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Yamareco

記録ID: 275786
全員に公開
雪山ハイキング
丹沢

蛭ヶ岳・丹沢山(主脈縦走)

2013年03月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
09:53
距離
23.0km
登り
2,064m
下り
2,068m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

07:21「焼山登山口」バス停 - 08:51焼山 - 09:41黍殻山 - 10:30姫次 - 12:30蛭ヶ岳12:51 - 14:18丹沢山 - 15:17塔ノ岳 - 17:14 大倉
天候 晴れのち曇り ただし、黄砂。丹沢山〜塔ノ岳間小雨。 北側尾根は強風。
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路 : JR横浜線 「橋本」駅下車。 神奈川中央交通バス「三ヶ木」行 「三ヶ木」停乗換、「月夜野」行 「焼山登山口」下車。(420円+320円)
復路 : 神奈川中央交通バス「大倉」停乗車 「渋沢駅北口」行 「渋沢駅北口」停(200円、14分)
コース状況/
危険箇所等
・蛭ヶ岳〜丹沢山の稜線は、起伏が大きく、岩場、鎖場あり。また、強風で滑落しないように要注意。
・蛭ヶ岳山頂手前から塔ノ岳山頂手前まで、至るところで積雪あり。アイゼンを装着しなくても大丈夫かもしれないが、念のため蛭ヶ岳手前から山頂まで装着。
・全般的に泥濘箇所が多い。雪解けの影響。
・北風が強くなり、蛭ヶ岳〜丹沢山間は要注意。
・焼山登山口付近に登山ポストは見当たらなかった。
・蛭ヶ岳、丹沢山、塔ヶ岳の山小屋以外、茶屋・山小屋は閉店(時間が遅かったからか)
・トイレは、焼山登山口、大倉ビジターセンター、各山小屋・茶屋にあり。
焼山登山口バス停。今日のルートの起点。バス便が少ないので要注意。この近くにトイレがある。とりあえず、今のところ晴れている。
2013年03月10日 07:17撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 7:17
焼山登山口バス停。今日のルートの起点。バス便が少ないので要注意。この近くにトイレがある。とりあえず、今のところ晴れている。
ここから車道から分かれ、林道に入る。
2013年03月10日 07:23撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 7:23
ここから車道から分かれ、林道に入る。
麓から見上げる焼山。まずは最初のピークハントターゲット。少し黄色く霞んで見える黄砂の影響か。
2013年03月10日 07:28撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 7:28
麓から見上げる焼山。まずは最初のピークハントターゲット。少し黄色く霞んで見える黄砂の影響か。
林道をしばらく歩き、民間企業の作業小屋を通り過ぎた奥にあるゲート。一瞬道を間違えたかな、と思いきや、近づいて看板を見ると、車両は通行止め、登山者は進入可との文字。そのまま突き進む。
2013年03月10日 07:30撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 7:30
林道をしばらく歩き、民間企業の作業小屋を通り過ぎた奥にあるゲート。一瞬道を間違えたかな、と思いきや、近づいて看板を見ると、車両は通行止め、登山者は進入可との文字。そのまま突き進む。
登山道に入ってすぐ、石畳で敷き詰められている。さすが、東海自然歩道というだけあって、気合を入れて整備されている。終点まで整備されているのかな、と思いきや、程なくして普通の土の登山道になる。
2013年03月10日 07:35撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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3/10 7:35
登山道に入ってすぐ、石畳で敷き詰められている。さすが、東海自然歩道というだけあって、気合を入れて整備されている。終点まで整備されているのかな、と思いきや、程なくして普通の土の登山道になる。
落葉樹の樹林帯。このコースは、蛭ヶ岳まで基本的に樹林帯が続き、眺望が開けた場所は多くはない。いわばどこにでもある低山の趣。
2013年03月10日 08:06撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 8:06
落葉樹の樹林帯。このコースは、蛭ヶ岳まで基本的に樹林帯が続き、眺望が開けた場所は多くはない。いわばどこにでもある低山の趣。
第一チェックポイントの焼山山頂に到着。タイムはほぼ予定通り。展望台が設置されているが、周囲を木々で覆われ、あまり展望が利かなさそうなので、あえて登らず。
2013年03月10日 08:51撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 8:51
第一チェックポイントの焼山山頂に到着。タイムはほぼ予定通り。展望台が設置されているが、周囲を木々で覆われ、あまり展望が利かなさそうなので、あえて登らず。
東海自然歩道についての解説文。丹沢山塊を通過しているものの、蛭ヶ岳など主峰を通らないため、イマイチマイナー感は拭えない。おそらく低山を結び高尾山から明治の森箕面国定公園までの約1700kmを結んだのだろう。とはいっても、踏破した人はいるのだろうか。
2013年03月10日 08:51撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 8:51
東海自然歩道についての解説文。丹沢山塊を通過しているものの、蛭ヶ岳など主峰を通らないため、イマイチマイナー感は拭えない。おそらく低山を結び高尾山から明治の森箕面国定公園までの約1700kmを結んだのだろう。とはいっても、踏破した人はいるのだろうか。
少し手前の巻き道との分岐を右に進み、黍殻山へ向かう。急登とこの痩せ尾根が魅力。
2013年03月10日 09:27撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 9:27
少し手前の巻き道との分岐を右に進み、黍殻山へ向かう。急登とこの痩せ尾根が魅力。
黍殻山(きびがらやま)山頂に到着。が、あるのは、この気象観測所と、周囲を木々で覆われ視界を遮られた山頂のみ。これなら巻き道の方がよかったかも。
2013年03月10日 09:37撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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3/10 9:37
黍殻山(きびがらやま)山頂に到着。が、あるのは、この気象観測所と、周囲を木々で覆われ視界を遮られた山頂のみ。これなら巻き道の方がよかったかも。
東海自然歩道の脇、園地にある黍殻避難小屋。
2013年03月10日 09:58撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 9:58
東海自然歩道の脇、園地にある黍殻避難小屋。
東海自然歩道最高点の姫次(1433m)。カラマツが群生する。
2013年03月10日 10:42撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 10:42
東海自然歩道最高点の姫次(1433m)。カラマツが群生する。
眺望が開けた姫次。10人ほどの登山者と出会う。彼らはどこから来て、どこを目指すのか。ここで東海自然歩道と分かれ、蛭ヶ岳方面を目指す。
2013年03月10日 10:47撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 10:47
眺望が開けた姫次。10人ほどの登山者と出会う。彼らはどこから来て、どこを目指すのか。ここで東海自然歩道と分かれ、蛭ヶ岳方面を目指す。
原小屋平。窪地でやや広い平坦地になっている。以前ここには小屋があったそうな。この辺りから積雪が目立つようになる。
2013年03月10日 11:02撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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3/10 11:02
原小屋平。窪地でやや広い平坦地になっている。以前ここには小屋があったそうな。この辺りから積雪が目立つようになる。
蛭ヶ岳の手前の急登。ここでとりあえずアイゼンを装着。
2013年03月10日 11:47撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 11:47
蛭ヶ岳の手前の急登。ここでとりあえずアイゼンを装着。
ところが少し歩くと、雪のない木階段が長く続く。歩きにくいのでアイゼンを外し手で持って進む。この辺りから樹林帯も疎らになり、草地に変わる。強風に恐怖感を覚える。
2013年03月10日 12:00撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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3/10 12:00
ところが少し歩くと、雪のない木階段が長く続く。歩きにくいのでアイゼンを外し手で持って進む。この辺りから樹林帯も疎らになり、草地に変わる。強風に恐怖感を覚える。
蛭ヶ岳山頂手前の北斜面で見つけた雪渓。絶景だ。
2013年03月10日 12:23撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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3/10 12:23
蛭ヶ岳山頂手前の北斜面で見つけた雪渓。絶景だ。
蛭ヶ岳山頂から丹沢山方面を望む。美しい稜線が一筋見える。
2013年03月10日 12:29撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 12:29
蛭ヶ岳山頂から丹沢山方面を望む。美しい稜線が一筋見える。
蛭ヶ岳山頂に到着。姫次〜蛭ヶ岳間でペースダウン。予定より30分以上遅れている。日没までに下山できるか、不安を覚える。山頂には2〜3人程度が休憩中。
2013年03月10日 12:30撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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3/10 12:30
蛭ヶ岳山頂に到着。姫次〜蛭ヶ岳間でペースダウン。予定より30分以上遅れている。日没までに下山できるか、不安を覚える。山頂には2〜3人程度が休憩中。
蛭ヶ岳山荘。風雪を避けて、地面にへばりつくように建てられている。
2013年03月10日 12:47撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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蛭ヶ岳山荘。風雪を避けて、地面にへばりつくように建てられている。
主脈ルートの中でも蛭ヶ岳〜丹沢山の間の絶景がクライマックス。自然の雄大さ、荒々しさを堪能できる。
2013年03月10日 12:53撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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3/10 12:53
主脈ルートの中でも蛭ヶ岳〜丹沢山の間の絶景がクライマックス。自然の雄大さ、荒々しさを堪能できる。
丹沢山に向かう稜線が美しい。まさに馬ノ背。この辺りは笹薮で見晴らしは最高。逆に言えば、日頃から強風と急傾斜地という厳しい自然環境を示している。よくよく見ると、岩場あり、結構な急斜面になっている。
2013年03月10日 13:00撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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3/10 13:00
丹沢山に向かう稜線が美しい。まさに馬ノ背。この辺りは笹薮で見晴らしは最高。逆に言えば、日頃から強風と急傾斜地という厳しい自然環境を示している。よくよく見ると、岩場あり、結構な急斜面になっている。
稜線から振り返ると、蛭ヶ岳が綺麗に見える。北側斜面に残雪。
2013年03月10日 13:09撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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3/10 13:09
稜線から振り返ると、蛭ヶ岳が綺麗に見える。北側斜面に残雪。
急峻なV字渓谷。谷底には川の水面が光り輝いている。
2013年03月10日 13:56撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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3/10 13:56
急峻なV字渓谷。谷底には川の水面が光り輝いている。
稜線から丹沢山方面を望む。
2013年03月10日 13:56撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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稜線から丹沢山方面を望む。
ようやく丹沢山山頂に到着。山頂には4〜5人休憩中。しかし、日没までには下山したい私は、素通りする。
2013年03月10日 14:16撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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3/10 14:16
ようやく丹沢山山頂に到着。山頂には4〜5人休憩中。しかし、日没までには下山したい私は、素通りする。
丹沢山山頂からの蛭ヶ岳方面の眺望。ここは周囲を低山が取り巻き、眺望は思ったより良くない。この時分から小雨が降りだす。やばい。時間も迫るし、身体は冷えてきた。
2013年03月10日 14:17撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 14:17
丹沢山山頂からの蛭ヶ岳方面の眺望。ここは周囲を低山が取り巻き、眺望は思ったより良くない。この時分から小雨が降りだす。やばい。時間も迫るし、身体は冷えてきた。
丹沢山から塔ノ岳方面へ下り始めた辺りの道の状況。積雪量は多いが、雪質はそれほど悪くなく、アイゼンなしでもいい感じにサクサク歩ける。
2013年03月10日 14:24撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 14:24
丹沢山から塔ノ岳方面へ下り始めた辺りの道の状況。積雪量は多いが、雪質はそれほど悪くなく、アイゼンなしでもいい感じにサクサク歩ける。
縦走路らしい樹林帯を快調に歩く。先程まで積もっていた雪は溶け、この辺りはドロドロ状態。どうにかしてくれ。
2013年03月10日 14:48撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 14:48
縦走路らしい樹林帯を快調に歩く。先程まで積もっていた雪は溶け、この辺りはドロドロ状態。どうにかしてくれ。
塔ノ岳山頂直下の登山道沿いに、立派なツノを備えたオスのシカ。慣れているとは言っても、近づくと逃げていった。今回出会ったのはこの1匹だけ。
2013年03月10日 15:12撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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3/10 15:12
塔ノ岳山頂直下の登山道沿いに、立派なツノを備えたオスのシカ。慣れているとは言っても、近づくと逃げていった。今回出会ったのはこの1匹だけ。
塔ノ岳山頂。この辺で、天気が少し持ち直し、空が明るくなってきた。でも、天気がいい時にはこの方向に見えるはずの富士山は、さすがに今日は見えなかった。残念。
2013年03月10日 15:14撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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3/10 15:14
塔ノ岳山頂。この辺で、天気が少し持ち直し、空が明るくなってきた。でも、天気がいい時にはこの方向に見えるはずの富士山は、さすがに今日は見えなかった。残念。
塔ノ岳山頂にある尊仏山荘。普段は人が溢れている山頂広場も、今日はたったの3人。こんなに少ない時もあるんだ!ただでさえ広い山頂は、いつにまして広く感じる。
2013年03月10日 15:14撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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3/10 15:14
塔ノ岳山頂にある尊仏山荘。普段は人が溢れている山頂広場も、今日はたったの3人。こんなに少ない時もあるんだ!ただでさえ広い山頂は、いつにまして広く感じる。
塔ノ岳山頂から丹沢山方面を望む。
2013年03月10日 15:15撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 15:15
塔ノ岳山頂から丹沢山方面を望む。
尊仏山荘とは別に、以前山頂にあった山小屋がなくなっていて、残材が寄せ集められている。解体したのかな、それとも強風で倒壊したのかな?結構古かったからな・・・。
2013年03月10日 15:15撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 15:15
尊仏山荘とは別に、以前山頂にあった山小屋がなくなっていて、残材が寄せ集められている。解体したのかな、それとも強風で倒壊したのかな?結構古かったからな・・・。
さあ、大倉尾根を急ぎ足で下ろう。大倉尾根といえば、このような木階段が延々と続く、単調な印象しかない。でも、時間の少ない時や疲れている時には、この下り一辺倒のコースがありがたい。
2013年03月10日 15:19撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 15:19
さあ、大倉尾根を急ぎ足で下ろう。大倉尾根といえば、このような木階段が延々と続く、単調な印象しかない。でも、時間の少ない時や疲れている時には、この下り一辺倒のコースがありがたい。
未だ足を踏み入れたことがない戸倉コースとの分岐点。ここまで快調に下山でき、日没までには下山できる目処が立ってきた。
2013年03月10日 15:53撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 15:53
未だ足を踏み入れたことがない戸倉コースとの分岐点。ここまで快調に下山でき、日没までには下山できる目処が立ってきた。
登山道から一般道に入ったところの一軒家の庭先に咲いていた白梅。ちょうど見頃だ。今年は寒かったので、開花が少し遅いイメージ。
2013年03月10日 17:07撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3/10 17:07
登山道から一般道に入ったところの一軒家の庭先に咲いていた白梅。ちょうど見頃だ。今年は寒かったので、開花が少し遅いイメージ。
大倉バス停に到着。日没までに下山できてよかった。バスの時刻表を見ると、意外にも21時台まで、毎時3本程度運行している。すごい。やはり困ったときの大倉バス停。でも、ここの売店は17時閉店のようだ。ビールが飲みたかった・・・。
2013年03月10日 17:15撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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3/10 17:15
大倉バス停に到着。日没までに下山できてよかった。バスの時刻表を見ると、意外にも21時台まで、毎時3本程度運行している。すごい。やはり困ったときの大倉バス停。でも、ここの売店は17時閉店のようだ。ビールが飲みたかった・・・。
撮影機器:

感想

・私にとって丹沢山から先は未開の地であったが、このヤマレコで、焼山登山口から主脈縦走で日帰りで踏破する人が何人かいるのを発見した。地図で調べてみると、確かにかなり長いルート。でも日も長くなってきたし、最寄駅から登山口バス停までの運行時刻もいい感じで設定され、しかも今の季節だと暑さでバテる可能性もないので、よし決行、ということになった。

・ここ数日、暖かいを通りすぎ、今日は下界では夏日を記録するほどの暑さ。それを見越して、いつもより軽装。確かに登り始めたときは暑く、シャツ1枚で腕まくりでも十分。
そして、黄砂で視界が悪いは織り込み済。
しかし、そのうち立っているのがきついほど北風が強くなり、蛭ヶ岳からは寒い!しかも途中から小雨。
寒冷前線が通過した後は、さらに気温が下がる危険性もあり、何としてもビバークは避けたいところ。翌日仕事があるという事情もある。

・大倉尾根には多くの山小屋が点在しているので、最悪何とかなるかな、と思ったりもした。がしかし、この時期、そして日曜日とあっては山頂の山小屋以外はすべて休業中。
今回は暖かいということもあり、冬山の完全防備服ではなく、多少軽装していったことも気がかりであった。気の緩み、勝手な憶測では危険に晒される。

・蛭ヶ岳直前にペースダウンして、一瞬肝を冷やしたが、下りでなんとかペースを取り戻し、事なきを得る。

・確かに距離の長い。そして、起伏もある。しかし、蛭ヶ岳〜塔ノ岳までの稜線は、変化に富み圧巻の大自然を堪能できるコース。それと塔ノ岳〜ヤビツ峠間の表尾根とを合わせると、マイ・ベスト・コース。でも、すごくアップダウンが激しい、厳しいコースになりそうだが。

・塔ノ岳だけだと、大倉尾根ピストンが主なルートになってしまう。しかし、蛭ヶ岳・丹沢山で出会った人たちは、さすがに健脚ぞろいのようで、四方八方いろいろなルートで登ってきている。

・丹沢山塊は、1600m程度の低山なので、真夏は結構暑い。でも、冬は積雪もあるので、雪山として楽しめる。ただ、あの泥濘はどうにかして欲しい。それに、今回はアイゼンを装着すべきかどうかも悩ましいところ。

・気象条件は急変したり、途中で挫けそうになりそうになりながらも、雄大な大自然に触れながら無事踏破でき、よかったよかった。やはり丹沢は最高です。



【今日のトラックレコード】
平面距離  23.1km
沿面距離  25.4km
総移動時間 09:53:48

最高標高 1670m
最低標高 265m

累計標高(+) 3718m
累計標高(-) 3670m
(手持ちのGPSデータをそのまま転載。累積標高はこんなに大きくなるとは思わない。誤差がありそうだ。参考までに)

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丹沢南北縦断 大倉〜塔ノ岳〜蛭ヶ岳〜姫次〜焼山〜焼山登山口
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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