:08

以降白河内岳までこの大展望を楽しめます

9/22 9:23

少し下ると途端に樹林帯となり

9/22 9:58

笹山北峰から塩見岳にお別れ

9/22 10:15

南峰は開けているものの周囲の展望はありません

9/22 10:27

ここから1900mの大下り
上部は木の根がやたらと滑ります

9/22 12:14

水場分岐

9/22 12:34

せっかくなので見に行くと

9/22 12:32

1分足らずで500mlが満タンになるくらいの水が取れました

9/22 12:49

以降は滑ることもなくなり快適な坂下り

9/22 13:57

奈良田湖畔に下りて

9/22 14:02

吊り橋を渡ると

9/22 14:11

奈良田温泉到着です

9/22 15:42

奈良田温泉女帝の湯で汗を流し

9/22 15:26

古民家カフェに立ち寄り

9/22 15:20

鹿肉のトマト煮と

9/22 15:31

えごまチーズケーキをいただきました

9/22 16:57

路線バスから飯富で高速バスに乗り換え帰ります

撮影機器：

PENTAX K-3 II ボディ ペンタックス

RICOH THETA Z1 リコー

感想

banyo

四連休の後半は南アルプスへ
登山バスの休止でアクセスが制限される中、路線バスが運行している登山口と下山口を繋ぐことでこの縦走路が計画できました。
初めての仙丈ヶ岳〜三峰岳間は高低差が大きいこと以外は危険個所も少なく、静かな尾根歩き。
ネックは水場の少なさなので、涼しい時間帯や樹林帯を利用して水を節約しながら進みます。
天候は2日目の昼前から概ね晴れ。翌朝は星空も広がり、朝は時折かかるガスで幻想的な雰囲気になるなど様々な景色を楽しめました。

コメント

surely-k

お疲れ様でした！
ここのところの私達の話題は『笹山』です。それを南アルプス縦走で行って来てしまうbanyoさん、凄いですね。仙丈ヶ岳から間ノ岳は山岳部だった友達に話だけは聞いたことありましたが、banyoさんはやっぱり凄いんだあ！と驚いています。
360°のパノラマ動画も拝見しました、素晴らしいですね。
長い長いコース、お疲れ様でした！

banyo

Re: お疲れ様でした！
こんにちはsurely-kさん、コメントありがとうございます。
実は奈良田から笹山の往復、あるいは笹山尾根〜大門沢の周回も計画案にありました。

笹山南峰まで→ロング尾根の充実した登り下り
笹山北峰まで→ピークからの大展望
白河内岳まで→樹林帯から森林限界を越えるあの瞬間、その先に続く縦走路の眺め
大籠岳まで→稜線歩き、北岳の展望

と足を伸ばせば伸ばすほどご褒美が増えていくので、どこを目的地にするか迷ってしまいますね。
機会があればぜひ楽しんでください。

ハルボー

仙丈ヶ岳でお会いしましたね(^^)
banyoさんだったのですねー！時々レコを拝見させていただいてました。早朝の仙丈ヶ岳でお話させて頂いてよかったです(^^)
また小屋も占領しちゃってまして、失礼いたしましたm(__)m
農鳥にも無事に到着された上、笹山まで歩いちゃうところがホントにスゴい！と尊敬致します。仙塩尾根からもあの稜線がずっと見えていて、次は笹山かな〜って思いながら見つめていました。
お互いに素晴らしい景色で楽しめて最高でしたね！これからもレコ楽しみにしております(^^)

banyo

Re: 仙丈ヶ岳でお会いしましたね(^^)
こんにちはharubo33さん、コメントありがとうございます。
深夜に松峰小屋を訪れたときに皆さまを起こさずに済んだようでほっとしました。
こちらからは塩見岳が角度を変えながらずっと見えておりまして、いつか行ってやろうという思いが強くなりました。
北岳が解禁されたら北岳〜塩見岳で計画してみたいと思います。今後とも良き山旅を！