丹沢主脈+鍋割・雨山峠・桧岳・シダンゴ山
- GPS
- 31:22
- 距離
- 33.3km
- 登り
- 2,897m
- 下り
- 2,909m
コースタイム
10日:6:19尊仏山荘出発−7:38鍋割山7:44−8:11鍋割峠−9:13雨山峠−9:48雨山−10:21桧岳−10:58伊勢沢ノ頭−11:47秦野峠−12:47林道秦野峠−13:15シダンゴ山13:21−14:22寄バス停
天候 | 9日:曇り一時晴れ 10日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:寄(やどろぎ)バス停から新松田駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
焼山ー蛭ヶ岳:焼山コースは北斜面なので、焼山手前(おそらく標高900m付近)から積雪あり。焼山を過ぎると積雪量は多くなるが、硬く踏まれており、問題はない。平丸コースはトレースが無かったが、青根コースはふたつともトレース有。青ヶ岳山荘のHPによると、ボランティアかボッカの人がトレースをつけたようだ。青根分岐からはトレースが大きくなり、歩きやすくなる。黍殻山避難小屋の広場は雪に埋まっているがトレースがあり、小屋とともに使える。トイレはチェックし忘れた。雪質はこの日は気温がさほど下がらず、凍結なし。アイゼンは不要だった。姫次の休憩所から蛭ヶ岳まで、トレースがしっかりつけられ、歩きやすい。 蛭ヶ岳ー塔ヶ岳:鬼が岩の鎖場だけ要注意だが、凍結無ければ傾斜は見た目ほど出なく、アイゼンなしでも滑ることはないが、雪上歩行になれない人は要アイゼン。 塔ヶ岳ー鍋割山:ここも凍結が無ければアイゼンなしで大丈夫。 鍋割山ー雨山峠:雨山峠まで鎖場の多い急降下が続く。鍋割峠からコシバ沢の下降路にはトレースがあるが経験者のみ通行可能。凍結の無い限りアイゼンは無くとも大丈夫だが、特に長い鎖場の下降は雪がついて滑りやすく、鍋割山荘ではアイゼン着用を奨めていた。また手袋は滑りやすいので鎖場では要注意だろう。素手の方が滑らなくてよいが冬場はグローブでも滑らないように注意して進む必要がある。またスタンスの置き方にも注意が必要だ。初心者はこのコースはやや危険だ。 雨山峠ー伊勢沢ノ頭:伊勢沢の頭までは雪があるが、ごくわずかでトレースもあり、むしろわかりやすく歩きやすいかも?分岐の方向だけは道標があるので間違えないように。桧岳から伊勢沢の頭への道は尾根が広く、わかりにくいのだが、雪があると踏み跡がはっきりしており、かえってわかりやすい。 秦野峠・林道秦野峠:現在雪は無い。雨山峠以降のコース中、ここが一番急な下りで、特に雪や霜が溶けて泥が露出している(または泥の上に草のついている)場所が滑りやすいので要注意。数年前と比べて階段など整備されつつあるようだ。また秦野峠から林道秦野峠に向かう入口がかつてはわかりにくかったが、今は親切な道標やはしごがあり、わかりやすくなっていた。 林道秦野峠ーシダンゴ山:秦野峠林道から分岐する虫沢林道に入ってすぐシダンゴ山への登山口がある。しかし虫沢林道をそのまま進んでも、稜線を林道が横切るので、疲れている場合はおそらく合流点まで2kmくらいなので、林道を進む方がよさそう。横切る地点の道標には林道が林道秦野峠に出ることが表記されているが、秦野峠の道標では林道が稜線を横切る箇所に出る(つまりシダンゴ山)という道標は無い。地図を見ればわかるが、親切さにかけると思われる(当方が疲れていて地図を見なかったのが悪いのではあるがーー)。 シダンゴ山は標高758mだが、林道秦野峠から上る稜線は標高900m近いピークもあり、シダンゴ山や高松山よりも標高が高い。シダンゴ山だけなら全く問題ないが、鍋割などから歩くとかなりのアップダウンの連続なので、要注意。 シダンゴ山山頂は多くのハイカーが来る場所で、丹沢方面の眺望がすばらしい。 |
写真
感想
丹沢周辺にはここ数年、冬場にちょくちょく出かけて、最近はマイナールート中心で、蛭ヶ岳は考えてみれば40年前に歩いたきりだったようだ。そこで雪が多そうな北側(焼山)から塔ヶ岳に出て、二日目に鍋割から桧岳(5年以上前の夏場に歩いた)からシダンゴ山を越えて寄に下山するコースを計画した。蛭ヶ岳から桧洞丸までトレースがあれば、大室山から白石峠を経て西丹沢に下ることも考慮したが、まだトレースがないようなので、今回は無理せずトレースのある道だけを歩いた。
6時55分、三ヶ木発月夜野行きバスに乗り込み、蛭ヶ岳を目指す。バスには数組のハイカーが大小さまざまなザックを持って乗り込む。隣の大きなザックのハイカーと話しをする。平丸から主脈稜線に出て、神ノ川の一旦下って山中湖方面まで避難小屋泊まりで縦走するので荷物が大きいのだった。そのほか、青根から蛭ヶ岳を目指すグループなどーー。焼山登山口では3人ほど下車。私が先頭で登山口に向かう。山道に入って西野野分岐を過ぎ、焼山が近づくと雪が現れ始める。後ろから来るトレランスタイルの若い女性ハイカーが猛烈なスピードで追ってきたので道を譲る。
しばらく焼山に向かって進むと雪の量が増え始め、先の女性が立ち止まってアイゼンを装着していた。私はアイゼンを履かず、しばらく女性ハイカーと一緒に歩く。女性は3年前から山を始め、はじめはトレラン講習に出てからレースばかりを走っていたという。経験はまだ浅いがツワモノでかなりのハイペースで歩ける。今日は走らないという。普通に歩けば雪は凍結しておらず、すべらないのでアイゼンはいらないが走る人にはアイゼンがあった方が、思い切って足を運べるのだろう。いろいろなことを話しながらしばらく焼山に向かって歩くが、女性は今日中に大倉に下山するので、先に行くよう促す。女性は「すぐ追いつかれると思うがーー」といいながらすぐ姿が見えなくなった。相当なスピードだ。
こちらも追いかけるが、焼山山頂分岐まできても、姿は見えず。山頂へのトレースはわずかにあったが、山頂には向かわず、巻道を辿る。女性はどちらを選択したか不明だが今日中に大倉に下山するなら巻道だろう。しかし踏み後はわずかではっきりしない。焼山山頂との合流地点に出るとトレースは無いので巻道を通ったようだ。しばらく進むと平丸分岐に出るがトレースは無い。ということは大荷物のハイカー氏はまだ到達していないようだ。あの荷物ではラッセルというほどの積雪でないにしろ、トレースの無いコースは大変だろう。9時半過ぎ、登山口から二時間で、黍殻山山頂分岐に出る。山頂への新しいトレースは無い。巻道を進み、黍殻山山頂分岐の合流点ではわずかにトレースがあった。その先に水場分岐、大平分岐を通過。一昨年のMTBでの苦しい担ぎを思い出す。空には雲が厚く、日差しが届かないが、風は無いのでさほどの寒さではない。黍殻山避難小屋に一旦下って、雪に埋まった広場や避難小屋の様子を見に行く。広場は雪に埋まっているが、テーブルの端に雪がない部分があり、そこ荷荷物を置いて行動食を補給する。小屋の中をのぞいてから10時過ぎに出発。
すぐに青根からの道をあわせ、トレースが大きくしっかりしてきた。青ヶ岳山荘のHPに出ていたトレースだ。青根からの二番目のトレース合流部、八丁坂ノ頭から30分弱で11時過ぎ姫次に出た。蛭ヶ岳が目の前に大きく見える。右には桧洞方面。ここまではとりあえず予定通り。姫次で先に休憩していた大荷物のハイカーと話しをする。先行者は若い男女三人組などで、トレランスタイルの女性は見なかったという。多分先に進んでいるのだろうが、少し心配になる。今回は青根から登るハイカーが多いようだ。
行動食を補給し、一緒に出発するが、荷物の多いハイカーはアイゼンをつけるのか、姿が見えなくなった。雪質は凍結も無く、アイゼンなしでも不安は無い。しばらく進むと、前からトレイルランナーが下ってきた。靴は普通のランニングシューズのようで全体が濡れている。寒くないかと尋ねると走っている限りは足は大丈夫という。雪の状態は蛭ヶ岳まで、全く同じでアイゼン不要という。 トレランスタイルの女性とも上ですれ違ったという。やはりかなり先を進んでいたので安心する。地蔵平に11時40分過ぎ、蛭ヶ岳には13時15分に到着。数組のハイカーが休憩中。大倉に向かう人、小屋泊まりでダイアモンド富士の撮影に来た人などさまざま。
焼山コースから見えていた南アルプスなどがより大きく見える。雲が多く、桧洞や大室山、宮ヶ瀬湖などまでは見えるが遠くは見えない。一通り撮影してから小屋の中に入り、半分残した昼食弁当(久々にコンビニ弁当)を食べてカップヌードルを食べて体を温める。小屋番と話をする。鬼が岩周辺はアイゼン着用がより安全、大倉まで暗くなるので気をつけるよう忠告される。
13時40分前に出発し、鬼が岩の鎖場に出る。雪と斜面の状態を観察、見た目ほどの傾斜ではなく、雪も凍結が無く滑らないと見てアイゼンは装着しないで登りはじめる。比較的容易に通過する。丹沢山から蛭ヶ岳に向かう人もまだまだ多く、多くはダイアモンド富士狙いのようだ。これから昼に登頂してすぐ大倉に引き返すというハイカーもいたが真っ暗になりそう。下の方は雪がないので天気が荒れなければ大丈夫だろうがーー。
棚沢の頭、不動ノ峰休憩所を通過し、丹沢山には15時20分到着、予定より30分以上遅れているが、塔ヶ岳まであとわずかなので、不安は無い。富士山は雲が厚く、最後まで見えない。今日はダイアモンド富士は難しそう。すれ違うハイカーは皆アイゼン装着、中には12本爪のグループも何組か見かけたが、アイゼン歩行の練習でもしているのだろうか??
ユーシンへのトレースを確認し、黒い雲に覆われた空を見ながら16時20分過ぎに塔ヶ岳に到着、靴の雪を払って小屋に入る。予想以上に大勢のハイカーがすでに入口付近のテーブルに大勢座っていて宴会状態だった。チェックインして、二階に荷物を置き、寝床を準備して、お湯とスナックを持って下に降り、カップ酒をお燗してもらう。隣の人はソイジョイのようなチョコバーに「バターのようなマーガリン」を塗って食べていた。お酒はカップ酒、ビールとも500円なので、お湯で割って時間をかけ大切に飲む。一杯目の後一旦外に出て夜景を撮影、二杯目を飲んだところで5時半過ぎ、夕食が始まった。
順番は二回目だが、カレーを三杯食べ終わっても、また6時過ぎだった。食事が終わり、再びロビーで休憩、ヘッドライトを点検するが、電池が切れて、電池を換えても点灯しない。どうやら液漏れでだめにしたらしい。ヘッドランプなしで夜をすごさねばならず、明日の出発も真っ暗なうちは無理だ。出発前にランプ点検をするべきで、電池も一本だけ抜いておくのはやはりだめで、全部抜くべきだった。
雪山歩きで疲れたのか、早めに寝付く。
10日(日)=二日目=何度か、目を覚ますが最終的に5時前にトイレに行き、5時過ぎには支度を始める。5時半には下に荷物を持って降り、早めに朝食が始まる。なんとおでん+ふりかけだった。二杯お変わりし、明るくなるのを待つ。6時20分前、明るくなり始めたので出発する。小雪が舞っておりまだ薄暗いが、すぐに明るくなる。朝凍結状態をチェックしたが、大して凍結しないようなのでアイゼンは装着せず出発。小屋番の一人と夕べと早朝話をしていたら、丹沢ではアイゼンをしたことが無いという。つめ付の長靴も持っているがほとんど使わず、普通の長靴を使うという。今朝も凍結せず、今日は暖かくなるという。
金冷しで鍋割に向かう。鍋割までは傾斜もゆるく、蛭ヶ岳や桧洞に当たる朝日を眺めながら、のんびり歩く。気持ちのよい朝の散歩のようだ。南アルプスも見える。初心者らしい女性を連れた二人連れを追い越して進む。小丸尾根にはトレ−スがあり、7時12分小丸通過、7時半頃には富士山が見え始め、7時38分、鍋割山山頂に出る。ハイカ−数組が休憩中。富士山が大きく見える。今日は青空だが、富士山いは小さな雲が少し中腹にかかっている。
御正体山ヶ大きくそびえ、左右に南アルプスが広がっている。これから歩く雨山・桧岳方面も見える。鍋割山荘で雨山峠への道の状態を聞く。長い鎖場に雪がついているので、小屋としてはアイゼン装着を推奨するという。
7時40分過ぎに出発し、急斜面を下る。雪は凍結していないが慎重に下る。誰も他には歩いていない。8時11分、鍋割峠に出る。コシバ沢方面にはトレースがあるが、初心者下るべからずと警告板。そこからさらに急降下、8時半、いよいよ鎖場だ。最初の鎖場が長くて急だ。手袋が滑りそうなので、強く握って足場を確かめながら慎重に下降する。雪はついているが、アイゼンが利くような感じの雪ではない。手足を慎重に動かして、滑らないように進む。なかなか終わらない長い長い鎖だ。何度か下を見て鎖といわばの状態を確かめながら、なんとか下に出た。一番の鎖場を通過し、ほっとする。その先にもいくつか鎖場があるが短く、簡単だ。気を抜かずに鎖場を通過し、ヤセ尾根を辿って鍋割峠から1時間くらいで雨山峠に出た。峠には老ハイカーが休憩中。これから鍋割に向かう様子。話をしてこれまで桧岳方面や鍋割方面を何度か歩いているようだ。先に雨山に向かって出発し、下を見ると新たな女性ハイカーが大倉からやってきて鍋割に向かっていった。10分くらい登ると稜線の尾根分岐出て、そこから20分余りで9時48分、雨山到着。誰一人以内雪山の静寂を楽しむ。
ブナの多い道になり、桧岳を左(南西)に見ながらに下り、尾根分岐を標高1130m付近で左折し、下りきったところから再び90mくらい登って10時21分、桧岳に出る。この稜線のピークは皆、標高が1100m台で少しのアップダウンだけで登れる。散歩気分でゆったり、富士山やアルプスを眺めながら進む。桧岳以降はさらに緩やかで尾根が広くなる。シジュウカラが左側の薮付近に現れ、次にジョウビタキかノビタキらしき鳥が、見えたが一瞬だったので、よくわからない。鹿柵が現れる。このあたり、踏み跡が不鮮明らしいが雪があるのでわかりやすい。尾根分岐を左に曲がり、鹿柵の向こう側にアルプスや奥秩父の山並みを眺める。10時55分、伊勢沢の頭のすぐ下で山神峠分岐に出た。この道はかなり荒れているようだ。雨山峠からユーシンまでは歩いたことがあるが、この道はまだ歩いたことは無いはず。富士山が大きく見える展望地の先に伊勢沢ノ頭があった。後からハイカーが来たので挨拶すると、寄から作業道を経て、桧岳と伊勢沢の頭の間の道標のあたりに登って来たと言う。稜線からはわかりにくいが、登ればよい道で容易に稜線に出られるという。これから雨山峠に向かうという。
伊勢沢の頭から秦野峠までが、一番の急坂で、最初の下りの終わりには尾根分岐があるが、左にミスコースらしき踏み後があり、立入禁止の警告板が数枚ある。おそらく私有地なのだろう。ここからは1086mピークを巻きながら稜線直下を進む。右に鹿柵があり、鹿柵に沿って進むと、時々鋭角的に曲がる地点があり、道標があるので、間違えることは無い。さらに秦野峠の上では木の階段があり、以前と比べて道の整備が進んだようだ。その更に下では崩壊地があり、鎖が。設置されていた。歩く人が多いとは思われない場所でも、整備されていて感謝。
伊勢沢の頭から50分弱くらい下って11時47分、秦野峠に出る。予定より50分くらい遅れている。しかし後から予定表を見ると時間の計算が間違っており、実際には予定時間と15分も違っていなかった。
数年前にここを下ったときは秦野峠から林道秦野峠に向かう道の入口がわかりづらかったが、今回は新しい道標に川を渡って登るというわかりやすい説明があり、容易に道を追うことができた。このあたりは尾根と谷が複雑な形をしていて、秦野峠から一旦右折して谷に下り、再び上り返して一つ西側の尾根の868mピークに出る。尾根に上がると道標があり、稜線を左に進む。ヤセ尾根で右方向は先の1086mピークにつながっている。踏み跡もあるので通行できるのかもしれないが、なぜそのまま進まないのか調べてみないとわからない。ヤセ尾根を少し下ると左手の谷を挟んだ向かいの尾根の小びろい場所に人が座って何かしている。しかし望遠鏡が無いのでよくわからない。向こうもこちらに気づいているようだが遭難者ではなさそう。秦野峠ノ少し先辺りから聞いたような熊鈴の音がしていたが、もしかしたら雨山峠でであったハイカーかもしれない。ここからはヤセ尾根をほぼ一直線に林道に向かう。熊鈴の音はしなくなった。
林道秦野峠に降り立つと若い男女ハイカーが休憩中、シダンゴ山か高松山から来たのだろう。林道虫沢線には行ってシダンゴ山入口を登りはじめると秦野峠に向かって登って行った。これから登ると帰るのは大変ではないか、と心配しながら稜線に出る。この登りは結構急で、家族などのハイキングが多いシダンゴ山としては結構きつい。こちらまで来る人は足に自信がある人だろう。この稜線の標高は秦野峠(840m)より少し高く、シダンゴ山(758m)より100m以上高い。稜線に出ると右は高松山への破線コース、左がシダンゴ山への道だ。870mピークからさらに下ってのぼり、稜線最高の880mピークを通過、70mくらい一気に下ってまた登り、再び登って812mピークを通過し、また100m近く一気に下り、最後の鉄階段を通過して林道に出る。これは先の虫沢線で、シダンゴ山登山口から登らずに林道を2kmくらい歩けば個々に出られるーー。なーんだと思って地図を見ると林道のコースタイムも出ていて、地図をよく見なかったのが悪いとわかるが、道標でも書いていればわかりやすいのだがーー。再び山道に入り、二分くらいで宮地山分岐、そこからさらに急な階段を進むと10分強でシダンゴ山山頂に出る。13時15分過ぎだった。
大勢のハイカーグループが休憩中。北側に丹沢主稜、鍋割、蛭ヶ岳などがよく見え、なかなかの眺望。開けていて感じのよい山頂だ。ここで撮影した後、地図でコースを確認、宮地山は今回割愛して、直接寄バス停に下ることにして、昼食を摂る。残しておいたロールパンとソーセ−ジを食べ、みかんを食べて最後の下りに備える。
13時半くらいに出発し、15分くらいで林道に出る。林道も山道も寄に向かうようだが山道に進み、寄自然休暇村の分岐を過ぎ、10分強下ると鹿柵扉に出る。ここをくぐると、茶畑が広がり、寄の大寺集落を抜けて20分で中津川の橋を渡り、バス停に出た。橋手前の宮地山分岐では「大勢のハイカーが宮地山から下ってきた。帰りのバスも満員で、寄ではロウバイ祭りが開催されていた。ここはロウバイの名所らしく、駅にもポスターが張ってあった。
前回の大山〜弘法山から1週間以上歩いておらず、雪道で結構足に来た。二日目は天気も最高で温かいぬくもりハイクとなり、とてもよいコース取りだったと満足できた。
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